春☆右肩が凝って、イライラしてだるくて目がしょぼしょぼ
「春☆右肩が凝って、イライラして身体がだるくて目がショボショボする」
本日、ご紹介でお越しの40代半ばの患者さまが
このようにおっしゃって、鍼灸を受けにお越しくださいました。
お話を伺うと、今日は、生理の初日で、顔が10歳老けたようにむくんで、しんどい。そこそこ眠っているけど、なんか気持ちが重くて、イライラして、特に生理前は、だるくて目もかすんで見えにくい。特に右肩が凄くこっていてつらいとのことです。
これらは、春に多い症状でもあります。
この犯人は、肝臓にあります。
肝臓は、春になると活発に働きだします。それは冬の間に身体にたまっている老廃物を解毒するためなのです。そのため、冬の間に老廃物が多く溜まっている人ほど、肝臓に負担がかかり、肝臓の働きから身体に症状があらわれ疲れが出てきてしまいます。
肝臓は神経と深い関係があり、働きが悪くなると、自律神経失調をおこし、眠れない、熟睡できていないなどの眠りにも影響を与え、昼になると眠気を催し、身体がだるくなります。
右肩や首がこるのは、肝臓は右にあり、肝臓の機能の低下により、筋肉の収縮力が低下して、固くなってしまうから、首や肩、背中が痛くなることが多いのです。
東洋医学で五行の分類というのがあり、肝臓のことを「肝」と表現します(大きくくくると)そして、肝と「春」は同じくくりにあり、「怒」と「目」も「筋肉」を司っています。
よって肝に負担がかかると、
・特に右肩がこる
・眠くて、目がかすんでショボショボする。目薬を差してもすっきりしない。
~東洋医学では肝は目を司っていて、肝の不調は目に出てくることが多いのです。
・イライラして怒りっぽくなる。
~肝の情動は「怒」で、気を高ぶらせやすいので、肝がうまく働かないとイライラして怒りっぽくなります。
肝の機能低下には
・酸っぱいものを摂る
・右脇の肝臓の位置を蒸しタオルなどで温める
・目を温める
そして、肝臓機能の低下には、鍼灸がとてもよく効きます。
宇都宮鍼灸良導絡院
06-6978-4917