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【夏の妊活】夏場の妊活・温活は冷えと汗対策で乗り切ろう!

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ジメジメとした梅雨が明け、いよいよ本格的な夏がやってきました。気温や湿度が急上昇する日本の夏は、想像以上に体力を消耗します。特に妊活中は、心身ともに健康な状態を保つことがとても大切です。

この記事では、妊活中に夏の不調を乗り越え、妊娠しやすい体質を維持するための「夏の養生法」について、東洋医学の知恵と最新の知見を交えながらわかりやすく解説します。

冷えと汗対策がカギ!夏の服装

エアコンが効いた室内や冷たい飲み物で体を冷やしがちな夏は、意外と「冷え」に注意が必要です。冷えは血行不良を引き起こし、子宮や卵巣の機能低下につながることもあります。一方で、汗を放置すると体が冷え、免疫力が下がってしまうことも。

  • 汗を吸う素材の下着:綿やシルクなどの吸湿性の高い素材を選び、こまめに着替えて汗冷えを防ぎましょう。
  • 冷房対策:薄手の腹巻やストールをうまく活用し、お腹や胸元、首元を冷やさないように心がけましょう。

胃腸を労わる夏の食事法

暑さで食欲が落ちたり、冷たいものばかりを摂ったりすると、胃腸に負担がかかりやすくなります。東洋医学では、胃腸は「気(生命エネルギー)」を生み出す大切な場所と考えられています。

控えたいもの

油っこいものや、氷がたっぷり入ったキンキンに冷えた飲み物は胃腸に負担をかけるため、できるだけ控えましょう。

積極的に摂りたいもの

  • 体を温める食材:鶏肉は「気」を補い体を温めるとされています。サムゲタンやさっぱり煮込みなどがおすすめです。
  • 薬味:唐辛子やニンニク、ショウガなどの薬味は発汗を促し、体内の余分な湿気を排出する手助けをしてくれます。
  • 旬の野菜:スイカやきゅうりなど夏が旬の野菜は、体から熱を冷ます作用があります。摂りすぎると体を冷やしすぎるため、加熱したり、ショウガと組み合わせたりして適量を心がけましょう。

快適な睡眠で夏の疲労を回復

熱帯夜が続くと睡眠の質が下がり、体の疲れが取れにくくなります。良質な睡眠は、ホルモンバランスを整える上でも欠かせません。

  • 冷え対策:冷房をつけて寝る際は、首や足首の露出を避け、薄手のパジャマやタオルケットで体を覆いましょう。お腹を冷やさないように、薄い腹巻やバスタオルを使うのも良い方法です。
  • 室温と風:エアコンの風が直接体に当たらないように設定し、室温は28〜29℃を目安にすると快適に眠りやすくなります。

無理のない範囲で!夏の適度な運動

夏は、体力を消耗しやすいため、激しい運動はかえって体に負担をかけることがあります。妊活中は、疲労をためず、心身のバランスを保つことが重要です。

  • おすすめの時間帯:朝5時から11時までの比較的涼しい時間帯を利用して、散歩をしてみましょう。
  • 運動の効果:散歩には、腸の動きを活発にしたり、血行を改善したりする効果が期待できます。血行が良くなると、着床しやすい体づくりや、卵子・精子の質の向上にもつながると考えられています。
  • 理想的な歩き方:20分間の早歩きと、ゆったりとした歩行を組み合わせて、合計30〜40分程度を目安にしてみましょう。

まとめ:夏の養生で「妊娠力」を高めよう

夏の妊活を乗り切るためのポイントは「衣・食・住・行」の4つにありました。

  • 服装:冷えと汗対策を徹底する
  • 食事:胃腸に優しいものを選び、冷たいものを摂りすぎない
  • 睡眠:快適な環境を整え、体をしっかり休める
  • 運動:無理のない範囲で、適度な運動を心がける

これらの養生法は、体力を温存し、血行を促進し、ストレスを減らすことにつながります。

妊活中の皆さんが、夏の不調を乗り越え、健康な体で過ごせるよう、ぜひ参考にしてみてください。

妊活中の女性が夏の養生法で体調を整える様子

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