治療院ブログ

流産後の鍼灸の再開はいつから?

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【流産後の鍼灸治療はいつからできますか?】

  初期の稽留流産をしました。 これで2度目なので、体質を改善したいと思います。 搔爬手術をした後、そちらに通いたいと考えていますが、 鍼灸はいつからできますか?   というメールでのお問合せをいただきましたので、お答えします。  

初期の流産は23週間もしくは1ヶ月後あたりに月経が再開します。

身体が回復するには、23ヶ月かかると思われますが、 クリニックの指導はまちまちのようです。 月経がきたら、次の移植をされるクリニックもあるようです。

流産後の生活は?

流産後の女性に対して、その血液型(Rh型)によって免疫グロブリン注射が必要な場合があります。これは次回妊娠した際、赤ちゃんの赤血球への影響を予防するために行われます。

 

また、流産から次回妊娠までの期間の長さと次回妊娠の成功率は関係ないと言われています。

 

つまり、流産後に長期間避妊する必要はありません。

出典:日本産科婦人科学会http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=4

 

流産処置手術の方法によりますが、手術の直後は下腹部が痛んだり、出血も みられます。次の妊娠に向けての身体作りをすることは可能です。

鍼灸をすぐにしてもいいかの判断は流産の理由によります。

ご心配な方は、手術をされたクリニックで聞いていただくのが安全だと思います。

手術後に子宮内に残存していたり、感染症になったりして出血が止まらない、痛みが続いている、熱がある場合は病院で処置をしていただき、鍼灸治療は控えていただいています。

わからない点がございましたら、お電話いただけると幸いです。

 

※すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。    

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