
2025年08月の投稿記事
41歳 甲状腺機能低下症 人工授精で妊娠
大阪からお越しのYさん(41歳)が妊娠されました。
当院にお越しになるまでの経緯「自然妊娠がしたい」
Yさんは、2人目の妊娠を望まれてから約3年が経過していました。
1人目は現在6歳で自然妊娠でしたが、今回はなかなか授かれず、婦人科に通院されてタイミング法での治療を続けておられました。
クリニックの検査から、甲状腺機能に少し問題があることがわかりました。また、2~3年前に一度妊娠されましたが、心拍を確認される前に流産を経験されています。
自然妊娠に向けて不妊鍼灸をご希望されました。
Yさんの体質と生活習慣
- 鍼灸の経験:あり(10回ほど)
- 体調:ふつう
- 体質:肩こり、腰痛、冷え性、むくみやすい、便秘、頭痛、気圧や天候によって不調がでやすい
- 睡眠:睡眠時間の平均8時間(就寝22時~起床6時)、夢をよく見る
- 生理:順調(25~28日で規則的)、月経前・月経時に頭痛があり鎮痛剤を服用している。経血の状態は暗赤色
- 食生活:1日3食、外食多い、夕食の時間20~21時、食の趣向は薄味を好む、飲み物は水、お茶、コーヒー、ジュース、飲酒・喫煙はなし。
- 運動:あまりしない
- 入浴:全身浴
- 現在服用している薬・サプリメント:なし
- 自身で行っているセルフ妊活:なし
- ご主人:44歳
2024年3月 タイミング周期
不妊鍼灸では、その日の不調に応じた施術を行いながら、自律神経やホルモンバランスを整え、妊娠しやすい体づくりをサポートしました。さらに、卵巣の血流を促進させることで卵子の成長を後押しする施術を行いました。(不妊鍼灸の詳しい内容はこちらからご覧ください。)
また、「今はクリニックに行っておらず、どこに行けばよいかわからない」との相談もありましたので、クリニック選びについて一緒に考え、いくつかご提案させていただきました。
2024年11月 人工授精周期(1回目)
お仕事と子育てでとてもお忙しく、なかなか鍼灸に通院することが難しかったそうですが、この頃から少しずつ鍼灸に通院できるリズムが整ってきたとのことです。
2024年12月 人工授精周期(2回目)
この周期で妊娠していることがわかりました。ここからはマタニティ鍼灸に切り替えて、妊娠を維持し安心して過ごしていただけるようにサポートしました。つわりや手の痛み、腰痛などのケアも行い、妊娠28週で鍼灸を卒業されました。
Yさん、本当におめでとうございます。
これからもお子様と幸せなご家庭を築かれていってください。
また何かお困りのことがございましたらいつでもサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
Yさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
2人目不妊、背中、肩、首、腰の不調からの頭痛改善
▢鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください。
人工受精
▢ご自身でにれは良かった!」「自分に合っていた!」
サプリメント
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
一人目は自然妊娠で、何の問題もなかったですが、一人目が 4~5才になってから2人目を考えだしてからタイミングで2~3年トライするも妊娠に至らず、年齢も高齢になってきたし、本格的な不妊治療(検査)を考えつつ、通院先が決まらないまま、まずはこちらに通院するようになり、治療の病院を相談したところ アドバイスいただいたお医者さんも合っていたようで、卵管狭窄とポリープ検査を経て、人工授精2回目で妊娠が確認されました。
▢同じように悩まれている方へアドバイス(
やメッセージがあればお願いいたします。
デスクワークやストレートネックによる頭痛、首こり肩こりや、一人目出産後の骨ばんケアの不足や、日常の運動不足等の改善のため整骨院、鍼灸院等様々行きましたが、妊娠、不妊治療の相談まで総合的に導いて頂けたので、ここに来て本当に良かったと思いました。

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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妊活・不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。土日祝も営業。平日21時まで営業。ご予約はこちら
経血量の正常な目安とは?生理の量が多い・少ないときのチェックポイント
「生理の量が多い気がする」「ナプキンの減りが早いけれど、これって普通?」「最近、生理の量が少なくなった気がして不安」と感じたことはありませんか?
経血量には個人差があり、毎周期まったく同じ量になるわけではありません。体調、ストレス、睡眠、年齢、ホルモンバランスなどによって、一時的に変化することもあります。
ただし、明らかに量が多い・少ない、血の塊が増えた、生理が長引く、貧血症状がある場合は、婦人科疾患が隠れていることもあります。
この記事では、経血量の正常な目安、生理の量が多い・少ないときのチェックポイント、受診を考えたいサインについてわかりやすく解説します。
- 経血量には個人差があり、毎周期まったく同じ量になるわけではありません。
- 正常かどうかは、量だけでなく、ナプキンの交換頻度、血の塊、出血期間、貧血症状などを合わせて判断します。
- ナプキンを1〜2時間ごとに替えないと漏れる場合や、大きな血の塊が頻繁に出る場合は過多月経の可能性があります。
- 生理の量が極端に少ない、1〜2日で終わる、周期が乱れる場合は、ホルモンバランスや排卵の状態を確認したほうがよいことがあります。
- 妊活中は経血量だけで妊娠しやすさを判断せず、排卵・子宮内膜・ホルモン状態などを総合的に見ることが大切です。


経血量の正常な目安とは?
一般的に、1回の生理で出る経血量は、医学的にはおおよそ20〜140mL程度が目安とされています。
ただし、実際にご自身で経血量を測ることは難しいため、「何mLか」だけで判断するのは現実的ではありません。
そのため、日常生活では次のようなポイントを組み合わせて確認することが大切です。
- ナプキンやタンポンの交換頻度
- 夜用ナプキンが必要な日数
- 血の塊の大きさや頻度
- 生理が何日続くか
- めまい、立ちくらみ、息切れなどの貧血症状があるか
- 以前と比べて明らかに量が変わったか
「正常かどうか」は、単純な量だけではなく、生活に支障が出ていないか、貧血を起こしていないかも大切な判断材料になります。
生理の量が多いかもしれないチェックポイント
生理の量が多い状態は「過多月経」と呼ばれます。
次のような状態がある場合は、経血量が多い可能性があります。
- 1〜2時間おきにナプキンを替えないと漏れてしまう
- 多い日は昼間でも夜用ナプキンが必要
- ナプキンとタンポンを併用しないと不安
- 夜中に漏れが心配で何度も起きる
- 生理中に服やシーツまで漏れてしまうことがある
- 生理が8日以上だらだら続く
- 大きな血の塊が何度も出る
- 生理中にめまい、立ちくらみ、動悸、息切れがある
- 健康診断などで貧血を指摘されたことがある
特に、毎回の生理で生活に支障が出ている場合や、貧血症状がある場合は、我慢せず婦人科で相談することをおすすめします。
生理中に血の塊が出るのは異常?
