治療院ブログ

39歳 3年の不妊期間と低AMH 体外受精で妊娠

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守口市からお越しのKさん(39歳)が妊娠されました。

鍼灸で採卵成績を上げたい

2021年6月に宇都宮鍼灸良導絡院にお越しになったKさんは3年の不妊期間があり、不妊治療専門クリニックで体外受精をされておられました。

クリニックの検査では、低AMH(値0.38)、黄体機能不全、ERA検査(子宮内膜着床能検査)マイナス1日があり、2020年9月、10月、11月に採卵された際、3日目7~8分割から胚盤胞に成長していたが、2021年4月、5月の採卵では5分割以上の成長が見られなくなったため採卵成績を改善したいとのご希望でした。

鍼灸を始めてから、Kさんは引き続き採卵を繰り返され、6月も採卵をされておられました。

私たちも採卵の結果が少しでも良くなるように鍼灸でサポートさせていただきました。

結果は、6個採れて3個授精(2個は異常受精だった)

Drから「正常授精した受精卵は胚盤胞まで育ちそう」とのことで、「今回の採卵は1回目の採卵の時のように良い状態に戻れそう」と仰っていました。ですが、結果は初期胚1個が凍結出来ました。

次も採卵を予定され、8月の採卵日当日、エコーで卵胞3~4個見えていたが、大きく成長していたのは1個だけでした。海外にお勤めめされているご主人の凍結精子は1個だけで今回卵子の状態良くない可能性がありご自身で採卵を中止されました。

9月に再度採卵を行い、結果は胚盤胞1個が凍結出来ました。

Kさんは初期胚1個と胚盤胞1個、2個の大切な卵をPGTーA(着床前診断)に提出され、戻ってきたのは胚盤胞1個でした。鍼灸を始めてから3ヶ月後の採卵で採れた胚盤胞だったので鍼灸の効果が採卵成績を上げることにつながったのかもしれません。

その後、胚盤胞移植でめでたく陽性反応が確認されました。

妊娠後もマタニティ鍼灸を妊娠19週目まで受けられました。

Kさん、本当におめでとうございます。

今後もお身体を大事になさって、無事出産されることをスタッフ一同お祈り申し上げます。

また何かお困りのことがありましたらいつでもサポートさせていただきますので宜しくお願い致します。

 

鍼灸レーザーにより卵子の質の改善

30歳を超えたあたりから卵が育ちにくいというお悩みをよく聞きます。

(20代で低AMHの場合でも当てはまります)

これはFSHが出ていても、卵胞が育たない、つまりホルモンの指示がきちんと届いていない卵巣です。

そうなると、FSHはさらに上昇して行きます。

どうしてこのような状態が起こるでしょうか?

エストロゲンが出ていても子宮内膜を厚くならない場合も似たような現象です。

きちんとホルモンが分泌されているのに、卵胞の成長が現れない。とても悩ましい問題ですね。

これは子宮卵巣への血流が悪いということが考えられます。

鍼灸は、このようなお悩みにお応えすることが期待できます。

鍼灸による局所の血流の改善は、ホルモンや栄養などの供給を円滑にし、且つホルモンとその受容体が結びつく頻度を上げる効果があります。

これにより何ヶ月も採卵できなかった方の卵胞が成長し始めたり、また排卵障害の方が排卵し始めたりすることがあります。

鍼灸レーサーによる効果が現れるのはおおよそ3~6ヶ月を要し、それは卵子の成長期間と一致しています。

 

着床前診断について

着床前診断による世界で最初の妊娠は1990年に報告されました。

現在2015年からPGTA(着床前胚染色体異数体検査)が特別臨床研究として開始され、2019年からは実施施設が拡大されて進行中です。

着床前診断は体外で受精させた胚の染色体や遺伝子の検査を行ない、病気を持たない可能性の高い胚だけを選択し、子宮に移植して育てることです。

着床前診断は出生前診断と違い妊娠前に行います。しかし、誰でも受けられるわけではありません。

 PGTーA(着床前胚染色体異数体検査)の対象となる方

不妊カップルの体外受精・胚移植を行う際に、移植胚の全染色体を検査し、数の変化のない胚を移植し、流産率の低下と妊娠継続率の向上を目的とする。

現在の特別臨床研究で、直近の2回の胚移植が妊娠しなかった場合や、過去2回以上の流産歴が対象となります。

着床前診断のメリットとデメリット

メリット

  • 遺伝性疾患が遺伝する可能性があるご夫婦が子供を持つことを諦めなくて良い。
  • 出生前診断と比べて検査そのものの胎児や母体に対する侵襲度が低い。
  • 妊娠前に行うため、中絶による精神的、身体的負担が軽減される。

デメリット

  • 病気の原因の有無が分かっても、疾患によっては個々の症状の有無や程度について分からないことが多い。
  • 着床前診断の歴史が浅いため、胚盤胞を操作したことによる出生後の長期的なリスクが不明である。
  • 日本産婦人科学会でご夫婦ことに審査されるため、対象が限られる。
  • 費用が高額になる。

参照元:JAPCO事務局 着床前診断について

着床前診断保険適用については、日本産婦人科学会が検査機器の一部が薬事承認されていなことなどから、2022年4月からの保険適用は難しいとされています。まずは保険適用された治療と併用できる「先進医療」としての申請を目指す方針を示しています。

 

Kさん妊娠お喜びの声

▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

採卵、移植に向けて体調管理

 

▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください

肩こりが常に辛かったので、治療してもらうことで体全体の血の巡りが良くなった。

低AMHのため、卵子の老化、減少を心配していましたが、変わることなく、治療の効果を実感しました

 

▢同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします

不妊治療の方針で迷うことがあっても、後悔しないように気になるものはいろいろと試して、自分が納得できることが大事だと思います。

【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

宇都宮鍼灸良導絡院

 

↓ ↓ その他患者さまの声(一部)もご覧ください ↓ ↓

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子宮筋腫 子宮内膜症 甲状腺機能亢進症 体外授精で妊娠 37歳 (2019.5.17) 

 

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