
2026年08月の投稿記事
43歳 低AMH(0.01)初期胚移植で陽性反応
今回、Mさん(43歳)はAMH0.01 と非常に低く、卵胞が育ちにくく、採卵しても空胞となることが多い状態でした。
採卵を重ねて初期胚1個を凍結し、凍結融解初期胚移植で陽性反応を確認。その後はマタニティ鍼灸で妊娠維持をサポートし、妊娠10週を迎えられました。
患者さん情報
- 来院の動機:不妊症
- 鍼灸の経験:あり(以前、他の鍼灸院を利用していた)
- 体調:ふつう
- 体質:肩こり、冷え性(足腰)、足のむくみと重さ、頻尿、疲れやすい、後頭部のこり、頭痛、膝が疲れやすい
- 睡眠:睡眠時間は平均6~7時間(就寝1時~起床7時)
- 生理:順調(だいたい25日周期)、生理痛はなし、経血の状態は赤色~暗赤色
- ご主人:56歳
- 服用しているサプリ・薬:プレマリン、ニュートリライト、マルチビタミン、ビタミンD、DHA、カルマグ、プロバイオティクス
- 妊活のために行っていたセルフケア:ウォーキング、ホットヨガ
4年の不妊期間 AMH0.01での採卵
Mさんが宇都宮鍼灸良導絡院にお越しになったのは、2025年7月でした。
それまでの経過として、4年の不妊期間があり、不妊治療専門クリニックで体外受精を受けておられました。
クリニックの検査ではAMH0.01と低く、卵胞がなかなか育たないことや、採卵しても空胞となることが多く、卵子をとること自体が難しい状況が続いていました。
また、2023年には一度着床しましたが、妊娠6週で流産を経験されていました。
こうした経過から、これからの採卵に向けて体を整えたいと、当院での鍼灸をご希望されました。
採卵で初期胚1個を凍結、移植へ
当院で鍼灸を始められた頃は、ちょうど移植を予定されている周期でした。
初回来院の前日に採卵を行い、初期胚1個を新鮮胚移植する予定でした。
これまでは採卵後に胚を凍結していましたが、今回は内膜の状態が良かったため、新鮮胚移植を予定されていました。
しかし、後日お越しになった際、「今回は移植できなかった」とご報告がありました。
その後、再び採卵周期へ進まれました。
採卵に向けて鍼灸では、卵巣の血流促進を図り、卵胞の成長をサポートする施術を行いました。
その他にも、Mさんは足のむくみや重さ、腰から足にかけての冷え、疲れやすさ、首肩や後頭部のこり、頭痛、膝の痛みなど、さまざまな体の不調を抱えていたため、不調に応じたツボを使い、体調を整えながら、妊娠しやすい体づくりをサポートしました。
また、お灸の熱さに敏感だったため、施術中はその都度熱さを確認しながら、無理のない刺激で施灸しました。
迎えた採卵では、初期胚1個を無事凍結することができ、次は移植へ進むことになりました。
初期胚移植で陽性反応、妊娠10週へ
移植周期では、凍結していた初期胚1個を融解して移植されました。
移植当日の子宮内膜は7.7ミリでした。
移植に合わせて鍼灸とレーザーを行い、着床の誘導を図る施術を行いました。
迎えたET13の判定では、陽性反応が確認されました。
しかし、hCG値は84で、医師からは2週間後に再判定するよう説明がありました。
以前に妊娠6週で流産を経験されていたこともあり、次の判定まで不安な日々を過ごされていました。
そして、2週間後の再判定では、hCG値は2700まで上昇し、無事に胎嚢を確認することができました。
胎嚢確認後はマタニティ鍼灸へ切り替え、妊娠維持を目的とした施術を行いました。
鍼灸とレーザーで妊娠維持を目的とした施術を行いながら、その時々の体調に合わせたケアを続けました。
その後、妊娠10週を迎えたところで、当院の鍼灸を一旦お休みされることになりました。
Mさん、本当におめでとうございます。
