2018年01月の投稿記事
流産手術 吸引法か掻爬(ソウハ)法か【不妊鍼灸・不育鍼灸】
妊活中の女性にとって、流産は決してめずらしいことではありません。
約15%におこるとされていて、
40代女性では、確率は40%にもあがります。
この数字にはいつも驚かされます。
しかし、流産のうち70%が原因不明とされているため、対処法が見つかっていないのです。
そして、残念ながらお腹の中で赤ちゃんの発育が止まった場合、
母体のために処置をしなければなりません。
自然に全て排出される場合もありますが、
子宮の中に一部でも内容物が残っていれば、子宮内容物を取り除き、妊娠前の子宮に戻す必要があります。
流産手術には2種類あるとされています。
吸引法と掻爬法です。
どちらの方法が選択されるかは、手術を行う病院によって違うようです。
最近では、安全性の点から「吸引法」が推奨される病院が多いようです。
世界保健機構(WHO)が定める「安全な中絶ガイドライン」でも、「吸引法」が推奨されており、「掻爬法」は「吸引法が使えない場合のみ使用」と明記されています。
日本では、以前から掻爬法が主流であったため、掻爬法について熟練の医師が多く、今でも掻爬法を支持する傾向にありますが、世界的な安全基準の観点から見れば、今後は吸引法に移行していくのではないでしょうか。
「吸引法」
電動式の真空吸引ポンプを使い、一定圧で子宮内容物を吸引除去する方法。
特別な技術が必要なく、
合併症のリスクが低い。
※妊娠10週を超えるような場合は、胎児が大きくなっているため、吸引法を行えないことがあります。
「掻爬法」
さじ状の器具を使い、子宮内容物をガリガリと掻きだす方法。
術者の技量に左右され、
子宮内膜や筋層への損傷ダメージがリスクとされる。
金属機械による掻爬法を繰り返し受けると子宮内膜が薄くなってしまい、着床障害の原因になることがあるようです。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
術式については、担当の先生にご確認、ご相談ください。
また、より安全であるとされている吸引法でもリスクはあります。
当鍼灸院にご報告があった例では、
吸引法による手術で、子宮内の動脈が過度な刺激を受けてしまい、損傷をうけ、
流産手術後から数週間後に大量出血を招いてしまったケースがあります。
その場合、迅速な処置が必要になります。
処置が終わった後も経過観察をしなければいけませんので、
数ヶ月間、妊活をお休みしなければなりません。
妊活中の女性のお身体は、これから赤ちゃんを宿すとても大事なお身体です。
日常生活の中での細かい変化(不正出血など)に着目し、
不安な点は医師に相談し、
くれぐれもご自愛ください。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
凍結胚移植の自然周期、ホルモン補充周期【不妊鍼灸・不妊不育鍼灸】
患者さまから
「移植のとき、“自然周期”と“ホルモン補充周期”とどちらが良いですか」
とご質問を受けました。
凍結胚を融解後に胚移植する場合、
自然排卵周期で行う場合と、
ホルモンをコントロールするホルモン補充周期で行う場合とに分かれます。
黄体機能が十分に保たれていれば、特に黄体補充をせずに移植を行われます。
これを自然排卵周期といいます。
黄体機能不全があれば、エストラジオールやプロゲステロンの投与を行い子宮内膜の状態を整えます。
これをホルモン補充周期といいます。
ホルモン補充周期では、
排卵が起こらないため黄体も形成されず、プロゲステロンの分泌もみられません。
子宮内膜の環境を整えるためにホルモンを継続的に投与する必要があります。
どちらの周期で移植を行うかは、
患者さまのお身体の状態(ホルモン数値)に左右されますし、
担当の不妊クリニックの方針にもよるかと思います。
不妊治療において、
胚移植後の黄体補充は最終ステップです。
妊娠というゴールにむけて、最適な子宮内膜の着床環境を形成しなければなりません。
また、薬剤の有効性も大切ですが、
中には、ホルモン剤がお身体に合わず、嘔吐などの副作用が出る方もいらっしゃいます。
また経済的な負担もかかります。
これらのことを包括的にみて、
自然周期で行うか、ホルモン補充周期で行うかを判断していく必要があるようです。
「どちらが良いか」についてのお答えは、私たち(鍼灸師)には出来ないことですが、
患者さまのお身体の状態に寄り添う施術を心がけております。
後悔のないよう、納得のいく不妊治療ができるように、
お悩みのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
