
2023年の投稿記事
夏は妊娠しにくい?妊娠率と夏の冷え・暑さの関係
「夏は妊娠しにくい季節」と聞いて、不安になったことはありませんか?
暑い季節は、汗をかきやすく、睡眠の質が下がったり、冷房で体が冷えたり、食欲が落ちたりしやすい時期です。そのため、妊活中の方にとって「夏の過ごし方」は意外と大切です。
ただし、最初にお伝えしたいのは、夏だから必ず妊娠しにくくなるわけではないということです。
妊娠率には、年齢、卵子や精子の状態、排卵、子宮内膜、生活習慣、不妊治療の内容など、さまざまな要因が関わります。
そのうえで、夏特有の「暑さ」「冷え」「睡眠不足」「自律神経の乱れ」が、妊活中の体調に影響する可能性はあります。この記事では、夏と妊娠率の関係について、医学的な知見と東洋医学的な視点を交えながら解説します。
- 夏だから必ず妊娠しにくくなるわけではない
- 妊娠率には年齢、卵子・精子の状態、排卵、子宮内膜、生活習慣など多くの要因が関わる
- 暑熱ストレスは、自律神経や睡眠、食欲、体調に影響する可能性がある
- 夏は冷房や冷たい飲食物により、体が冷えやすい季節でもある
- 妊活中は、暑さ対策と冷え対策のバランスを取ることが大切


夏は本当に妊娠率が下がるの?
人の妊娠や出生には、季節による変動があることが疫学研究で報告されています。妊娠・出生の季節性には、気温だけでなく、日照時間、生活習慣、感染症、休暇、性交頻度など複数の要因が関わると考えられています。
また、暑い天候のあとに出生数が減少する可能性を示した研究もあり、暑さが妊娠成立前後の体の状態に影響する可能性が指摘されています。
一方で、これは「夏に妊娠できない」という意味ではありません。季節による影響はあくまで傾向であり、個人差が大きいものです。
日本の出生数から見える季節の傾向
日本の人口動態統計では、月別の出生数を確認できます。出生数は月によって差があり、4月〜6月生まれの出生数が他の月よりやや少なく見える年もあります。
ただし、出生数は月の日数、社会的要因、全体の出生数減少などにも影響されます。そのため、出生月のデータだけで「夏に妊娠しにくい」と断定することはできません。
大切なのは、データを不安材料として受け取るのではなく、夏に起こりやすい体調の変化を知り、妊活中の体調管理に活かすことです。
夏の妊活で影響しやすい3つの要因
1. 暑熱ストレスによる体への負担
夏の強い暑さによって体に負担がかかる状態を「暑熱ストレス」といいます。
暑熱ストレスは、体温調節、自律神経、睡眠、食欲、疲労感などに影響します。妊活中は、こうした体調の乱れが排卵リズムやホルモンバランス、コンディションの維持に関係する可能性があります。
畜産分野では、暑熱ストレスが牛の繁殖性を低下させることが報告されています。暑熱ストレスにより、卵巣機能、ホルモン分泌、卵子や胚の質、妊娠維持機能などに影響する可能性が示されています。
ただし、これは牛を対象とした研究であり、そのまま人に当てはめることはできません。人の場合は、冷房環境、衣服、食事、睡眠、生活習慣などで暑さの影響をある程度調整できます。
2. 冷房や冷たい飲食物による「夏の冷え」
夏は暑い季節ですが、実は体が冷えやすい季節でもあります。
冷房の効いた部屋に長時間いる、冷たい飲み物をよく飲む、素足で過ごす、シャワーだけで済ませる、といった生活が続くと、体の表面は暑くても、お腹や足元が冷えやすくなります。
医学的に「子宮が冷える」と直接表現するのは慎重に考える必要がありますが、東洋医学では、下腹部や足元の冷え、血流の滞り、胃腸の弱りは、妊活中の体づくりに関わる重要なサインとして考えます。
特に、次のような不調がある方は、夏でも冷え対策を意識するとよいでしょう。
- 下腹部が冷たい
- 足先が冷える
- 生理痛が強い
- 経血に塊がある
- 胃腸が弱く、冷たいものでお腹を壊しやすい
- 夏でも体がだるい
このような場合は、夏でも「冷やしすぎない妊活」を意識することが大切です。
3. 睡眠の質の低下と自律神経の乱れ
夏は、夜間の気温や湿度が高くなり、寝苦しさを感じやすい季節です。
睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなり、疲労感、食欲低下、イライラ、体温調節の乱れにつながることがあります。
妊活中は、排卵や月経周期に関わるホルモンの働きも大切なため、睡眠の質を整えることは重要です。
「夏は妊娠しにくいのでは」と不安になる方もいますが、まずは妊娠率そのものを心配しすぎるより、夏でも体調を崩さない生活リズムを作ることを大切にしましょう。
