ビタミンD不足は妊活に影響する≪不妊鍼灸・不育鍼灸≫
妊活では、不妊クリニックで血液検査がされます。
検査の結果、それぞれの項目が基準値を満たしていても、
日常生活において問題がないだけで、
妊活に関しては、対策が必要なことがあります。
特にビタミンDの不足は不妊治療の成功率が下がることが知られています。
ビタミンD濃度が充分満たされている方は、
ビタミンDが不足または欠乏している方と比べて
妊娠率が1.46倍になることが分かっています。
※ビタミンD濃度と流産リスクに関しては、関連性が認められませんでした。
ビタミンDは、良い卵子をつくり、受精卵が子宮に着床しやすくする作用があると言われています。
また、AMHが低値な人ほど、ビタミンDも不足している傾向にあるようです。
当鍼灸院に通われている患者さまの中にも、
ビタミンDの不足が確認され、
クリニックから処方されたサプリによる対策で
採卵結果が良くなった方がいらっしゃいます。
(その他にも対策は色々されたので、一概にビタミンD摂取の成果というわけではありません)
本来、ビタミンDは、紫外線を浴びることによって体内で活性されるビタミンです。
紫外線を極度に避けている女性は、ビタミンDの不足を招きやすい身体になっていますのでお気をつけください。
注意:ビタミンDは脂溶性ビタミンですので、過剰摂取されるとカルシウムの体内バランスに異常をきたし、骨がもろくなってしまうという悪影響が考えられます。
自己判断によるサプリでの過剰摂取はお控えください。
気になる方は、クリニックで専門医にご相談ください。
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