生理中に小さな血の塊が混じること自体は、必ずしも異常とは限りません。
経血量が多い日には、血液が固まって小さな塊として出てくることがあります。
ただし、次のような場合は注意が必要です。
- レバーのような大きな血の塊が出る
- 直径2〜3cm以上の塊が何度も出る
- 以前より血の塊が明らかに増えた
- 血の塊と一緒に経血量も増えている
- 強い生理痛を伴う
大きな血の塊が頻繁に出る場合、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープなどが関係していることもあります。
「いつもの生理と違う」と感じる変化が続く場合は、一度婦人科で確認しておくと安心です。
生理の量が多くなる原因
経血量が多くなる原因には、ホルモンバランスの乱れだけでなく、婦人科疾患が関係していることがあります。
代表的な原因として、次のようなものがあります。
- 子宮筋腫
- 子宮腺筋症
- 子宮内膜ポリープ
- 子宮内膜症
- 排卵がうまく起こらないことによるホルモンバランスの乱れ
- 更年期に近づく時期のホルモン変化
- 血液が固まりにくい体質や内科的な病気
- 一部の薬の影響
特に、子宮筋腫や子宮腺筋症では、経血量が増える、生理痛が強くなる、血の塊が出やすくなることがあります。
また、過多月経が続くと鉄欠乏性貧血につながることがあります。貧血は少しずつ進むことも多く、体が慣れてしまうと気づきにくい場合もあります。
「疲れやすい」「息切れしやすい」「立ちくらみがある」といった症状がある場合は、生理の量だけでなく貧血の確認も大切です。
生理の量が少ないときのチェックポイント
反対に、生理の量が少ない状態は「過少月経」と呼ばれることがあります。
次のような場合は、経血量が少ない可能性があります。
- ナプキンがほとんど汚れない
- おりものに少し血が混じる程度で終わる
- 生理が1〜2日で終わってしまう
- 以前より明らかに経血量が減った
- 生理周期が不規則になっている
- 無排卵を指摘されたことがある
ただし、生理の量が少ないからといって、必ず病気というわけではありません。
もともと経血量が少なめの方もいますし、ストレス、睡眠不足、体重変化、過度な運動、年齢による変化などで一時的に量が少なくなることもあります。
一方で、量の少なさが続く場合や、月経周期の乱れを伴う場合は、排卵やホルモンバランスの確認が必要になることがあります。
生理の量が少なくなる原因
生理の量が少なくなる背景には、次のような原因が考えられます。
- 一時的なホルモンバランスの乱れ
- ストレスや睡眠不足
- 急な体重減少や過度なダイエット
- 過度な運動
- 排卵がうまく起こっていない
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
- 子宮内膜が十分に厚くならない
- 年齢による卵巣機能の変化
- ピルなどホルモン剤の影響
特に妊活中の方は、「生理の量が少ない=妊娠できない」とすぐに結びつけて不安になってしまうことがあります。
しかし、経血量だけで妊娠しやすさを判断することはできません。排卵の有無、ホルモン値、子宮内膜の状態、卵巣機能などを総合的に見る必要があります。
心配な場合は、基礎体温、月経周期、経血量の変化を記録し、婦人科で相談すると状況を整理しやすくなります。
経血量の変化と妊活の関係
妊活中は、生理の量や色、血の塊、日数の変化が気になりやすいものです。
経血量は、子宮内膜の状態やホルモンバランスの影響を受けるため、妊活中の体調を知るひとつの手がかりにはなります。
ただし、経血量だけで「内膜が厚い・薄い」「妊娠しやすい・しにくい」と判断することはできません。
例えば、経血量が少なくても排卵があり、子宮内膜が保たれている方もいます。一方で、経血量が多い場合には、子宮筋腫や子宮腺筋症などが関係していることもあります。
妊活中に気をつけたいのは、次のような変化です。
- 以前より経血量が急に増えた
- 血の塊が増えた
- 生理痛が強くなった
- 経血量が急に少なくなった
- 生理周期が乱れてきた
- 不正出血がある
- 貧血を指摘された
このような変化がある場合は、早めに婦人科で相談し、必要に応じて検査を受けておくと安心です。
婦人科を受診したほうがよい目安
次のような場合は、自己判断で様子を見続けず、婦人科で相談することをおすすめします。
- ナプキンが1〜2時間でいっぱいになる
- 夜用ナプキンでも漏れることが多い
- 大きな血の塊が頻繁に出る
- 生理が8日以上続く
- 生理痛が以前より強くなった
- めまい、立ちくらみ、動悸、息切れがある
- 健康診断で貧血を指摘された
- 生理の量が急に少なくなった
- 生理が1〜2日で終わる状態が続く
- 妊活中で月経量や周期の変化が気になる
受診する際は、「多い日が何日あるか」「ナプキンを何時間ごとに替えているか」「血の塊の大きさ」「生理痛の程度」「貧血症状の有無」をメモしておくと、診察時に伝えやすくなります。
自分でできる記録のポイント
経血量は毎回正確に測ることはできませんが、記録しておくことで変化に気づきやすくなります。
おすすめの記録項目は次の通りです。
- 生理開始日と終了日
- 多い日が何日目か
- ナプキンの交換頻度
- 夜用ナプキンを使った日数
- 血の塊の有無と大きさ
- 生理痛の強さ
- めまい、立ちくらみ、息切れなどの症状
- 不正出血の有無
- 妊活中の場合は排卵日や治療周期との関係
「なんとなく多い気がする」「最近少ないかも」という感覚も大切ですが、記録があると婦人科でも相談しやすくなります。
Q. 生理の量が多い日だけ血の塊が出ます。大丈夫ですか?
小さな血の塊がたまに出る程度であれば、必ずしも異常とは限りません。経血量が多い日には、血液が固まって塊のように出ることがあります。
ただし、大きな血の塊が毎回出る、量が増えている、強い生理痛や貧血症状がある場合は、婦人科で相談しておくと安心です。
Q. 生理の量が少ないと妊娠しにくいですか?
経血量が少ないだけで、妊娠しにくいと判断することはできません。
大切なのは、排卵があるか、ホルモンバランスが整っているか、子宮内膜の状態がどうかなどを総合的に見ることです。妊活中で気になる場合は、月経周期や基礎体温と一緒に婦人科で相談してみましょう。
Q. 生理が8日以上続く場合は異常ですか?
生理が8日以上続く場合は、過長月経と呼ばれる状態に当てはまることがあります。
ホルモンバランスの乱れだけでなく、子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどが関係していることもあるため、毎回長引く場合は婦人科で確認することをおすすめします。
Q. ナプキンを何回替えるのが普通ですか?
個人差はありますが、多い日でもナプキンの交換が数時間おきで済み、日常生活に大きな支障がなければ過度に心配しすぎる必要はありません。
一方で、1〜2時間でナプキンがいっぱいになる、夜用ナプキンでも漏れる、ナプキンとタンポンを併用しないと不安という場合は、経血量が多い可能性があります。
Q. 経血量の変化は記録したほうがいいですか?
はい。生理開始日、終了日、多い日、ナプキンの交換頻度、血の塊、生理痛、貧血症状などを記録しておくと、婦人科で相談するときに役立ちます。
「いつもと違う」と感じた変化を残しておくことで、体のサインに気づきやすくなります。
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📚参考文献
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日本産科婦人科学会 編『産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編』
月経異常、過多月経、過少月経など婦人科外来での診療方針を確認するために参照しました。 -
日本産科婦人科学会『産婦人科用語集・用語解説集』
過多月経、過少月経などの用語整理の参考にしました。 -
日本女性心身医学会「過多月経」
過多月経の定義、原因、貧血症状、婦人科受診の目安について参考にしました。 -
MSDマニュアル プロフェッショナル版「正常な月経パラメータ」
月経周期、出血期間、出血量、血の塊などの医学的な目安を確認するために参照しました。 -
NHS “Heavy periods”
ナプキン交換頻度、血の塊、日常生活への影響など、過多月経の実用的なチェックポイントを参考にしました。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
経血量の変化が気になる方へ
生理の量は、体調やホルモンバランスの影響を受けやすく、少しの変化でも不安になりやすいものです。
特に妊活中は、「この生理の量で大丈夫かな」「内膜や排卵に関係しているのかな」と心配になる方も多いと思います。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の方に向けて、月経周期、冷え、血流、自律神経の状態などを確認しながら、お一人おひとりの体質に合わせた鍼灸ケアを行っています。
経血量の変化や生理痛、周期の乱れが気になる場合は、まずは婦人科で必要な検査を受けたうえで、体調を整えるケアとして鍼灸を取り入れることも一つの方法です。
「病院では大きな異常はないと言われたけれど、毎月の生理がつらい」「妊活に向けて体を整えたい」という方は、お気軽にご相談ください🍀
【8月25日営業時間のお知らせ】
【営業時間のお知らせ】
