2018年02月の投稿記事
41歳3回目の人工授精で妊娠 【不妊鍼灸・不育鍼灸】
2017年2月は、9名の方からご懐妊のご報告をいただいております。
7名めにご報告いただいたのはMさん(41歳)です。
Mさんは6ヶ月間の不妊期間があり、
・タイミング療法×3回
・人工受精×2回
をされている段階で、初めて不妊鍼灸を受けにおこしいただきました。
宇都宮鍼灸良導絡院に初めてこられたのは2017年11月です。
そこから週に1回、通っていただいています。
Mさんは、卵胞の成長が遅く、排卵に日数がかかっていました。
不妊クリニックでは、排卵誘発剤の注射が始まり、
当鍼灸院では、卵巣への血流をあげ、排卵を促す施術内容に重点をおきました。
人工受精後は、身体を副交感神経優位にしたいので、刺激はゆるめます。
そして、人工受精3回目、(鍼灸に通い始めてから初めての人工受精)で、
この度、陽性反応が確認できました!
すでに5週めに入っていて、無事、胎のうも確認できたようです。
Mさん!本当におめでとうございます!
Mさんのお声を掲載させていただきます。
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
血流が大切なことや、不妊の治療の中でわからなかったことや、
不安なことを話すと、アドバイスしてもらったり、はげみになりました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
二人目不妊 凍結胚移植で妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
二人目不妊 凍結胚移植で妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
北区からお越しのTさん(34歳)が妊娠されました。
Tさんはお二人目不妊でお悩みでした。
宇都宮鍼灸良導絡院へは、2017年7月に初めてお越しいただきました。
それまでに一年間の不妊期間があり、
・タイミング療法×3回
・人工受精×3回
をされていましたが、うまくいかなかったようです。
クリニックでの検査では特に問題は見つかっていません。
☞腰痛と頭痛
当鍼灸院で、Tさんのお身体の状態を確認させていただくと、
腰痛が強く、
頭痛も頻繁におこっていました。
冷えも強くありました。
腰痛や頭痛は、身近な症状のため、あまり問題視せず、そのまま放置される方が多くいらっしゃいます。
「腰痛や頭痛は誰にでもあるだろう」
「鎮痛剤でその場しのぎしておこう」
改善を試みることなく、
特に対処されていない方が多いのではないでしょうか。
しかし、
この腰痛や頭痛は、不妊に関係します。
このことを、Tさんにご説明し、鍼灸施術でしっかり対応させていただきました。
週に1回通っていただくうちに、
腰痛の改善がみられ、
頭痛が起こる頻度も随分へりました。
☞転院と顕微授精
体調を整えながら、不妊クリニックの転院のアドバイスもさせていただき、
転院先での顕微受精を受けられました。
採卵結果は、
4つとれたうち、2つが分割胚で凍結することができました。
そして、
凍結3日目胚を1つ戻した今回の移植で、
お見事!陽性反応が確認できました!
Tさん!本当におめでとうございます!