なかなか採卵が思うように進まないことが多かったと思います。それでも治療を続けてこられ、凍結できた初期胚から妊娠10週を迎えられたことを大変うれしく思います。
無事ご出産されることをスタッフ一同願っております。
また何かお困りのことがございましたらいつでもサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
Mさん妊娠お喜びの声
妊活中の冷え性改善のため、AMH数値がかなり低く、卵子の質を少しでも上げたいと思い通院をしました。
体外受精(顕微授精)
(該当するところにOをつけてください。複数可)
レーザー・温活・食養生(ダイエット)・サプリメント
施術後はポカポカし血流が良くなることを実感できました。
首や肩こりも酷かったのですが、とてもスッキリとしました。
その日はとってもぐっすり眠ることが出来たので、週1〜週2で通いました。
生活リズムの改善にも良かったと思います。
・12時までに就寝
・足の湯たんぽで常にあたためる
・サプリメント、ファスティング(採卵前)の腸内環境の改善
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
44歳 流産を乗り越え3年の妊活 PGT-Aクリア胚移植で出産
32歳 PCOS・黄体機能不全 人工授精で妊娠、23週になりました
妊活・不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。土日祝も営業。平日21時まで営業。ご予約はこちら
夏の妊活は休まない方がいい?生児獲得率と季節の研究から考える秋に向けた身体づくり
猛暑の今こそ妊活の身体づくり|夏を「お休み期間」にしない理由【研究データあり】
「暑くて身体がしんどいから、妊活は少しお休みしようかな」
「外に出るのも億劫だから、夏の間はお休みしよう」
「秋になってから採卵や移植を再開しよう。秋からがんばろう」
猛暑が続く夏は、このように考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、暑さで疲れやすい、食欲が落ちる、眠りが浅いなど、夏は身体のコンディションが崩れやすい時期です。
しかし、妊活まで夏休みにする必要はないと思います。
むしろ、秋の採卵や移植を考えている方にとって、夏は「何もしない時期」ではなく、これからの妊活に向けて身体を整える期間として活用することができます。


夏に採卵した卵子は、生児獲得のオッズが30%高かったという研究も
2023年に『Human Reproduction』に掲載された研究では、凍結胚移植3,659周期について、採卵した季節とその後の妊娠・出産との関連が調べられました。
その結果、
夏に採卵した卵子から作られた胚を凍結胚移植した場合、秋に採卵した卵子と比較して、生児獲得のオッズが30%高かった
と報告されています。
オッズ比は1.30(95%信頼区間1.04~1.62)でした。
また同研究では、採卵日の太陽光の時間が長い群でも、生児獲得のオッズが高いという関連がみられました。
ただし、ここで大切なのは、
「夏に採卵すれば妊娠しやすくなる」と証明されたわけではない
ということです。
この研究は後ろ向き観察研究であり、季節以外の生活習慣や環境因子など、すべての要因を調整できているわけではありません。研究者自身も、因果関係は証明できないとしています。
つまり、
「暑いから妊活には不利」「夏は妊活を休んだ方がいい」と単純に考える必要はない
という一つの参考データとして捉えるのがよいでしょう。
夏バテした身体のまま、妊活を頑張っていませんか?
妊活中は、どうしても
- 「卵子の数」
- 「AMH」
- 「内膜の厚さ」
- 「胚のグレード」
などに意識が集中しがちです。
でも、毎日の身体にはこんな不調がありませんか?
