
30歳(閉塞性無精子症)初期胚G1・G2と胚盤胞4ACの二段階移植で妊娠
大阪府守口市からお越しのHさん(30歳)が、鍼灸で身体を整え、体外受精で妊娠されました。
閉塞性無精子症で長らく不妊でしたが、4回目の移植(二段階移植)で妊娠
長期にわたる妊活期間
妊活を始めてから、2年10ヵ月という長い期間、なかなか赤ちゃんを授かることができませんでした。
最初に受診した不妊専門クリニックでの検査で、ご主人に閉塞性無精子症があることが判明。この診断をきっかけに、私たちは男性不妊に強い専門クリニックへ転院し、体外受精(IVF)による治療へ進むことを決めました。
Hさんのお悩みと鍼灸によるアプローチ
体外受精と並行して当院にお越しいただいたH様は、日頃から様々な不定愁訴に悩まされていました。
- 主な不調: 肩こり、腰痛、冷え、ストレス過多、便秘
- 特に強い症状: ストレスを感じやすく、胃に症状が出やすい
胃の調子と妊娠力の深い関係
東洋医学では、胃腸の働きは体全体の栄養状態に直結すると考えます。 胃の調子が悪いと、せっかく栄養のある食事を摂っても吸収がうまくできず、血液を通して全身、特に妊娠に必要な生殖器への栄養の供給が滞ってしまいます。
そのため、当院では単に不妊治療をサポートするだけでなく、その日の不調箇所に合わせた施術を徹底し、胃腸の調子を整えることに重点を置きました。
自律神経を整える鍼灸の力
ストレス過多の状態では、体を緊張させる交感神経の働きが優位になりがちです。
【交感神経優位のデメリット】
- 血管が収縮し、血流が悪化
- 胃腸の動きを司る副交感神経の働きが抑制され、胃の調子も悪化
鍼灸による施術は、この副交感神経の働きを優位にすることを目的としています。血流を改善し、胃の調子も整えることで、心身ともにリラックスした、妊娠しやすい体づくりをサポートしました。
喜びの妊娠報告:2段階移植での成功
そして今回、体外受精の4回目の移植で、ついに嬉しい結果が出ました!今回は、初期胚と胚盤胞を続けて移植する2段階移植を行い、見事に陽性反応が出ました。
Hさん本当におめでとうございます! 私たちも心から嬉しく思っています。これからのマタニティライフも、全力でサポートさせていただきます。
妊活期間中の体調管理は非常に重要です。鍼灸は、不妊治療の成功率を高めるだけでなく、治療に伴うストレスや体の不調を和らげることにも役立ちます。「妊活について相談したい」「体外受精の成功率を高めたい」など、お悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
Hさん(30歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療(主人の閉塞性無精子症による精巣精子での顕微授精)で行き詰まったので東洋医学に頼ろうと思って来院
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外授精(TESE-ICSI(精巣精子での顕微授精)⇒ホルモン補充周期での初期胚(G1、G3)と胚盤胞(6日目4AC)の2段階移植
▢ 治療を受けていただいた感想をお聞かせください
血流を良くしてもらって子宮の環境を整えてもらったおかげで妊娠できたと思います。肩こりや腰痛にも対応していただき、全身をケアしていただけて良かったです。施術の前に測定して、その日の体調をみながら、治療段階に応じた施術をしてくださいます。他院に行ったことがないので比較できませんが、臨機応変な対応や、よく話を聞いてくれることが嬉しかったです。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
治療に行き詰まったり、なかなか良い結果に恵まれないなら今までしなかったことに頼ってみるのもひとつの手だと思います。私は、昔からある技術だということは「効果があるから」だと思って鍼灸に行ってみようと決めました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。