本日は都合により、営業時間を 19時30分まで とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、明日以降は通常通りの営業時間となります。
宇都宮鍼灸良導絡院
41歳 子宮頚管ポリープ 3回目の胚盤胞移植で陽性反応
大阪府からお越しのYさん(41歳)が妊娠されました。
当院にお越しになるきっかけ「これからの移植に向けて」
Yさんは、妊娠を望まれてから2年が経過していました。その間、不妊治療専門クリニックで体外受精の段階でした。クリニックの検査では子宮頚管ポリープがわかり切除済。移植されて1度着床はされましたが残念ながら流産されていました。残り2個の胚盤胞が凍結されていて、これからの移植に向けて不妊鍼灸をご希望されました。
Yさんの体質と生活習慣
- 鍼灸の経験:なし
- 体調:ふつう
- 体質:不妊、冷え性
- 睡眠:睡眠時間の平均時間7時間、(就寝23時~起床6時)
- 生理:生理周期は30日くらいで順調、PMSや生理痛はなし、経血の状態は赤色
- 食生活:1日3食、外食は少ない、夕食の時間19~20時、飲み物は水、飲酒・喫煙歴はなし
- 運動:あまりしない
- 入浴:全身浴
- 現在服用している薬・サプリメント:葉酸、ビタミンD、ラクトフェリン、亜鉛、イノシトール、プロバイオティクス
- 自身で行っているセルフ妊活:ウォーキング、食事改善、入浴、時々よもぎ蒸し
- ご主人:41歳
2025年3月 移植周期
当院の不妊鍼灸では、移植に向けて子宮の血流を促進し内膜をフカフカの状態に整えること、そして妊娠しやすい体質づくりを大切にしています。
初診時の問診では、足の冷え、腰痛、時々膝が痛む、疲れやすさといった不定愁訴がありました。そのため、症状に応じた施術を同時に行いました。
2回目の施術の際には、「前回の施術以降から体調が良い」とのお声をいただき、3回目の施術では移植後にお越しだったため、着床を誘導する施術を行いました。
4回目の施術時には、移植の判定はで見事陽性反応が確認できたとのご報告をいただき、その日からマタニティ鍼灸へと切り替え、妊娠維持を目的とした施術を継続しました。その後、心拍も無事に確認され、遠方からの通院だったため鍼灸を卒業されることになりました。
Yさんは妊娠を望まれてから約2年、当院にお越しになる前からご自身でもセルフ妊活に取り組まれていましたが、なかなか妊娠には至らず悩まれていました。そこに鍼灸を取り入れたことが、妊娠への後押しにつながったのかもしれません。
Yさん、本当におめでとうございます。
無事、出産されることを願っております。
また何かお困りのことがございましたらいつでもサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
Yさん妊娠お喜びの声
▢鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください。
体外受精 (2個胚移植)
▢ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」
温活・ウォーキング・半身浴・サプリメント・食事改善
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください。
痛みに弱かったので 聞きながら 痛みに応じて対応して対応して頂してたところ
▢同じように悩まれている方へアドバイス(
やメッセージがあればお願いいたします。
ウォーキング と 食事改善(タンパク質多めと自炊する)
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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43歳 2度の化学流産を乗り越え胚盤胞移植で陽性反応 妊娠38週目です
妊活・不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。土日祝も営業。平日21時まで営業。ご予約はこちら
【妊活中にサバ缶がおすすめな理由】オメガ3脂肪酸とビタミンDを手軽にとれる妊活レシピ
妊活中は、「何を食べたらいいの?」「忙しくても栄養を整えられるレシピはある?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
妊娠しやすい身体づくりのためには、特定の食材だけに頼るのではなく、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよくとることが大切です。
その中でも、青魚であるサバには、妊活中に意識したいオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)やビタミンDが含まれています。
今回は、サバ缶を使って10分で作れる「キャベツとサバ缶のおかずナムル」をご紹介します。缶詰を活用すれば、忙しい日でも無理なく妊活ごはんに取り入れやすくなります。
キャベツとサバ缶のおかずナムル
調理時間:10分
材料・2人分
- キャベツ:4枚(約200g)
- サバ缶(しょうゆ味):1缶(約150g)
- 鶏ガラスープの素(顆粒):小さじ1/3
- 赤唐辛子(輪切り):小さじ1/2
- ごま油:小さじ1
- いりごま(白):大さじ1
- 大葉:2枚
下準備
キャベツは食べやすいように、3cmほどの大きさに手でちぎっておきます。
作り方
- 耐熱ボウルにキャベツ、サバ缶を缶の汁ごと入れます。
- 鶏ガラスープの素、赤唐辛子、ごま油、いりごまを加えます。
- ふんわりとラップをかけ、電子レンジ500Wで5分加熱します。
- 大葉を手でちぎって加え、全体を軽く混ぜ合わせます。
- 器に盛り付けたら完成です。
サバ缶の汁にはうま味や栄養が含まれているため、汁ごと使うと味もなじみやすくなります。
ただし、しょうゆ味のサバ缶は塩分が多くなりやすいため、味付けは控えめにするのがおすすめです。
妊活にサバ缶がおすすめな理由
1. オメガ3脂肪酸を手軽にとれる
サバには、DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸が含まれています。
オメガ3脂肪酸は、体内の炎症や酸化ストレス、血流などに関わる栄養素として知られています。妊活中の身体づくりにおいても、意識してとりたい脂質のひとつです。
ただし、サバやオメガ3脂肪酸をとれば必ず妊娠しやすくなるというものではありません。あくまでも、身体の土台を整える食生活の一部として取り入れることが大切です。
2. ビタミンDを含む
サバは、妊活中に意識したいビタミンDを含む食材のひとつです。
ビタミンDは骨の健康に関わる栄養素として知られていますが、近年は生殖機能や不妊治療との関連についても研究が進められています。
ビタミンDの状態が、卵胞発育や子宮内膜環境、体外受精の治療成績などと関連する可能性を示す報告もあります。
一方で、研究結果にはばらつきもあるため、「ビタミンDだけで妊娠率が上がる」と考えるのではなく、不足しないように日々の食事で意識することが大切です。
3. 缶詰なので忙しい日でも続けやすい
妊活中の食事は、頑張りすぎると負担になってしまうことがあります。
サバ缶は調理済みで、魚を焼く手間がなく、買い置きもしやすい食材です。
「毎日完璧に作らなければ」と考える必要はありません。忙しい日は缶詰や冷凍野菜なども上手に使いながら、無理なく栄養を整えていくことが、妊活ごはんを続けるコツです。
妊活中にサバ缶を食べるときの注意点
塩分のとりすぎに注意する
しょうゆ味や味噌煮のサバ缶はおいしく食べやすい一方で、塩分が多くなりやすい傾向があります。
妊活中は血流やむくみ、体調管理の面からも、味付けを濃くしすぎないことが大切です。
塩分が気になる場合は、水煮缶を選び、ごま油、大葉、しょうが、レモン汁などで風味を足すのもおすすめです。
サバ缶だけに偏らない
サバは妊活中に取り入れやすい食材ですが、毎日同じ食材ばかりに偏る必要はありません。
魚、肉、卵、大豆製品、野菜、きのこ、海藻類、主食を組み合わせて、食事全体のバランスを整えることが大切です。
「これを食べれば妊娠できる」という食材はありません。妊活中の食事は、身体に必要な栄養を不足させないための土台づくりとして考えると、無理なく続けやすくなります。
妊活中はサバ缶を毎日食べた方がいいですか?
毎日食べなければいけないわけではありません。サバ缶は便利な食材ですが、魚、肉、卵、大豆製品など、さまざまなタンパク源を組み合わせることが大切です。週に数回、無理なく取り入れるくらいでも十分です。
サバ缶は水煮と味付き、どちらが妊活におすすめですか?
塩分を控えたい場合は水煮缶がおすすめです。味付きのサバ缶を使う場合は、調味料を少なめにするとバランスが取りやすくなります。
オメガ3をとれば卵子の質は良くなりますか?
オメガ3脂肪酸は、酸化ストレスや炎症、血流などに関わる栄養素として研究されています。
ただし、卵子の質は年齢、睡眠、生活習慣、ホルモン状態など多くの要因が関係します。オメガ3だけで卵子の質が改善すると考えるのではなく、身体づくりの一部として取り入れましょう。
ビタミンDはサプリでとった方がいいですか?
ビタミンDは魚やきのこ類などの食事、日光を浴びることでも関わります。
サプリメントが必要かどうかは、血液検査の結果や治療方針によって異なります。不妊治療中の方は、自己判断で多量に摂取せず、主治医に確認すると安心です。
妊活中の食事はどこまで気をつければいいですか?