夏の妊活で気をつけたいポイント
冷房でお腹と足元を冷やしすぎない
冷房は我慢せず使って大丈夫です。熱中症を防ぐためにも、暑さを無理に耐える必要はありません。
ただし、冷房の風が直接お腹や足元に当たる状態が続くと、体が冷えやすくなります。薄手の腹巻き、靴下、ひざ掛けなどを使い、冷えすぎを防ぎましょう。
冷たい飲み物を摂りすぎない
暑い日は冷たい飲み物が欲しくなりますが、氷入りの飲み物や冷たい食べ物ばかりが続くと、胃腸に負担がかかることがあります。
妊活中は、胃腸の働きを整え、栄養をしっかり吸収できる状態を保つことも大切です。冷たい飲み物を完全に避ける必要はありませんが、常温の飲み物や温かい汁物も取り入れるとよいでしょう。
シャワーだけで済ませず、入浴や足浴を取り入れる
夏はシャワーだけで済ませる方も多いですが、冷房で冷えた体をリセットするには、ぬるめの入浴や足浴もおすすめです。
熱すぎるお湯に長時間入る必要はありません。38〜40℃程度のぬるめのお湯で、体がじんわり温まるくらいを目安にするとよいでしょう。
暑い時間帯の運動は避ける
妊活中の体づくりには、適度な運動が役立ちます。ただし、夏の炎天下で無理に運動すると、暑熱ストレスや脱水につながるおそれがあります。
ウォーキングをする場合は、朝や夕方の涼しい時間帯を選びましょう。室内でのストレッチや軽い筋トレもおすすめです。
睡眠環境を整える
寝苦しさを我慢すると、睡眠の質が下がりやすくなります。冷房や除湿を上手に使い、快適に眠れる環境を整えましょう。
ポイントは、体を冷やしすぎず、暑さも我慢しすぎないことです。寝る前のスマートフォン、夜更かし、冷たい飲み物の摂りすぎにも注意しましょう。
東洋医学で考える夏の妊活
東洋医学では、夏は「暑さ」と「湿気」によって、体の巡りや胃腸の働きが乱れやすい季節と考えます。
特に、冷房や冷たい飲食物によって胃腸が弱ると、食べたものから十分にエネルギーを作れず、体のだるさや冷えにつながることがあります。
妊活中は、子宮や卵巣だけを見るのではなく、胃腸、睡眠、血流、自律神経、冷え、ストレスなど、体全体の状態を整えることが大切です。
夏の妊活では、「暑さを避けること」と「冷やしすぎないこと」の両方のバランスを意識しましょう。
夏は妊娠しにくいと決めつけず、体調管理を大切に
夏は、暑さ、冷房、冷たい飲食物、睡眠不足、食欲低下などによって、妊活中の体調が乱れやすい季節です。
一部の研究では、暑さや季節が妊娠・出生に影響する可能性が示されていますが、夏だから妊娠できない、妊娠率が必ず下がる、と考える必要はありません。
大切なのは、夏特有の不調を放置せず、体を冷やしすぎず、暑さも我慢しすぎず、睡眠・食事・血流を整えることです。
妊活中の夏は、頑張りすぎるよりも、体に負担をかけない過ごし方を意識してみましょう。
夏は本当に妊娠しにくいのですか?
夏だから必ず妊娠しにくいとはいえません。ただし、暑さによる疲労、睡眠不足、食欲低下、冷房による冷えなどが重なると、妊活中の体調に影響する可能性があります。
夏の冷えは妊活に悪いですか?
冷えそのものが直接不妊の原因になると断定はできません。ただし、下腹部や足元の冷え、胃腸の弱り、血流の滞りは、東洋医学では妊活中の体づくりに関わるサインとして考えます。
妊活中でも冷房を使って大丈夫ですか?
冷房は使って大丈夫です。熱中症を防ぐためにも、暑さを我慢しすぎないことが大切です。ただし、冷風が直接体に当たらないようにし、お腹や足元を冷やしすぎない工夫をしましょう。
夏の妊活では何を意識すればよいですか?
冷房による冷え対策、冷たい飲食物の摂りすぎを避けること、睡眠環境の調整、無理のない運動、入浴や足浴などがおすすめです。大切なのは、暑さを避けながらも体を冷やしすぎないことです。
夏に体調を崩しやすい場合はどうしたらよいですか?
食欲低下、だるさ、冷え、睡眠不足などが続く場合は、生活習慣を見直すとともに、必要に応じて医療機関に相談しましょう。妊活中は、無理に頑張るよりも、体調を安定させることが大切です。
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📚参考文献
- 厚生労働省「人口動態調査」
- e-Stat「人口動態調査 人口動態統計」
- Rojansky N, et al. Seasonality in human reproduction: an update. Human Reproduction. 1992.
