妊活中のお酒は不妊に影響するのか☆不妊≪不妊鍼灸・不育鍼灸≫
妊活中の方にとって、もちろん!ではありますが、
「お酒はのまない方がいいです。」
当鍼灸院にお越しの患者さまには、お酒は控えてもらうようにアドバイスしています。
ではなぜお酒は飲まない方がいいのか。
3つにまとめてみました。
①お酒をのむことによって卵子の老化がうながされる
これには「活性酸素」が関係します。
お酒をのむと肝臓で解毒作用が働き、体内に活性酸素が発生します。この活性酸素は良い働きもしますが、細胞を酸化(老化)させてしまうという働きがあります。
妊活中の方にとって卵子の質を老化させてしまう恐れがあるのです。
男性も同様に、妊活中の飲酒は精子の質を低下させてしまいます。
②特にビールは胃腸を冷やす
夏を迎え、ビールを好んで飲まれる方が多いと思いますが、ビールは体を冷やします。月経痛をお持ちの方は、ビールを控えるだけで、「月経痛が軽くなった」と感じる方もいらっしゃいます。
特に女性にとって、お腹(胃腸)の冷えは、生殖器系の血流を阻害してしまいます。
③PMSを悪化させる
お酒は肝臓を使います。
東洋医学では「肝」の機能が弱まると
・イライラする
・生理前の痛みや胸のハリをうったえる
・肩がこる
・目が疲れる
・寝付きが悪くなる
などなど、PMSに大きく関係する症状が現れるといわれています。
また妊活中は何かとお薬が処方されることが多いのですが、
体に必要なホルモン剤や漢方薬やサプリメントといっても、お薬はお薬。
体内では解毒作用がはたらき、肝臓の負担になっています。
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これらのことから、妊活中のご夫婦にとって、飲酒は決しておすすめできるものではありません。
ただ、何より妊活中の大敵は「ストレス」です。
禁酒することが、上に紹介した3つのことよりもストレスになるようであれば、ある程度のお酒は問題ないでしょう。
特に赤ワインなどポリフェノールを多く含むものは、体の酸化を防ぐ効果が見込めます。
妊活中は、不妊治療以外にも、日々の生活習慣の見直しも大事です。
奥様だけでなく、ご夫婦で!力を合わせて前向きに励んでください。
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