- 冷房で身体が冷える
- 肩こり・首こりがつらい
- 頭痛が増えた
- 疲れがなかなか抜けない
- 夜ぐっすり眠れない
- 食欲が落ちている
- むくみやすい
- 妊活のことを考えてストレスが強くなっている
「私、これある」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
妊活中だからといって、こうした不調を我慢する必要はありません。
特に睡眠については、ARTを受ける女性を対象とした研究でも、睡眠の質と治療成績との関連が報告されています。ただし、睡眠だけで妊娠結果が決まるわけではなく、年齢や治療内容など多くの要因が関係します。
秋に採卵・移植を考えているなら、夏から身体を整える
秋になってから、
「さあ、採卵だから身体を整えよう」
「移植が決まったから何か始めよう」
と慌てる必要はありません。
夏のうちから、
眠る・食べる・休む・動く
といった基本的な生活を見直し、身体の不調をため込まないことも、妊活を続けていくうえでは大切です。
日本のART患者を対象とした前向き研究でも、睡眠を含む生活習慣やQOLとART成績との関連が検討されており、妊活では治療だけでなく日常生活を含めて考える必要性が示されています。
「妊活のことと一緒に相談していいんだ」と思ってください
「鍼灸院には、どんなことを相談したらいいの?」
と聞かれることがあります。
妊活だけでなく、
冷えも、肩こりも、頭痛も、眠りのお悩みも、疲れも、一緒にご相談ください。
当院では、不妊治療専門クリニックでの治療と並行しながら、その日の身体の状態を確認し、一人ひとりに合わせて施術を行います。
病院では採卵や移植などの生殖医療を受けながら、鍼灸では妊活を続ける身体全体のコンディションを整えていく。
そのように役割を分けて考えるのがおすすめです。
なお、鍼灸そのものがIVFの生児獲得率を高めるかについては研究結果が一致しておらず、2025年の解析でも、生児獲得率について明確な上乗せ効果は確認されていません。
そのため当院でも、「鍼灸をすれば妊娠できる」という考え方ではなく、妊活中の身体の不調やコンディションを整えるためのサポートとして施術を行っています。
猛暑だからこそ、秋への準備を
夏は暑いから、妊活をお休みする。
それも一つの選択です。
しかし、
「暑い時期を、秋に向けて身体を整える期間にする」
という選択肢もあります。
年齢を変えることはできません。
採卵結果を事前に決めることもできません。
でも、
今感じている身体の不調に向き合うことはできます。
「夏バテで身体がしんどい」
「秋に採卵を予定している」
「次の移植までに何かしておきたい」
「妊活と一緒に肩こりや冷えも相談したい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
夏を味方に、秋の妊活へ。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活のお悩みと身体の不調を一緒に伺いながら、一人ひとりに合わせた鍼灸でサポートしています。
📝こちらの記事もおすすめです
- 妊活中は「冷やしてはいけない」と思いすぎていませんか?|夏の温めすぎと冷房冷え
暑い夏に「冷やさないように」と頑張りすぎている方へ。冷房との上手な付き合い方や、夏の身体の整え方について詳しく解説しています。 - 妊活中の寝る前ルーティン【自律神経を整えて眠りやすい体へ】
夏は暑さや冷房で睡眠リズムが乱れやすい時期です。妊活中に意識したい睡眠と、寝る前にできるセルフケアを紹介しています。 - 妊活中の冷えは不妊に関係する?子宮の冷えと血流・体質改善について
「身体が冷えていると妊娠しにくいの?」と不安な方へ。冷えだけにとらわれず、血流・睡眠・ストレスなど身体全体から考えるポイントを解説しています。
📚参考文献
この記事では、採卵時期と凍結胚移植後の生児獲得率との関連、睡眠とIVF・胚移植成績との関連、生活習慣やQOLとART成績との関連について、以下の研究を参考にしています。
- Leathersich SJ, et al. Season at the time of oocyte collection and frozen embryo transfer outcomes. Human Reproduction. 2023;38(9):1714-1722.
採卵した季節や日照時間と、その後の凍結胚移植における生児獲得との関連について参考にしました。 - Liu Z, et al. The impact of sleep on in vitro fertilization embryo transfer outcomes: a prospective study. Fertility and Sterility. 2023;119(1):47-55.