- Barreca A, et al. Does hot weather affect human fertility? IZA World of Labor. 2017.
- 阪谷美樹「暑熱ストレスと牛の繁殖性」The Journal of Farm Animal in Infectious Disease. 2018.
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
夏の妊活で体調が乱れやすい方へ
夏は、暑さだけでなく、冷房による冷え、睡眠不足、食欲の低下、胃腸の不調などが重なりやすい季節です。
「夏になると体がだるい」「冷房で下腹部や足元が冷える」「妊活中の体調管理に不安がある」という方は、無理に頑張りすぎるのではなく、まずはご自身の体の状態を丁寧に見直してみることが大切です。
宇都宮鍼灸良導絡院では、東洋医学の視点から、冷えや血流、自律神経、胃腸の働きなどを確認しながら、妊活中のお身体づくりをサポートしています。
夏の冷えや体調の乱れが気になる方は、まずは一度、お身体の状態をご相談ください🍀
妊活中の疲労は不妊に影響する?疲れ・ストレスと妊娠の関係
「妊活を始めてから疲れやすくなった」「仕事と不妊治療の両立で疲れが取れない」「疲労がたまっていると妊娠しにくいのでは?」と心配される方は少なくありません。
結論からいうと、疲労そのものが直接不妊の原因になるとは言い切れません。
一方で、慢性的な疲労の背景にある睡眠不足・ストレス・過労・生活リズムの乱れなどは、心身のコンディションに影響します。また、不妊治療そのものが精神的・身体的な負担となり、疲労感を強くすることもあります。
この記事では、妊活中の疲労と不妊の関係について、西洋医学と東洋医学の両面からわかりやすく解説します。
- 疲労そのものが直接不妊の原因になるとは言い切れません。
- 妊活中は、仕事・通院・睡眠不足・ストレスなどが重なり、心身ともに疲れやすくなることがあります。
- 慢性的な疲れを感じるときは、睡眠・食事・休息など日常生活を見直すことも大切です。
- 東洋医学では、疲労を「気虚」や「気血両虚」などの状態として捉え、体質や不調に合わせて施術を考えます。
- 強い疲労が続く場合や日常生活に支障がある場合は、妊活だけの問題と考えず医療機関へ相談しましょう。


妊活中の疲労は不妊に影響する?
現在の研究では、「疲れているから妊娠できない」という単純な因果関係が証明されているわけではありません。
2024年に発表された疲労と女性不妊に関するレビューでも、疲労と生殖機能との関連性が研究されている一方、詳しい仕組みについてはまだ十分に解明されておらず、さらなる研究が必要とされています。
そのため、「疲労=不妊の原因」と考えて必要以上に不安になる必要はありません。
ただし、疲れが続いて睡眠・食事・運動・精神面などが乱れている場合は、妊活だけでなく健康全般のためにも生活を見直すことが大切です。
不妊治療中は心身ともに疲れやすい
国立社会保障・人口問題研究所が行った第16回出生動向基本調査では、不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は22.7%、約4.4組に1組と報告されています。
不妊治療では、通院だけでなく採血・投薬・自己注射・採卵・胚移植などが必要になることがあります。
さらに、仕事や家事を続けながら治療を受けている方の場合、次のような負担が重なりやすくなります。
- 通院時間を確保しながら仕事を続ける
- 急な診察や採卵日に合わせて予定を調整する
- ホルモン治療や処置による身体的な負担
- 治療結果を待つ精神的な緊張
- 周囲に治療について相談しにくい
- 治療費など経済的な負担
- 睡眠不足や生活リズムの乱れ
不妊に悩む方では、不安やストレス、QOL(生活の質)の低下がみられることも複数の研究で報告されています。
「もっと頑張らないと」と無理を重ねるのではなく、疲れていること自体を身体からのサインとして捉えることも大切です。
疲労と妊活を考えるうえで知っておきたい酸化ストレス
妊活の記事でよく登場する言葉の一つに「酸化ストレス」があります。
私たちの身体では日常的に活性酸素が作られていますが、活性酸素の産生と身体の抗酸化作用とのバランスが崩れた状態を酸化ストレスと呼びます。
酸化ストレスは、とくに男性不妊の分野で研究が進んでおり、過剰な酸化ストレスが精子の運動性やDNAなどに影響する可能性が報告されています。
女性についても、卵巣や卵子を取り巻く環境との関連について研究されています。
ただし、単純に「疲れたから活性酸素が増えて妊娠率が下がる」と考えることはできません。酸化ストレスには、年齢・喫煙・肥満・炎症・生活習慣・環境因子など、さまざまな要素が関係します。
妊活中に疲れが取れないときに見直したいこと
妊活中は治療そのものに意識が向きやすいですが、まずは日常生活の中に疲労を強くしている原因がないか確認してみましょう。
睡眠時間は足りていますか?
