不育症と鍼灸★不妊鍼灸・不育鍼灸
宇都宮鍼灸良導絡院には、不育症の患者さまも多く通われています。
妊娠してもお腹の中で赤ちゃんが育たずに、流産や死産を繰り返すことを「不育症」と呼びます。
全妊娠のうち流産する可能性は10%~20%といわれています。
5人に1人が流産を経験されている計算になります。
これは赤ちゃんの染色体異常によるものが多く、偶発的におこる流産です。
流産を2回繰り返すことを「反復流産」といい、流産を3回繰り返すことを「習慣流産」といい、これは不育症とほぼ同じ意味でつかわれています。
不育症の原因はさまざまです。 子宮形態異常、甲状腺異常、染色体異常、抗リン脂質抗体陽性、凝固因子異常などがあげられます。
しかしほとんどの方が原因不明で、不育症の7割を占めているのです。
不育症検査の結果、原因がはっきりしていれば、治療ができます。
原因が分からない場合は、体質改善としての生活習慣の見直しや副作用のない東洋医学が活躍いたします。
妊娠した喜びの後に訪れる流産・死産の現実は大変辛く悲しいものです。
原因が分からない不安と、繰り返す悲しみは、大変なストレスとなります。
中には、クリニックから大量のお薬やサプリメントを処方され、大量の錠剤を毎日服用されている方もいらっしゃいます。
「体に良いこと」と信じて、服用を続けることで、大学病院から「肝血管腫になっている。薬の飲みすぎ。今すぐ薬を減らしなさい」と忠告されたそうです。
体に必要な栄養素だからとサプリメントに手を出される方も多いのですがサプリメントも立派なお薬です。
安易に長期間服用し続けるのは避けた方が良いこともあります。
わたしたち鍼灸師が出来ることは、体質に合わせた鍼灸治療で的確な体質改善をはかること、高度生殖医療の治療段階やストレス段階に合わせたお体へのアプローチ。
子宮や卵巣への血流改善。 これらを患者さまの状況に合わせて都度、調整しております。
※すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。