IVF・胚移植を受ける女性の睡眠の質と、臨床妊娠や生児獲得などの治療成績との関連について参考にしました。 - Urata Y, et al. Lifestyle and fertility-specific quality of life affect reproductive outcomes in couples undergoing in vitro fertilization. Frontiers in Endocrinology. 2024;15:1346084.
日本でARTを受ける女性を対象に、睡眠・食事・運動などの生活習慣や妊活に関連するQOLとART成績との関連を検討した研究として参考にしました。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子 (うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
夏の不調も、妊活のお悩みと一緒にご相談ください
「夏バテで疲れが抜けない」「冷房で身体が冷える」「眠りが浅い」「秋の採卵や移植に向けて身体を整えておきたい」など、妊活中は治療のことだけでなく、日々の身体の不調が気になることもあります。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、不妊治療専門クリニックでの治療内容や月経周期を確認しながら、冷え・肩こり・疲れ・睡眠など、その日の身体の状態に合わせて施術を行っています。
「こんなことも妊活と一緒に相談していいのかな?」というお悩みも、どうぞお気軽にお聞かせください。夏を無理に頑張る時期にするのではなく、これからの妊活に向けて身体を整える期間として、一緒にサポートしていきます🍀
お盆期間中の営業について
お盆期間中の営業について
お盆期間中も通常通り営業いたします。
営業時間のみ一部変更がございますので、ご来院の際は下記をご確認ください。
【8月10日(月)】
19:30まで営業
【8月11日(火・祝)】
祝日の営業時間
【8月12日(水)・8月14日(金)】
通常の平日営業
【8月15日(土)・8月16日(日)】
土曜日曜日の営業時間
お盆期間中もご予約を承っております。
皆さまのご来院をお待ちしております。
不妊治療中こそ、肩こりや腰痛を放置しないで|痛みと自律神経、妊活のコンディション
不妊治療中の患者さまとお話ししていると、
「肩こりは昔からなので」
「腰は痛いけれど、いつものことです」
「妊活とは関係ないと思っていました」
という言葉をよく耳にします。
採卵、移植、ホルモン値、卵子の状態、子宮内膜……。
不妊治療をしていると、どうしても「妊娠に直接関係しそうなこと」が優先されます。
そのため、肩こりや腰痛、頭痛、身体のだるさなどは、
「これくらい我慢できるから」
と後回しになりがちです。
でも私たちは、妊活中だからこそ、こうした痛みを放置してほしくないと考えています。


痛みがあること自体が、身体へのストレスになります
肩や腰が痛い。
ただそれだけのように思えるかもしれません。
しかし「痛み」は、その場所だけで起こっている問題ではありません。
痛みの情報は神経を介して脳へ伝えられ、それに対して身体はさまざまな反応を起こします。
慢性的な筋骨格系の痛みがある人では、健康な人と比較して心拍変動が低下する傾向があり、交感神経と副交感神経を含む自律神経調節の変化がみられることが、システマティックレビューでも報告されています。近年のメタ解析でも、慢性筋骨格痛では副交感神経系の働きの低下など、自律神経バランスの変化が確認されています。
ここで大切なのは、
