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生理痛が強い月・弱い月があるのはなぜ?月ごとに差が出る原因を解説

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「先月の生理はそれほど痛くなかったのに、今月は鎮痛薬が必要なくらい痛い」

「毎月同じように生理が来ているのに、どうして生理痛の強さが違うの?」

このように、生理痛が強い月と弱い月があることを不思議に感じる方は少なくありません。

生理痛の強さは毎月まったく同じになるとは限らず、月経時の子宮の収縮や経血量、排卵・ホルモンの状態、睡眠やストレスなど、その周期の身体の状態によって違って感じることがあります。

一方で、以前より明らかに痛みが強くなっている場合には、子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫などが関係していることもあります。

今回は、なぜ生理痛には「強い月」と「弱い月」があるのかを中心に解説します。

月によって異なる月経痛の原因と対策を解説

生理痛が強い月・弱い月があるのは珍しくありません

生理痛は、毎周期まったく同じ強さで起こるとは限りません。

ある月はほとんど気にならなかったのに、別の月には下腹部痛や腰痛、頭痛、吐き気などが強く出ることもあります。

これは、生理痛が単純に「子宮だけの状態」で決まるわけではないためです。

月経時の子宮内膜の状態や子宮収縮の程度に加えて、その周期のホルモン変化、経血量、睡眠、ストレス、疲労などが重なることで、痛みの感じ方にも差が出ると考えられます。

生理痛の基本的な原因はプロスタグランジン

まず、生理痛が起こる基本的な仕組みを知っておきましょう。

妊娠が成立しなかった場合、子宮内膜が剥がれ、経血として体外へ排出されます。

このとき子宮内膜から作られる物質のひとつがプロスタグランジンです。

プロスタグランジンには子宮を収縮させ、子宮内膜や経血を排出する働きがあります。

しかし、子宮の収縮が強くなると、下腹部が締め付けられるような痛みを感じることがあります。

また、生理に伴って頭痛、吐き気、下痢、腰痛などが現れることもあります。

では、なぜ月によって生理痛の強さが違うのでしょうか?

