不妊【不妊鍼灸・不育鍼灸】経血量の減少①
患者さまとの毎日の問診の中で、
「急に経血量が減ったんです、、、。」というお声をよく聞きます。
妊活中の女性にとって急な月経状態の変化はとても不安です。
経血量が減ること、少ないことを、「過少月経」といいます。
この過少月経は「器質性過少月経」と「機能性過少月経」の2種類に分類され、「機能性過少月経」については、何らかの病気との関わりが原因となっていますので、病院での適切が治療が必要となります。
ほとんどの方が、病気とは関係ないもので「器質性過少月経」であるといわれています。
この器質性過少月経について原因をまとめてみました。
器質性過少月経4つの原因
【1つめの原因=加齢】
女性は35歳をピークに女性ホルモンの分泌が減ってしまうのですが、これは女性のからだが閉経に向かっているということを意味します。
30代後半のある程度の経血量の減少は、自然なことともいえます。
【2つめの原因=ストレス】
生活習慣の乱れは体にとってストレスとして蓄積されますし、
感情(喜・怒・悲・思(悩み)・恐)の偏りも体にとっては大きなストレスとなります。
これらのストレスは脳の働きを鈍らせ、ホルモンの指令がうまく機能しなくなってしまいます。
【3つめの原因=血行不良】
体のどこかに「血行不良」があるとホルモンの分泌が乱れます。
なぜならホルモンは血液にのって然るべき器官に届けられるからです。
ここでいう血行不良とは、主に肩こり、首こり、腰痛をさします。
特に「首こり」これはいけません!
ホルモンバランスを乱すばかりか、自律神経まで乱してしまい、悪循環をうみだします。
【4つめの原因=排卵誘発剤】
高度生殖医療で排卵誘発剤「クロミッド」を数周期に渡って使用されている女性は、その副作用として、内膜が薄くなってしまうということがあるようです。
内膜が薄くなることで、経血量が減ってしまっているケースです。
では、この過少月経の進行をとめるには!予防するには!
また次回、ご案内いたしますね
お楽しみにお待ちください
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