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カフェインの摂取量計算式 カフェインはどれくらいまで大丈夫?

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カフェインはどれくらいまで大丈夫?

一度に飲む量と1日の合計量を分けて考えることが大切

コーヒーや紅茶、緑茶、エナジードリンクなど、私たちの身近な飲み物にはカフェインが含まれています。

眠気覚ましや気分転換に役立つ一方で、摂り方によっては身体に負担になることもあります。

カフェインについて考えるときに大切なのは、「一度にどれくらい摂るか」と「1日に合計でどれくらい摂るか」は別の話であるという点です。

農林水産省が紹介している情報では、この2つを分けて考える必要があるとわかります。

一度に飲む量の目安は「体重×3mg」

農林水産省のページでは、欧州食品安全機関(EFSA)の評価として、大人ではカフェイン摂取量が3mg/kg体重であれば急性毒性の懸念はないと紹介されています。

つまり、一度に飲む量の目安は次のように計算できます。

体重(kg)× 3mg

たとえば、体重50kgの方なら、

50kg × 3mg = 150mg

となります。

この場合、一度に150mg程度までが一つの目安になります。

同じように計算すると、

  • 45kgの方:135mg
  • 50kgの方:150mg
  • 55kgの方:165mg
  • 60kgの方:180mg

となります。

「なんとなく1杯なら大丈夫」と考えるのではなく、自分の体重で考えるとわかりやすくなります。

ただし、一度に大丈夫でも「1日の合計量」は別

ここで注意したいのは、1回の量が少なくても、何回も飲めば1日の合計量は増えるということです。

農林水産省では、習慣的なカフェイン摂取について、

  • 妊婦を除く大人では1日400mgまで
  • 妊婦及び授乳婦では1日200mgまで

であれば、健康リスクは増加しないと紹介しています。

つまり、

  • 1回量は多すぎないか
  • 1日トータルでは摂りすぎていないか

この両方を見ることが大切です。

妊娠中・授乳中は特に「1日量」に注意

妊婦や授乳婦では、一般の大人より基準が厳しくなっています。

農林水産省では、妊婦及び授乳婦は1日200mgまでであれば、胎児や乳児の健康リスクは増加しないと紹介しています。

このため、妊娠中や授乳中は、「1回にたくさん飲まない」だけでなく、1日の合計でどれくらい摂っているかを意識することがより重要です。

コーヒーだけでなく、紅茶、緑茶、ほうじ茶、コーラ、エナジードリンク、チョコレートなどにもカフェインは含まれるため、知らないうちに合計量が増えていることがあります。

カフェインはコーヒーだけではない

カフェインというとコーヒーを思い浮かべる方が多いですが、実際にはそれ以外の食品や飲料にも含まれています。

たとえば、

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 緑茶
  • 玉露
  • エナジードリンク
  • コーラなどの一部清涼飲料
  • チョコレート類

などです。

そのため、朝にコーヒー、昼に紅茶、夕方にエナジードリンク、間食にチョコレートというように重なると、自覚のないままカフェイン摂取量が増えることがあります。

こんな考え方をするとわかりやすい

カフェインを安全に意識するには、次の2段階で考えると整理しやすいです。

まずは、一度に飲む量。目安は、体重(kg)×3mgです。

次に、1日の合計量。目安は、

  • 妊婦を除く大人:400mg/日まで
  • 妊婦・授乳婦:200mg/日まで

です。

この2つを分けて考えるだけでも、摂りすぎの予防につながります。

まとめ

カフェインについては、ただ「飲みすぎに注意」と言うだけでは不十分です。

大切なのは、一度にどれくらい飲むかと、1日で合計どれくらい摂るかを分けて考えることです。

農林水産省が紹介している内容では、

  • 大人の一度に飲む量の目安は3mg/kg体重
  • 妊婦を除く大人の1日の目安は400mgまで
  • 妊婦・授乳婦の1日の目安は200mgまで

と整理できます。

体重50kgの方なら、50kg × 3mg = 150mgとなるため、一度に150mg程度までが一つの目安です。

妊活中や妊娠中、授乳中の方は特に、コーヒーだけでなく他の飲み物や食品も含めて、1回量と1日量の両方を意識しておくと安心です。

📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

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