仕事や家事、通院などで就寝時間が遅くなっていないでしょうか。
休日にまとめて眠らなければ身体がもたないほど疲れている場合は、普段の睡眠時間や生活リズムを見直してみることが大切です。
食事を抜いていませんか?
忙しいからと朝食や昼食を抜いたり、極端な食事制限を続けたりすると、必要なエネルギーや栄養を十分に摂取できないことがあります。
妊活中だからと特別な食品だけに頼るのではなく、主食・主菜・副菜を基本に、無理なく続けられる食生活を意識しましょう。
仕事による疲労が続いていませんか?
- 長時間のデスクワーク
- 残業や長時間労働
- 立ち仕事
- パソコン・スマートフォンの長時間使用
- 職場の人間関係
- 不規則な勤務
このような負担が続くと、肩こり・頭痛・眼精疲労・睡眠不足など複数の不調が重なることがあります。
東洋医学では妊活中の疲労をどう考える?
東洋医学では、「疲れている」という症状だけを見るのではなく、食欲・睡眠・月経・冷え・便通・精神状態など、身体全体の状態を確認して体質を考えていきます。
疲労が強い方でよく用いられる考え方の一つが「気虚(ききょ)」です。
気虚とは
東洋医学の「気」は、身体を動かすためのエネルギーのような概念です。
気が不足した状態を「気虚」といい、次のような状態がみられると考えます。
- 疲れやすい
- 身体がだるい
- 朝から元気が出ない
- 食欲がない
- 息切れしやすい
- 風邪をひきやすい
気血両虚とは
さらに東洋医学では、「気」だけでなく「血(けつ)」も不足した状態を気血両虚(きけつりょうきょ)と呼びます。
疲労感に加えて、顔色が悪い・めまい・立ちくらみ・眠りが浅いなどがみられる場合に考える体質の一つです。
なお、「気虚」「血虚」「気血両虚」は東洋医学独自の概念であり、西洋医学における病名や診断とは異なります。
「肝・脾・腎」と疲労・妊活の関係
東洋医学では、妊活中の体調を考える際に「肝・脾・腎」の状態を重視することがあります。
- 肝:東洋医学では気や血の巡り、情緒などと関係すると考えます。
- 脾:食べ物から気や血を作り出す働きと関係すると考えます。
- 腎:成長・老化・生殖などに関わる働きと深い関係があると考えます。
ここでいう「肝」「脾」「腎」は、西洋医学の肝臓・脾臓・腎臓そのものだけを意味するものではありません。
例えば、仕事が忙しく食事が不規則で疲れやすい方と、睡眠不足やストレスが強く疲れている方とでは、同じ「疲労」であっても東洋医学的な考え方や施術内容が異なる場合があります。
妊活中の疲労に鍼灸では何をする?
妊活中の鍼灸では、妊娠だけを目的に身体を見るのではなく、現在感じているさまざまな不調についても確認します。
- 疲労感
- 肩こり・首こり
- 腰痛
- 冷え
- 頭痛
- 睡眠の悩み
- 胃腸の不調
- 月経に伴う不調
- ストレスや緊張
宇都宮鍼灸良導絡院では、その日の体調や治療周期などを確認しながら、一人ひとりに合わせて施術を行っています。
鍼灸によって妊娠率が上がることを保証するものではありません。不妊治療を受けている場合は医療機関での治療を基本としながら、妊活中の身体の不調や疲労を整えるための補完的なケアとして鍼灸を取り入れるという考え方になります。
妊活中の疲労に使われることがあるツボ
東洋医学では、その方の状態に応じて使用するツボを選びます。疲労感がある場合には、例えば次のようなツボが用いられることがあります。
- 足三里(あしさんり):胃腸の働きや全身の調子を整える際に用いられるツボ
- 中脘(ちゅうかん):胃腸の不調などに用いられるツボ
- 気海(きかい):疲労感や身体の冷えなどに用いられるツボ
- 関元(かんげん):下腹部にあり、婦人科領域の施術で用いられることがあるツボ
- 太白(たいはく):東洋医学で「脾」と関係が深いとされるツボ
ただし、ツボは症状や体質によって使い分けます。妊娠の可能性がある時期や妊娠中にセルフ灸を行う場合は、自己判断で強い刺激を行わず、鍼灸師など専門家に確認することをおすすめします。
疲れが強い場合は病気が隠れていることも
「妊活中だから疲れている」と思っていても、強い疲労の背景に別の原因が隠れていることがあります。
例えば、貧血・甲状腺疾患・睡眠障害などでも疲れやだるさを感じることがあります。
次のような場合は、妊活だけの問題と考えず医療機関へ相談しましょう。
- 十分に休んでも強い疲労が続く
- 日常生活や仕事に支障が出ている
- 動悸や息切れがある
- 強いめまいや立ちくらみがある
- 体重が急に増減した
- 月経不順や無月経が続いている
- 気分の落ち込みや不眠が長く続いている
疲れていると妊娠しにくくなりますか?
