2022年04月の投稿記事
29歳 鍼灸を始めてからタイミング法で妊娠
大阪市からお越しのHさん(29歳)が妊娠されました。
1年間の不妊期間
2021年9月にお越しになったHさんは、1年間の不妊期間があり、産婦人科でタイミング法を受けておられました。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、子宮筋腫がありましたが、毎回排卵があり、子宮筋腫も着床には問題がない場所にあるとのことでした。
体質改善と自然妊娠のため鍼灸をご希望でした。
冷え性
Hさんは日頃から冷え性がありました。
来院されている患者様の多くは、お腹や足首など冷えていらっしゃる方が多いです。
冷えがある所は血流(血の巡り)が悪くなっています。
血の巡りが悪いということは、必要な栄養や酸素、水分、免疫物質などが行き届いていないということです。
お腹(下腹部)には子宮があるので、ここが冷えると子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫、生理不順、生理痛etc…さらには更年期障害まで起こりやすくなります。
不妊症の患者さんは冷えを防ぐと、不妊の要因となっていた症状が緩和されることで妊娠にいたった症例が多くあります。
冷えを防ぐにはお灸がよく効きます。
当院では冷えを防ぐツボに、お灸を何壮もすえ、体の中から温めていきます。
ご自宅でもをお灸していただくために、ツボの場所も指導しております。
また、下腹部を温めるには手軽に出来る腹巻や足浴がおすすめです。冷え性以外にも首、肩こり、腰痛、便秘など、毎回患者様ひとりひとりに合わせた施術を行っています。
鍼灸を始めてから迎えた2周期目のタイミング法でめでたく妊娠判定が確認されました。
Hさん、本当におめでとうございます。
今後もお身体を大事になさって下さい。
また何かお困りのことがありましたらいつでもサポートさせていただきますので宜しくお願い致します。
子宮筋腫
子宮筋腫は珍しくない腫瘍です。小さなものを含めると、30歳以上の女性の20~30%に見られます。
がん(悪性の腫瘍)ではありませんが、貧血や痛みなど様々な症状の原因となります。
筋腫は卵巣から分泌される女性ホルモンによって大きくなります。閉経すると逆に小さくなります。
複数個できることが多く、数や大きさは様々です。大きさやできる場所によって症状が違ってきます。
できる場所によって、子宮の内側(粘膜下筋腫=不正出血や不妊の原因)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫=大きくなると不正出血や流産、早産の原因になる)、子宮の外側(漿膜下筋腫)に分けられます。
主な症状は月経量が多くなることと月経痛です。
その他に月経以外の出血、腰痛、頻尿(トイレが近い)などがあります。
症状はできる場所と関係があります。子宮の内側にできた筋腫は小さくても症状が強く、月経量が多くなります。
逆に子宮の外側にできた筋腫は大きくなっても症状がでない傾向があります。
そのため、治療必要なのかどうかもできた場所や症状によっ異異なってきます。妊娠しにくい、流産しやすいなどの症状も見られることがあります。
Hさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊と冷え性
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
鍼灸が初めてだったので、当初は不安もありましたが、丁寧に説明してくださり、安心して手術を受けられました。
何気ない先生方とのお話もリラックスできました。ありがとうございました。
▢同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
一人で抱え込まずアドバイスを受けたり、新しいことに挑戦してみたり、誰かとお話するだけでも前向きになれるような気がします。
【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
↓ ↓ その他患者さまの声(一部)もご覧ください ↓ ↓
29歳低AMH 初めての体外受精で妊娠 (2022.4.16)
生理不順 鍼灸で基礎体温あがり自然妊娠 27歳 (2019.5.23)
低AMHでしたが人工受精で妊娠 27歳 (2018.2.8)
妊活、不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。平日20時30分まで。土祝も営業。
29歳低AMH 初めての体外受精で妊娠
大阪市からお越しのHさん(29歳)が妊娠されました。
8ヶ月の不妊期間
Hさんが当院にお越しくださったのは2021年5月でした。