引き続き、体調管理の鍼灸施術にお越しいただいております。
Tさんのお喜びの声を掲載いたします。
☞ご懐妊~お喜びの声~
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
腰病もあり体調をととのえたくて
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください
体外受精
顕微受精
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
転院を考えていた時に、色々とお話を聞け、転院を決心できました。
転院後の病院でステップアップをすすめられ、1回目の体外受精で陽性反応がでました。
今まで厚くならなかった内膜がレーザーをしてもらい、移植の時は12mmまで厚くなっていました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
黄体機能不全 低AMH値でしたが妊娠 【不妊鍼灸・不育鍼灸】
東成区からお越しのAさん(34歳)が妊娠されました。
☞黄体機能不全・低AMH値
Aさんが初めて宇都宮鍼灸良導絡院へお越しいただいたのは2017年12月です。
それまでに不妊期間は2~3ヶ月でしたが、
クリニックでは、
・黄体機能不全
・低AMH値(0.8)
の指摘を受けていました。
基礎体温もギザギザの状態だったようです。
タイミング療法を1度されましたが、すぐに人工受精にステップアップされました。
☞お身体を整える鍼灸施術
Aさんは、お忙しい方で、お仕事のスケジュールが詰まってらっしゃいました。
また不妊治療との都合で、ストレスがお身体に現れている状態でした。
・胃痛
・肩首こり
・便秘
・腰痛
・頭痛
など、これらの症状は不妊に関係しますし、
これら不定愁訴の改善は鍼灸の得意とするところです。
☞不妊治療に対して積極的な姿勢
Aさんは教育関係のお仕事をされていて、不妊の事についてもご自身で色々と調べられていました。
当初、通っていたクリニックでは、Aさんが気になっていたことの検査が実施されておらず、
私たちが把握している情報を元に、
Aさんの希望に沿うクリニックへの転院を提案させていただきました。
すると、Aさんの予想的中で、転院先での検査によって、
足りない栄養素のサプリが処方されました。
鍼灸についても、ご自身で色々調べて、
「不妊に鍼灸が良い」とのことでお越しいただきました。
☞鍼灸とヨガ 最強の組み合わせ
お身体の状態を整えるには、
鍼灸の他に、ヨガもとても良い効果を出してくれます。
ヨガは骨盤周りの筋肉をほぐしてくれますので、大事な生殖器系の血流をあげてくれます。
また全身のバランスが整いますので、ストレスから解放され、疲れにくい身体づくりになります。
Aさんは、ヨガの講座にも参加され、ご自宅でのストレッチやセルフ灸にも取り組んでいただきました。
これら、Aさんの前向きな姿勢が良い結果につながり、
この度、4回目の人工受精で陽性反応が確認されました!
Aさん、思ったよりも早くでた良い結果に少し驚きでしたが、
本当におめでとうございます!
― ― ― ― ―
その後、残念ながら、化学流産されました。
残念でしたが、
鍼灸の効果を実感いただいておりますので、
引き続き、不妊鍼灸にお越しいただいております。
Aさんからご懐妊のお声をいただいております。
同じ不妊治療をされている方へのメッセージを書いていただいておりますので、
ご参考にされてください。
↓Aさんご懐妊~お喜びの声~
□お悩みの症状または来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療で鍼が良いと聞いたから
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください
人工受精(4回目)
クロミッドとデュファストンを処方されていました。
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
毎回自律神経を測定されたからの処置だった事が、自分の健康状態を比較できて良かった。
色々な病院の情報を聞くことができ、転院を決意できた。
転院して1回目の人工受精だったので、アドバイスにとても感謝しています。
不妊治療に対応していただいているので、日常生活で妊活のために良い事で迷っている事などに対してアドバイスをしてもらえたことがとても良かった。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。
初めてこちらの鍼灸院を訪れた時は、今思えば、冷えや栄養面やホルモンバランスが全く良くなかったです。
クリニックの検査と並行しながら、ヨガなどにも参加し、体質改善をしてきました。
こちらの鍼灸院で多くのアドバイスをいただけて良かったです。
良い結果が出ますようにと願っています。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
5年間の不妊を乗り越え移植4回目で妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
大阪市からお越しのYさん(38歳)からご懐妊のご報告をいただきました!
