鍼灸を始めてから採卵結果が良くなり妊娠 42歳
大阪市からお越しのKさん(42歳)が妊娠されました。
子宮外妊娠を経て
Kさんが初めて宇都宮鍼灸良導絡院にお越しになったのは2023年3月で、それまでに9ヶ月の不妊期間がありました。
体外受精までステップアップされていて、妊娠はされましたが、異所性妊娠(子宮外妊娠)を経験されていました。
不妊治療専門クリニックからは、チョコレート嚢腫、黄体機能不全、卵管障害、甲状腺機能低下症、受精後タマゴが分割しない、などの問題が指摘されていました。(ご主人は27歳、精液所見は乏精子症、奇形率が高い)
月経痛は侮れない
Kさんは、月経痛が強く、鎮痛剤が手放せなく10年以上使い続けていました。 経血の状態もレバー状の塊があるとのことでした。
子宮内膜症や子宮筋腫が見つかってない場合、病院では「正常」という診方をされますが、東洋医学では「冷え」や「瘀穴(おけつ)」という診方をし、これは鍼灸の対象になります。
この状態で鎮痛剤を服用してしまうと、冷えを悪化させてしまう危険性があり、悪循環を招きます。週に一度の鍼灸を受けていただくと、まず月経の状態が整うことを実感いただけると思います。
Kさんの場合もチョコレート嚢腫の大きさが18ミリから11ミリになり、月経痛がなくなったと仰っていました。
採卵・移植に向けての鍼灸
Kさんは、鍼灸を始めた頃、採卵を予定されていましたので、鍼灸レーザーでサポートさせていただきました。
体外受精・移植の際、クリニックの不妊治療と鍼灸を併用すると、採卵結果や移植の結果が改善されることがあります。
これは、鍼灸レーザーを受けると自律神経のはたらきにより卵巣へ血液がより多く送り込まれることで卵胞の成長が促進されるためだと考えられます。
裏を返せば、鍼灸を受ける以前は、卵巣への血流が低下していたため卵胞の成長・発育が不十分だったということが考えられます。
特に35歳を過ぎると卵子の質が大幅に下がってくるため、採卵を行っても成熟卵が採れない、胚盤胞が凍結できない、妊娠したとしても流産のリスクが上がるなどがみられます。 (不妊の原因は男女ともに同じ割合にあります。)
鍼灸レーザーを受けることで卵巣への血流が促進され、今までより良好な状態の卵子が採れる可能性が期待できます。
また、移植周期には、子宮の血流を促進させ、子宮内膜を十分な厚みを持たせて移植に臨めるように、移植後は着床を誘導する免疫系への施術を行います。
ここで大切なことは定期的に鍼灸を受けることです。
そのため患者さまへは週に1回(場合によっては4~5日に1度)鍼灸を受けるよう説明しています。
Kさんの場合も、鍼灸を始めてからの採卵結果は、16個採れたタマゴから6個の胚盤胞が凍結できました。
鍼灸を受けていないクリニックの不妊治療のみの採卵では、14個採れて初期胚1個凍結、胚盤胞まで培養したが凍結できなかったとのことでした。
今までで一番良い採卵成績で「ここのおかげ」と喜んでおられました。
その後、移植前に子宮のトリオ検査をされてから、迎えた2段階移植で見事陽性反応が確認出来ました。
胎嚢・心拍も確認でき、クリニックを卒業され、マタニティ鍼灸を13週まで受けられました。
Kさん、この度は本当におめでとうございます。 無事出産されることを願っております。
また何かございましたらいつでもサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
Kさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療
▢鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精 2段階移植
▢ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」
自宅灸・レーザー・ウォーキング・サプリメント
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
生理痛で鎮痛剤を10年以上服用していたのですが、 通っているうちに生理痛がほぼなくなり、鎮痛剤が手放せ 3ヶ月した頃に妊娠する事ができました。
▢同じにように悩まれている方へアドバイス(
焦りすきず、自分のできる事を毎日コツコツ続けた事が結果に繋かったと思いました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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