それまでに8ヶ月の不妊期間があり、人工授精を受けておられましたが妊娠には至っていませんでした。
クリニックの検査では低AMH(値 1.7)と診断されておりました。体質改善と人工受精、移植に向けて鍼灸をご希望でした。
鍼灸を始められた5月、Hさんは人工授精周期で、その結果は残念ながら陰性でした。鍼灸を継続されるうちに生理痛が軽減していったとのことでした。
生理痛
生理痛があると鎮痛剤を服用する回数が増えてしまいます。多くの方が経験されていることで、鎮痛剤は排卵に影響を及ぼすと言われています。
他には体を冷やしてしまうとも言われており、生理中は骨盤内うっ血しやすい状態であるために冷えはあまり良くありません。
鎮痛剤の服用で冷えを招くので悪循環になってしまい、大事なお体を冷やしてしまうことになります。その為、妊活にはあまり好ましくありません。
排卵時期に服用する場合は、排卵障害が起こしやすいと言われています。
週に一度の鍼灸を受けていただくと、まず生理痛が軽くなり月経の状態が整うことを実感して頂けると思います。
その後、タイミング法を2回されてから、体外受精にステップアップされました。8月に行った採卵は7個の卵子が採れて、全て未成熟でしたが、培養で成熟卵に成長することができ、3個授精し1個(3日目胚)が凍結出来ました。
その後、1周期お休みをはさんで10月に行った初期胚(3日目)移植でめでたく陽性反応が確認されました。
Hさん、本当におめでとうございます。
今後もお身体を大事になさって下さい。何かお困りのことがありましたらいつでもサポートさせていただきますので宜しくお願い致します。
低AMH
AMHの特徴として全体として、年齢とともにAMH値を減少する傾向にあるものの年齢に相関せず、個人により値にばらつきが大きい点があげられる。
国内外の複数の研究からも、年齢に対しては正規分布を示さず同一年齢層における標準偏差も非常に大きいことが報告されている。
また、このことからAMH値は基準値を設定し、正常か異常かを判断する値ではないと考える。
また、年齢は妊娠率と相関するが、AMH値と妊娠しやすさは相関しないことも知られている。
つまり、AMHおける卵巣予備能の評価は妊孕性の評価でなく、不妊治療が可能な期間を予測する指標と考える。
AMH値が検出限界レベルの限りなくゼロに近い女性でも妊娠する可能性はあり、実際にそうした妊娠例もある。低AMHに対しては残存する卵子数を予測することで、その機会をいかに有効に使うかを考え、いたずらに時間を費やすことなく早期に治療段階をステップアップし、1~2年で結果を出すよう目指した方がよいと考える。
また低AMH値の患者には、妊孕性が低いことを断じて落胆させるのではなく、「短期間治療しかできないので頑張ろう」と励ますよう言葉をかけることが大切であろう。
AMHの有効性として体外受精の際、採卵数とよく相関する点が挙げられる。また高AMH患者に対して調節卵巣刺激を行う際は、過剰卵巣刺激症候群(OHSS)を予防する刺激法を検討する一助になる。
amh-info.jpより参照
Hさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
顕微授精するための体づくり
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
毎回体調をカウンセリングしてくださるので、その日に合った施術をしてもらえます。
回数を重ねることにひどかった生理痛が改善されていったことがうれしかったです。
大きい目的は顕微受精のためでしたが、思わぬところも体質改善にされていきました。
▢同じように悩まれている方にアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
私は面倒くさがりなので続けることを目標にウォーキングなどを頑張りました。
たまに体がしんどい時はサボりながらも続けることができたので、完璧を目指さなくて良かったと思います。
採卵の結果はあまり良くなく、7個中1個の初期胚を凍結という結果でしたがゆるく上記を続けた結果、一回目の移植で陽性判定をもらえました。
【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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29歳 2回目の凍結融解胚移植で陽性反応 (2021.12.11)
顕微授精 アンタゴニスト法 胚盤胞移植で妊娠 29歳 (2019.3.19)
男性不妊 顕微授精の3日目胚移植で陽性反応 27歳 (2018.12.29)
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42歳 2人目妊活 採卵結果が良くなり胚盤胞移植で妊娠
