生理中の鍼灸
初めてお越しいただく患者さまからよく、
「生理中に鍼灸してもいいですか?」
とご質問いただきます。
もちろん答えは「OK!」です。
と言うより、「是非積極的に受けてください」とお答えしています。
女性には月経周期(25日~35日)があります。
この周期は4つの期間に分類され、それぞれが全く異なった働きを担っています。
【月経期/卵胞期/排卵期/黄体期】
月経期はいわゆる生理期間のことで、要らなくなった内膜をはがしています。
この期間の鍼灸治療の目的は【行気活血】と言って血の流れに勢いをつけ、内膜がきれいにはがれるようにお手伝いをすることです。
生理中に「レバー状の塊がある」「血液が黒っぽい」という方は古い血液や古い内膜が出てきている可能性があります。においも強かったりします。東洋医学ではこれを「瘀血」と言います。
また「生理がだらだら長引く」ような方は血液に勢いがない証拠です。
月経期はからだの中の毒素を外に排出するいわばデトックス期間です。(ダイエットも成功しやすい期間といわれていますね。
本来の正常な月経期(痛みの少ないさらさらした鮮血)を目指して是非鍼灸治療を受けてください。
また、からだが冷えると子宮の機能が低下します。
子宮の機能が低下すると過剰に「プロスタグランジン」という発痛増強物質が分泌されてしまい、生理痛が強くなります。
ストレスも血管を収縮させるので要注意です。
特に妊活中の方は生理周期に合わせた治療が必要ですので、週に1回を目安にお越しくださいませ。
※すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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不妊症・不育症で悩む女性の心と体にやさしい鍼灸院
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