39歳 不育症 体外受精で妊娠30週のご報告
3回の妊娠と流産
不育症
当院には、不育症の患者さまも多く通われています。
不妊症と不育症はどこが違うのでしょうか?
妊娠してもお腹の中で赤ちゃんが育たずに、流産や死産を繰り返すことを「不育症」と呼びます。
全妊娠のうち流産する可能性は10%~20%といわれています。
5人に1人が流産を経験されている計算になります。
流産の原因は赤ちゃんの染色体異常によるものが多く、偶発的におこるものです。
流産を2回繰り返すことを「反復流産」、流産を3回繰り返すことを「習慣流産」といい、不育症とほぼ同じ意味でつかわれています。
不育症の原因はさまざまです。 子宮形態異常、甲状腺異常、染色体異常、抗リン脂質抗体陽性、凝固因子異常などがあげられます。しかし不育症の7割の方が「原因不明」とされています。
不育症検査の結果、原因がはっきりしていれば治療ができます。
原因が分からない場合は、体質改善として生活習慣の見直しや副作用のない東洋医学が活躍します。
妊娠した喜びの後に訪れる流産・死産の現実は大変辛く悲しいものです。
原因が分からない不安と、繰り返す悲しみは、大変なストレスとなります。
マイナスのストレスは妊活の妨げにもなります。
ストレスは意外なところにも及んでいることがあり、例えばクリニックから大量のお薬やサプリメントを処方され、薬の多さや副作用にストレスを感じている方いる方もいらっしゃいます。
SNSの情報から、ご自身でサプリメントを購入し、あれもこれも取り入れていらっしゃる方もいます。
サプリメントと言えども、”薬”です。
すべてが身体に言い訳ではありません。
現在服用中の薬との相性もありますので注意も必要ですし、医師や薬剤師に相談することも大事です。
なぜなら、「体に良いこと」と信じて、処方されたお薬とご自身で購入されたサプリを服用し、大学病院から「肝血管腫になっている。薬の飲みすぎ。今すぐ薬を減らしなさい」と忠告されたという例もあります。
体に必要な栄養素だからとサプリメントに手を出される方も多いのですがサプリメントも立派なお薬です。
安易に長期間服用し続けるのは避けた方が良いこともあります。 (※長期間服用しないといけないものもあります)
わたしたち鍼灸師が出来ることは、体質に合わせた鍼灸治療で的確な体質改善をはかること、高度生殖医療の治療段階やストレス段階に合わせたお体へのアプローチ。 子宮や卵巣への血流改善。
これらを患者さまの状況に合わせて都度、調整しておりますので、サプリだから大丈夫と安易に服用する前に一度ご相談くださいませ。
Sさん妊娠お喜びの声
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
↓ ↓ 下記の記事もご覧ください ↓ ↓
2年半正常胚が採れなかった45歳の方が鍼灸レーザーで妊娠 (2021/02/20)
38歳妊娠 受精障害と原因不明の不育症 (2022.1.21)
妊活・不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。土日祝も営業。平日21時まで営業。