
39歳|転院後、採卵結果が良くなり3回目の移植で陽性反応
Mさん(39歳)は、約2年間にわたり不妊治療を続けていました。
子宮内膜症によるチョコレート嚢胞や子宮筋腫があり、採卵をしても空胞が多く、3回の採卵でで凍結できた胚盤胞は3個。2回の胚移植を受けましたが、妊娠には至りませんでした。
「次の移植や採卵では、少しでも良い結果につなげたい」
そのような思いから、宇都宮鍼灸良導絡院にお越しになりました。
鍼灸を始めた頃、セカンドオピニオンを受け、別の不妊治療専門クリニックへ転院。転院先で初めて行ったアンタゴニスト法による採卵では、4個の卵子が採れ、そのうち3個が胚盤胞になりました。
その後、子宮内膜ポリープを除去し、自然周期で2個の胚盤胞を移植。BT11の妊娠判定で陽性となりました。
妊娠後も体調に合わせたマタニティ鍼灸を続け、NIPTと胎児ドックでも問題なく、妊娠18週で当院を卒業されました。
採卵で空胞が多く、2回の胚移植も陰性
Aさんは39歳、ご主人は35歳です。
妊活を始めてから約2年。AMHは1.69で、卵巣嚢腫、子宮筋腫、子宮内膜症がありました。
子宮内膜症によって卵巣内に古い血液がたまる「チョコレート嚢胞」も認められ、2025年2月には、チョコレート嚢胞と子宮筋腫の手術を受けています。
以前の不妊治療専門クリニックでは、ショート法による卵巣刺激で3回採卵しました。しかし、採卵しても空胞が多く、3回の採卵で凍結できた胚盤胞は4BC(2個)、4BBの3個でした。
また、凍結した胚盤胞を2回移植しても妊娠には至りませんでした。過去にはhCGが10まで反応が確認されましたが、化学流産も経験されていました。
採卵や移植を繰り返しても結果につながらない状況は、身体的にも精神的にも大きな負担になります。
Mさんも、これからの採卵と移植で少しでも良い結果を得たいと考え、不妊治療と並行して当院の鍼灸を始められました。
鍼灸を続けながらセカンドオピニオンを受けて転院
当院で鍼灸を開始した後、Mさんは「このまま同じクリニックで治療を続けてよいか」と考え、セカンドオピニオンを受け、2カ所目の不妊治療専門クリニックへ転院されました。
以前のクリニックに残っていた4BCの凍結卵も移送されました。
転院後は、まず残っていた胚盤胞の移植から始めることになりました。
移植前には、着床の窓や子宮内膜の状態を調べる検査を受けました。着床の窓に問題はありませんでしたが、子宮内膜炎を指摘され、子宮内の細菌環境を整えるためプロバイオティクスが処方されました。
また、プロラクチンの値が高かったため、カバサールも処方されました。
移送した最後の胚盤胞を移植するも陰性
転院先での1回目の移植では、以前のクリニックから移送した最後の凍結卵を移植しました。
移植周期の子宮内膜は14.3ミリ。凍結時に4BCだった胚盤胞は、融解後にアシストハッチングを行い、移植時には6AAになりました。
アシストハッチングとは、胚を覆う透明帯の一部に切れ目を入れ、胚が外へ出るのを補助する方法です。
胚の評価を悪くなく、子宮内膜にも十分な厚みがありましたが、結果は陰性でした。
期待していた移植で結果が出ず、残っていた凍結卵もなくなったため、Mさんは再び採卵をされました。
転院後、1回の採卵で過去最高の結果
転院後の採卵では、これまで経験したことのなかったアンタゴニスト法による卵巣刺激が選択されました。
採卵できた卵子は4個。ふりかけ法と顕微授精を組み合わせるスプリット法で受精を試み、4AA・3AB・4CCの胚盤胞3個が凍結できました。
以前のクリニックでは、3回の採卵で凍結できた胚盤胞が3個だったのに対し、転院先では1回の採卵で、しかも今までで最も良好なグレードでした。
Mさんは、その違いを実感しながら、「前のクリニックでは、3回採卵して胚盤胞が3個だったのに、転院してからは1回の採卵で3個できたし、今までで一番良いグレードだった。やっぱりラボの設備が違うのかな。エコーの見え方も違うし。」
と、お話されていました。
クリニックによる不妊治療の違いを実感され、これからの移植に向けた大きな前進でした。
子宮内膜ポリープを除去して移植へ
採卵後、移植前に子宮鏡検査を受けたところ、子宮内膜ポリープが確認されました。
Mさんがポリープを除去するのは、3回目でした。
子宮内膜ポリープは、できる場所や大きさによっては、胚の着床に影響する可能性があります。
Mさんはポリープを除去して子宮内の環境を整えてから、移植周期に進みました。
移植は自然周期で行われ、SEET法で行うことになりました。
SEET法は、まず第一段階として胚を子宮内に戻す代わりに、受精卵を培養した培養液を移植前に子宮内に注入し、その後に胚盤胞を移植する方法です。
移植時の子宮内膜は12.6ミリ。4AAと4CCの2個の胚盤胞を移植しました。
