夜間勤務・夜型スタイルの流産リスク☆不妊【不妊鍼灸・不育鍼灸]
2014年に中国にて発表された論文によりますと、
妊娠経過良好だった方に対して、夜間勤務のある方は、下記のように流産リスクがあがったとのことです。
夜間のシフト性勤務が週に2回以上の方、1.65倍
夜型スタイル(午前1時以降就寝)が週に3回以上の方、1.63倍
なお、
ビタミン剤服用、適度な運動(週に30分以上の運動を2回以上)で、流産リスクは減少したそうです。
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夜間のシフト性勤務および夜型スタイルの生活は、睡眠障害の原因になります。
睡眠障害は、自律神経やホルモン(成長ホルモン、メラトニンなど)に大きく影響を及ぼします。
また、概日リズム(体内時計)の乱れは、癌になりやすいという発表もあるそうです。
この論文からは、良質な睡眠をとることの大切さ、そして睡眠以外にも、食事や運動などといった生活習慣の改善は、妊娠を維持していくためにとても重要であることがうかがえます。
24時間営業、ファーストフード、食品添加物、農薬などに頼りすぎの現代はあまり健康的な生活とはいえません。
昔ながらの生活スタイルが妊娠や出産への近道であるともいえます。
睡眠、食事、運動の中で、改善できることがあれば、無理のない範囲で実践されてみてください。
※染色体異常による流産は避けられません。生活習慣を改善したからといって、全てが
うまくいくということではありませんので、ご注意ください。
リプロダクションクリニックの松林医師の見解を参考にさせていただきました。
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宇都宮鍼灸良導絡院の不妊鍼灸は、自律神経の改善をベースにしておりますので、流産リスクをさげることに役立ちます。
妊娠を維持するためにも、継続して鍼灸治療にお越しいただくことをおススメしております。
鍼灸治療をうけた日は「良く眠れる」というお声を良く聞きます。
体の緊張がほぐれ、副交感神経優位に傾いた証拠でもあります。
睡眠の質をよくするために、自宅でできるお灸もございます。
お気軽にご相談ください。