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雨の日の不調に!東洋医学で体調管理を簡単に

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雨の日は湿邪に注意

梅雨や台風シーズンなど、雨の日が多くなると、じめじめして体調が崩れやすくなりますよね。妊娠を希望している方にとっては、体調不良は大きな悩みですね。

東洋医学では、雨の日や湿度の高い日は「湿邪」と呼ばれる病的な状態を生じると考えられています。この湿邪が体内に侵入すると、気の流れを妨げ、様々な不調を引き起こします。「雨の日=体調不良」というイメージを払拭し、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。東洋医学に基づいた、雨の日におすすめの対策をご紹介します。

体を巡らす

東洋医学では、気と呼ばれるエネルギーが全身を巡ることで、健康が維持されると考えられています。しかし、雨の日や湿度の高い日は、気の流れが滞ってしまい、だるさ、むくみ、頭痛などの不調を引き起こす可能性があります。

そこで、体を巡らせて気の流れを良くすることが重要です。具体的には、以下の方法が有効です。

  • 軽い運動:ウォーキング、軽いジョギング、ストレッチなどがおすすめです。
  • ツボ押し:足のツボである三陰交や合谷などを押すと効果的です。
  • マッサージ:全身をマッサージすることで、血行を促進し、気の流れを良くします。
  • 入浴:ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、気の流れを良くします。

体を冷やさない

東洋医学では、体を冷やすことは健康にとって良くないと考えられています。雨の日や湿度の高い日は、体が冷えやすく、気の流れが滞ってしまいます。そこで、体を冷やさないことで、不調を予防することができます。

  • 温かい飲み物:常温の水、ルイボスティーなどがおすすめです。
  • 温かい食事:スープ、根菜類を使った料理などがおすすめです。
  • 腹巻やカイロ(太陽など):お腹や首筋など、体を温めたい部分に貼ります。※汗をかくようなら逆効果です
  • 熱を逃しやすい服装:汗をかいても速乾性のある着衣で身体を冷やさない工夫をしてください。

脾胃を健やかに

東洋医学では、脾胃と呼ばれる消化器官が健康にとって重要な役割を果たすと考えられています。脾胃が弱ると、水分の代謝がうまくできなくなり、むくみや下痢などの不調を引き起こす可能性があります。そこで、脾胃を健やかにすることで、雨の日特有の不調を予防することができます。具体的には、以下の方法が有効です。

  • 規則正しい食事:朝食をしっかり食べ、間食を控えるようにしましょう。
  • ゆっくりよく噛んで食べる:早食いは消化不良を引き起こすので、ゆっくりよく噛んで食べましょう。
  • 冷たい飲食物を控える:冷たい飲食物は脾胃を冷やすので、控えましょう。※冷たい飲み物を口に含んだら交感神経が優位になってしまいます
  • 軽い運動:ウォーキングやストレッチなどの軽い運動がおすすめです。

身体を温めることより、冷やさない事

体を温めることは大切ですが、体温を上げすぎないように注意する必要があります。ぬるめのお風呂に入ったり、軽い運動をしたりして、適度な体温を保つようにしましょう。

まとめ

雨の日でも、適切な対策によって、不調を和らげ妊娠しやすい体づくりサポートすることができます。今回ご紹介したヒントを参考に、雨の日を快適に過ごし妊娠を目指しましょう

【熱中症対策】
上記の内容は雨の日に役立つヒントですが、夏場は熱中症対策も重要です。こまめに水分補給を行い、涼しい服装を心がけ、エアコンなどを活用して室温を調整しましょう。

雨の日でも快適に過ごすための東洋医学的セルフケアを実践する女性のイメージ

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