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ARTにおける年齢別流産率(妊娠あたり)

 更新日:

2022年 ARTにおける年齢別流産率(妊娠あたり)

(公開グラフより読み取り・概算)

  • 26歳:約16%
  • 27歳:約16%
  • 28歳:約16%
  • 29歳:約16%
  • 30歳:約18%
  • 31歳:約18%
  • 32歳:約19%
  • 33歳:約20%
  • 34歳:約21%
  • 35歳:約22%
  • 36歳:約24%
  • 37歳:約25%
  • 38歳:約28%
  • 39歳:約31%
  • 40歳:約34%
  • 41歳:約38%
  • 42歳:約42%
  • 43歳:約47%
  • 44歳:約52%
  • 45歳:約57%
  • 46歳:約60%
  • 47歳:約64%
  • 48歳:約57%

※数値は公開グラフからの読み取りによる概算です。

データから読み取れること

① 30代半ばから徐々に上昇

35歳頃から流産率は緩やかに上昇し、40歳を超えると上昇幅が大きくなります。

② 40代では上昇が顕著

40歳:約34%

42歳:約42%

44歳:約52%

40代では2人に1人近い割合になる年齢もあります。

③ 47歳・48歳の数値について

47歳:約64%

48歳:約57%

48歳が47歳より低く見えるのは、症例数が少ない年齢層であることや、高年齢層は妊娠件数自体が少なく、割合が変動しやすいという特徴があります。

なぜ年齢とともに流産率は上がるのか

主な理由は、卵子の染色体異常率の上昇です。

年齢が上がると、

  • 受精卵の染色体分配エラーが増える
  • 胚の発育停止が起こりやすくなる
  • 自然淘汰として流産に至るケースが増える

と考えられています。

これはホルモン値(hCG)の問題とは別の要素です。

重要な注意点

このデータは

  • ART(体外受精など)におけるデータ
  • 集団統計
  • 個人差を含まない平均値

です。

同じ年齢でも

  • 卵子の質
  • 精子の質
  • 子宮環境
  • 生活習慣
  • 基礎疾患

などによって結果は大きく異なります。

年齢だけで未来が決まるわけではありません。

数字を見ると不安になる方へ

流産率が上がるという事実はあります。

しかし、

  • 妊娠する力がゼロになるわけではない
  • 流産率が高い=妊娠できない、ではない
  • 身体づくりでサポートできる部分もある

ということも忘れてはいけません。

当院でも、40代で妊娠・出産された方は多くいらっしゃいます。

大切なのは、

「数字に振り回されること」ではなく
「今できることを積み重ねること」

です。

まとめ

  • 年齢とともに流産率は上昇する
  • 40歳以降は上昇幅が大きくなる
  • ただし集団データであり個人差がある
  • 年齢だけで妊娠の可能性が決まるわけではない

正しい情報を知ることは大切です。

そのうえで、不安を増やすためではなく、戦略を立てるために使っていきましょう。

📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

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