(参考文献:生殖医療の必修知識(JSRM)/一般社団法人日本生殖医学会)
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
男性不妊のホルモン検査でわかること【不妊鍼灸・不育鍼灸】
男性不妊のホルモン検査でわかること
~性ホルモンとその働きについて~
患者様から「男性不妊の血液検査では、どんなことが
わかるのでしょうか」という問いかけがありました。
男性不妊の血液検査(ホルモン検査)では主に
FSH=卵胞刺激ホルモン
LH=黄体ホルモン
テストステロン=男性ホルモン
PRL=プロラクチンの値がわかります。
FSH=卵胞刺激ホルモン
脳の下垂体から分泌され、女性では卵巣を刺激して卵胞の成長を促します
男性では精巣を刺激して、精巣の精細管の発育を促し
精子の形成に働きかけます。
LH=黄体ホルモン
脳の下垂体から分泌され、女性では成熟した卵胞に働きかけ排卵を促します。
排卵後は黄体形成を促し黄体ホルモンの分泌を増加させます。
男性では精巣に作用し男性ホルモン(テストステロン)の
生成と分泌を促します。
テストステロン=男性ホルモン
女性では卵巣、副腎で分泌され、性衝動を高める働きがあります。
男性では精巣から分泌され、精子形成の促進、
男性の生殖器(前立腺・精嚢)の発育促進と機能の維持、
外生殖器の発育、性欲を亢進させる働きがあります
FSHやLHやテストステロンが低いと精子を作る機能の低下
が疑われます
FSHやLHの低下はその分泌場所である下垂体の機能の
異常が疑われることもあります。
FSHやLHが高くても精子を作る機能の低下が疑われます
精子を作る機能が低下するとそれを補うために
FSHやLHが高くなるからです。
FSHやLHやテストステロンが正常値でも閉塞性無精子症(精巣内では精子が
作られているが精管が閉塞してしまい精液中に精子が無い症状)
や、成熟停止(精巣内で精子の形成が途中で止まってしまう症状)
の方が稀にいらっしゃるので精子の回収が保証できない場合もあります。
PRL=プロラクチン
脳の下垂体から分泌され、女性では乳汁の産生や排卵の抑制に
作用します。
男性では射精後に急速に性欲を失わせる働きがあり、
男性でプロラクチンの値が高いと性腺機能や性欲の低下
勃起障害などを引き起こします。
高値になる原因として薬剤やストレス、下垂体腫瘍の疑いが
挙げられ、下垂体腫瘍があると無精子症になることもあります。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、
その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
不妊鍼灸にお越しの患者さまの声(2018年1月)
2018年1月に、初めて宇都宮鍼灸良導絡院へ不妊鍼灸を受けにお越しいただいた方々のお声を
一部掲載させていただきます。
鍼灸施術自体が初めての方がほとんどです。
始めは少し緊張されていますが、鍼灸があまり痛くないことが分かると、
みなさんすぐにリラックスしてお受けいただいております。
Q.数ある鍼灸院の中で当院を選んでいただいた理由は何でしょうか。
HPを見て安心して行けそうな感じがした。
ヨガなど他にも活動されてて、お客様がたくさんいるんだろうなと思った。
Q.治療を受けてみていかがでしたか。
全身のカウンセリングから始まって色々説明をしてくれた。
(30代女性/都島区からお越しのNさん)
Q.数ある鍼灸院の中で当院を選んでいただいた理由は何でしょうか。
口コミや歴史もあり、不妊を得意としていたため。
交通の便や、料金も通いやすいと思えた。
Q.治療を受けてみていかがでしたか。
恐かったが思っていたより痛くなかった。
治療後すぐ効果は分からないが、継続してみていきたいです。
(30代女性/福島区からお越しのNさん)
Q.数ある鍼灸院の中で当院を選んでいただいた理由は何でしょうか。
ホームページの紹介が丁寧で親身に接してくれそうな感じがしました。
Q.治療を受けてみていかがでしたか。
初回なので今後の変化が楽しみです。
スタッフのみな様の対応があたたかく思いました。
(30代女性/八尾市からお越しのSさん)
Q.数ある鍼灸院の中で当院を選んでいただいた理由は何でしょうか。
家から近いし、不妊を専門でされているところ
Q.治療を受けてみていかがでしたか。
緊張したこともあり、少し痛みに敏感になる時もありましたが、
常に声をかけていただけたのが良かったです。
(30代女性/都島区からお越しのOさん)
Q.数ある鍼灸院の中で当院を選んでいただいた理由は何でしょうか。
不妊に実績があるとのことなので
Q.治療を受けてみていかがでしたか。
とても気持ち良かったです。
また来ます!
