治療院ブログ

新鮮胚移植と凍結融解胚移植≪不妊鍼灸・不育鍼灸≫

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「新鮮胚と凍結胚どちらがいい?」

「新鮮胚移植と凍結胚移植はどのように違うのですか?」

この質問をよくいただきます。
(クリニックでは診察時間が短くて質問がしにくいようです)

簡単に説明すると

新鮮胚移植とは採卵して同じ周期に移植する方法で、
凍結胚移植とは採卵して受精させた受精卵。凍結させた状態で保存し、妊娠しやすいタイミングで解凍し、移植する方法です。

そのため、新鮮胚移植は体が良い状態でないまま移植するため妊娠の可能性が低い(一定の条件を除いて)と考えられます。

それに比べて、凍結胚移植は採卵後ホルモンバランスが崩れている状態を妊娠しやすい体に整えてから移植することができるため、
妊娠の可能性が高くなります。

最近の傾向は、9割凍結胚移植(不妊カウンセリング学会より)をされるようです。

日本産科婦人科学会の調査報告でも、凍結融解胚移植は新鮮胚移植より10%程妊娠率が高くなっています。

以前は、凍結をすると胚を質が低下すると言われていましたが
最近の技術では、凍結をしても胚の質がほとんど変わらないそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


新鮮胚移植をするには、

P値(黄体ホルモン)値<1.5

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)がないこと

等が条件にあります。

ですが、

採卵をすると、ホルモンがかなり乱れていて
着床環境は低下します。

それは、

採卵を沢山すると、採卵前の黄体ホルモン(P)が上昇
するからです。

しかし、凍結胚移植のデメリットとして費用が高いという点が挙げられますが、

翌周期か翌々周期に移植をされることをお勧めされるクリニックが多いと思います。

※当院ではクリニックでは質問しづらい事や、わからない事にも
お応えできるように、情報収集に努めております。
難質問には、できる限り婦人科の先生に質問してお応えするように
しています。
何か、不安や質問があればご相談ください。

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