強い冷え・子宮筋腫 5度目の凍結胚移植で妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
5度目の凍結胚移植で妊娠
守口市からお越しのTさん(35歳)が妊娠されました。
Tさんが宇都宮鍼灸良導絡院にお越しいただいたのは、2017年11月です。
それまで3年間の不妊期間がありました。
タイミング療法×6回
人工受精×5回
顕微受精×1回
胚移植×4回
クリニックでの不妊治療では、残念ながら1度も着床できなかったようです。
特に目立った原因はなく、Tさんご自身も、クリニックでも、少し行き詰まりを感じていたようです。
Tさんが当鍼灸院にお越しいただいたのは、不安な中、クリニックでの治療以外にも何か出来ることはないか、と探されていた時です。
当鍼灸院では、
Tさんのお身体の状態を見ながら、さまざまな不調が不妊に影響することを説明させていただき、週に一度の鍼灸施術が始まりました。
不妊を招く冷えのぼせ
Tさんには、とにかく“強い冷え”を抱えてらっしゃいました。
また、子宮筋腫が3つあり、オペで取り除かずに経過観察となっていました。
子宮筋腫は冷えが原因で発症することがあります。
Tさんは強い冷えがあるにも関わらず、あまり冷え対策を取られていませんでした。
それは冷えと同時にのぼせも出ていたからです。
のぼせのある方は、上半身が暑く汗もかくため、足元の冷えに気付かないことがよくあります。
Tさんは、暖房の効いた部屋ではすぐ顔が赤くなりのぼせの症状が出るので、足の冷えの対策があまりとられていませんでした。
冷えのぼせは気血の巡りが身体の中で偏っている証拠です。
上半身ののぼせは、頭痛を招きます。
下半身の冷えは、婦人科トラブルを招きます。(子宮筋腫も冷えが原因です)
鍼灸では、気血の巡りを整え、冷えのぼせの改善に努めました。
不妊を招く胃腸トラブル
Tさんは、とても心優しい性格の持ち主です。
東洋医学では、思いやりのある優しい方は、胃腸のトラブルを発症しやすい体質にあると診ます。
実際、Tさんは、少しのストレスがすぐに胃腸に反映していました。
胃痛を訴えることや、胃のもたれを訴えることも多くありました。
ましてやクリニックでの不妊治療中は、大量のお薬が処方されます。
毎日服用するお薬の副作用としても、胃痛や嘔吐が出ていました。
これは、Tさんにとって大変なストレスとなっていました。
胃腸など内臓の不調を整えることも鍼灸は得意とします。
転院をし、5度目の移植で陽性反応
これらの改善に努め、週に1回の鍼灸を続けていくと、お身体の状態が整ってきました。
そんな中、4回目の移植が陰性だったときに、
Tさんが不妊クリニックの転院を検討されていましたので、私たちにできるアドバイスをさせていただきました。
・検査がしっかりされているところ
・最新の情報を常に収集されているところ
・院内の設備がしっかり整っているところ
・培養士さんのレベルの高いところ
・先生の知識力
これらを踏まえ、転院のアドバイスをさせていただきました。
転院先での、5回目の移植は新しいアプローチをすることができ、
Tさんにとって、良い結果につながりました!
2018年1月の移植に向け、
いつもの鍼灸施術にプラスしてレーザー治療も追加されました。
移植後は、お身体をリラックスさせるためにマッサージを取り入れた鍼灸施術でお身体の緊張をほぐすことに努め、
この度、陽性反応を確認することができました!
Tさん、本当におめでとうございます!
引き続き、妊娠維持のため、鍼灸を受けにお越しいただいております。
↓ Tさんのお喜びの声です。
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療の為
手足の冷えがきつく改善したかった為
以前から興味があった為
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください
体外受精
SEET法 胚盤胞移植(4AA)
□治療をうけていただいた感想をお聞かせください
胃腸も弱く、ストレスや薬の浮く作用でさらに体調が悪い時も鍼灸の効果で症状が軽くなりました。
また、1度めの顕微受精で胚盤胞移植をしたが上手くいかず、転院を考えていた際も色々とアドバイスを頂き、転院先にて1回目の移植で陽性反応が出ました。
忍先生はじめ、スタッフのみなさんのお陰です。
有難うございました。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。
今回の結果も、事前に自信の体を整えたことで結びついたのではないかと思います。
貴院で治療を受けて本当に良かったと思っております。
鍼灸は身体を整えるだけでなく、心身共にリラックスできます。
是非、悩まれている方は鍼灸を取り入れることをおススメします。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。