疲労だけを理由に「妊娠しにくくなる」と断定することはできません。ただし、睡眠不足や過度なストレス、生活リズムの乱れなどが長く続いている場合は、健康維持のためにも改善できる部分から見直してみましょう。
不妊治療中に疲れやすいのは普通ですか?
通院・仕事との両立・治療結果への不安など、不妊治療にはさまざまな負担があります。不妊を経験している方では、ストレスや不安、QOL低下がみられることも報告されています。つらい状態を一人で抱え込まず、医療機関や周囲の人に相談することも大切です。
疲労がある場合、鍼灸を受けてもいいですか?
体調を確認したうえで施術を行うことは可能です。ただし、強い疲労や体調不良が続いている場合は、病気が隠れていないか医療機関で確認することも重要です。
まとめ|妊活中は「疲れを我慢し続けない」ことも大切
疲労そのものが不妊を引き起こすと断定することはできません。しかし、妊活や不妊治療を続ける中で、仕事・通院・睡眠不足・ストレスなどが重なり、心身ともに疲れてしまう方は少なくありません。
妊娠のために何かを追加することだけでなく、十分に眠る、きちんと食べる、休息する、身体の不調をケアすることも大切な体調管理の一つです。
「妊活を始めてから疲れが取れない」「肩こりや冷え、睡眠の不調も一緒に整えたい」と感じている方は、お気軽にご相談ください。
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二人目不妊で考えられる原因と、妊活中の体調管理について解説しています。
📚参考文献
- 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」
引用内容:不妊について心配したことのある夫婦や、不妊の検査・治療を受けたことのある夫婦の割合について参照しています。 - Connecting the dots: the role of fatigue in female infertility. J Ovarian Res. 2024.
引用内容:疲労と女性不妊との関連性、およびそのメカニズムについては今後さらに研究が必要であることを参照しています。 - Depression, anxiety, quality of life, and infertility: a global lens on the last decade of research. Fertil Steril. 2024.
引用内容:不妊を経験している方における不安・抑うつ・ストレスやQOL低下との関連について参照しています。 - Oxidative Stress-Associated Male Infertility: Current Diagnostic and Therapeutic Approaches. Medicina. 2024.
引用内容:酸化ストレスが精子の機能やDNAなどに影響し、男性不妊と関連する可能性について参照しています。 - ESHRE「Evidence-based guideline on Unexplained Infertility」
引用内容:原因不明不妊に対する補完療法について、鍼灸を含め妊娠率や出生率向上の根拠が十分に確立していない点を参照しています。 - 北村智・森川和宥『鍼灸臨床マニュアル』
引用内容:東洋医学における気虚・気血両虚の考え方や、疲労時に用いられる経穴について参考にしています。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
妊活中の疲れや不調が気になっている方へ
妊活や不妊治療を続けていると、通院や仕事との両立、結果を待つ時間などが重なり、心身ともに疲れを感じることがあります。
疲労だけが不妊の原因とは言い切れませんが、「疲れが取れない」「肩こりや冷えも気になる」「睡眠や体調を整えながら妊活を続けたい」と感じている場合は、ご自身の身体をいたわる時間をつくることも大切です。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、不妊治療の状況や月経周期、その日の体調などをお伺いしながら、一人ひとりに合わせた鍼灸施術を行っています。
妊娠のために何かを無理に増やすのではなく、妊活中の疲れや身体の不調を整える選択肢のひとつとして、「一度相談してみようかな」と思われたときにお気軽にご相談ください🍀
34歳(精子所見が基準値以下・高プロラクチン血症)2回目の胚盤胞移植で妊娠
市からお越しのTさん(34歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。
男性不妊因子に加え高プロラクチン血症もありましたが、2回目の移植で妊娠
2022年5月、当院(宇都宮鍼灸良導絡院)にお越しの際、Tさんは妊活を始めてから1年が経過されていました。当時、大阪市内の不妊治療専門クリニックに通院され、体外受精のステップに進まれていました。
ご来院時の状況と課題
クリニックでの検査や、これまでの経過は以下の通りでした。