「肩こりがある=必ず交感神経優位」
と単純に考えないことです。
痛みと自律神経は相互に関係しており、個人差もあります。
ただ、毎日「痛い」「つらい」と感じ続けている状態を、身体にとって何の負担もない状態とは考えにくいのです。
痛みを我慢していると、イライラしやすくなることも
痛みが続いている日は、
いつもなら気にならないことでイライラしたり、
仕事に集中できなかったり、
家に帰ると何もしたくなくなったり。
そんな経験はないでしょうか。
腰痛は身体を動かしにくくするだけでなく、生活の質や精神的な健康にも影響することが知られています。WHOも、慢性腰痛について身体面だけではなく、心理的・社会的要因を含めて考えることの重要性を示しています。
まして不妊治療中は、
「今回の採卵はどうだろう」
「胚盤胞になっているかな」
「移植したけれど結果が怖い」
「また次の治療を考えないといけない」
と、普段より心理的な負担が増えやすい時期です。
そこに慢性的な肩こりや腰痛まで加わっていれば、身体にも心にも余裕がなくなって当然だと思うのです。
私たちが考える「妊活のパフォーマンス」
ここでいう「妊活のパフォーマンス」とは、
肩こりを治せば妊娠率が上がる、という意味ではありません。
そうした直接的な関係を証明した十分な研究はありません。
私たちが考えているのは、もっと日常的な部分です。
よく眠れる。
朝起きたときに身体が楽。
仕事に集中できる。
食事を整える余裕がある。
治療について落ち着いて考えられる。
休日に少し外へ出ようと思える。
こうした状態も、長い不妊治療を続けていくうえでは、とても大切な「妊活のコンディション」だと思っています。
痛みを抱えながら頑張るより、
痛みという余計なストレスを一つ減らしてあげる。
それも身体づくりの一つです。
「これくらいの肩こり」で鍼灸を受けてもいい
もちろんです。
むしろ鍼灸が得意としている分野の一つが、肩や首、腰などの筋骨格系の痛みです。
慢性的な首の痛みに対する鍼治療を調べた2024年のシステマティックレビューでは、治療後の痛みや機能への効果が報告されています。一方で、偽鍼との比較では差が明確でない項目もあり、効果を過大に表現することはできません。
またWHOの慢性腰痛ガイドラインでも、鍼治療を含む「needling therapies」が非外科的治療の評価対象として取り上げられています。
当院でも、不妊治療中だからといって、お腹や骨盤まわりだけを診るわけではありません。
肩がつらければ肩を。
腰がつらければ腰を。
眠れなければ睡眠の状態を。
その日の身体全体を確認して施術していきます。
妊活中だからこそ「我慢しない」
不妊治療では、
「これくらい我慢しよう」
という場面がとても多くなります。
注射も、採血も、通院も、待ち時間も。
だからせめて、改善できる身体の痛みまで我慢する必要はないと思うのです。
肩こりも、腰痛も、頭痛も、
妊娠とは関係ないから後回し
ではなく、
今の自分の身体から出ているサインの一つ
として見てみてください。
身体が楽になること。
それ自体が、不妊治療を続けるための大切な身体づくりだと、私たちは考えています。
📝こちらの記事もおすすめです
- スマホ疲れと妊活【目・首肩こり・自律神経の乱れを整えるには】
スマホやパソコンを長時間使う方に向けて、目の疲れや首肩こり、姿勢、睡眠への影響と、日常でできる対策を紹介しています。 - 自律神経と妊活の関係|ストレス・血流・ホルモンバランスへの影響
痛みや身体の緊張とも関係する自律神経について、妊活中に起こりやすい不調や、身体を整える考え方を詳しく知りたい方におすすめです。 - 妊活中の頭痛薬・痛み止めは飲んでも大丈夫?