(20代女性/岸和田市からお越しのYさん)
Q.数ある鍼灸院の中で当院を選んでいただいた理由は何でしょうか。
口コミ、通いやすい立地
Q.治療を受けてみていかがでしたか。
痛くなくて安心しました。ありがとうございました。
お話もしやすかったです。
(30代女性/吹田市からお越しのTさん)
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
月経異常と不妊の関係【不妊鍼灸・不育鍼灸】
月経不順、無月経の方はご注意ください。
月経異常は不妊の原因になります。
正常な月経周期は約28日(25日~35日)です。
正常範囲外の月経不順、または、月経がこない無月経の方は、
ご自身の月経異常を自覚しやすいのですが、
月経のような出血があっても排卵を伴わない無排卵周期症というものがあります。
自覚がない分、発見が遅れることがあります。
無排卵周期症の場合、基礎体温は低温1相をしめします。
排卵できていない状態ですので、排卵を誘発させる治療方針がとられます。
また月経不順の場合、黄体機能不全であることがよく見られます。
黄体機能不全は、
黄体からのプロゲステロンの分泌がうまくいかないことにより、黄体期が短くなる状態のことをいいます。
プロゲステロン、エストロゲンの作用不足により子宮内膜の発育に異常がおこります、
プロゲステロンとエストロゲンは女性の身体にとって大事なホルモンです。
妊活中、
順調に排卵や受精が行われ、目立った異常がなくても、
エストロゲンやプロゲステロンの作用不足により、子宮内膜の発育が不十分だと、
受精卵がうまく着床せず、着床障害をおこしてしまいます。
また、プロゲステロンは、妊娠維持にも関係するホルモンです。
受精卵がうまく着床したとしても、プロゲステロンが不足していると、妊娠維持が難しくなり、
不育の状態にしてしまいます。
黄体機能不全への治療方針は、
黄体賦活療法として、黄体期にヒト絨毛性ゴナドトロピンを投与し黄体を刺激する方法がとられます。
黄体ホルモン補充療法として黄体ホルモン投与がおこなわれます。
月経不順、無月経の場合、
一度、専門のクリニックで検査をうけることをおすすめいたします。
その上で、お体の状態を整える鍼灸療法を受けることが妊娠への近道になります。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
目の疲れにお勧めのツボ【不妊鍼灸・不育鍼灸】
目の疲れの緩和が期待できる足のツボ
【解渓】をご紹介いたします。
足首の関節の前面にある真ん中の窪み(内くるぶしと外くるぶしの中点)
にあります。
足のつま先を真上に上げて足首を曲げると容易に
見つけることができます❣
解は解く、解放する、溪は窪みを意味し、
このツボが靴ひもを解く位置にあることから
この名前がつけられたと言われています
解渓は胃の経絡に属するので胃痛、お腹の冷え、二日酔い、
便秘など、胃腸トラブルの改善が期待できます
胃の経絡は前頭部や顔面を通ることから、
目の炎症、視力低下、視野狭窄、ものもらい、
顔のむくみ、頭痛、めまいなどの頭部や顔面のトラブル
の改善も期待できます
胃の弱りは心に負担がかかるといわれており、胃の経絡である解渓は、
うつ病やストレス、不眠などの精神的な疾患の改善も期待できます
また、解渓は胃の経絡の経火穴とされています。
経火穴は喘咳寒熱(喘は喘鳴や呼吸困難、咳はせき、寒は悪寒、
熱は発熱)をつかさどると言われ、せき、のどの痛みや腫れなどの
風の諸症状の緩和や疲労回復も期待できます❣
足の関節にあるツボなので、足の諸症状(むくみ、冷え、しもやけ、
関節痛、捻挫こむら返り、痛風、リウマチ)にも有効です
冬の寒さが厳しく、なにを試みても足の冷えがおさまらない時には
やはりお灸がお勧めなのですが、冷え込んでお灸の温かさが
感じることができないときは、温かくなるまで同じツボに3壮までは