- 診断内容:低AMH、高プロラクチン血症、卵管狭窄(FT手術済み)
- 男性因子:ご主人の精子濃度・運動率が基準値以下
- 1回目の採卵結果(当院受診前):初期胚1個凍結・異常受精や、受精後に細胞分裂が停止してしまうケースが見られた
このような経緯から、Tさんは「卵子の質を改善したい」と強く希望されていました。
鍼灸とスーパーライザーによる「卵子の質改善」アプローチ
当院が卵子の質を向上させるために第一に心がけていることは、生殖器系への血流改善です。血流が良くなることで、卵子の成長に必要なホルモンや栄養素が十分に届き、細胞が本来の働きを取り戻すことができます。
現在、当院では通常の妊活鍼灸に加え、「スーパーライザーPX」という近赤外線治療器を積極的に導入しています。
スーパーライザーPX(近赤外線治療器)の特徴
- 安全性:太陽光にも含まれる赤外線を使用しており、人体に無害です。
- 深部到達:鍼やマッサージでは届きにくい、体の深い部位までアプローチできます。
- 免疫向上:温熱効果により筋肉を刺激し、自己免疫機能を高めます。
- 負担なし:痛みを感じることなく、短時間で効果を得られます。
期待できる効果
スーパーライザーは、高齢妊活で採卵成績が伸び悩んでいる方や、以下のような不妊・婦人科系疾患に効果が期待できます。
- 卵巣機能の活性化:排卵障害、黄体機能不全、卵子の質改善、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
- 子宮の活性化:子宮内膜菲薄、月経不順、月経痛
実際に受けられた方からは、「体がポカポカする」といった体感に加え、「採卵結果が良くなった」「内膜が厚くなった」「胚盤胞まで育つようになった」「2年以上見えなかった卵胞が成長した」など、嬉しいお声を多数いただいています。
Tさんの変化と治療成果
Tさんにも、採卵に向けておよそ2~3ヶ月前から継続して鍼灸とレーザー治療を受けていただきました。
【治療の成果:採卵結果の比較】
- 1回目(当院受診前):初期胚1個凍結
- 2回目(治療開始後):胚盤胞3個凍結
明らかに結果が向上し、Tさんも「ここのおかげかも」と大変喜ばれていました。鍼灸とレーザーによる体質改善が、採卵結果にしっかりと結びついたのだと考えられます。
移植から妊娠、そして現在へ
移植周期においては、子宮内膜をふかふかの状態にするために子宮への血流を促進。同時に、首や肩の緊張を緩め、万全の体調で臨めるようサポートしました。
その結果、2回目の移植で見事に陽性反応が確認できました。
現在は遠方にお住まいのため頻繁な通院は難しい状況ですが、つらい症状がある時にはマタニティ鍼灸や整体を受けていただいています。
Tさんへ
Tさん、嬉しいご報告をありがとうございます。仰るように、鍼灸やレーザー治療は「継続すること」が本当に大切ですね。
妊活という道のりの中で、一つずつ小さな目標を設定し、それを達成していくことで自信をつけていただけたこと、私たちも大変嬉しく思います。様々な試練やストレスが多い期間だったかと思いますが、リラックスして過ごすことの大切さも実感していただけたようですね。
Tさんの妊娠までの道のりをサポートさせていただけたこと、光栄に思います。これから寒暖差のある季節になりますが、お体に気をつけて、無事にご出産できることを心よりお祈りしています。また何かお困りのことがありましたら、いつでもサポートさせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
Tさん(34歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療のため通院していたが、体外受精で良い結果が出なかったため、体質、卵質改善のために、こちらへの通院を決めました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(体外受精(ふりかけ法)で2回目の移値でした。
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー・温活・半身浴・サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
こちらのホームページを拝見し、レーザー治療が気になったので施術を続けたところ、卵の質が見事に上がりました。他にも、鍼灸も毎回自分が気になる箇所に的確にして頂けたので、それも効果があったと感じています。みなさん(スタッフの方)も優しく、通院を続けやすかった環境にありました。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
最初は鍼灸に対して本当に効果があるのか、少し疑問に感じていましたが、続ける内に体調も少しずつ良くなり、採卵の結果も目に見えて改善されたので、自信につながりました。何事も続けることは大変ですが、1つずつ小さな目標でもいいのでそれを自分で設定し、達成できると本当に自信につながります。妊活中のみなさん、本当に応援しています!!
