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中絶経験があると不妊になる?妊娠しにくさとの関係と検査でわかること

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中絶経験があると不妊になる?妊活中に不安を感じている方へ

若い頃に中絶を経験したことがあり、「そのことが原因で妊娠しにくいのではないか」と不安に感じている方は少なくありません。

妊活を始めてもなかなか妊娠しないと、過去の出来事と結びつけて考えてしまい、「病院で調べたら夫に知られてしまうのでは」「自分のせいなのでは」と、一人で抱え込んでしまうこともあります。

まずお伝えしたいのは、中絶経験があるからといって、必ず不妊になるわけではないということです。

一方で、まれに術後の感染や子宮内の癒着、卵管のトラブルなどが妊娠しにくさに関係することもあります。大切なのは、過去を責めることではなく、今の体の状態をきちんと確認することです。

中絶経験そのものが不妊の原因になるとは限りません

人工妊娠中絶や流産後の手術を経験していても、その後に妊娠・出産される方は多くいらっしゃいます。

流産後に子宮内容除去術を受けた方でも、その後に妊娠されるケースは珍しくありません。つまり、子宮内の処置を受けたことがあるだけで、将来の妊娠が難しくなると決めつける必要はありません。

不妊の原因は、年齢、排卵、卵管、子宮内膜、精子の状態、ホルモンバランス、生活習慣、ストレス、自律神経の乱れなど、さまざまです。

そのため、妊娠しにくさがある場合でも、原因が過去の中絶経験にあるかどうかは、検査をしてもはっきり断定できないことも多いです。

中絶後に妊娠しにくさと関係する可能性があるもの

中絶経験そのものが必ず不妊につながるわけではありませんが、次のような状態がある場合は、妊娠しにくさに関係することがあります。

子宮内膜が薄くなる・子宮内に癒着が起こる場合

子宮内の処置後、まれに子宮の内側に癒着が起こることがあります。子宮内癒着があると、月経量が少なくなったり、子宮内膜が厚くなりにくくなったり、着床しにくさに関係することがあります。

ただし、これは誰にでも起こるものではありません。生理量が以前より極端に少なくなった、内膜がいつも薄いと言われる、流産を繰り返しているなどがある場合は、婦人科や不妊治療専門クリニックで相談してみると安心です。

術後の感染が放置された場合

術後に発熱、強い下腹部痛、悪臭のあるおりもの、不正出血などがあり、感染が十分に治療されないまま放置されると、骨盤内炎症や卵管の癒着につながる可能性があります。

卵管に癒着や閉塞があると、卵子と精子が出会いにくくなり、不妊や子宮外妊娠のリスクに関係することがあります。

ただし、術後に適切な診察や処置を受け、感染がなかった場合や早期に治療されている場合は、過度に心配しすぎる必要はありません。

中絶とは別の原因が隠れている場合

妊娠しにくさの原因は、中絶経験とは関係なく起こっていることもあります。

  • 排卵がうまく起こっていない
  • 卵管が詰まっている、または通りにくい
  • 子宮内膜症や子宮筋腫がある
  • 子宮内膜が厚くなりにくい
  • 精子の数や運動率に問題がある
  • 年齢による卵子の変化がある
  • ストレスや睡眠不足で自律神経が乱れている

「過去の中絶が原因かもしれない」と思い込んでしまうと、本当は別にある原因を見逃してしまうことがあります。

病院で検査すると夫に知られてしまう?

中絶経験について病院で話すことに、不安を感じる方もいらっしゃいます。

医療機関では、診療に関する情報はとても大切な個人情報です。原則として、本人の同意なく配偶者や家族に勝手に伝えられるものではありません。

ただし、ご夫婦で一緒に診察室に入る場合や、同席して説明を受ける場合は、話の流れで過去の妊娠歴について確認されることがあります。

心配な場合は、受付や診察の前に「過去の妊娠歴については、まず一人で相談したいです」と伝えておくとよいでしょう。

病院に行くことは、過去を責められるためではありません。今の体の状態を確認し、これから妊娠に向けて何が必要かを知るためのものです。

妊活中に受けておきたい検査

中絶経験があるかどうかにかかわらず、妊活を続けてもなかなか妊娠しない場合は、早めに検査を受けることが大切です。

女性側の検査

  • ホルモン検査
  • 排卵の確認
  • 超音波検査
  • 子宮内膜の厚さの確認
  • 卵管造影検査
  • クラミジアなど感染症の検査
  • 必要に応じた子宮鏡検査