妊活中の食事は、完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、極端な制限をせず、タンパク質、良質な脂質、ビタミン、ミネラルを不足させないことです。忙しい日はサバ缶のような便利な食材も活用しながら、続けやすい形で整えていきましょう。
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妊活中の食事と体質改善を一緒に考えたい方へ
妊活中は、食事、睡眠、冷え、ストレス、胃腸の状態など、さまざまな要素が身体のコンディションに関わります。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の方に対して、鍼灸による体質改善だけでなく、東洋医学の視点から食事や生活習慣の整え方も一緒に考えています。
「何を食べたらいいかわからない」「妊活のために身体を整えたい」と感じている方は、無理のない範囲でできることから始めていきましょう🍀
36歳(1年間の自己流妊活・低AMH)鍼灸で身体を整え、人工授精で妊娠
Rさん(36歳)が鍼灸で身体を整え、人工授精で妊娠されました。
低AMHと精子量の少なさでお悩みだったRさん
当院にお越しになるきっかけ
「クリニック以外に何かできることはないか」
Rさんは2025年5月、当院(宇都宮鍼灸良導絡院)にお越しくださいました。それまでは1年間、自己流での妊活を続けていらっしゃいましたが、「子供はできるだけ早く授かりたい、2人は欲しい」という強いご希望がありました。
【当時の状況】
- ご本人:低AMH(アンチミューラリアンホルモン)
- ご主人:精子の量が少なめ
- 取り組み:ご夫婦で葉酸(やさしい葉酸)を摂取しながら妊活を継続
現在は不妊治療専門クリニックにも通院されていますが、「他に何かできる事はないか」と考えられ、当院での不妊鍼灸を受けることを決断されました。
Rさんの体質と生活習慣(初診時)
ご来院当初、Rさんには自律神経の乱れに関連する多くの不調が見られました。
- 来院動機:腰痛、不妊症
- 体調:疲れが取れない、ストレス過多、動悸、呼吸が浅い
- 体質:肩こり、腰痛(前年にギックリ腰経験あり)、冷え性(足)、多汗(手足・腋)、頭痛(こめかみ・生理中)、胃の不調(ムカつき・嘔気)消化器系(15歳からの過敏性腸症候群(下痢と便秘の繰り返し))
- 生理:周期28~30日で規則的。月経前症候群(腰痛、イライラ、過食)、生理痛あり。経血は赤色~レバー状
- 睡眠:平均6時間(就寝1~2時、起床6時半~9時)、夢をよく見る、朝起きにくい
- 食生活:1日2~3食(夕食22時~0時)、自炊・外食は半々。飲酒・喫煙なし
- ご主人:34歳。精液検査は基準値以下だが「人工授精ならギリギリ大丈夫」との診断。妊活のため減酒中
自律神経と不妊の関係:
Rさんには動悸、浅い呼吸、長年の過敏性腸症候群など、自律神経に関わる不調が多く見られました。実は、自律神経の乱れは不妊症に影響することがあります。
施術の経過:妊娠・心拍確認まで
Rさんは2025年5月、人工授精周期(2回目)のタイミングに合わせて施術をスタートされました。
【初回】自律神経と不妊のツボへのアプローチ
初診の問診で多くの不調が確認できたため、不妊に効果的なツボに加え、動悸や胃腸の不調など、その日の症状に応じたツボを用いて施術を行いました。
【2回目】腰痛の改善と栄養アドバイス
前回の鍼灸で「腰痛が大分ラクになった」とのこと。
サプリメント選びのご相談を受け、まずはビタミンDの摂取をおすすめしました。
【3回目】体調に合わせた継続施術
初回と同様、不妊治療のツボに加え、その日の体調不良(疲れやコリなど)をケアする施術を実施しました。
【4回目】「もしかして?」着床出血の可能性
D29(生理周期29日目)。生理予定日ですがまだ来ていない状態。「3日前から着床出血のような血があった」とのことでした。
今までと同様の施術を行い、様子を見ることに。
【5回目】妊娠検査薬で陽性反応!
D34で生理が来ず、市販の妊娠検査薬を使用したところ、陽性反応が出ました。
陽性がわかった翌日に少量の出血があったそうですが、お腹の張りなどはないとのこと。
- 出血が増えるようなら早めのクリニック受診をお勧め
- この日から「マタニティ鍼灸」に切り替え
【6回目】胎嚢確認とつわりケア
クリニックで無事に胎嚢が確認できました。少量の茶おり(出血)が続くため、クリニックから止血剤と切迫流産予防薬が処方されています。また、食べづわりが始まり、胃のムカつきや食欲不振が出てきたため、つわり軽減の施術を行いました。
【7回目】心拍確認・クリニック卒業
心拍が無事に確認され、不妊治療クリニックを卒業されました。現在はつわりが強いため、マタニティ鍼灸でケアを続けながら、妊娠継続をサポートしています。
担当スタッフより
1年間、自己流妊活で努力を続けてこられたRさん。鍼灸を取り入れて体調を整えたことで、Rさんの身体にもともと備わっていた「妊娠しやすいシステム」が、うまく働きだしてくれたのかもしれません。
Rさん、本当におめでとうございます!まずは安定期を目指して、ご出産までしっかりとサポートさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Rさん(36歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
1年間の自己流妊活後、不妊治療専門クリニックへ通い始めましたが、高齢出産の年齢という事もあり焦っており、他出来る事はないかと調べました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
人工授精
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
温活・サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
初診で自律神経の乱れやとても細かい所まで質問した上で、症状に合わせて施術していただきましたが、初診だけでなく毎回先週と比べてどうか今はどこが辛いか等しっかり確認し、その時に合う施術を痛くないか熱くないかも確認しながらしてくださるのに驚きと安心感がありました。
なので、こんな事聞いていいかなと思う事も気軽に相談が出来るので、とても助かっています。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
自己流でどれが合うか色々試す事になると思いますが、試すにもまずは土台となる自分の体をまず整える事が大事だと感じました。
なので、今自分の体がどういう状況なのかを知るためのもプロの方に見ていたいたいだき、アドバイスをいただいた上で自分に合う物を試していくことが、結局1番の近道になるのかなと思いました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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【妊活中のストレスと自律神経の関係】考えすぎ・不安・眠れないときの整え方
妊活を続けていると、「またリセットしたらどうしよう」「この生活で大丈夫かな」「考えすぎて眠れない」と感じることがあります。
妊活中のストレスは、決して気持ちの弱さではありません。検査結果、治療の予定、年齢への焦り、周囲からの言葉、先の見えない不安など、心が休まりにくい状況が続きやすいからです。
一方で、「ストレスがあるから妊娠できない」と考えすぎる必要はありません。医学的には、ストレスだけで妊娠の可否が決まるわけではなく、卵子・精子・排卵・卵管・子宮内膜・ホルモン・年齢・治療内容など、さまざまな要素が関係します。
ただし、強い不安や緊張、睡眠不足が続くと、自律神経やホルモンリズム、血流、月経周期に影響する可能性があります。そのため妊活では、身体だけでなく、心と自律神経を整えることも大切な土台づくりのひとつです。
- 妊活中にストレスや不安を感じることは、決してめずらしいことではありません。
- ストレスだけで妊娠できないと決まるわけではありませんが、強い緊張が続くと自律神経や睡眠、血流、ホルモンリズムに影響することがあります。
- 「考えすぎ」「不安」「眠れない」状態が続くと、身体が休まりにくくなり、妊活中の心身の負担が大きくなることがあります。
- 東洋医学では、ストレスや思考過多によって頭に熱がこもる状態を、心火・肝火・気滞などとして捉えることがあります。
- 呼吸法、睡眠環境の見直し、ツボ押し、鍼灸などで心身の緊張をゆるめることは、妊活を続けるための土台づくりにつながります。


妊活中にストレスを感じやすい理由
妊活中のストレスは、「考えすぎないようにしよう」と思っても、簡単に消えるものではありません。
排卵日を意識する、基礎体温に一喜一憂する、判定日まで不安が続く、治療費や通院スケジュールに追われるなど、妊活は日常生活の中に緊張が入り込みやすいものです。
さらに、周囲の妊娠報告や家族からの何気ない言葉によって、気持ちが揺れることもあります。
そのため、妊活中に不安になることや、夜に考え込んで眠れなくなることは、決してめずらしいことではありません。
「妊活中に考えすぎる」と身体に何が起こる?
ストレスや不安が続くと、身体は緊張モードになりやすくなります。このとき関係するのが、自律神経です。
自律神経には、活動や緊張に関わる交感神経と、休息や回復に関わる副交感神経があります。
妊活中に考えすぎたり、不安が強くなったりすると、交感神経が優位になりやすく、身体が休まりにくい状態になります。
- 寝つきが悪い
- 夜中に目が覚める
- 頭が冴えて考えが止まらない
- 肩や首がこりやすい
- 胃腸の調子が乱れやすい
- 手足が冷えやすい
- 呼吸が浅くなりやすい
このような状態が続くと、睡眠の質や血流、ホルモンリズムにも影響しやすくなります。
ストレスは妊娠力に直接影響するの?
