
40歳(流産5回・死産1回の不育症)ステップダウン後の人工授精で妊娠13週に
吹田市からお越しのNさん(40歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、人工授精で妊娠されました。
流産5回と死産1回を乗り越え、ステップダウン後の人工授精で妊娠
2020年3月にお越しになったNさんは、不育症に悩まれていました。海外にお住まいの時に5回妊娠されましたが、すべて8週ほどで流産。日本に帰国して体外受精を受けるも陰性。その後、自然妊娠されましたが、21週で死産という、言葉にできないほど非常につらい経験をされていました。
今回、Nさんは当院(宇都宮鍼灸良導絡院)で「妊活鍼灸」を始められてから、人工授精へのステップダウンでめでたく陽性となり、現在、妊娠13週を迎えられました。
鍼灸で「妊娠しやすい身体」づくり
来院当初、Nさんは「冷え性」や「むくみ」といった不定愁訴を自覚されていました。しかし、毎回体調を詳しく伺うと、それ以外にも多くの症状を抱えていることが分かりました。
- 首・肩のこり
- 頭痛
- 腰痛
- 便秘
「冷え」と「不妊」の深い関係
当院に来院される患者さんの多くは、お腹や足首などがとても冷えていらっしゃいます。「冷えがある」=「血流(血の巡り)が悪い」ということです。
血の巡りが悪いと、必要な栄養、酸素、水分、免疫物質などが身体の隅々まで行き届きません。特にお腹(下腹部)には子宮があるため、ここが冷えると以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 卵巣嚢腫
- 生理不順、生理痛
- 更年期障害など
不妊症の患者さんでも、冷えを防ぐことで不妊の要因となっていた症状が緩和され、妊娠に至った症例が多くあります。
お灸とセルフケアで身体を温める
冷えの改善には、お灸がよく効きます。当院では、冷えを防ぐツボに何壮もお灸をすえ、身体の中から温めていきます。また、冷え性以外にも、首肩こり、腰痛、便秘など、毎回患者さん一人ひとりの症状に合わせた施術を行っています。
ご自宅でもケアしていただくために、以下の指導も行っています。
- 自宅でのお灸:ご自身でできるよう、ツボの場所をお教えしています。
- 温活グッズ:下腹部を温めるために、手軽な「腹巻」や「足浴」をおすすめしています。
人工授精へステップダウンしての陽性反応
大阪の不妊専門クリニックでは「妊娠しにくい理由が特にない」と診断されていたNさん。今回、妊娠に至った大きな要因は以下の3点がうまく噛み合ったからではないかと思われます。
- 不妊専門クリニックでの治療
- 鍼灸治療の併用
- 体質改善のために自分の身体と向き合い、できることに取り組まれたこと
Nさん、この度は誠におめでとうございます!つらい経験を経ての今回の妊娠は、喜びもひとしおだったことと思います。Nさんのサポートができ、スタッフ一同大変光栄に思います。ご出産まで安心安全なマタニティ生活を送れるよう、今後もしっかりサポートさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Nさん(40歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
妊娠希望、不育症改善のため
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
人工授精(排卵誘発なし)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
ストレッチ・自宅灸・レーザー・温活・ウォーキング・よもぎ蒸し(よもぎ蒸しパッドを時々)・食養生・サプリメント(Baby&meという会社のビタミンD、ラクトフェリン、葉酸を服用)
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
5回の流産(いずれも7~8週)、1度の死産(25週)を経験し、体質改善をしたくて2020年3月から通っています。鍼灸治療は初めての経験でしたが、はじめてのレーザー治療後に感じた体の軽さが忘れられません。これまでは肩こりなどの不調に鈍感でしたが、体の軽さを知ったことで、自分の身体の声を敏感に感じ取れるようになった気がします。また施術だけでなく、治療中に聞く体に関する豆知識も体調管理に役に立っています。スタッフのみなさんがとても温かく心強いサポーターのような気がして、終わりの見えない治療も乗り越えられています。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
規則正しい生活を心掛けています。22時就寝、5時半起床で朝と夕方に20~30分ウォーキングをしていました。ただ、毎日やらなくては!と思うとストレスになると思うので、もう少しゆっくり寝たいなと思う日は無理しませんでした。食生活では“菌”を意識し、納豆、みそ汁、ぬか漬け、甘酒、キノコなど積極的に摂るようにして「まごはやさしい(まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いも)」の食材をバランスよく食べるよう心掛けています。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。








