男性の精子の質は老化する★不妊鍼灸
いきなりではございますが、
35歳を過ぎると男性の精子は老化が始まると言われています。
35歳以上である
よくお酒をのむ
たばこを吸う
運動をしない
不規則な生活を送っている
ストレスを感じている
コンビニ弁当やレトルト食品をよく食べる
ブリーフやボクサーパンツをはく
サウナや長風呂をする
ひとつでも当てはまる項目があれば、精子の老化が始まっているかもしれません。
子どもを望む夫婦になかなか赤ちゃんが授からないでいると、真っ先に責任を感じるのは女性です。
卵子の数は胎児の頃をピークに成長と共に数が減少していく仕組みになっているため、「加齢とともに老化する」イメージが強いのです。
対して精子は毎日精巣で新しく作られているので、「老化」のイメージがつきにくいのでしょう。
しかし、実際のところ、男性にも原因のある不妊は全体の48%にものぼります。
(女性のみ44%、男性のみ24%、男女とも24%、不明11%)
精子は射精するまで3か月間かかりますので、3か月間の不摂生は精子の質に影響を及ぼします。
(喫煙/飲酒/食品添加物の多い食べ物/ストレス/運動不足/過労など)
また精子は精巣で作られるのですが、その構造上、外的要因にも影響をうけます。
(長風呂、サウナ、ブリーフなどの締め付けるインナーなど)
これらの生活習慣や35歳を過ぎた男性は、精子のDNAを損傷しやすく、不妊の原因になります。
そして、オーストラリアで射精と精子の質の関係性について興味深い研究結果があります。
精子のDNAの損傷が正常なレベルよりも大きい男性に
「7日間毎日射精」
してもらい精子の質の変化を比較した結果、8割の男性で精子の質があがり、DNA損傷率も34%から26%に下がったそうです。
この結果から精巣内に精子がたまっている間に活性酸素が発生し、その影響で時間が経つごとに精子が老化していることが推測されます。
質の良い精子は受精率があがりますし、染色体異常などが原因の流産リスクを下げることができます。
大事なのは質の良い精子であること。
宇都宮鍼灸良導絡院では、ご夫婦で不妊鍼灸に通われる方もいらっしゃいます。
気になるかたは一度、不妊鍼灸を受けにお越しください。