「ストレスがあると妊娠できないのでは」と不安になる方は多いですが、ここは慎重に考える必要があります。
現在の医学では、ストレスだけが不妊の直接原因になるとは言い切れません。
ただし、ストレスや不安が強い状態では、睡眠不足、食欲の乱れ、血流低下、性交回数の減少、治療継続の負担増加などが起こりやすくなります。その結果、妊活全体に影響する可能性はあります。
つまり、ストレス対策は「妊娠するために絶対にストレスをなくす」というものではなく、妊活を続ける心身の余力を守るためのケアと考えるとよいでしょう。
東洋医学で考える「頭の熱」と妊活
東洋医学では、ストレスや緊張が続き、考えが止まらない状態を「気の巡りが滞る」「熱が上にこもる」と考えることがあります。
患者さまの中にも、「頭が熱い感じがする」「夜になると考えが止まらない」「眠りたいのに頭だけ冴えている」と感じる方がいらっしゃいます。
東洋医学では、このような状態を「心火」や「肝火」といった考え方で捉えることがあります。
- 心火:不安や緊張で心が高ぶり、眠りにくい状態
- 肝火:イライラ、焦り、思考過多により、気が上にのぼりやすい状態
- 気滞:ストレスによって気の巡りが滞り、胸やお腹が張りやすい状態
- 血瘀:巡りの悪さが続き、血流が滞りやすい状態
これは西洋医学の診断名ではありませんが、妊活中の「不安」「考えすぎ」「眠れない」「冷え」「肩こり」「月経前の不調」などを、全身のバランスとして捉えるための考え方です。
妊活中に眠れないときは、自律神経のサインかもしれません
妊活中に眠れない状態が続くと、「睡眠不足も妊活に悪いのでは」と、さらに不安になることがあります。
睡眠は、ホルモンリズム、自律神経、免疫、血流、疲労回復に関わる大切な時間です。
ただし、1日眠れなかったからといって、それだけで妊娠に大きく影響するわけではありません。
大切なのは、「眠れない自分を責めること」ではなく、眠りに入りやすい状態を少しずつ作ることです。
- 寝る前に妊活情報を検索しすぎない
- スマートフォンを見る時間を少し早めに切り上げる
- 湯船につかって首・肩・お腹をゆるめる
- 寝る前に深呼吸をする
- 明日の予定や不安を紙に書き出して、頭の中から外に出す
「眠らなければ」と思うほど緊張が強くなることもあるため、まずは身体を休める時間を作ることから始めてみましょう。
鍼灸で期待できるストレス・自律神経へのアプローチ
鍼灸は、妊活中の身体づくりだけでなく、ストレスや自律神経の乱れに対するケアとして取り入れられることがあります。
不妊女性の情緒面に対する鍼灸の有効性と安全性を検討した研究では、鍼灸が不妊に伴う心理的な問題の改善に役立つ可能性が報告されています。
また、鍼灸を受けた不妊女性で、自己効力感や心理的な対処力の改善がみられたとする予備的な研究もあります。
ただし、鍼灸は「受ければ必ず妊娠する」というものではありません。妊娠の結果を直接保証するものではなく、妊活を続けるための心身の土台を整えるサポートとして考えることが大切です。
妊活中のストレス対策で大切な3つのこと
1. 「考えすぎないようにする」より、考えを外に出す
妊活中に考えすぎてしまう方に、「考えないようにしましょう」と言っても、かえって難しいことがあります。
そのようなときは、頭の中で抱え続けるのではなく、紙に書き出すことがおすすめです。
- 今、不安に感じていること
- 自分で確認できること
- 医師や治療院に相談すること
- 今は考えても答えが出ないこと
このように分けるだけでも、頭の中の混乱が少し整理されます。
2. 呼吸を整えて、交感神経の緊張をゆるめる
不安が強いときは、呼吸が浅くなりやすくなります。呼吸が浅くなると、さらに身体が緊張しやすくなります。
おすすめは、吐く息を少し長くする呼吸です。
- 鼻から3〜4秒かけて吸う
- 口から6〜8秒かけてゆっくり吐く
- 肩の力を抜きながら5回ほど繰り返す
長時間の瞑想が苦手な方でも、1〜2分の呼吸なら取り入れやすくなります。
3. 頭にのぼった熱を下げるように、身体をゆるめる
東洋医学では、考えすぎや緊張で上にのぼった気を、下へおろすことを大切にします。
頭や目を使いすぎている方は、首・肩・背中・足元をゆるめるケアを取り入れてみましょう。
- 首の後ろを温める
- 肩甲骨まわりを軽く動かす
- 足首を冷やさない
- 寝る前にふくらはぎをやさしくさする
- お腹や腰を冷やさない
頭だけで頑張り続けている状態から、身体全体に意識を戻すことが大切です。
妊活中におすすめのツボ
百会(ひゃくえ)
頭のてっぺんにあるツボです。考えすぎて頭が重いときや、気持ちが落ち着かないときに、やさしく触れるように刺激します。
印堂(いんどう)
眉間にあるツボです。目の疲れや緊張、頭が冴えて眠りにくいときに使われることがあります。強く押さず、軽く円を描くように刺激します。
内関(ないかん)
手首の内側にあるツボです。不安感、胸のつかえ、胃の不快感などがあるときに使われることがあります。
太衝(たいしょう)
足の甲にあるツボです。イライラや緊張、気の巡りを整えるツボとして使われます。痛気持ちいい程度に、ゆっくり刺激しましょう。
ツボ押しは、強く押せばよいものではありません。妊活中は、リラックスできる程度のやさしい刺激を心がけましょう。
「ストレスをなくさなきゃ」と思わなくて大丈夫です
妊活中の方にお伝えしたいのは、ストレスを完全になくす必要はないということです。
妊活中に不安になるのは自然なことです。考えすぎてしまう日があっても、眠れない夜があっても、それだけで妊娠の可能性がなくなるわけではありません。
大切なのは、ストレスをゼロにすることではなく、緊張した身体をゆるめる時間を少しずつ増やすことです。
「頑張る妊活」だけでなく、「休ませる妊活」も、妊娠しやすい身体づくりには大切です。
Q. ストレスがあると妊娠できませんか?
ストレスだけで妊娠できないと決まるわけではありません。ただし、強いストレスが続くと、睡眠、食事、血流、自律神経、治療継続の負担などに影響することがあります。自分を責めるのではなく、心身を整えるケアとして考えましょう。
Q. 妊活中に考えすぎてしまうのはよくないですか?
考えすぎること自体を責める必要はありません。妊活中は不安になる要素が多いため、考え込んでしまうのは自然な反応です。紙に書き出す、相談する、スマホ検索を休む時間を作るなど、頭の中を整理する工夫が大切です。
Q. 妊活中に眠れない日があると妊娠に影響しますか?
1日眠れなかったからといって、それだけで妊娠に大きく影響するわけではありません。ただし、睡眠不足が長く続く場合は、自律神経やホルモンリズムの乱れにつながることがあります。眠れない日が続く場合は、生活リズムや心身の緊張を見直してみましょう。
Q. 鍼灸は妊活中のストレスに役立ちますか?
鍼灸は、自律神経の調整やリラックスを目的に妊活中のケアとして取り入れられることがあります。研究でも、不妊女性の心理的な負担や不安への効果が検討されています。ただし、妊娠を保証するものではなく、心身を整えるサポートとして考えることが大切です。
Q. ストレス対策は何から始めればいいですか?
まずは、寝る前のスマホ時間を減らす、吐く息を長くする呼吸をする、首や足元を冷やさない、考えていることを紙に書き出すなど、できることから始めてみましょう。小さな積み重ねでも、身体の緊張がゆるみやすくなります。
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📚参考文献
- American Society for Reproductive Medicine. Stress and infertility.
- ESHRE. Routine psychosocial care in infertility and medically assisted reproduction.
- Karunyam BV, et al. Infertility and cortisol: a systematic review. 2023.
- Vigil P, et al. Chronic Stress and Ovulatory Dysfunction. 2022.
- Hwang SI, et al. Acupuncture Treatment for Emotional Problems in Women with Infertility: A Systematic Review and Meta-Analysis. 2023.
- Kovářová P, et al. An Exploratory Study of the Effect of Acupuncture on Self-Efficacy for Women Seeking Fertility Support. 2010.
