治療院ブログ

月経痛が強い月と弱い月の違いとは?

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月経痛のメカニズム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロスタグランジン

妊娠が成立しないと子宮内膜が剥奪して出血が起こります。これが「生理(月経)」です。その時、子宮内膜から分泌されるのが、プロスタグランジンです。

月経時のプロスタグランジンの働き

・子宮を収縮

・不要な粘膜を血液を体外に排出等

プロスタグランジンが過剰分泌は子宮収縮がおこり、下腹部痛など生理痛の要因となります。

プロスタグランジンが体循環に入ると、痛みを強める作用を持つものもあり、前ページの頭痛などの症状が現れます。

プロスタグランジンを抑える鍼灸の働き

冷えからくる血行不良は月経血の排出を妨げるため

プロスタグランジンの分泌量が増えると言われています。

鍼灸は薬に頼らず、血流を改善することができるので

プロスタグランジンの過剰分泌を抑える作用があると

考えられます。

下腹部の冷えや血行不良は「不妊」につながる可能性が高いため、お腹を温めるなどご自身でもセルフケアを取り入れてみてください。

 

参考文献:病気がみえる 婦人科 乳腺外科 Vol9. 3rd ed. Vol. 4. 東京都: 株式会社メディックメディア; 2013.改変

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