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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大阪市特定不妊治療費および不妊検査費の助成事業について
令和5年4月より
特定不妊治療費(先進医療)
および
不妊検査費の助成事業
が開始されています
・先進医療に要する費用の一部を助成
・大阪市不妊検査費助成事業
大阪市では、不妊治療における経済的負担の軽減を図るため、令和4年度から保険適用となった体外受精や顕微授精などの特定不妊治療に併せて行われる、先進医療に要する費用の一部を助成します。助成額は、かかった費用に対して10分の7の額(上限5万円)を、通算6回(もしくは3回)を限度に助成します。詳細は、助成内容の項目をご確認ください。

大阪市では、将来的に子どもを授かることを希望する夫婦(事実婚関係を含む)への支援策として、夫婦そろって早期に不妊検査を受け、必要に応じて適切な治療を始められるよう、不妊検査に要する費用の一部を助成します。助成額は上限5万円まで、1夫婦1回限りです。
令和5年4月1日以降に、産婦人科又は泌尿器科を標榜する保険医療機関にて、検査開始日から1年以内に夫婦(事実婚夫婦を含む)ともに行った不妊検査(助成を受けていない分)について助成します。※保険適用の有無を問いません。
【実施することが望ましい不妊検査の一例】
- 超音波検査
- 内分泌検査(FSH、LH、E2、PRL、P4、T、TSHなど)
- 感染症検査(クラミジア、B・C型肝炎、HIV、梅毒など)
- 卵管疎通性検査(卵管造影検査など)
- 頸管因子検査(フーナーテストなど)
- 抗ミュラー管ホルモン検査(AMH検査)
- 子宮がん検査
- 風しん抗体検査
- 精液検査
※上記はあくまで一例です。その他、不妊症の診断・治療計画のために医師が必要と認めた検査も対象に含みます。
引用:大阪市HP
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000589498.html#josei
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000589330.html
妊活お灸ヨガ・妊活お灸講座/大阪で不妊のセルフ灸を学びませんか
妊活お灸ヨガ・妊活お灸講座を開催します
妊娠を希望される方々にとって、心身ともに健康でリラックスした状態はとても重要です。ヨガは、ストレスを解消し、体の内側からバランスを整える効果があります。妊活中の方々にもぴったりのエクササイズとして注目されています。
当講座では、妊活中の方々に適したポーズや呼吸法を中心に、妊娠に向けた体の準備を行います。また、ストレス緩和に効果的なリラックス法もご紹介します。専門の講師が丁寧に指導いたしますので、初心者の方でも安心して受講いただけます。
妊娠を希望される方々に、ぜひ当講座で心身ともに健康でリラックスした状態を作り上げていただき、妊活をサポートできればと思います。
【妊活お灸ヨガ:日程】
講師はMayumi先生
日時:①令和5年5月9日(火)13:30~14:30
②令和5年5月23日(火)13:30~14:30
料金:¥1,300(税込)
ヨガの時、ご自身でお灸をしていただきます。
足首、お腹がでるウェアでお越しください。
お支払いは現金をご用意ください。
後の妊活お灸講座を受けられる方は、
注)ヨガを極めたい方の講座ではありません。初心者向けの講座です。
お申込みは、宇都宮鍼灸良導絡院06-6978-4917まで
【妊活お灸講座】
お灸は、古くから健康維持に使われてきた伝統的な治療法です。最近では、妊活中の方々にも注目されており、女性の体調を整える効果が期待できます。当講座では、ご自身の体質をチェックして、体質に適したツボを中心に、ツボの探し方、お灸のすえ方をお伝えします。
妊活中は、体のバランスを整えることがとても大切です。お灸は女性の体調を整える効果的なセルフケアです。また、お灸を行うことでストレス緩和にもつながり、心身ともにリラックスすることができます。
鍼灸師が丁寧に指導いたしますので、初心者の方でも安心して受講いただけます。妊活中の方々に、ぜひ当講座で体のバランスを整え、心身ともに健康な状態を作り上げていただき、妊活しやすい身体づくりを目指してください。
講師は宇都宮鍼灸良導絡院の宇都宮泰子です
日時:①令和5年5月2日(火)14:00~15:00 ご夫婦の参加も可能です
②令和5年5月9日(火)14:30~15:30
③令和5年5月23日(火)14:30~15:30
料金:¥2,000(税込)お灸プレゼント付き
足首から膝上まで、お腹がでる服装でお越しください。
事前に妊活お灸ヨガを受けられた方は、そのままの服装で結構です。
バスタオルを必ずご持参ください。
お申込みは、宇都宮鍼灸良導絡院06-6978-4917まで
お支払いは現金をご用意ください。
また、当日はお灸の販売もしております。
35歳(9回の人工授精で陰性)ステップダウンで自然妊娠
大阪府大東市からお越しのAさん(35歳)が妊娠されました。
10回目の人工授精中止後に自然妊娠
当院(宇都宮鍼灸良導絡院)にお越しになったAさんは、これまで9回以上人工授精をされていました。10回目の人工授精が中止になった後、代わりに試みた自己流のタイミングで見事妊娠されました。
Aさん、この度はおめでとうございます。出産まで引き続き、当院がしっかりサポートいたします。
妊娠しやすいタイミングについて
「排卵日当日の性交が最も妊娠しやすい」という考えは、実は正しくありません。最も妊娠しやすいのは、排卵日の前日と前々日です。この時期に性交した場合の妊娠率は、排卵日当日の約4倍にもなります。