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
妊活中の不安や眠れない状態が続く方へ
妊活は、身体だけでなく心にも大きな負担がかかりやすいものです。
「考えすぎてしまう」「夜になると不安が強くなる」「頭が冴えて眠れない」「治療の結果に一喜一憂して疲れてしまう」
そのような状態が続いている方は、頑張り方を増やすよりも、まずは心身の緊張をゆるめることが大切かもしれません。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の方の体質や周期、治療状況に合わせて、自律神経・血流・冷え・睡眠・ストレスの状態を確認しながら施術を行っています。
不安をひとりで抱え込まず、身体を整えながら妊活を続けていきたい方は、一度ご相談ください🍀
夏の温活は「暑熱順化」が大切|冷房冷えを防ぐ体温調整と自律神経ケア
夏になると、外は暑いのに室内では冷房で体が冷える、手足やお腹だけが冷たい、だるさや胃腸の不調が出やすい、という方が増えてきます。
「温活」と聞くと、体をしっかり温めることをイメージしやすいですが、夏の温活で大切なのは、ただ温めることではありません。
夏の温活の本質は、体を冷やしすぎず、暑さにも負けない体温調整力を整えることです。
そのために重要になるのが、暑さに少しずつ体を慣らしていく「暑熱順化」です。
- 夏の温活は、体を温めることよりも冷やしすぎないことが大切です。
- 暑熱順化とは、体が暑さに慣れ、汗や血流によって熱を逃がしやすくなる反応です。
- 冷房冷え、冷たい飲食物、汗冷えは、夏のだるさや胃腸の不調、自律神経の乱れにつながることがあります。
- 妊活中は、下腹部や足元の冷えを防ぎながら、睡眠・胃腸・血流を整える意識が大切です。
- 暑さを我慢することは温活ではありません。熱中症を防ぎながら、無理のない範囲で体温調整力を整えましょう。


夏の温活は「温める」より「冷やしすぎない」ことが大切
夏は気温が高いため、「冷え」とは無縁のように感じるかもしれません。
しかし実際には、夏こそ冷えを感じる方が少なくありません。
- 冷房の効いた部屋にいると足先やお腹が冷える
- 外は暑いのに、室内では肩や首がこわばる
- 冷たい飲み物をよく飲むと胃腸が重くなる
- 汗をかいたあとに体が冷えてだるくなる
- 夜に寝つきが悪く、朝も疲れが残りやすい
このような状態は、単に「体が冷えている」というだけでなく、暑さと冷房の温度差に体がうまく対応できていない状態とも考えられます。
外気温が高い場所と冷房の効いた室内を何度も行き来すると、自律神経は体温を調整するために忙しく働きます。
その負担が大きくなると、汗のかき方、血流、胃腸の働き、睡眠の質などにも影響しやすくなります。
暑熱順化とは?
暑熱順化とは、体が少しずつ暑さに慣れていく反応のことです。
暑さに慣れていない状態では、体に熱がこもりやすく、汗をうまくかけなかったり、暑さで疲れやすくなったりします。
一方で、暑熱順化が進むと、汗をかき始めるタイミングが早くなり、皮膚の血流も増え、体にこもった熱を外へ逃がしやすくなります。
つまり暑熱順化は、暑さを我慢することではなく、体が自然に熱を逃がせるように整えていくことです。
夏の温活では、この暑熱順化を上手に進めながら、冷房や冷たい飲食物による冷えを防ぐことが大切です。
暑熱順化で期待できる体の変化
暑熱順化が進むと、体温調整に関わる働きが少しずつ整いやすくなります。
- 汗をかきやすくなる
体温が上がったときに汗をかき始めるタイミングが早くなり、体の熱を逃がしやすくなります。 - 皮膚の血流が増える
体の表面に血液が巡りやすくなり、体内にこもった熱を外へ逃がしやすくなります。 - 体への負担を減らしやすくなる
暑さに慣れることで、体温調整に関わる心臓や血管への負担を和らげやすくなります。 - 自律神経の負担を減らしやすくなる
暑さや冷房に過敏に反応しにくくなり、夏のだるさや不調の予防にもつながります。
ただし、汗をかくことだけを目的にして無理をする必要はありません。
「少し汗ばむ」「体が温まる」くらいの範囲で、体調に合わせて行うことが大切です。
妊活中に夏の冷え対策が大切な理由
妊活中は、血流、睡眠、胃腸の働き、自律神経の安定を意識する方が多いと思います。
夏の冷房冷えや冷たい飲食物の摂りすぎは、体を直接冷やすだけでなく、胃腸の働きや睡眠の質にも影響することがあります。
特に妊活中は、次のような状態に注意したいところです。
- 冷房で下腹部や足元が冷える
- 胃腸が弱り、食欲が落ちる
- 冷たいものを摂りすぎてお腹が張る
- 汗をかいたあとに体が冷えてだるい
- 夜の寝苦しさで睡眠不足になる
もちろん、夏の冷えだけで妊娠しにくくなると断定することはできません。
ただ、体調を整えるという意味では、冷えすぎを防ぎ、血流や睡眠、胃腸の働きを守ることは、妊活中のセルフケアとして大切です。
夏の温活で意識したい冷房冷え対策
夏の温活では、冷房を使わないことが正解ではありません。
暑い室内で無理をすると、熱中症のリスクが高くなります。
大切なのは、冷房を適切に使いながら、冷風が体に直接当たらないようにすることです。
- 冷風が首・肩・お腹・足元に直接当たらないようにする
- デスクワーク中は薄手の羽織ものを使う
- 足元が冷える場合は薄手のレッグウォーマーを使う
- お腹が冷えやすい方は薄手の腹巻きを使う
- 就寝時は冷房の風向きとタイマー設定を見直す
夏の腹巻きやレッグウォーマーは、厚手のものではなく、薄く軽い素材を選びましょう。
「温める」というより、冷風から守るという感覚で使うのがポイントです。
冷たい飲み物を摂りすぎない
暑い日は冷たい飲み物が欲しくなりますが、氷入りの飲み物を何度も飲むと、胃腸が冷えて重だるさや食欲低下につながることがあります。
夏の温活では、すべてを温かい飲み物にする必要はありません。
ただし、次のように少し工夫すると体への負担を減らしやすくなります。
- 普段の水分補給は常温を基本にする
- 一気飲みではなく、こまめに飲む
- 胃腸が弱い日は冷たい飲み物を控えめにする
- 汗を多くかいた日は水分だけでなく塩分も意識する
特に汗をかいた日は、水だけを大量に飲むのではなく、食事や必要に応じて経口補水液などで塩分も補うことが大切です。
お腹と足元を冷やさない
夏の冷えは、首や肩だけでなく、お腹や足元にも出やすいです。
妊活中の方は、下腹部や足元の冷えを気にされることも多いと思います。
冷房の効いた場所で長時間過ごすときは、薄手のストール、腹巻き、レッグウォーマーなどを上手に使いましょう。
ただし、汗をかいている状態で厚着をすると、汗冷えや蒸れにつながることがあります。
汗をかいたらこまめに拭く、着替える、通気性のよい服を選ぶことも大切です。
暑熱順化を進めるための日常ケア
暑熱順化のためには、無理のない範囲で軽く汗をかく習慣が役立ちます。
おすすめは、次のような軽い運動です。
- 朝や夕方のウォーキング
- 軽いストレッチ
- ゆっくりしたスクワット
- 室内での軽い体操
- 負担の少ないヨガ
ポイントは、息が上がるほど頑張ることではありません。
「少し汗ばむ」「体が温まる」くらいを目安に、短時間から始めましょう。
暑さが厳しい日や体調が悪い日は、無理に外で運動する必要はありません。
ぬるめのお風呂に浸かる
夏はシャワーだけで済ませる方も多いですが、冷房で体が冷えやすい方は、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのもおすすめです。
お風呂に浸かることで、血流が促され、汗腺も働きやすくなります。
目安としては、熱すぎない温度で、心地よく汗ばむ程度です。
のぼせやすい方、妊娠中の方、体調に不安がある方は、長風呂や高温浴は避けてください。
睡眠で自律神経を整える
夏は寝苦しさで睡眠が浅くなりやすい季節です。
睡眠不足が続くと、自律神経が乱れやすくなり、暑さや冷房にも敏感になりやすくなります。
夜は、冷房を我慢しすぎず、寝苦しくない環境を整えることが大切です。
- 寝室を冷やしすぎない
- 冷風が直接体に当たらないようにする
- 薄手の寝具でお腹を冷やさない
- 寝る前のスマホ時間を短くする
- 入浴は寝る直前ではなく少し余裕をもつ
夏の温活では、日中の冷え対策だけでなく、夜の睡眠環境も大切です。
夏の温活におすすめの食事
夏は胃腸が疲れやすく、食欲が落ちやすい季節です。
妊活中の方は、栄養をしっかり摂ろうとしても、暑さで食べにくいことがあるかもしれません。
そのようなときは、体を温める食材だけにこだわるより、胃腸に負担をかけず、たんぱく質・ビタミン・ミネラルを補うことを意識しましょう。
- 具だくさんの味噌汁
- 温かいスープ