連続で据えても大丈夫。冬用に1ランク上の熱さの
お灸をご用意されることもお勧めです💝
ほんのり温かいお灸の心地よさを感じてください。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、
その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
40歳二人目不妊 移植6回目で陽性反応【不妊鍼灸・不育鍼灸】
城東区からお越しのNさん(40歳)が妊娠されました。
Nさんは2017年7月に宇都宮鍼灸良導絡院に初めてお越しいただきました。
それまでに2年6ヶ月間の不妊期間があり、
・人工受精×10回
・顕微受精×3回
・胚移植×5回
されていましたが、結果に繋がっていませんでした。
Nさんはお二人目不妊ですので、ご夫婦ともに大きな問題があるわけではないようです。
お二人目不妊の場合、お身体の状態を整えることで妊娠しやすくなります。
採卵された後での来院でしたので、
私たちにできることは移植にむけた適切な鍼灸施術です。
・子宮内膜をフカフカの柔らかい状態に育てること
・着床後、受精卵が育ちやすい環境を整えること
移植前の刺激も大事ですし、移植後の施術もとても大事です。
6回目の移植にして、陽性反応が確認でき、8週で心拍も確認できたのですが、赤ちゃんの成長が遅かったようで、
残念ながら流産という結果になってしまいました。
Nさんは、移植前まで、鍼灸にお越し頂けていたのですが、
移植後、鍼灸は受けずに自宅で安静にされていました。
移植後に施術を受けて、不育症の方が妊娠を維持できた
という例は沢山あります。
決して「施術を受けておけば流産しなかった」と言いたいわけではありません。
流産は、やはり避けられないケースが多くあります。
ただ、
お身体を副交感神経優位の状態に保つことは、とても大切なことです。
宇都宮鍼灸良導絡院では患者さまが不安に感じるような施術内容はしておりません。
安心で安全な施術内容をご用意しております。
Nさんも、
今回は残念な結果になってしまいましたが、
次の機会に向けて、不妊鍼灸を再開されました。
不妊や不妊でお悩みの方、
ご不明な点がございましたら、
お気軽にご相談ください。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
不妊症の方に多い不正出血≪不妊鍼灸・不育鍼灸≫
【不妊症で通われている方に多い不正出血】
月経以外の異常の性器出血を不正性器出血といい、
不正性器出血には器質性出血と機能性出血に分類されます。
≪器質性出血≫
器質性出血は膣や子宮、卵巣に疾患ができ出血することをいいます。
この場合、専門のクリニックでの適切な処置・治療が必要になります。
≪機能性出血≫
機能性出血は不正出血の30%を占めており、
妊娠、器質的疾患による出血以外のものをさします。
機能性出血は排卵性と無排卵性に分けられ、ほとんどの場合が無排卵性で、ホルモン分泌の乱れが影響しています。
ホルモン分泌(黄体ホルモンと卵胞ホルモン)の乱れる原因として、
・年齢的なもの(思春期や更年期)
・環境の変化などによる精神的ストレス
・不妊治療などによるホルモン剤などの使用
が挙げられます。
ホルモンバランスの乱れは、そのまま不妊の原因につながります。
では、
ホルモンバランスが乱れると身体の中ではどのような状態になっているのでしょうか。
思春期の女性は、まだ卵巣が未熟のため。ホルモンバランスが乱れやすい状態です。
思春期に起こる無排卵性出血では、
卵胞の発育はっても、黄体毛性ホルモンサージが起こらないことにより無排卵になり、
そのため、プロゲステロンは分泌されず、エストロゲン分泌が持続され破綻出血を起こしてしまうのです。
よく見られる原因は、
接触障害や過度のダイエットによる体重の減少、環境の変化などによるストレスがあげられます。
