子宮からの出血は2つある☆不妊≪不妊鍼灸・不育鍼灸≫
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月経が子宮からの出血であることはみなさんご存じかと思いますが、
この出血には「消退出血」と「破綻出血」との2種類があることをご存じでしょうか。
「消退出血」とは、
妊娠にむけ増加していたエストロゲンやプロゲステロンが、
着床されなかったときに少なくなり起こる出血で、これが正常な月経です。
「破綻出血」とは、
発育している卵胞からのエストロゲン分泌が持続して、
増殖・肥厚した子宮内膜の血行障害や壊死による出血です。
稀に、子宮内膜増殖症の方が鍼灸を受けると血行が急に良くなり
増殖、肥厚した内膜が剥離されるので
一時的に月経痛が悪化したように感じる方もいらっしゃいますが、
壊死した内膜はきちんと
排出できるので、月経が整ってくる場合が殆どです。