31歳 薄かった子宮内膜が厚くなり体外受精で妊娠
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大阪市からお越しのTさん（31歳）が妊娠されました。
多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）での妊活
2022年11月にお越しになったTさんは、妊娠を希望されてから1年が経過していました。
不妊治療専門クリニックでは多嚢胞性卵巣症候群（PCOS)で卵胞が育ちにくいとのことでした。
体の調子を整え、妊娠しやすい身体になるため鍼灸を始められました。
1週間に1回の鍼灸施術は、自律神経を介した卵巣と子宮の血流を促進させる施術とその日の体調を伺い不調な箇所に施術を行いました。
Tさんは、足首からつよい冷え性がありましたが、自覚がなかったので冷え性の症状と首肩こり、慢性的な頭痛などの施術を行い、徐々に緩和してきました。
風疹抗体のワクチン接種され、2ヶ月妊活をお休み中の時も鍼灸で身体づくりを行いました。
妊活を再開され、人工授精を1回されてから、今までで6回人工授精をされたため、体外受精にステップアップすることになりました。
採卵はPCOSの影響で卵胞がたくさん育ち20個採取でき、胚盤胞が6個凍結出来ました。
その後、移植に進まれましたが、1回目の移植は子宮内膜が6ミリだったため移植が中止になりました。
次の移植に向けて、内膜を7ミリ以上を目標に鍼灸を行いました。
移植に向けての不妊鍼灸は、内膜に厚みをもたせ受精卵が着床しやすい環境をつくります。
ふかふかの子宮内膜を育てるために、子宮への血流促進を目指します。
移植前の施術では、積極的に刺激を入れて、生殖器系の血流をあげていきます。
移植後の施術では、お身体をリラックスさせて自律神経を整え、副交感神経を優位にさせ、内臓の血流量をあげていきます。このとき、刺激量は弱めに調整しています。
二回目の移植の内膜の厚みは8.1ミリで判定は、陽性反応が確認できました
現在もマタニティ鍼灸を受けられています。
妊娠初期も血流がとても大事で、リラックスした状態で血流を促すことができる鍼灸施術は妊娠維持に効果が期待できます。
Tさん、この度は本当におめでとうございます。
出産までこれからもサポートさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。
不妊と冷え
冷え性と不妊は関係するとよく言われますが、このような文献があります。
冷え性は、自覚的に身体の一部が冷たいと感じることをいい、特に男性より女性、上半身より下半身に多く、肩こり、腰痛、不妊症、更年期障害に関連して付随すると報告されている。その主な病態は、自律神経機能の変調による血管運動神経障害と言われ、末梢血管収縮に関する交感神経緊張の持続が指摘されている。冷え性がある場合、身体の痛みを強く訴え、月経時には疼痛や浮腫（むくみ）、自律神経症状（だるさ、疲労感、胃症状、便秘・下痢、頭痛、イライラなど）がみられる。また、冷えを持つ女性が妊娠後に冷えを自覚する頻度が低下するため、マイナートラブルが冷えに影響している。参考文献：女性の冷え症状と不妊症との関係について
確かに冷えを感じる患者さまは多く、その程度も少しひんやりしている方やキンキンに冷たい方など様々で、睡眠時に手足（特に足）の冷えを感じておられたり、様々なセルフケアをされています。
そのような患者さまに冷えに効果的な施術と自宅出来るセルフケアをご提案しています。
施術前に冷えを感じていた箇所が、施術後は温かくなりポカポカすると仰っていただきます。
稀に施術後も冷えを感じている場合がありますが、この場合は単純に血流の低下のみの施術では解決できるわけではなく、冷えをおこす別の原因があります。
どのような場合でも、温かくなったと感じ、リラックスできるような施術を心掛けています。
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不妊治療を始めるにあたって体の調子を整えるため
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毎回、体調について確認いただき、不調なについても施術してもらいました。
元々、肩こりがひどかったのですが、とても楽になりました。
施術はもちろんですが、
子宮内膜５ミリ以下でしたが鍼灸レーザーで内膜が厚くなり妊娠 30歳(2023.7.28)
40歳 不育症 鍼灸レーザーで自然妊娠 (2023.8.8)
37歳 不育症 流産を乗り越えて4回目の移植で出産しました(2023.11.29)
妊活・不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。土日祝も営業。平日２１時まで営業。