5年間の不妊治療
Yさんが初めて宇都宮鍼灸良導絡院にお越しいただいたのは、2017年10月です。
それまで5年間の不妊期間があり、
・タイミング療法×2回
・顕微受精×3回
・胚移植×3回
していましたが、良い結果にはつながっていませんでした。
手掌大の子宮筋腫の手術もされています。
不妊治療に伴うストレス
3回めの移植が陰性だったことが、
Yさんにとって、とてもストレスになりました。
当鍼灸院では、Yさんのお身体の状態を確認させていただき、
クリニックでの治療方針とYさんのお身体の状態が合わないように感じましたので、転院もおすすめさせていただきました。
Yさんは、いつも笑顔でとても気の効く明るい女性です。
ですが、その笑顔に隠れて、なかなか赤ちゃんを授からないことへの焦りとプレッシャーが重くのしかかっていたようです。
特に不妊治療の最終段階である移植を迎えると、
緊張や不安が極度に達するようです。
「また陰性だったらどうしよう」
その不安は、体調に現れます。
自律神経の乱れ
緊張や不安は、自律神経を乱します。
ストレスにより交感神経が高まると、全身の毛細血管は収縮してしまいます。
でも大事な酸素や栄養素を細胞におくっているのは、血液です。
生殖器へ、酸素や栄養素がしっかり届くようにするために、副交感神経を優位にさせる必要があります。
副交感神経を優位にさせるために、
宇都宮鍼灸良導絡院では、マッサージと鍼灸を組み合わせた内容をご用意しております。
不妊治療のストレスを軽くする鍼灸施術
移植のタイミングに合わせた鍼灸施術をさせていただきました。
また、不安を少しでも軽くしてもらうために、
治療中もYさんと色々なお話をさせていただきました。
不妊治療中は、
「今までだれにも相談できなかった」
「一人で悩んでた」
と、言われる方が多いのですが、ここに来て通っていただくうちに
「ここでアドバイスいただけて、本当によかったです!」
「色々お話して、ストレス発散になります!」
「ここに週に1回くるのが、私の楽しみです!」
と言ってくださる方が多いです。
お身体のケアだけでなく、
精神的なサポートも心がけております。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。
ご懐妊~お喜びの声~
Yさんのお喜びの声を掲載させていただきます。
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
3回の胚盤胞移植陰性後、かかっていたドクターからは同じ方法を続けるときいて不安に思い、自分で病院通い以外にできることはないか、モヤモヤとした気分をなんとかできないかという気持ちがきっかけで来させてもらうことにしました。
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください
体外受精
ふりかけの受精卵 凍結胚盤胞移植 SEET法 ホルモン補充
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
他院には行ったことがないので、比較できませんが、女性の先生方から何気ない話や治療や生活のアドバイスをいただけたこと、その日の体調に合わせた治療を施術していただけたことが、心身共に助けていただけたなぁ、と思えました。
体調もよく、冷えも例年よりなくなり、毎週来させてもらうのが楽しみでした。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。
私は“一人で不妊治療している感じ”がつらいなぁと思っていましたが、
こちらへ通わせてもらうようになってから、その思いはなくなっていきました。
それが良い結果につながったように思います。
どの先生も明るく助けてくださる方々です。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
ストレスが不妊の原因といわれる理由
ストレスが不妊の原因といわれる理由~女性のホルモンとストレスの関わり
不妊症の原因の一つとしてストレスがあげられています。
女性の身体を妊娠に導くために必要な4つのホルモンとその働き、そしてさらに、ストレスとの関わりについてまとめてみました。
女性ホルモンは卵巣で合成されるホルモンで、卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)などがあります。
〇卵胞ホルモン(エストロゲン)
卵胞ホルモンにはエストラジオール、エストロン、エストリオールなどがあり、総称してエストロゲンと呼ばれています。
エストロゲンの作用
➀卵胞の発育を促す。
➁卵管の運動を高め、卵子を子宮の中へ送り届ける。
➂子宮内膜と膣上皮の増殖。
➃骨格を女性らしくさせ、乳腺、乳房の発育、カルシウムの貯蔵を促す。
➄性欲の亢進。
〇黄体ホルモン(プロゲステロン)
黄体ホルモンの主なものであるプロゲステロンには、次のような作用があります。
プロゲステロンの作用
➀子宮内膜をフカフカに厚くして、受精卵の着床を助ける。