肩や首のこりに伴う頭痛を我慢している方へ、妊活中の痛み止めの考え方や、薬を使う際に注意したいタイミングを解説しています。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
肩こりや腰痛も、妊活中の体調管理の一つです
不妊治療中は、採卵や移植、検査結果のことが優先され、肩こりや腰痛、頭痛などは「これくらいなら我慢できる」と後回しになりがちです。
しかし、痛みや身体の緊張が続くと、眠りにくい、疲れが取れない、気持ちに余裕がなくなるなど、日々のコンディションに影響することがあります。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、不妊治療の段階や月経周期を確認しながら、お腹や骨盤まわりだけでなく、首肩こり、腰痛、頭痛、冷え、睡眠など、その日に感じている全身の不調もあわせて施術しています。
「妊活と関係がない症状だから」と我慢せず、今の身体について気になることがあれば、お気軽にご相談ください🍀
43歳 都島区からお越しのMさんが妊娠されました。
大阪市都島区からお越しのMさん(43歳)が鍼灸で身体を整え、自然妊娠されました。
Mさんが宇都宮鍼灸良導絡院へ初めてお越しになったのは、2017年10月です。
Mさんのお悩み
Mさんは当初、妊活を目的として来院されたのではなく、子宮筋腫や子宮腺筋症などの婦人科疾患についてご相談いただきました。
また、婦人科のお悩みだけでなく、次のような全身の不調も抱えていらっしゃいました。
- 肩こり
- 腰痛
- 頭痛
そこで当院では、婦人科疾患に配慮した施術とともに、肩こりや腰痛、頭痛などの不定愁訴にも対応しながら、全身の状態を整える施術を行っていきました。
良導絡とは
Mさんが受けていたのは、院長による良導絡鍼灸です。
良導絡では、皮膚の電気抵抗を測定し、その数値をもとに自律神経のバランスや身体の状態を確認します。
測定結果だけで判断するのではなく、その日の体調や症状、生活状況なども詳しく伺いながら、一人ひとりに合わせて施術内容を組み立てていきます。
Mさんの場合も、良導絡測定の結果を参考にしながら、婦人科のお悩みに加え、肩こりや腰痛、頭痛などの不定愁訴に合わせた施術を続けました。
全身の状態を整えながら、その後自然妊娠へ
Mさんは妊活を目的として通院されていたわけではありませんが、継続して身体のケアを行うなかで、その後、自然妊娠に至りました。
妊娠には年齢やホルモン、婦人科疾患、生活習慣など、さまざまな要因が関係するため、鍼灸施術だけが妊娠につながったとは言い切れません。
しかし、肩こりや腰痛、頭痛、睡眠の乱れ、疲労感などの不調を抱えたままでは、日常生活そのものが負担になってしまうことがあります。
当院では、妊活中の方に対しても、妊娠だけを目的にするのではなく、現在感じている身体の不調や自律神経のバランスにも目を向けながら、無理なく身体を整えていくことを大切にしています。
Mさん(43歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
子宮筋腫 腺筋症 生理痛 耳鳴り 頭痛
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
自然妊娠
▢ 治療を受けていただいた感想をお聞かせください
初めの来院目的は婦人科系の症状で伺いましたが、その後、結婚、妊娠できました。通院を重ねるごとに生理が変わり、生理痛もかなり楽になりました。毎回症状をみて、治療して下さるのが良かったです。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。
初めて来た時の帰りに「前向きになれますよ」と声かけしてくださり、通って良かったと思います。一人で心配するより、体調も良くなり前向きになれます。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
🤰こちらの妊活ブログもおすすめです
- 自律神経と妊活の関係|ストレス・血流・ホルモンバランスへの影響
良導絡測定とも関わりの深い自律神経について、妊活中のストレスや血流、ホルモンバランスとの関係を詳しく解説しています。 - 妊活中の下腹部痛は大丈夫?不妊と関係する症状・受診目安
子宮筋腫や子宮腺筋症などの婦人科疾患が関係する下腹部痛や月経の変化、医療機関へ相談した方がよい症状を確認できます。 - 子宮腺筋症があっても妊娠!鍼灸で体質改善し妊娠したNさんの声
子宮腺筋症による生理痛や冷え、肩こりなどに悩んでいた方が、妊活と身体のケアに取り組んだ経過を紹介しています
29歳 不育症 流産を乗り越えて胚盤胞移植で妊娠15週へ
今回、Sさん(29歳)は3年の不妊期間があり、以前には稽留流産を経験されていました。