化学流産や何度も陰性判定を経験していたMさんにとって、妊娠判定後も不安の続く時期でした。
そのため、陽性反応後からマタニティ鍼灸へ切り替え、クリニック~産婦人科での妊娠管理のもと、妊娠維持とその時々の体調に合わせた施術を行いました。
妊娠中には、つわりや便秘、骨盤周期の痛みなどがありました。毎回、その日の症状や
BT11で陽性反応、クリニックを卒業
BT11の判定日は、hCGが1780となり、陽性反応が確認されました。
その後、妊娠5週にはhCGが9800まで上昇し、エコーで胎嚢が確認できました。
化学流産や複数回の陰性判定を経験したMさんにとって、妊娠判定後も不安の続く時期でした。
そのため、妊娠後からマタニティ鍼灸へ切り替え、クリニック~産婦人科での妊娠管理のもと、人心維持とその時々の体調に合わせた施術を行いました。
妊娠中は、つわりや便秘、骨盤周囲の痛みなどがありました。
その日の症状や妊娠週数を確認し、お腹の赤ちゃんに負担のない範囲で体の負担を和らげる施術を続けました。
NIPTと胎児ドックでも問題を指摘されず、妊娠経過は順調に進み、現在も出産に向けてマタニティ鍼灸を継続中です。
採卵と移植の時期に合わせた鍼灸
Mさんには、不妊治療の段階とその日の体調に合わせて施術を行いました。
採卵周期には、卵巣周囲の血流促進を働きかけることを目的とした鍼灸レーザーを行いました。
移植周期には、子宮内膜が育つように骨盤周囲の血流促進を図り、移植後は着床を誘導する目的の施術を行いました。
Mさんには、妊活に関する施術だけでなく、疲れやすさ、首・肩こり、背中のこり、腰痛、疲れ目、下痢、立ちくらみ、足のむくみやだるさなど、その日に感じている不調にも対応しました。
「体の芯は冷えているのに、手足は厚く感じる」という症状もあり、毎回同じ施術を繰り返すのではなく、その日の体の状態を確認しながら全身を整えていきました。
ご自身でもウォーキングやピラティスを続け、無理のない範囲で体を動かしておられました。
Mさんの体の状態や不妊治療の段階に合わせて体を整え、Mさんが妊活を続けていく中で身体的・心理的な負担を支える役割を心がけました。
同じ不妊治療を続けても思うような結果が出ない時には、現在の治療方針についてクリニックの医師に確認したり、セカンドオピニオンを受けたりすることも選択肢になります。
これまでの治療経過を整理し、自分に合った値用方法や相談できる環境を探すことは、次の一歩につながる可能性があります。
Mさん、本当におめでとうございます。
これからも安心安全なマタニティ生活を過ごせるよう、しっかりサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
Mさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
自分なりに妊活に取り組みながら、体外受精も続けていましたが、なかなか思うような結果につながらず、諦めかけていた頃にこちらの鍼灸院に出会いました。
▢鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精 (ふりかけ法、顕微授精、PICSI、IMSI、SEET法)
▢ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
ストレッチ、自宅灸、レーザー、温活、ウォーキング、半身浴、サプリメント、筋トレ
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
不妊治療クリニックの選定についてもアドバイスをいただき、転院。
こちらで鍼灸とレーザー治療を受け、身体を整えていく中で、採卵成績が目に見えてよくなったことにはとても驚きました。
移植周期には子宮内膜を整えるための施術をして頂き、病院で薬を使って行う治療だけでは補いきれない部分を、プラスの方向へ導いてもらえたことが、良い結果につながったと感じています。
▢同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)、やメッセージがあればお願いいたします。
どうしても孤独になりがちな不妊治療ですが、こちらでは体のケアだけでなく、心にも寄り添い、妊活を一緒に伴走していただいたような気持ちです。
周りに助けられながらでも、自分自身が明るく前向きに妊活と向き合えると、身体もそれに応えてくれることを体感しました。

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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