仕事と不妊治療の両立【不妊鍼灸・不育鍼灸】
不妊治療は予想以上に長期間(数か月、数年)に及んでしまうことがあります。
治療の段階によっては、毎日のように通院しなければならないこともよくあります。
期間が長引けば長引くほど、経済的にも精神的にも身体的にも大きなストレスとなってしまいます。
当鍼灸院に通院いただいている患者さまのほとんどは、
お仕事をされながら不妊治療を受けてらっしゃいます。
中には、お仕事との両立が難しくなり、退職や時間短縮を選ばれる方もいらっしゃいます。
優秀な人材であれば、企業にとって大きな損失になります。
今現在、日本の夫婦の18%が不妊の検査や治療を受けていて、
出生児の20人に1人が何らかの生殖補助医療によって誕生しているというデータがあります。
これらのことをうけて、
厚生労働省は企業向けのリーフレット「仕事と不妊治療の両立支援のために」をウェブサイトで公開し、企業に対して、この活用を呼び掛けているようです。
実際、大手企業では、不妊治療に関わる休暇制度を導入する会社や、治療費を一部負担する会社などもあるようです。
こういった国をあげての動向はとても素晴らしいことだと思います。
この制度がカタチだけのものになるのではなく、
不妊で悩まれている多くの方にとって実用的なものになることを私たちも期待しています。
不妊症であることは、
周りに相談しにくく、治療していること自体打ち明けずにいる方が多いです。
社会全体で、
不妊治療についてもっと多くの方の理解が得られる環境になることを願っています。
そして、多くの方が、安心して妊活ができるように、
また安心安全な妊婦生活、子育てができるように、
私たち鍼灸師ができることは精一杯お手伝いさせていただきます。
不妊でお悩みの方は一度お気軽にご相談ください。
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