➁乳腺の発育を促し、体温を上げる作用、排卵抑制作用があり、妊娠の維持を助ける。
・これらの女性ホルモンは、性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の刺激を受けて分泌されます。
・性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)には卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)があります。
・FSHとLHは脳にある視床下部の指令を受けて、視床下部の下にある下垂体から分泌されます。
〇卵胞刺激ホルモン(FSH)
➀卵巣の中で卵胞を成熟させる。
➁黄体形成ホルモン(LH)と協調してエストロゲンの生成と分泌を促進する。
〇黄体形成ホルモン(LH)
➀成熟卵胞に働きかけ排卵を誘発させる。
➁排卵後は黄体形成を促してプロゲステロンの分泌を増やす。
女性の生理周期
では、
➀卵胞期(低温期)にエストロゲンが多く分泌されて卵子を成長させ受精に向けての備えをします。
エストロゲンにより子宮内膜がフカフカになると
☞卵巣が司令塔である視床下部に報告し
☞視床下部にぶら下がっている下垂体がこの報告を受け、
➁黄体形成ホルモン(LH)の一過性の急激な分泌増加(通称LHサージ)を引き起こし
☞この刺激を受けると成熟した卵胞が破裂して、小さな卵子が飛び出して排卵がおきます。
➂排卵後に黄体期(高温期)に入り、LHの作用で
☞排卵後の卵胞から黄体が形成されプロゲステロンが分泌されます。
プロゲステロンの作用により子宮内膜から分泌液が出て子宮内膜を更に柔らかく、分厚くして
☞受精卵が着床して妊娠の維持ができるように働きかけてくれます。
➃受精が行われない場合、黄体は退化して白体となります。
☞プロゲステロンのレベルが低下して
☞月経が始まり、子宮内膜が剥がれて経血と共に白体は身体の外へと排出されて
➀再び卵胞期が始まります。
視床下部と大脳辺縁系の働き
このように、卵巣からのホルモン分泌量は常に脳の視床下部からのチェックがあり増減をコントロールしてくれています。
そんな視床下部は欲求や感情をつかさどっている大脳辺縁系の影響を強く受けます。
そして人間が考えたり欲求を抑えて我慢したりできるのは大脳皮質の働きによるものです。
しかし抑制が極端に強くなると、これらの脳の器官の間で伝達が上手くいかなくなり、視床下部やその支配をうけているホルモンのバランスに影響を及ぼしてしまうこともあります。
ですから物事を考え過ぎることや、我慢してストレスをためこんでしまうと、そのせいで不妊症もたらした悪化させてしまうのです。
妊娠力を高めるためには、ご自身の月経サイクルを知って、正常な月経周期を保つことが大切です。
何らかの異常に気づいたら婦人科で検査を受けてみることをお勧めいたします。
検査結果で異常がなかったとしても、ストレスなどでホルモンバランスが乱れることもあります。
鍼灸治療では全身のバランスを調整し、自律神経を整えることでストレスの緩和が期待できます。
そうして、乱れていた生理周期やお身体の不調が整い、妊娠、出産された患者様もたくさんいらっしゃいます❣ 是非一度ご相談ください💞
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
強い冷え・子宮筋腫 5度目の凍結胚移植で妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
5度目の凍結胚移植で妊娠
守口市からお越しのTさん(35歳)が妊娠されました。
Tさんが宇都宮鍼灸良導絡院にお越しいただいたのは、2017年11月です。
それまで3年間の不妊期間がありました。
タイミング療法×6回
人工受精×5回
顕微受精×1回
胚移植×4回
クリニックでの不妊治療では、残念ながら1度も着床できなかったようです。
特に目立った原因はなく、Tさんご自身も、クリニックでも、少し行き詰まりを感じていたようです。
Tさんが当鍼灸院にお越しいただいたのは、不安な中、クリニックでの治療以外にも何か出来ることはないか、と探されていた時です。
当鍼灸院では、
Tさんのお身体の状態を見ながら、さまざまな不調が不妊に影響することを説明させていただき、週に一度の鍼灸施術が始まりました。
不妊を招く冷えのぼせ
Tさんには、とにかく“強い冷え”を抱えてらっしゃいました。
また、子宮筋腫が3つあり、オペで取り除かずに経過観察となっていました。
子宮筋腫は冷えが原因で発症することがあります。
Tさんは強い冷えがあるにも関わらず、あまり冷え対策を取られていませんでした。
それは冷えと同時にのぼせも出ていたからです。
のぼせのある方は、上半身が暑く汗もかくため、足元の冷えに気付かないことがよくあります。
Tさんは、暖房の効いた部屋ではすぐ顔が赤くなりのぼせの症状が出るので、足の冷えの対策があまりとられていませんでした。
冷えのぼせは気血の巡りが身体の中で偏っている証拠です。
上半身ののぼせは、頭痛を招きます。
