婦人科系疾患
不妊鍼灸・不育鍼灸☆彡卵巣を元気にする
治療日誌:卵巣を元気にする
2012/11/2
本日、更年期の治療でご来院いただいた40代前半の患者さまは、
少し早目の更年期の症状が出ていました。
症状は、生理周期が長くなり、経血量が減り、イライラしてめまいがあり、髪やお肌が乾燥でパサパサになったとのことです。
体質の測定をすると、手足の冷え、手足の神経異常などの項目が多く
実際に足先から足首、ふくらはぎ、お腹がとても冷えていらっしゃいました。
自律神経の調整をしてから、
お腹と腰、下肢全面と、後面にはりとお灸を施しました。
そして、
最後に吸玉で血流を促進しましたら、炭酸ガスが多く発生しました。
からだに不要な炭酸ガスが残っていると、内臓の働きが低下して、代謝が悪くなります。
また、副交感神経が上手く働かなくなるので、イライラやめまい、ふらつきがおこったりもします。
吸玉で炭酸ガスをとり、酸素を多く取り入れることで、卵巣が元気になり、内臓も動きがよくなり、
代謝もよくなります。
普段のケアとしては、
深呼吸で、肺に新鮮な空気を送り、血液のめぐりをよくします。
日頃から意識して空気のきれいなところで、深呼吸をするようにしてみてください。
※すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
不妊鍼灸・不育鍼灸☆彡月経不順(稀発月経)の養生
月経不順(稀発月経)の患者さま
30代後半の患者さま
不妊治療で来院された患者さまですが、月経が遅れるタイプの方です。
不妊治療のクリニックにはまだ通院はされていませんが、自然妊娠ができないので産婦人科で検査を
受けたところ、卵管造影やホルモン検査などは問題がなかったそうですが、「過度に月経が遅れるのは良くない」
と言われ、当院に来院されました。
測定と問診をすると、冷えによりいろいろな機能が低下して腰痛もお持ちでした。
お話によると、若い頃から暑いのが嫌いで、冷たいものを好み、お風呂にもあまりつからないとおっしゃっていました。現在もそうですが、とても薄着をされています。
若い時から、月経は遅れがちだったそうですが、あまり気にはしていなかったそうです。
それが、後に悪影響が出てきました。
腰痛や骨盤の変形、足の痛みなどのトラブルを引き起こすのは、若い頃の不養生です。
【稀発月経の原因】
・ホルモンの分泌異常
・甲状腺機能の異常
・肥満傾向にある方
・ストレスが多い方
・生まれつき(先天の精)カラダが弱く、特に消化器が弱い方
・長い間、過労が続いている方
・栄養不足や好き嫌いが多い方
・冷たいものが好きで内臓を冷やしている方
・不摂生をされている方
現在、下腹が冷たい感じがする方は、要注意なので、月経の時期にきちんと養生をすれば回復するので
きちんと養生をしましょう。
明日は月経中の養生方法と対策について・・・
※すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。