大阪府からお越しのAさん(42歳)が妊娠されました。
2人目妊活1年の不妊期間
2021年2月 知人のご紹介で当院にお越し下さったAさんは、2人目妊活で1年の不妊期間があり、人工授精を受けておられましたが妊娠されていませんでした。
現病歴は甲状腺機能低下症(橋本病)があり、体質改善とクリニックの治療と鍼灸の併用で妊娠したいと希望されておられました。
鍼灸を始められてからは、採卵周期に入っておられ3月に行った採卵結果は3個のタマゴが採れ、1個は未熟卵、2個は授精、培養し初期胚(3日目)が凍結出来ました。
1周期お休みをはさんで、次の周期も採卵を続けることにされました。6月に再度行った採卵結果は、10個のタマゴが採れて前回よりも多くの胚を凍結することが出来ました。
鍼灸・レーザーによる卵子の質の改善
女性は35歳以上になると、妊娠率の低下だけでなく流産率が増加します。これは加齢による卵の染色体異常や受精後の胚発育の悪化により起こると考えられています。
メカニズムは明らかではなく、残念ながらその予防方法もないのが現状です。
卵子のに元なる卵母細胞は、女児がまだ母体内にいる胎生5ヶ月頃に最も多く、約700万個作られますが、その後急速にその数が減少し、出生時には約200万になり、排卵が起こり始める思春期頃には30万個まで減少します。
そのうち排卵する卵子の数は400~500個(700万個の1%以下)です。つまり、排卵する卵子の年齢は実年齢とほぼ同じであることになります。
このように卵母細胞の数は増加することはなく、37歳頃を過ぎると急速に減少し、卵母細胞の数が約1000個以下になると閉経します。
女性の年齢の増加により卵子の質の低下が起きることは様々な事実から明らかです。
ミトコンドリアは、細胞内のエネルギー調節を行う重要な細胞内小器官であり、細胞のエネルギー源であるアデノシン三リン酸(ATP)を産生します。
ミトコンドリアの機能低下と「卵子の老化」を関連付ける研究結果が報告されています。しかしながら、卵子の老化の詳細なメカニズムは現在のところ不明です。
上記の記事では、「妊娠率と流産率の予防方法はない」と記載されています。ですが、鍼灸レーザーにより採卵成績の向上(胚盤胞達成率の向上)、子宮内膜の肥厚化、妊娠率の向上が期待できるという報告があります。また、予防率の向上があるという研究結果は今のところありませんが、妊娠後に行うマタニティ鍼灸(安産鍼灸)は流産を予防する効果が期待できます。
鍼灸による局所の血流の改善はホルモンや栄養などの供給を円滑にし、且つホルモンとその受容体が結びつく頻度を上げる効果があります。
これにより何ヶ月も採卵ができなかった方の卵胞が発育し始めたり、また排卵障害の方が排卵し始めたりすることがあります。
鍼灸レーザーによる効果が現れるのに、およそ3ヵ月~6ヶ月を要し、それは卵子の成長期間と一致しています。Aさんも鍼灸を始めて1カ月後の採卵と6ヶ月後の採卵を比較すると当てはまることになります。
その後、Aさんは移植に進まれて、8月に初めての凍結融解胚移植(SEET法)でめでたく陽性反応が確認されました。
その後もマタニティ鍼灸を妊娠9週目まで受けられました。
Aさん、本当におめでとうございます。
今後もお身体を大事になさって下さい。また何かお困りのことがありましたらいつでもサポートさせていただきますので宜しくお願い致します。
Aさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
妊活、体質改善(冷え、肩こりなど)
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
妊活の施術はもちろんのこと、咳が止まらなくで鍼灸に行こうかやめておこうか迷っていたと先生に告げた際に「そういうときこそ鍼灸です」とおっしゃっていただいて、症状も心も楽になったのがとても印象に残っています。
▢同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
人のつながりで貴院を紹介していただきました。泰子先生に教えて頂いた病院でいろんな決断とパートナーと一緒に行い、ここまでたどり着くことが出来ました。
感謝の気持ちを忘れずに、同じように悩んでいる方に貴院のことを伝えていきます。ありがとうございました。
【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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42歳 鍼灸で身体を整えて 胚盤胞移植で陽性反応 (2021.10.16)
