
38歳(2人目妊活)ステップアップ後の初期胚2個移植で妊娠
大阪市からお越しのNさん(38歳)が体外受精で妊娠されました。
2人目の妊活再開と体外受精(IVF)による妊娠
1人目妊活の時も当院で鍼灸を受けられ妊娠・出産されていたNさん。産後7ヶ月が経過した頃、二人目の妊娠を希望され、不妊鍼灸を再開されました。当初は人工授精を予定していましたが、Nさんは薬の影響で子宮内膜が薄くなりやすい傾向があり、この点も課題でした。
当院では、不妊に効果的なツボと手技を用いて、卵巣と子宮の血流促進に注力。同時に、育児で抱えていた肩こり、腰痛、頭痛といった不調の治療も並行して行い、全身の状態を整えていきました。
ステップアップを経ての陽性判定
人工授精やタイミング法をしばらく繰り返されましたが、残念ながら妊娠には至らず、体外受精(IVF)へのステップアップを決断されました。
初めての移植では胚盤胞2個戻しをされましたが、判定結果は陰性でした。その後、Nさんはしばらく鍼灸をお休みされましたが、数ヶ月後に再開。迎えた2回目の移植(初期胚2個戻し)で、ついに陽性判定を確認されました!
妊娠中の経過とマタニティ鍼灸
陽性判定後も、Nさんはマタニティ鍼灸でつわりなどの治療を受けられました。
- 妊娠8週目:絨毛膜化血腫と診断され、安静にされました。
- 妊娠14週ごろ:出血が収まりました。
- 妊娠21週まで:鍼灸を継続され、卒業となりました。
Nさん、この度は本当におめでとうございます。子育てで忙しい中での妊活は、とても大変だったかと思います。いつも楽しくお話をさせていただきありがとうございます。無事出産されることを願っております。また何かお困りのことがございましたら、いつでもサポート致しますので、よろしくお願いいたします。
体外受精・移植における鍼灸の役割
当院では、体外受精・移植において、鍼灸施術の介入が卵子の回収数や胚の凍結結果、移植の結果に良い変化をもたらすことがあると考えています。
🎯採卵と移植に向けた鍼灸の目的
特に移植周期に子宮内膜が7mm以上になりにくい方に対して、以下の施術を行います。
- 子宮内膜の厚みサポート:子宮への血流を促進させ、内膜が十分な厚みを持ち、移植に臨めるようにサポートします。
- 着床環境の調整:自律神経を介して免疫系に働きかける施術を行い、受精卵が着床しやすい状態を目指します。
🗓️施術頻度の重要性
卵巣・子宮への血流が促進された状態を常に維持しておくことが不妊鍼灸において非常に重要です。そのため、患者さまには週に1回(場合によっては4〜5日に1回)の継続した鍼灸をおすすめしています。
Nさん妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
二人目の不妊治療
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(初期胚2個移植)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー・温活・ウォーキング・よもぎ蒸し・サプリメント・飲み水を変えた
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
冷え症や頭痛、肩こり、腰痛で長年悩んでいましたが、鍼灸で手足もぽかぽかになり施術を受けた日はぐっすり眠れました。特に頭痛がひどく薬が飲めずつらい日も続いていましたが、頭に鍼をしてもらうことで改善し、つわりも楽になったと感じています。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
鍼灸やレーザーで体も温まり、子宮内膜も厚くなったと思います。体調もよくなり、一人目の出産後からずっとできていなかったウォーキングも再開することができました。朝、太陽の光をしっかり浴びウォーキングをすると気持ちよかったです。鍼灸で頭痛や肩こりが改善されたことで日々の生活が過ごしやすくなり、前向きに治療に取り組めたことがよかったと思います。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。