下半身の冷えは、婦人科トラブルを招きます。(子宮筋腫も冷えが原因です)
鍼灸では、気血の巡りを整え、冷えのぼせの改善に努めました。
不妊を招く胃腸トラブル
Tさんは、とても心優しい性格の持ち主です。
東洋医学では、思いやりのある優しい方は、胃腸のトラブルを発症しやすい体質にあると診ます。
実際、Tさんは、少しのストレスがすぐに胃腸に反映していました。
胃痛を訴えることや、胃のもたれを訴えることも多くありました。
ましてやクリニックでの不妊治療中は、大量のお薬が処方されます。
毎日服用するお薬の副作用としても、胃痛や嘔吐が出ていました。
これは、Tさんにとって大変なストレスとなっていました。
胃腸など内臓の不調を整えることも鍼灸は得意とします。
転院をし、5度目の移植で陽性反応
これらの改善に努め、週に1回の鍼灸を続けていくと、お身体の状態が整ってきました。
そんな中、4回目の移植が陰性だったときに、
Tさんが不妊クリニックの転院を検討されていましたので、私たちにできるアドバイスをさせていただきました。
・検査がしっかりされているところ
・最新の情報を常に収集されているところ
・院内の設備がしっかり整っているところ
・培養士さんのレベルの高いところ
・先生の知識力
これらを踏まえ、転院のアドバイスをさせていただきました。
転院先での、5回目の移植は新しいアプローチをすることができ、
Tさんにとって、良い結果につながりました!
2018年1月の移植に向け、
いつもの鍼灸施術にプラスしてレーザー治療も追加されました。
移植後は、お身体をリラックスさせるためにマッサージを取り入れた鍼灸施術でお身体の緊張をほぐすことに努め、
この度、陽性反応を確認することができました!
Tさん、本当におめでとうございます!
引き続き、妊娠維持のため、鍼灸を受けにお越しいただいております。
↓ Tさんのお喜びの声です。
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療の為
手足の冷えがきつく改善したかった為
以前から興味があった為
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください
体外受精
SEET法 胚盤胞移植(4AA)
□治療をうけていただいた感想をお聞かせください
胃腸も弱く、ストレスや薬の浮く作用でさらに体調が悪い時も鍼灸の効果で症状が軽くなりました。
また、1度めの顕微受精で胚盤胞移植をしたが上手くいかず、転院を考えていた際も色々とアドバイスを頂き、転院先にて1回目の移植で陽性反応が出ました。
忍先生はじめ、スタッフのみなさんのお陰です。
有難うございました。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。
今回の結果も、事前に自信の体を整えたことで結びついたのではないかと思います。
貴院で治療を受けて本当に良かったと思っております。
鍼灸は身体を整えるだけでなく、心身共にリラックスできます。
是非、悩まれている方は鍼灸を取り入れることをおススメします。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
妊娠初期に気をつけること 不妊鍼灸・不育鍼灸
【赤ちゃんができたら気を付けること】
妊活をされていると、赤ちゃんができたかどうかとても敏感です。
早い方は気持ちが悪い、熱っぽいなどの兆候が現れ、
ホルモンの関係で胸が張ったりする方もいらっしゃいます。
その人によって、症状の出方には差があり何の症状も出ない方もいらっしゃいます。
0~7週 妊娠1~2ヶ月
8~11週 妊娠3ヶ月
12~15週 妊娠4ヶ月
この辺りまでを妊娠初期と呼びます。
体外受精において、受精卵が着床する時期はすでに妊娠3週目に入っています。
クリニックで判定が出る頃は、4週目あたりで
妊娠初期は、赤ちゃんの大切な神経や器官ができる時期ですが、すでに赤ちゃんは
お母さんの胎盤から栄養を受け取っている時期なので
飲酒や薬の服用は気をつけてくださいね。喫煙はもちろんNGです。
受精後3週には、細胞が外胚葉、中胚葉、内胚葉の3つの胚葉(器官の元)ができます。
それが、順番に形成されていきます。
外胚葉~皮膚や中枢神経(脳、脊髄)末梢神経(自律神経)、眼球の網膜、歯、爪、毛など
↓
内胚葉~消化器、呼吸器、膀胱など
↓
中胚葉~骨、筋肉、心臓血管系、泌尿、生殖器
このような順番で形成されるため、受精3~8週はとても大切な時期だとわかりますね。
この時期は身体に悪影響なものや、スポーツや旅行など身体を疲れさせる原因になるものは避けてください。
妊娠8週目あたりから、つわりがピークを迎えます。
・においに敏感になる
・吐き気が続く
・食べても食べても満たされない
・唾液が絶えず出る
つらいつわりですが、元気に赤ちゃんが育っている証拠です。
つらいつわりは
・水分補給~脱水症状を起こさないように
・食べられるものを食べる~栄養は二の次
・お腹をすかせすぎない~空腹は胃酸の分泌で気持ち悪くなりやすい
つらいつわりですが、ご安心ください!