生理痛の強さに月ごとの差が出る理由は、ひとつだけではありません。

主に次のような要因が重なっていると考えると分かりやすいでしょう。

① 月によって経血量や子宮収縮の程度が違う

生理の出血量は、毎月まったく同じではありません。

経血量が比較的多い周期では、子宮内膜を排出するための子宮収縮も強く感じられ、生理痛が強くなることがあります。

特に生理1~2日目は経血量が多くなりやすく、生理痛も強く感じやすい時期です。

「今月は生理の量も多く、痛みも強かった」という場合は、こうした違いが関係している可能性があります。

② 排卵やホルモンの状態が周期ごとに少し違う

月経周期は、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンによって調節されています。

しかし、ホルモンの変化や排卵の状態は、毎周期まったく同じではありません。

そのため、子宮内膜の状態や月経の出方にも周期ごとの差が生じ、それに伴って生理痛の感じ方が変わることがあります。

生理周期そのものが大きく乱れている場合には、排卵の状態などを確認するため、婦人科で相談してみるのもよいでしょう。

③ 睡眠不足や疲労が重なっている

同じ程度の刺激でも、その日の体調によって「痛い」と感じる程度は変わります。

特に生理前から睡眠不足が続いていたり、仕事などで疲労がたまっていたりすると、生理中の不調をつらく感じることがあります。

「忙しかった月ほど生理痛がつらい」という方は、生理そのものだけでなく、その前の数週間の生活も振り返ってみるとよいでしょう。

④ ストレスが強かった

ストレスも、生理痛の強さと関連する要因のひとつとして報告されています。

強いストレスが続いていると、身体が緊張しやすくなったり、睡眠の質が低下したりして、痛みを強く感じることがあります。

そのため、「生理痛が強かった月=子宮の状態が悪かった」と単純に考える必要はありません。

仕事、睡眠、疲労、精神的な負担など、身体全体の状態を見ることも大切です。

⑤ 子宮内膜症などの婦人科疾患が関係していることもある

生理痛に月ごとの差があること自体は珍しいことではありません。

ただし、以前より生理痛が明らかに強くなっている場合は注意が必要です。

生理痛には、病気が特に見つからない「機能性月経困難症」と、婦人科疾患などが原因となって起こる「器質性月経困難症」があります。

器質性月経困難症の原因には、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などがあります。

こうした疾患では、生理痛が徐々に強くなったり、生理以外の時期にも骨盤周辺が痛んだりすることがあります。

生理痛が強かった月に確認したいこと

生理痛がいつもより強かった場合は、痛みだけを見るのではなく、その周期全体を振り返ってみましょう。

たとえば、「経血量がいつもより多くなかったか」「生理周期が大きくずれていなかったか」「睡眠不足が続いていなかったか」「仕事や生活で強いストレスがなかったか」といった点です。

スマートフォンの月経管理アプリなどに、痛みの強さや鎮痛薬を飲んだ回数、経血量などを記録しておくと、自分の傾向が見つかりやすくなります。

こんな生理痛は婦人科で相談を

毎月多少の強弱があるだけであれば、必ずしも病気を意味するわけではありません。

しかし、以前と比べて痛みが強くなっている場合や、痛みのために仕事・学校・家事など日常生活に支障が出ている場合は、一度婦人科で相談することをおすすめします。

また、生理が始まる何日も前から痛む、生理が終わっても痛みが続く、生理以外にも下腹部痛がある、性交時や排便時にも痛みがある、経血量が急に増えたといった場合も、自己判断だけで済ませず診察を受けましょう。

生理痛が強い月のセルフケア

生理痛が強いときには、無理をせず身体を休ませることも大切です。

下腹部や腰を温める、十分な睡眠をとる、体調に合わせて軽く身体を動かすといった方法で、痛みが楽になることがあります。

鎮痛薬を我慢し続ける必要もありません。生理痛に対してはNSAIDsなどが一般的に使用されますので、使用方法について不安がある場合は医師や薬剤師に相談してください。

鍼灸も生理痛に対する選択肢のひとつ

生理痛に対しては、薬物療法だけでなく、温熱療法や運動などさまざまな方法があります。

鍼灸や指圧についても、生理痛を和らげるための補助的な方法のひとつとして検討されることがあります。

宇都宮鍼灸良導絡院では、生理痛だけを見るのではなく、月経周期や睡眠、冷えの自覚、ストレス、妊活状況なども確認しながら、一人ひとりの状態に合わせて施術を行っています。

特に妊活中の場合は、生理痛の変化だけでなく、周期や経血量なども合わせて確認していくことが大切です。

まとめ|生理痛が強い月・弱い月があるのはなぜ?

生理痛は、毎月必ず同じ強さになるものではありません。

経血量や子宮収縮の程度、排卵・ホルモンの状態、睡眠、疲労、ストレスなどが重なり、「今月は強い」「先月は軽かった」という差が出ることがあります。

そのため、一度だけ生理痛が強かったからといって、すぐに異常と考える必要はありません。

一方、痛みが以前より徐々に強くなっている場合や、生理以外にも痛みがある場合には、子宮内膜症などが隠れている可能性もあります。

「いつもの生理痛だから」と我慢せず、気になる変化が続く場合は婦人科で相談しましょう。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

生理痛の強さが月ごとに違い、妊活中の体調が気になる方へ

「今月はいつもより生理痛が強かった」「経血量や周期の変化も気になる」など、妊活中は月経のちょっとした違いが気になることもあると思います。

生理痛の強さには月ごとの変化がありますが、痛みだけでなく、睡眠や疲労、ストレス、月経周期なども含めて身体全体の状態を見ていくことが大切です。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活の状況や月経周期、お身体の状態をお伺いしながら、一人ひとりに合わせた鍼灸施術を行っています。

「病院に相談するほどなのかわからないけれど、身体のことも少し整えておきたい」「妊活を続けながら、毎月の体調についても相談したい」という方も、気になることがございましたらお気軽にご相談ください🍀

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