その他、内分泌疾患(多囊胞性卵巣症候群や高プロラクチン血症なども考えられます。
思春期以外にも、閉経や近づくと卵巣の働きが一気に悪化していきますので、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
更年期に起こる無排卵性出血では、
卵胞数の減少や卵胞発育の衰退によって、卵胞期の途中で発育が体祝することにより無排卵がおこり破綻出血がおこります。
機能性不正出血の場合、
治療方法は年代や原因によって異なりますが、
日常生活の見直しで改善されることが見込めます。
・規則正しい食生活
・適度の運動、ストレッチ
これらを心がけてください。
また、
鍼灸は、ストレスを抱えているお体を
痛みや不正出血のない本来の状態に導くことを得意としています。
血流を改善することでホルモンバランスの乱れを整えてくれます。
不正出血でお悩みの方
婦人科疾患でお悩みの方
不妊でお悩みの方
更年期でお悩みの方
一度、お気軽にご相談ください。
スタッフ全員女性鍼灸師です。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
世界保健機関(WHO) 国際的に鍼灸を認定する方針【不妊鍼灸・不妊不育鍼灸】
2018年、さっそく私たち鍼灸師にとって嬉しいニュースが舞い込みました。
「今春に開催される世界保健機関(WHO)の総会で、
漢方薬や鍼灸などの伝統医療が認定される方針にある」
とのニュースです。
以前から、鍼灸の経穴(ツボ)の効果は、WHOで認められていました。
今回新しく認定されるのは、
国際的に統一させた基準をもつ「国際疾病分類(ICD)」に東洋医学の章が追加されるようです。
病名や患者の体質を示す「証(しょう)」が300項目記載されるそうです。
西洋医学が普及・発展している現代において、
東洋医学はまだまだ認知の低いところにありましたが、
今回のこの動向で、日本の伝統医療の再評価につながるのではないかと、期待が高まります。
西洋医学と東洋医学には違いがあります。
西洋医学は病気をみる医学です。
胃が痛ければ胃をみる、腰が悪ければ腰をみる、のが西洋医学です。
東洋医学は患者をみる医学です。
全身のバランスをみて、状態を確認し、痛みを訴える部位だけでなく包括的なアプローチを行います。
同じ症状でも患者の体質によって施術内容が変わるのが東洋医学です。
宇都宮鍼灸良導絡院が専門とする不妊鍼灸も同様です。
生殖機能の血流をあげるだけでなく、首こりや便秘、冷えなど、お身体のバランスをみて全身(お腹、足、背中、首、肩など)にアプローチいたします。
不妊でお悩みの方は、一度、不妊鍼灸専門の宇都宮鍼灸良導絡院にご相談ください。
スタッフは全員女性です。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
男女の不妊・不育症の改善を期待できるツボ【不妊鍼灸・不育鍼灸】
男女の不妊、不育症の改善を期待できるツボ
【命門】をご紹介いたします
命門は生命の出入口と言われており、
体力、免疫力の強化が期待できます💪
第2第3腰椎棘突起の間で第2腰椎棘突起下のへこんだところ
(肋骨の一番下の先端と脊柱との交点)にあります
※写真及び図はイメージです。
ちょうどウエスト(一番細いところ)に両手をあて、背骨と
交わるところあたりになります。
気血の流れを整えるともいわれており、
疲労回復、健康維持、アンチエイジング、精力減退、
冷え性、不妊・不正出血などの婦人科系疾患、
腹痛、下痢、腰痛、背中のこわばり、姿勢の歪み、
夜尿症などの泌尿器系疾患、耳鳴り、不眠などの改善が期待できます
お灸やカイロで温めると、背中のこわばりが解消され、心身ともにリセット
されることも期待できます❣
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、
その内容の正確性等に対して、保障するものではありません