次の採卵・移植に向けて体を整えたいと、当院で鍼灸を始められました。
採卵では2個の胚盤胞(4AB)を凍結し、自然周期での胚盤胞移植で陽性反応を確認されました。流産への不安を抱えながらもマタニティ鍼灸を続け、順調に妊娠15週を迎えられました。
患者さん情報
- 来院の動機:不妊症
- 鍼灸の経験:なし
- 体調:良好
- 体質:肩こり、冷え性、便秘、低血圧、頭痛(天気痛)、むくみ、ストレス(仕事での)
- 睡眠:平均睡眠時間は6時間(就寝23時~起床6時)、夢をよく見る
- 生理:不調(30~33日周期)、経血の状態は赤色~レバー状)
- 食生活:1日3食、外食少ない、夕食の時間は19時~20時、食の趣向は甘いものを好む、飲み物は水・お茶、飲酒・喫煙はなし
- ご主人:29歳、特に問題なし
- 服用しているサプリ・薬:葉酸、ビタミンD
- 妊活のために行っているセルフケア:ウォーキング
3年の不妊期間 次の採卵に向けて鍼灸を開始
Sさんが宇都宮鍼灸良導絡院にお越しになったのは2025年11月でした。
それまでに3年の不妊期間があり、不妊治療専門クリニックでは体外受精の段階でした。
これまでに妊娠の経験はありましたが、稽留流産を経験されていました。
クリニックの検査から多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や子宮内膜ポリープが指摘され、不育症の検査では同種免疫異常について説明を受けられていました。
当院にお越しになった時は、ちょうどクリニックの治療がお休み周期でした。
次の採卵・移植に向けて鍼灸で体を整えたいとご希望でした。
ご自身でも妊娠しやすい体づくりのためにウォーキングに取り組まれていました。
鍼灸レーザーでは、採卵に向けて卵巣の血流促進を図り、卵胞の成長サポートを行いながら、その日の不調に合わせた施術を行いました。
初回の施術後には、それまで悩まれていた便秘について、「毎日お通じが出るようになりました」と喜んでおられました。
2個の胚盤胞を凍結 初めての移植
その後、採卵周期に入りました。エコーでは8個の卵胞が見えていましたが、実際に採取できたのは4個でした。
「8個見えていたのに4個しか採れなかった」と少し残念そうなご様子でした。
その後、2個の胚盤胞(いずれも4AB)を凍結することができ、移植へ進めることになりました。
採卵後は1周期お休みを挟み、自然周期での胚盤胞移植を予定されていました。
施術中には、「25歳で結婚して、もうすぐ30歳になるから少し焦っています」と不安なお気持ちをお話されていました。
鍼灸では、移植へ向けて子宮の血流促進を図り、子宮内膜が十分に育つよう施術を続けました。
迎えた移植では、凍結融解胚盤胞移植(4AB・1個戻し)を受けられました。
子宮内膜の厚さは11ミリに成長し、移植の前後には鍼灸レーザーを行い、着床の誘導を図る施術を行いました。
移植後は、
「何か症状があるかな」
「妊娠できているかな」
とソワソワする日々だったそうですが、検索ばかりしないように、ご自身でも気にし過ぎないように過ごされていました。
そして、BT11での判定は無事に陽性反応が確認されました。
流産への不安を乗り越えて、妊娠15週へ
Sさんは以前、稽留流産を経験されており、「妊娠9週を越えたことがない」と大きな不安を抱えておられました。
そのため、陽性判定後はマタニティ鍼灸へ切り替え、妊娠維持を目的とした施術を継続しました。胎嚢、心拍ともに無事確認でき、その後も順調に妊娠経過は進みました。
妊娠15週で当院の鍼灸を卒業されました。
Sさん、本当におめでとうございます。
これまでの不安や流産の経験を乗り越え、無事妊娠15週を迎えられたことを私たちもとてもうれしく思います。
無事ご出産されることをスタッフ一同願っております。
また2人目の時など、何かお困りのことがございましたらいつでもサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
Sさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不育症だった為
続けていく内に肩こりの改善、頭痛もなくなりました。
また、初めての体外受精でしたが問題なく赤ちゃんも育ってくれています。
チャレンジしてほしいです!!
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
関連記事
45歳 低AMH 初めての初期胚2個移植で妊娠26週になりました
妊活・不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。土日祝も営業。平日21時まで営業。ご予約はこちら









