治療院ブログ

38歳(不育症・抗リン脂質抗体陽性)流産後の胚盤胞移植で妊娠16週に

 更新日:

兵庫県からお越しのTさん(38歳)が妊娠されました。

不育症で2人目妊活中のTさん

以前、1人目妊活の際にも不妊鍼灸を受けられ、不妊治療専門クリニックでの移植を経てご妊娠・ご出産されたTさんが、産後1年が経過した36歳の時に2人目妊活のため、再び当院にお越しくださいました。

クリニックでの検査結果と移植準備

クリニックでの検査から、Tさんには以下の所見が確認されました。

  • 不育症
  • 抗リン脂質抗体検査陽性
  • 低AMH
  • ER-Peak+1日(着床の窓が1日遅れている状態)

1人目妊活時の凍結胚盤胞が約10個保存されており、鍼灸開始から2ヶ月後には移植を控えている状況でした。

鍼灸開始と生理周期の調整

鍼灸を始められた当初、生理周期に乱れがあり、子宮内膜が余分に厚く、エストロゲンも高値であったため、移植が一度延期になってしまいました。

この時期に鍼灸施術を受けられたところ、直後に生理が来て、経血がいつもより多く出たとのことです。鍼灸により身体の巡りが良くなった結果、出血量が増えることがありますが、これは問題ありません。むしろ、次の周期に向けて古くなった内膜を排出し、着床に適したきれいな内膜を準備するための良い身体づくりにつながります。

2度の移植と流産を乗り越えて

次の周期の移植(胚盤胞1個戻し)では、一度は着床しましたが、残念ながら陰性という結果でした。

その次の周期も胚盤胞1個戻しでの移植を予定し、移植に向けて鍼灸で子宮内膜が厚くなるよう子宮の血流促進を図り、体調に合わせた施術で健康的な身体づくりをサポートしました。結果はhCG400で陽性反応が出ました。

しかし、胎嚢と心拍を確認した後の妊娠7週5日で流産となりました。原因は赤ちゃんの染色体異常の可能性があるとのことでした。

その後、Tさんは次の移植に向け、1人目妊活の時に検査を受けていても再発の可能性があると言われたBCE検査(慢性子宮内膜炎)を受けるか悩まれていました。

3度目の移植とご懐妊

流産から約3ヶ月後に行われた凍結融解胚盤胞移植では、判定でhCG値330の陽性となり、見事ご懐妊となりました。

妊娠後も16週まで妊娠維持のためのマタニティ鍼灸を受けられました。

Tさん、この度は本当におめでとうございます。無事にご出産されることを心より願っております。妊娠中や産後も、何かお困りのことがあればいつでもサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

さん妊娠お喜びの声

▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

不妊治療中のため。体の疲れ、凝りを取りたい。

▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください

体外受精(凍結胚移植(36歳時の)、GCSF(シート法の代わり))

▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください

自宅灸 ・温活・サプリメント(ビタミンD)・規則正しい生活

▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください

肩凝り、首の凝りが楽になった。疲れが取れて、リラックス出来た。

▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。

不安でもネット検索しすぎない。ビタミンDのサプリ。バランスの良い食事を心がけた。

38歳患者様のご懐妊お喜びの声

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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