妊娠初期の不安とつらさに

妊娠判定の喜びの一方で、妊娠初期(0~15週ごろ)は体も心も“今まで通り”ではいられません。ホルモン分泌の急変、睡眠や自律神経の乱れ、におい過敏——戸惑うのは当然です。

ここでは「よくある”つらさ”の正体」と「今日からできる対処」、そして薬に頼りにくい時期でも安心して受けられる”マタニティ鍼灸”をご紹介します。

妊娠初期、何が体で起きている?

妊娠初期の不調の多くは、赤ちゃんを守るために起こる体の変化が原因です。異常ではありません。変化の要因と体に現れる影響には以下のようなものがあります。

  • ホルモンの急上昇:hCG・黄体ホルモンの増加で胃腸の動きが低下。→ 吐き気・満腹感・便秘が起こりやすい
  • 自律神経のゆらぎ:睡眠の質低下、朝のだるさ、立ちくらみ、情緒不安定に直結
  • におい・味覚の変化:嗅覚過敏で「キッチンに立てない」「通勤電車がつらい」など環境要因で悪化しやすい
  • 血液循環の変化:熱っぽさ、動悸、むくみ、頭痛を感じることも

⚠️器官形成期(受精後3~8週)は特に繊細です。 飲酒・喫煙・不必要な市販薬は避け、無理な運動や長距離移動も控えめにしましょう。

症状別:よくある”つらさ”とセルフ対処

「これって異常?」と不安になる前に、まずはご自宅でできるセルフケアを試してみましょう。

1. 吐き気・つわり(ピークは8~11週)

空腹で悪化、唾液過多、特定のにおいで誘発されます。

【今日からできる対処法】

  • 空腹をつくらない(朝、寝床で一口食べる”ベッドサイドスナック”)
  • 炭酸水や氷、冷たく食べやすい物を少量ずつ
  • 通勤・調理時はにおい対策(マスク・換気・作り置き活用)

【要受診の目安】水分がとれない/体重が急減/尿が極端に少ない(妊娠悪阻の可能性)

2. だるさ・眠気・頭痛

自律神経のアンバランス、睡眠分断が背景にあります。

【今日からできる対処法】

  • 20–30分の昼寝
  • 就寝前のスマホ断ち
  • カフェインは最小限に留める

3. 便秘・お腹の張り

胃腸運動の低下、食事の偏りが背景にあります。

【今日からできる対処法】

  • こまめな水分摂取、温かい汁物
  • 発酵食品・食物繊維を”少しずつ”再開

4. におい過敏・食の偏り

【今日からできる対処法】

  • 調理担当の一時交代、冷食・惣菜での”罪悪感オフ”に
  • ニオイ移りしにくい容器で食材を管理

【緊急度の高い症状】出血・強い下腹部痛・張りが続くときは、自己判断せずすぐにかかりつけの産婦人科を受診してください。

妊娠初期の”つらさ”にマタニティ鍼灸という選択

「薬に頼りにくい」「休めない」初期こそ、やさしく体を整えるケアが力を発揮します。当院のマタニティ鍼灸が、つらい症状の”山”を低くするお手伝いをします。

  • 吐き気・胸やけの緩和:手首・前腕・脚などのツボ刺激で胃腸の動きと自律神経を穏やかに整える
  • におい誘発の軽減サポート:交感神経の過緊張をゆるめ、感覚過敏の”しんどさ”を和らげる
  • 睡眠・だるさの改善:深部まで力ませずに届く刺激でリラックス反応を引き出し、休息の質を底上げ
  • 便秘・張り感の軽減:お腹を直接刺激せず、遠隔の経穴で巡り(血流・気)を促す

当院では、お母さんと赤ちゃんに負担のない施術を徹底しています。「一回で魔法のようにゼロに」ではなく、”つらさの山を低くする”のが現実的な目標です。だからこそ、早めに始めて”楽な波”を増やすのがコツです。

「今週と来週、どちらが楽になりたいですか?」

その答えが”今すぐ”なら、マタニティ鍼灸を一度お試しください。初回は体調確認を最優先に、短時間・低刺激から始めます。ご連絡を心よりお待ちしております。

つわりや妊娠初期の症状に

宇都宮鍼灸良導絡院は、大阪市都島区にある妊活専門の鍼灸院です。体質改善から不妊治療のサポートまで、患者様一人ひとりに合わせた施術をご提供しています。妊活・妊娠後の症状や体調のお悩みなど、どうぞお気軽にご相談ください🍀

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