つわりに、鍼灸がとても有効的なのはご存知ですか?
特に、吐き気を止めるのに鍼灸は役立ちます。一度ご相談くださいませ。
ですが、
心配な症状もあります。
妊娠悪阻
・水分がとれない
・体重の激減
・尿量減少
このような通常ではない症状や
・お腹にいつもと違う痛みや張りを感じる
・出血した
などの症状があればすぐかかりつけのクリニックに行ってください。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
妊活にはビタミンD 妊活【不妊鍼灸・不育鍼灸】
【妊活に大切なビタミンD】
ビタミンDが妊娠・出産に大切な栄養素だということはご存知ですか?
あるクリニックの検査でビタミンDが足りないという
ことでサプリメントを出されることから
良く知られるようになってはいますが、まだまだ、知らない方が多くいらっしゃいます。
ビタミンDは紫外線を浴びることによって生成されるのですが、今は日焼けが気にされる方が多く、日焼け止め、日傘のスタイルではなかなか生成されません。
冬は特に太陽にあたる時間が少ないので要注意です。
ビタミンDが着床率をあげる
体内のビタミンD濃度が正常な方は、胚移植の着床率が高くなると言われています。
着床率が高くなるのは、ビタミンDが子宮内膜症や着床環境に深く関係しているからなのです。
もともとは、骨を作ったりするビタミンと言われていましたが、細胞の活動に作用するという働きがあることが
わかりました。
そして、ビタミンDは、不妊症や不育症の方にとても大切な栄養素でなんです。
ビタミンDが足りない人は、AMH(アンチミューラリアンホルモン)が低くなり、卵子の減少があるなど
不妊治療をしている方には、とても大事な栄養素であることがわかります。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)や子宮筋腫の方もビタミンDが不足している割合が高いそうです。
前述したとおり、ビタミンDは紫外線をあびることによってつくられます。そしてビタミンDはホルモンであると言われています。
紫外線は、別の角度から考えると有害なものですが、妊活中の方には必要なものなのです。
ビタミンDを作るには夏季でも5~15分太陽を浴びる必要があります。
日焼け止めなどを塗布している部分は効果がありません。
手の平や足裏など(太陽にあたっても良い部分を)を太陽に向けて日光浴するだけで生成されるようです。
ビタミンDの摂取法
が、今年は寒いから
サプリメントから摂取するのが一番お手軽かもしれません。
食事から摂取することができますが、相当量が必要です。
かつお、アンコウの肝、さけ、さんま、にしん、うなぎ、いかなご・・・・。
体外受精の着床にビタミンDの濃度が高い方ほど妊娠率が高いという結果がでています。
当院では不妊症・不育症で悩まれて鍼灸治療におこしいただいている方に、ビタミンDの摂取をお勧めしています。
皆さまも一度ご検討されることをお勧めします。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
43歳流産を乗り越え5回目の胚移植で妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
西区からお越しのTさん(43歳)が妊娠されました。
Tさんが初めて宇都宮鍼灸良導絡院にお越しいただいたのは
2017年6月です。
それまで1年6ヶ月の不妊期間があり、
不妊クリニックにてすでに、
体外受精×2回、顕微受精×2回、胚移植×3回
をしている段階でした。
ご来院いただいたのは、4回めの移植周期に入っておりましたので、
子宮内膜の血流をあげる施術内容で週に1回お越しいただきました。
移植後は着床を促し、妊娠を維持する施術内容に切り替わります。
そして、鍼灸を取り入れた移植で、めでたく!陽性反応が確認できました!