2年半正常胚が採れなかった45歳の方が鍼灸レーザーで妊娠 (2021/02/20)
長年の不妊期間を経て、初期胚2個戻しで妊娠 40歳 (2019.12.13)
妊活、不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。平日20時30分まで。土祝も営業。
33歳PCOS 3回目の胚盤胞移植で妊娠
大阪市からお越しのSさん(33歳)が妊娠されました。
半年の不妊期間
2020年10月に宇都宮鍼灸良導絡院にお越し下さったSさんは半年の不妊期間があり、タイミング法をされていました。
現病歴は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、甲状腺機能低下症(TSH値6.1)チラージン服用で調整、卵胞が育ちにくいというお悩みがあり、体質改善のため鍼灸を希望されました。
人工授精から体外受精へ
2020年10月 鍼灸を始められた10月は人工授精にステップアップされておられ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)があったため、毎周期に安定した排卵ができるように鍼灸を行いました。
当院では鍼灸施術で卵巣、子宮の血流促進を図り、卵胞成長促進、薄かった子宮内膜が厚く成長できるよう目指します。
また、スーパーライザー直線偏光近赤外線を使い過緊張している交感神経を正常に戻し、卵巣の血流促進を促します。
不妊鍼灸では卵巣、子宮、自律神経などが意識されやすいですが、この他さまざまな臓器も連携しながら活動していることから、体全体の健康状態にも注目して施術を行ないます。
そのため、首肩こり、頭痛、腰痛、便秘、冷え性など体の不調も楽になっていただけるよう、同時に施術を進めていきます。
鍼灸を始められてから、クリニックの不妊治療の併用で毎回排卵が確認することが出来ましが、まだ妊娠には至っていませんでした。
Sさんは人工授精を4周期された後、体外受精にステップアップされました。採卵周期で行う鍼灸は、卵巣への血流を促進させ良質な卵子が採れるように効果的な手技を行っていきます。
採卵の結果は、高AMHであったため57個の卵子が採れて、胚盤胞37個が凍結出来ました。凍結卵の数に本人、スタッフも驚いていました。これだけ多くの卵子が採れたら過剰卵巣刺激症候群(OHSS)の心配がありましたがなかったようでした。次は移植周期です。
移植では子宮内膜をお布団のようなフカフカな厚みをもたせるため子宮への血流を促進させることを中心に施術を行います。
2021年4月に初めて行った凍結融解胚移植は、子宮内膜は10ミリ以上と十分でした。判定結果は残念ながら陰性でした。
その後、次の周期も移植をされて2回目の移植も陰性。3回目の移植は自然周期で行い、めでたく陽性反応が確認されました。
その後もマタニティ鍼灸を妊娠11週目まで受けられました。
Sさん、本当におめでとうございます。
Sさんの妊活にサポートさせていただきありがとうございました。今後もお身体を大事になさって下さい。
元気な赤ちゃんが無事生まれることをスタッフ一同願っております。よろしければまたご報告を下さいませ。
Sさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療を始めていましたが結果が出ず、体外受精も視野に入れていたので鍼灸も始めてみようと思ったため
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
不妊治療の面では、タイミング法、人工授精を行いましたが妊娠せず、体外受精に進んだ時採卵が51個、胚盤胞で31個いったのは高AMH(7.1ぐらい)だったこともあると思いますが、鍼灸を続けていた結果でもあるかなと思います。
体外受精翌日の鍼灸したのも妊娠につながったと思います。
体調の面では首コリがひどかったのですが改善して痛みがやわらぎました。
▢同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
なかなか周りに不妊治療の話はできなかったので先生方と話ができたことは良かったなと思います。
【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
↓ ↓ その他患者さまの声(一部)もご覧ください ↓ ↓
32歳 夫婦で妊活鍼灸 体外受精で陽性反応 (2022.1.15)
32歳 夫婦で妊活鍼灸 初めての胚盤胞移植で陽性反応 (2021.9.25)
鍼灸とレーザーで胚移植に成功 32歳 (2018.6.15)
妊活、不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。平日20時30分まで。土祝も営業。