男性側の検査

  • 精液検査
  • 精子の数・運動率・形態の確認
  • 必要に応じた泌尿器科での検査

不妊は女性だけの問題ではありません。ご夫婦で検査を受けることで、遠回りを防げることがあります。

病院に相談した方がよい目安

次のような場合は、一度婦人科や不妊治療専門クリニックで相談することをおすすめします。

  • 妊活を始めて1年以上妊娠しない
  • 35歳以上で半年ほど妊娠しない
  • 生理量が以前より極端に少なくなった
  • 子宮内膜が薄いと言われたことがある
  • 下腹部痛や不正出血が続いている
  • 過去にクラミジアなどの感染症を指摘されたことがある
  • 陽性判定後に流産を繰り返している

検査を受けることは、不安を大きくするためではなく、今できることを明確にするための一歩です。

Aさんのように悩んでいた方も、妊娠・出産されています

当院にも、若い頃の中絶経験があり、「そのせいで妊娠できないのでは」と悩まれていた方がいらっしゃいました。

その方は、病院で検査を受けることでご主人に知られてしまうのではないかと不安が強く、なかなか検査に進むことができませんでした。

最終的には妊娠され、無事に出産されましたが、同じように一人で悩んでいる方には、できれば早い段階で専門機関に相談していただきたいと感じています。

過去の経験があるから妊娠できない、ということではありません。

大切なのは、今の体の状態を知り、妊娠に向けて必要な準備をしていくことです。

妊活中の体づくりで大切なこと

検査で大きな異常が見つからない場合でも、冷え、睡眠不足、ストレス、首肩こり、自律神経の乱れなどが重なると、妊活中の体調に影響することがあります。

東洋医学では、妊娠しやすい体づくりのために、血流、自律神経、胃腸の働き、冷え、月経の状態などを総合的にみていきます。

鍼灸は、過去の中絶経験そのものを変えるものではありませんが、妊活中の体調を整え、病院での治療や検査と並行して体づくりを進めるサポートになります。

この記事のまとめ

  • 中絶経験があるからといって、必ず不妊になるわけではありません。
  • 術後の感染や子宮内癒着がある場合は、妊娠しにくさに関係することがあります。
  • 不妊の原因は、中絶経験以外にも排卵、卵管、子宮内膜、精子、年齢などさまざまです。
  • 病院では診療情報は大切な個人情報として扱われます。不安な場合は、事前に一人で相談したいと伝えておくと安心です。
  • 一人で悩み続けるよりも、検査で今の状態を確認し、必要な体づくりを始めることが大切です。

よくある質問

中絶経験があると、妊娠できなくなりますか?

中絶経験があるだけで、必ず妊娠できなくなるわけではありません。術後に大きな合併症がなく、感染なども適切に対応されていれば、その後に妊娠・出産される方は多くいらっしゃいます。

掻把手術を受けると、子宮内膜が薄くなりますか?

すべての方に起こるわけではありません。ただし、まれに子宮内の癒着が起こると、月経量が少なくなったり、内膜が厚くなりにくくなったりすることがあります。気になる場合は、婦人科で相談してみましょう。

夫に知られずに病院で相談できますか?

診療情報は個人情報として扱われます。原則として、本人の同意なく配偶者に伝えられるものではありません。不安がある場合は、診察前に「まず一人で相談したい」と伝えておくと安心です。

中絶経験がある場合、どんな検査を受ければよいですか?

子宮内膜の状態、排卵、ホルモン、卵管の通り、感染症の有無などを確認することがあります。また、不妊の原因は男性側にあることもあるため、精液検査も大切です。

鍼灸で中絶後の不妊は治りますか?

鍼灸で子宮内の癒着や卵管閉塞そのものを治すことはできません。そうした可能性がある場合は、医療機関での検査や治療が必要です。当院では、冷え、血流、自律神経、月経の状態などを整え、妊活中の体づくりをサポートします。

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参考文献

一人で抱え込まず、今の体の状態から整えていきましょう

過去の中絶経験があると、「そのせいで妊娠しにくいのでは」と不安になってしまうことがあります。

けれど、中絶経験があるからといって、必ず不妊になるわけではありません。大切なのは、今の子宮内膜、卵管、排卵、血流、自律神経の状態を確認しながら、妊娠に向けた準備を進めていくことです。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の不安や体調のお悩みに寄り添いながら、鍼灸・良導絡・レーザーなどを組み合わせて体づくりをサポートしています。

病院での検査や治療と併用しながら、冷え、首肩こり、睡眠、月経の状態、自律神経の乱れなどを整えたい方は、お気軽にご相談ください🍀

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