34歳 流産を乗り越えて 凍結融解胚移植で陽性反応
吹田市からお越しのYさん(34歳)が妊娠されました。おめでとうございます!
2年の不妊期間
2020年11月に宇都宮鍼灸良導絡院にお越しになったYさんは、
それまでに2年の不妊期間があり、その間に人工授精で妊娠されましたが、
稽留流産というつらい経験をされ、
今後の人工授精、体外受精に向けて体質をと整えたいとご希望でした。
当院で鍼灸を始められて、人工授精を1回受けてから、
1か月後に体外受精へステップアップされることになり、
採卵は6個の卵が採れ、5個凍結することが出来ました。
その後、翌々周期に凍結融解胚移植をされ、無事陽性反応が確認されました。
新鮮胚移植と凍結胚移植
「新鮮胚移植と凍結胚移植はどのように違うのですか?」という質問を受けることがあります。
簡単に説明すると、新鮮胚移植は採卵周期と同じ周期に移植する方法で、
凍結胚移植は採卵を行い授精させた受精卵を凍結保存し、
休憩をはさんで妊娠しやすいタイミングに融解し、移植する方法です。
そのため、新鮮胚移植は身体が良い状態でないまま移植するため妊娠の可能性が低い
(過剰卵巣刺激症候群のリスクが低い、子宮内膜が十分な厚さであるなどの場合は除く)
と考えられています。
それに比べ、凍結胚移植は採卵後ホルモンバランスが乱れている状態を
妊娠しやすい身体に整えてから移植することが出来るため妊娠の可能性は上がる傾向にあります。
最近では、凍結胚移植実施が9割であるとの報告があります。(不妊カウンセリング学会より)
日本産婦人科学会の調査報告でも、新鮮胚移植より凍結胚移植の方が妊娠率が10%高いと報告があります。
以前は、凍結をすると胚の質が低下すると言われていましたが、
最近の技術では凍結を行っても胚の質をほとんど変わらないそうです。
新鮮胚移植を行うには、P値(黄体ホルモン)値<1.5
過剰卵巣刺激症候群(OHSS)がないことなどが条件にあります。
ですが、採卵でホルモンがかなり乱れて着床環境は低下します。
それは、採卵を沢山することで採卵前の黄体ホルモン(P)が上昇するからです。
しかし、凍結胚移植のデメリットとして時間と高い費用が掛かるという点がありますが、
「翌周期か翌々周期に移植しましょう」とお勧めされるクリニックが多いと思います。
※当院ではクリニックでは質問しずらい事、分からない事にもお応えできるよう情報収集に努めています。
何か不安や質問があればご相談下さい。
また、妊娠された方に対しては、可能な限り流産を予防し、
妊娠を維持し出産を迎えれるようサポートを行っています。
お身体を良い状態に整えるために鍼灸は心強い味方です。
特に妊娠初期は、子宮への血流がとても重要です。
お身体の自律神経を調整し、副交感神経優位の身体づくりを鍼灸は得意としておりますので、
妊活や妊婦さん特有の諸症状でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。
Yさんも陽性反応が分かり、その後マタニティ鍼灸を受けられて
妊娠12周目を過ぎて順調に成長しているとのことです。
Yさん、本当におめでとうございます!
大変なご時世ですがお身体を大事になさって下さい。
また何かお困りのことがありましたらいつでもサポートさせていただきますので宜しくお願い致します。
患者さま妊娠のお喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊
▢鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精、凍結融解胚移植、ホルモン薬使用
▢ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
温活、筋トレ
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
手足の冷えが改善された、マッサージより肩や腰の凝りへの効果が長く続く、体調に合わせてくれる
▢同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
筋トレは頭もスッキリして良かったです。
※【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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