
【TESE×顕微授精6回】4年の不妊を経て鍼灸併用で妊娠!高プロラクチン血症・卵巣嚢腫の症例
卵巣嚢腫と高プロラクチン血症の方が妊娠されました 大阪市内からお越しいただいていたKさん(37歳)が妊娠されました。 Kさんは、1年前に、卵子の質の改善と子宮内膜の厚さと冷え性を改善したいという期待を持って 来院されました。 当院にお越しいただく前の不妊歴は4年で、高プロラクチン血症と卵巣嚢腫、無精子症という困難な状況だったので妊娠されるまで1年かかりましたが、この嬉しいご報告に歓喜しました。 Kさん、本当におめでとうございます。 Kさんは 2010年に右卵巣嚢腫と診断され、その後フーナーテストや卵管造影を受けたものの異常なしと診断 されたのですが、2011年にご主人が無精子症と診断されました。 その後、大きなクリニックに紹介で転院され、TESE(精巣精子回収術)を受けられ、精子を13本凍結 されました。 TESEとは、無精子症や不動精子症、重度射精障害などがある男性の精巣から直接 精子を回収する手術法です。MESAより精子の採取率が高いと言われている方法です。 そして、ロング法を用いて顕微授精を数回されましたが、良い結果が得られず、2012年に他院で鍼灸治療を始められました。 その後もアンタゴニスト法で採卵し、ホルモン周期で胚移植をするなど繰り返されましたが、良い結果が得られず、鍼灸治療をやめられ、遠方のクリニックへ転院されました。 当院にいらっしゃるまでに 顕微授精6回 融解胚移植4回 胚移植4回 高度な治療を繰り返されましたが、良い結果が得られず、昨年の3月に当院にいらっしゃいました。 当院に来られてからも、遠方のクリニックと大阪のクリニックと併用され、胚移植を数回され 今年の2月に7分割と胚盤胞の2段階胚移植をされ、今回めでたく妊娠されました。 現在5週目で、来週には心拍の確認ができるそうです。 高プロラクチン血症や、卵巣嚢腫、ご主人の無精子症など妊娠するには、困難な状況ではありましたが、 ご本人の努力と、絶対に妊娠するという強い意志で治療を続けられ、励まれていた結果の賜物だと思います。 以下に、Kさんのアンケートを掲載します。 月に3回通院し、毎回体調を見ながら施術して頂き、お陰様でやっと妊娠することができました。 先生方も優しく話しやすく毎回楽しみに通院していました。 体調を崩すことなく、卵子の質の改善と子宮内膜の厚さ、冷え性と改善できたのだと思います。 ※すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。