☆不妊鍼灸・不育鍼灸☆妊娠率をあげるタイミングの取りかた
妊活中のみなさま。
もし排卵日を狙ってピンポイントで性交をとられていたら、、それはあまり妊娠率の高いものではありません。
いまや「排卵日の性交が最も妊娠率が高い」という考えは古いのです。
正しいタイミングの取り方で妊娠の確率は4倍にあがります。
そのポイントは、単刀直入に申し上げますと、
「1か月間、毎日性交してください」
これはエビデンスに基づいた情報です。
リプロダクションクリニック
ポイント1=もっとも妊娠率の高い日
排卵日の性交は妊娠率が低く、一番高いのは「排卵日の前日と前々日の性交」です。確率は排卵日の4倍です。
ポイント2=排卵日は月によってちがう
基礎体温をつけたり、排卵チェッカーを使っても、いまいち「この日!」というのは分かりにくいものです。その月によって選ばれる卵子の成長具合によって排卵日は変わるからです。
ポイント3=毎日の射精が質の良い精子をつくる
精子は活性酸素の影響を受けることでDNAが損傷し、精子の質が衰えます。精巣に蓄えられている期間が長ければ、その分、活性酸素の影響を受けやすくなります。意外に思われるかもしれませんが、毎日の射精で、質の良い精子が作られるのです。
詳しくは「男性の精子の質は老化する」をご参照ください。
ポイント4=排卵後の性交で確率を更にあげる
排卵後の性交は妊娠率をあげるというデータがございます。もちろん、精子はもう必要ありませんが、精液によって免疫が寛容になり、着床しやすくなるそうです。これは、人工授精や体外受精の周期にも性交を行う意味があるということになります。
ポイント5=神経質になりすぎないこと
排卵日、採卵日、人工授精の日など、男性は「この日!」と決められると大変プレッシャーを感じるものです。
女性も基礎体温を気にしすぎたり、色々な要因が気になって神経質になる方が多いのですが、こういったストレスは男女ともに生殖器系へ悪影響を及ぼします。
精子の質にも、卵子の質にも、ストレスは良くないのです。
如何でしたか。
日本人は世界の中で、最も性交数の少ない国です。
ふれあいはオキシトシン(幸せホルモンと呼ばれています)を分泌します。
あまりギスギスしないように、妊娠に向けて、ご夫婦で意識を変えてみてはいかがでしょうか。