が、
その後、心拍が確認できず、残念ながら流産という結果に至りました。
お身体のケアをしながら、次はまた採卵に向けての施術を開始しました。
採卵結果はよく、3つとれて、3つとも受精、凍結胚保存に成功しました。
そして迎えた5回めの移植で、
この度、陽性反応が確認できました!
Tさん!本当におめでとうございます!
引き続き、妊娠を継続させる鍼灸施術を受けにお越しください(^-^)
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療をするにあたって身体を整えるため
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください
体外受精(三日目胚移植、2個戻し)
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
肩こりなど身体全体をみていただけたので
生活全般において体調が良くなりました。
子宮内膜の厚さがいつも充分だったのは貴院のおかげだと思います。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。
よいと思われることはいろいろ試してみて自分に合うことを
選んでいかれるといいと思います。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
精子の質、男性因子が胚の発育に影響する【不妊鍼灸・不育鍼灸】
【精子の質、男性因子が胚の発育に影響する】
卵子の質をよくしたいと考えて、鍼灸治療を受けらえる女性が多いのですが、
男性は精子の質について意識が低く、ご夫婦で来られても温度差を感じます。
不妊カップルにおける男性因子
不妊症のカップルの中でも近年男性因子が注目されており、明らかな男性因子が1/4
双方の原因が1/4、あわせておおよそ1/2が男性側にも原因があるといわれている。
男性不妊症の原因として
①造精機能障害(83%)
②精路障害(14%)
③性機能障害(3%)に大別される
男性不妊の約90%を占める造精機能障害のうち、原因不明の特発性造精機能障害が
60%、染色体異常が2~3%にみられ、Klinefelter症候群がその大部分を占める。
後天的な造精機能障害をきたす最も多い原因は精索静脈瘤であり、その他、
精路通過障害、副性器障害などが挙げられる。
出典:生殖機能の必須知識/一般社団法人 日本生殖学会
男性不妊における不妊治療
夫に対するホルモン療法・薬物療法・精索静脈瘤手術・配偶者間人工授精が無効の時に、
体外受精の適応となる。
非閉塞性無精子症や先天性精管欠損症・再建不能な閉塞性無精子症などのために、精巣内
精子回収法(testicular sperm extraction:TESE)で回収された精子を用いる場合や
WHOの下限値を複数項目で下回るようなOligo-Astheno-Terato-zoospermia(OAT syndrome)の精子については、(たとえ人工授精を一度も試みたことがなくても)男性不妊における体外受精の適応となる場合がある。
出典:生殖機能の必須知識/一般社団法人 日本生殖学会
精子の老化
男性不妊の治療をしていると、上記にあてはまらない場合もあると感じます。
それは、精子の老化・・・・。
ある年齢を境に、見た目は元気でも中身が老化している精子が増えます。
そういった老化した精子は、受精卵に細胞分裂を促す力が弱いそうです。
胚の発育段階で最初は卵子の質が分割に関与し、後半は精子の質が関係していると
考えられています。
体外受精において良好な胚が得られるのは
良い精子と良い卵子が揃って、培養の技術が高い時だと言われます。
病院選びもとても大切です。
女性は不妊治療に前向きなのに、男性は精子さえあれば、いつまでも子どもができると思っている方が多く不妊治療が進まない要因になっていると感じます。
男性不妊における鍼灸治療では、自律神経の乱れやホルモンバランス、疲労、ストレスによる精子の状態を向上させることができます。
男性不妊をあきらめる前に一度お気軽にご相談ください。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。