- 卵、魚、鶏肉、豆腐などのたんぱく質
- ビタミンCを含む野菜や果物
- ビタミンEを含むナッツ類やかぼちゃ
- 胃腸を冷やしすぎない常温の飲み物
ショウガなどの温活食材を取り入れるのもよいですが、摂れば摂るほどよいわけではありません。
胃が荒れやすい方や妊娠中の方は、刺激の強いものを摂りすぎないようにしましょう。
注意したい症状|熱中症のサインを見逃さない
夏の温活で大切なのは、冷え対策と同時に、熱中症を防ぐことです。
「温活だから冷房を我慢する」「汗をかいた方がよいから暑い場所で頑張る」という考え方は危険です。
次のような症状がある場合は、無理をせず涼しい場所で休み、水分と塩分を補給してください。
- めまい
- 頭痛
- 吐き気
- 強いだるさ
- 立ちくらみ
- 汗が止まらない、または汗が出ない
- 体が熱い
- 意識がぼんやりする
症状が強い場合や改善しない場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
妊娠中の方、持病がある方、体調がすぐれない方は、特に無理をしないことが大切です。
夏の温活でやりすぎに注意したいこと
夏の温活は、頑張りすぎるとかえって体に負担がかかります。
次のようなケアは、無理に続けないようにしましょう。
- 真夏の昼間に長時間ウォーキングをする
- 熱いお風呂やサウナで無理に汗をかく
- 冷房を使わずに我慢する
- 厚手の腹巻きや重ね着で汗だくになる
- 水分を控えてむくみを防ごうとする
- 冷たいものを完全に禁止してストレスにする
夏の温活は、厳しいルールを守ることではありません。
体調に合わせて、冷えすぎない・暑さをため込まない・疲れを残さない、というバランスを整えていくことが大切です。
まとめ|夏の温活は、暑熱順化で体温調整力を整えること
夏の温活は、単に体を温めることではありません。
大切なのは、冷房や冷たい飲食物で体を冷やしすぎず、同時に暑さにも対応できる体温調整力を整えることです。
そのために役立つのが、暑さに少しずつ体を慣らす「暑熱順化」です。
軽い運動、ぬるめの入浴、睡眠環境の見直し、冷房冷え対策、こまめな水分・塩分補給を意識することで、夏の冷えやだるさ、自律神経の乱れを防ぎやすくなります。
妊活中の方にとっても、夏の冷え対策は、血流や胃腸、睡眠を整えるセルフケアのひとつです。
ただし、暑さを我慢することは温活ではありません。
冷やしすぎず、暑さをため込まず、体にとって心地よいバランスを大切にしていきましょう。
夏でも温活は必要ですか?
夏でも、冷房や冷たい飲食物によって体が冷えることがあります。
ただし、夏の温活は冬のようにしっかり温めるというより、冷やしすぎを防ぎ、体温調整力を整えることが中心です。
暑熱順化はどのくらいでできますか?
暑熱順化には個人差がありますが、軽い運動や入浴などで少しずつ汗をかく習慣を続けることで、暑さに慣れやすくなります。
ただし、体調が悪い日や暑さが厳しい日は無理をせず、涼しい環境で休むことを優先してください。
妊活中は冷房を使わない方がいいですか?
冷房を使わない方がよいわけではありません。
暑い室内で我慢すると、熱中症のリスクが高くなります。
妊活中でも冷房は適切に使い、冷風が直接お腹や足元に当たらないように工夫しましょう。
夏の腹巻きは使っても大丈夫ですか?
冷房でお腹が冷えやすい方は、薄手の腹巻きを使うのもよい方法です。
ただし、厚手のものや蒸れやすい素材は汗冷えにつながることがあります。
夏は「温める」よりも、冷房の冷えから守る目的で軽く使うのがおすすめです。
冷たい飲み物は完全にやめた方がいいですか?
完全にやめる必要はありません。
ただし、氷入りの飲み物を何度も飲む、冷たいものを一気に飲むなどは、胃腸の負担になることがあります。
普段の水分補給は常温を基本にし、汗をかいたときは水分と塩分をこまめに補いましょう。
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📚参考文献
-
日本気象協会 熱中症ゼロへ「暑熱順化」
暑熱順化による発汗量や皮膚血流量の変化、暑さに体を慣らす考え方について参考にしました。 -
環境省 熱中症予防情報サイト「熱中症の基礎知識」
熱中症予防として、無理をせず徐々に体を暑さに慣らすこと、室内でも温度を測ること、体調不良時の注意点を参考にしました。 -
環境省 熱中症予防情報サイト「熱中症警戒アラート」
屋内でのエアコン使用、水分補給・塩分補給、暑さを避ける行動について参考にしました。 -
ACOG Committee Opinion: Physical Activity and Exercise During Pregnancy and the Postpartum Period
妊娠中の運動時に、高温多湿を避けること、水分補給、通気性のよい服装が大切である点を参考にしました。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
夏の冷えや自律神経の乱れが気になる方へ
夏は外の暑さと冷房の温度差によって、体温調整が乱れやすい季節です。手足やお腹の冷え、だるさ、胃腸の不調、眠りにくさが続く場合は、体がうまく暑さや冷房に対応できていない可能性があります。
宇都宮鍼灸良導絡院では、良導絡自律神経測定でお体の状態を確認しながら、鍼灸・お灸・温灸・スーパーライザーなどを組み合わせて、血流や自律神経のバランスを整えるサポートを行っています。
妊活中の方で「夏になると冷えやすい」「冷房で下腹部や足元が冷える」「暑さで体調が乱れやすい」と感じる方も、お一人で悩まずご相談ください。
夏の温活は、無理に温めることではなく、冷やしすぎず、暑さにも負けない体づくりが大切です。体調や治療周期に合わせて、無理のないケアをご提案いたします。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の冷えや自律神経の乱れに対する鍼灸ケアを行っています🍀
【妊活レシピ】きのことピーマンの簡単オイル蒸し
けれど、妊活中の食事は特別なものばかりを用意する必要はありません。大切なのは、無理なく続けられる形で、野菜・きのこ・たんぱく質・良質な油などを日々の食事に取り入れていくことです。
今回は、フライパンひとつで簡単に作れる「きのことピーマンのオイル蒸し」をご紹介します。作り置きやお弁当のおかずにも使いやすく、妊活中のごはんに取り入れやすい一品です。
きのことピーマンが妊活中のごはんにおすすめな理由
きのこ類には、食物繊維、ビタミンD、葉酸などが含まれています。食物繊維は腸内環境を整える働きがあり、毎日の体調管理にも役立ちます。
また、ピーマンにはビタミンCや葉酸が含まれています。ビタミンCは、抗酸化に関わる栄養素のひとつで、妊活中の身体づくりを支える食材として取り入れやすい野菜です。
ただし、きのこやピーマンを食べれば妊娠率が上がる、卵子や精子が必ず良くなる、というわけではありません。妊活中の食事は、ひとつの食材に頼るのではなく、主食・主菜・副菜を組み合わせながら、身体の土台を整えていくことが大切です。
きのことピーマンのオイル蒸しレシピ
材料と下準備|2〜3人分
- ピーマン:3〜5個
四等分に切り、さらに食べやすい大きさに切る - しめじ:1/2パック
石づきを切ってほぐす - エリンギ:1〜2本
長さを半分に切り、食べやすい大きさに切る - 酒:大さじ1
- オリーブオイルなどの油:大さじ1
- 塩:ふたつまみ
- 粗びき黒こしょう:適量
作り方
- フライパンにピーマン、しめじ、エリンギを入れ、酒とオリーブオイルをふります。
- ふたをして、弱めの中火で5分ほど蒸し焼きにします。
- 全体をさっと混ぜ、再びふたをしてさらに3分ほど蒸し焼きにします。
- 塩と粗びき黒こしょうで味を整えたら完成です。
冷蔵保存の目安は3〜4日です。お弁当のおかずや、夕食の副菜、作り置きにも使いやすいレシピです。
きのこは種類を変えてもOK
今回のレシピでは、しめじとエリンギを使っていますが、えのき、しいたけ、まいたけなどに変えてもおいしく作れます。
きのこは種類によって含まれる栄養素に少し違いがあります。たとえば、まいたけはビタミンDや葉酸を含み、エリンギは食物繊維をとりやすいきのこです。干ししいたけはビタミンDを多く含みますが、乾物のため、使う量や調理方法によって実際の摂取量は変わります。
妊活中に意識したい栄養素
葉酸
葉酸は、妊娠前から意識したい栄養素のひとつです。厚生労働省では、妊娠を計画している女性や妊娠の可能性がある女性に対し、通常の食事に加えて葉酸を摂取することが神経管閉鎖障害のリスク低減に役立つとしています。
