月経不順

まずは月経について知ろう

月経の定義:

性ステロイドホルモンの消退により、規則的に繰り返される子宮からの出血のことです。

月経周期:

視床下部―下垂体―卵巣―子宮系が協調して働くことによって、
正常な月経周期が成立します。

まず、視床下部からGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)が分泌され、
その刺激により下垂体からFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)が分泌されます。

分泌された下垂体からのホルモンは、卵巣にある卵胞に作用し、
卵胞の発育や排卵、黄体形成をおこします。
卵胞や黄体で産生されたエストロゲンやプロゲステロンは子宮内膜に作用します。
このとき、妊娠が成立しなければ黄体は約2週間で消失し、
エストロゲンとプロゲステロンが消退し、月経がおこります。

月経不順

月経周期:

正常  :25~38日(変動が6日以内)
頻発月経:~24日
希発月経:39日~

出血持続日数

 正常:3~7日
 過短月経:~2日
 過長月経:8日~

月経周期が25日より短い場合は下記の疑いがあります

  • 加齢
  • 卵胞期の短縮
  • 黄体機能不全
  • 無排卵

月経周期が35日より長い場合は下記の疑いがあります

  • 無排卵

月経周期に異常が見られる場合

月経周期に異常が見られる場合、そのほとんどが内分泌機能異常(無排卵周期症、黄体機能不全症など)によるものと考えられます。
また、希発月経の一部には慢性全身性疾患(肝機能異常、糖代謝異常、膠原病など)による場合があります。
持続日数や出血量の異常は内分泌異常のほか器質的(子宮内膜炎、子宮発育不全、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、子宮内膜増殖症など)なものが考えられます。
そのほか、稀に血液疾患、先天性出血性素因なども関係することがあります。

 

女性の身体は月経周期によってめまぐるしく変化しています

月経周期は、月経と排卵により、4期に区分されます。
卵巣から見た周期と子宮から見た周期では表現法が異なります。

月経不順

①「月経期」

 不要となった子宮内膜が体外に排出すること
 

②子宮「増殖期」 卵巣「卵胞期」

  月経直後の子宮内膜は非常に薄く、そこから排卵期に向けて増殖していきます。
卵巣では直径4~5mmの二次卵胞が数個確認されます。
その中から主席卵胞が20mmくらいに育ち、その他の二次卵胞は発育が停止します。
  

③「排卵期」

卵胞膜を破って卵子が飛び出す時期。

④子宮「分泌期」 卵巣「黄体期」

 子宮内膜はプロゲステロンの影響により塊状を呈します。
排卵がおこり、抜け殻となった卵胞が黄体に変化し、黄体ホルモンを分泌します。

 

基礎体温を測りましょう

妊活において、
それぞれの周期が正しい働きをしてくれているかどうかを知るために
まずは基礎体温を測りましょう!

月経不順

基礎体温

基礎体温は、女性の体調やリズムを正直に反映してくれます。

チェックポイント
・低温期と高温期に0.3度以上の差がある二相性であるかどうか
・低温期から高温期への移行がスムーズであるかどうか
・高温期が12~14日持続しているかどうか

月経周期と鍼灸の関係性

□グラフで示す体温が全体として低い

 全体として体温が低いということは身体を温める力が弱いと考えます。
 この場合は、身体の土台をしっかりさせることが必要です。
 東洋医学的には、腎気と脾気の陽気をあげ、
全身の生命力をあげていく治療法を行います。

□低温期が長い

 月経のあとの低温期は、月経により空虚になった子宮の気血の回復段階です。
 このときに、しっかりとした支えがなければ、子宮を中心とした回復が遅れることで、長くだらだらとした低温期となります。
 子宮にしっかりと気血が注がれるよう、衝脈任脈を整え、子宮の充実を図ります。

□きれいな二相性にならない。排卵がない

しっかりとした排卵ができなかったために、充分な高温期にならないと考えられます。
排卵を助けるために低温期での土台作りから始まり、排卵期に、身体が充分の力を発揮できるよう手助けします。

□高温期が短い、突発的に高いときがある

 高温期は胎児をはぐくむ環境づくりの時期です。
腎気による生命力と、肝気による血流の調整、脾気による生化によって、
子宮にかかわる環境を充実させます。
高温期が下がってしまうことは、腎気の弱さが関係します。
また、逆に高温期が上がり過ぎてしまうのも、腎気が非力であるため、
肝気の不必要な高揚をおさめることができていない状況としてみます。
そのため、この時期は土台である腎気を養うことが最も重要です。

□月経周期が長い

 まれに、2~3カ月に一度という月経周期の方がいらっしゃいます。
これも身体全身の問題からおこっているケースがありますので、腎気、肝気、脾気の調整を行い、子宮環境の気血を充実させます。

最後に

基礎体温が整っていなくてもご安心ください。

生理が毎月こなくても、しっかりとした排卵と、充実した高温期のこの2点があれば妊娠は可能です。
妊活中の全ての女性にとって、
しっかりとした排卵が行われるために、
充実した高温期を維持させるために、
鍼灸は心強い味方です。

※基礎体温から得られる情報は絶対とは考えず、あくまで参考程度と考えてください。

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。


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