きのこやピーマンにも葉酸は含まれますが、妊娠前後に必要な葉酸を食事だけで十分に満たすのは難しい場合もあります。必要に応じて、医師や管理栄養士に相談しながらサプリメントを活用するのも選択肢のひとつです。
ビタミンD
ビタミンDは、骨の健康だけでなく、妊活中の身体づくりでも注目されている栄養素です。きのこ類では、まいたけや干ししいたけなどに含まれます。
ただし、ビタミンDと妊娠率の関係については研究が進められている段階であり、「ビタミンDを摂れば妊娠しやすくなる」と断定することはできません。魚類、卵、きのこ類などを食事に取り入れながら、日光を浴びる生活習慣も意識していきましょう。
食物繊維
きのこ類には食物繊維が含まれています。食物繊維は、便のかさを増やしたり、腸内細菌に利用されたりすることで、腸内環境を整える働きがあります。
妊活中は、ホルモンバランスやストレス、生活リズムの影響で便通が乱れやすい方もいます。きのこ、野菜、海藻、豆類などを組み合わせて、無理なく食物繊維を増やしていくことがおすすめです。
ビタミンC
ピーマンにはビタミンCが含まれています。ビタミンCは抗酸化に関わる栄養素で、妊活中の身体づくりを支える食材として取り入れやすい野菜です。
ピーマンは油との相性もよく、オイル蒸しにすることで食べやすくなります。苦味が気になる方は、しっかり蒸し焼きにするとやわらかくなり、食べやすくなります。
目的別にきのこを選ぶなら
- 葉酸を意識したい方:まいたけ、エリンギ、しめじなど
- ビタミンDを意識したい方:まいたけ、干ししいたけなど
- 腸内環境を整えたい方:えのき、エリンギ、まいたけ、しめじなど
- 食事全体のバランスを整えたい方:複数のきのこを組み合わせるのがおすすめ
栄養素は、食品の種類や調理法、食べる量によって変わります。ランキングだけにこだわるよりも、手に入りやすい食材を無理なく続けることが大切です。
妊活中の食事で大切にしたいこと
妊活中は、食事に気をつけようとするほど、「これは食べていいのかな」「栄養が足りていないのでは」と不安になることがあります。
しかし、毎食完璧を目指す必要はありません。今回のような簡単な副菜を作り置きしておくことで、忙しい日でも野菜やきのこをプラスしやすくなります。
妊活中の食事は、特別な食材を探すよりも、日々のごはんの中で少しずつ整えていくことが大切です。きのこやピーマンを使った簡単レシピを、無理のない妊活ごはんのひとつとして取り入れてみてください。
📝こちらの記事もおすすめです
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📚参考文献
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果」
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」食品成分データベース
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」
妊活中の食事や体調管理でお悩みの方へ
妊活中は、食事に気をつけようと思うほど、「これで合っているのかな」「もっと身体に良いことをした方がいいのかな」と不安になることがあります。
毎日のごはんを整えることは、妊活中の身体づくりにとって大切な土台です。ただ、食事だけで妊娠しやすさが決まるわけではなく、冷え、血流、自律神経、睡眠、胃腸の働き、ストレスなども身体の状態に関わっています。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の方のお身体の状態を確認しながら、鍼灸で血流や自律神経のバランスを整え、妊娠に向けた身体づくりをサポートしています。
「食事も気をつけているのに、なかなか結果につながらない」「冷えや胃腸の不調、ストレスも気になっている」「採卵や移植に向けて、できることを整えておきたい」
このようなお悩みがある方は、ひとりで抱え込まずにご相談ください。無理に通院をすすめるのではなく、今のお身体の状態や治療状況に合わせて、できることを一緒に考えていきます🍀
31歳(低AMH1.48・甲状腺機能低下症)鍼灸で身体を整えタイミングで妊娠
大阪市からお越しのSさん(31歳)が鍼灸で身体を整え、タイミング法で妊娠されました。
低AMHと甲状腺機能低下症をお持ちのSさん
ご来院のきっかけは「自然妊娠がしたい」
Sさんは、1人目の妊娠を希望されてから半年が経過した頃、当院にお越しになりました。以前、レディースクリニックでブライダルチェックを受けた際の結果は以下の通りでした。
- 低AMH(抗ミュラー管ホルモン):1.48(31歳の平均値は3.85前後)
- 甲状腺機能低下症の診断
ご主人は29歳で、喫煙歴はなく、飲酒も控えられているとのこと(精液検査は未実施)。クリニックへの再診も検討されていましたが、まずは「体質改善をして自然妊娠を目指したい」という強い想いで、2024年11月に宇都宮鍼灸良導絡院へ来院されました。
Sさんの体質と生活習慣
大学職員として日々デスクワークに取り組まれているSさん。初回の問診では、以下の特徴や不調が確認できました。
【基本情報】
- 年齢:31歳(ご主人:29歳)
- 主訴:不妊症、頭痛、体質改善
- 鍼灸経験:なし
【体質・自覚症状】
- 身体の不調: 首・肩こり、背中や腰の痛み、冷え性、低血圧、むくみ、疲労感、頭の重だるさ
- 気象病: 気圧や天候によって不調が出やすい
- 月経の状態: 周期は28~34日で規則的。月経前に頭重感、不眠、眠気あり。経血量は多く、暗赤色~レバー状の塊が見られる。
【生活習慣】
- 睡眠: 平均7時間(22時就寝~6時起床)
- 食事: 1日3食(自炊中心・薄味)。夕食は19時。甘いものを好む。
- 運動: 毎日1万歩を歩行
- セルフケア: ストレッチ、ナッツの補食、葉酸サプリの摂取
妊娠までの経緯と鍼灸サポート
2024年11月:治療スタートと不安
鍼灸を開始したのは、ちょうどタイミング法を試みる周期でした。Sさんは当初、首・肩の凝りや全身の冷え、疲労感を強く感じておられました。また、並行して受診したクリニックの卵胞チェックでは「今周期は卵胞の育ちがあまり良くない」と指摘されており、不安を抱えながらのスタートとなりました。
しかし、施術を重ねるごとに体調は少しずつ整い始め、4回目の施術時には「体調は悪くない」と、ご自身の身体の変化を実感していただけるようになりました。
予想外の「陽性反応」
その後、生理予定日を過ぎても月経が来ない日が続きました。当初Sさんは「(卵胞の育ちも良くなかったし)妊娠はしていないと思う」とおっしゃっていましたが、その10日後、お電話で「妊娠していました!」との嬉しいご報告をいただきました。ご自身で検査薬を使用したところ、陽性反応が出たとのことでした。
心拍確認、そしてマタニティ鍼灸へ
クリニックでの初診時(妊娠5週)には胎嚢が確認できず、「胎嚢が見えるかどうか心配で眠れない」と不安を吐露される場面もありました。しかし数日後の再診で、無事に胎嚢と心拍の確認ができました。
現在は「マタニティ鍼灸」へと切り替え、つわりなど妊婦特有の症状ケアと妊娠維持を目的に、週に1回のペースで通院を継続されています。その後も順調に経過し、現在妊娠31週を迎えられました。Sさんの安産に向けて、引き続きしっかりとサポートさせていただきます。
Sさん(31歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
ブライダルチェックでAMHの値が低いことがわかり、少しでも早く授かることができるようにと、通い始めました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
タイミング(3回目)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
自宅灸
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
毎回その時の体調にあわせて施術をしていただき、症状が改善されることが持続して実感できるところ。特につわり中は鍼灸のおかげで症状が和らぎ、乗り越えることができました(精神的な支えでもありました)
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
初めは効果がわからなかったり、週1回の通院が大変かもしれないですが、自分の身体と先生方の施術を信じてください。また先生から教えていただいたツボに自分でお灸をすることで、リラックスかつ促上効果があると思います。あとは笑顔で過ごしましょう!
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。