ある論文によると、排卵日の6日以上前や、排卵日の1日以上後の性交では、妊娠の可能性はほぼ0%とされています。また、排卵日当日の性交でも妊娠はしますが、その80%は妊娠6週目までに流産してしまうというデータもあります。
妊娠が継続しやすいのは、排卵日の前日と前々日の性交で、この2日間はほぼ同等の妊娠率が期待できます。排卵前に精子が卵管内で待機している状態が、妊娠成功の鍵となります。
卵子の老化について
卵子の老化には、以下の2つの種類があります。
- 卵巣内での老化(いわゆる卵巣年齢)
- 排卵後の老化
上記の論文が示すように、特に重要なのは排卵後の老化です。体外受精においても、採卵から時間が経つにつれて卵子の状態は悪くなってしまいます。
(参考文献:Wilcox AJ et.al. Human Reproduction 13: 394–397, 1998)
Aさん妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
人工授精を8回しましたが一度も陽性反応がなく(1人目は人工授精2回目で授かりました)、体外受精へのステップアップは主人が望んではなかったため、できることをしようと通い始めました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
自然妊娠(タイミング(数回)→人工授精(計9回)→今回10回目の人工授精の予定が、卵子が排卵してしまっていてできなかったタイミングで自然妊娠でした。
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
よもぎ蒸し・食養生(ダイエット)
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
妊活が目的で通い始めましたが、通い始めてすぐ腰がかたまる症状が改善しました。説明をしてくださりながらの施術で、質問にも丁寧に答えてくださるので安心して治療を受けることができました。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
1人目以上に2人目はなかなか授からず、主人が体外受精へのステップアップを望んでいなかったため、できる限りのことはしようと調べ、鍼灸に通い始めました。人工授精を9回し、箸にも棒にもかからなかった私が今回なんと自然妊娠。自分でも信じられませんでした。週に1回鍼灸でしていただいた治療が結果につながったんだなと思いました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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39歳(チョコレート嚢腫・卵巣嚢腫・子宮内膜症)移植前後の鍼灸併用で妊娠
大阪からお越しのYさん(39歳)が鍼灸で身体を整え、体外受精で妊娠されました。
チョコレート嚢腫や卵巣嚢腫でお悩みでしたが、体外受精で妊娠
妊娠を望まれてから2~3年が経過していたYさん。当院にお越しになったのは、不妊治療専門クリニックでの移植を控えている段階でした。
Yさんはクリニックの検査で、以下の症状を指摘されていました。
- チョコレート嚢腫
- 卵巣嚢腫
- 子宮内膜症
- 子宮内膜炎
- 子宮内膜ポリープ術後
今後の移植(採卵)に向けて、鍼灸での身体作りをご希望され、ご来院いただきました。
胚移植に向けた鍼灸の効果とは
移植に向けた鍼灸治療は、日本のみならず世界各国の学会でその効果が報告されています。
- 妊娠率の向上:移植前後の鍼灸施術により「妊娠率が65%上昇する」という報告があります。
- 着床環境の改善:子宮内膜環境を高める効果があり、「妊娠率が17%高まる」というデータもあります。
子宮内膜を良好な状態にし、着床率を上げたいとお考えの方にとって、鍼灸による体質改善は非常に有効な選択肢です。
当院の施術方針
基本的には、移植周期の鍼灸は週に1回のペースで行います。
- 子宮と卵巣の血流促進
- 自律神経・ホルモンバランスの安定
- 卵質の改善(継続的な施術による)
- 子宮内膜の改善
これらを通じて妊娠しやすい体作りを行い、妊娠後は「妊娠維持のための鍼灸」、そして「マタニティトラブル(つわりや腰痛など)」や「赤ちゃんの成長サポート」へと移行します。産後の健康管理まで、女性のどのステージにも対応できるのが鍼灸の強みです。
参考資料:鍼灸と不妊治療に関する研究報告
世界中で行われている研究の一部をご紹介します。
① 2002年 ドイツ・中国共同研究
体外受精を受ける患者様を2つのグループに分けて検証。
結果:移植前後に鍼治療を受けたグループの妊娠率が42%上昇。鍼治療なしのグループ(26.3%)を大きく上回りました。
② 2006年 デンマーク 研究報告
結果:胚移植時に鍼灸治療を行ったグループの妊娠率は36%。行わなかったグループは22%でした。
③ 2006年11月 明鍼灸院・明治鍼灸大学 研究グループ
体外受精を5回以上行っても妊娠に至らなかった女性114名に、週1~2回のペースで婦人科疾患に効果的なツボ(腹部や足)へ鍼治療を実施。
結果:114名中、49名が妊娠。
- 自然妊娠:4名
- 人工授精:1名
- 体外受精:44名
特筆すべき点:施術後1回目の体外受精で妊娠した30名のうち、9名はそれまで10回以上体外受精を行っても結果が出なかった方でした。(読売新聞より抜粋)
④ 2008年 アメリカ 研究報告
過去の7件の臨床試験データを分析。
結果:胚移植時に鍼灸治療を併用した場合、以下の向上が見られました。
- 妊娠率:1.65倍
- 妊娠継続率:1.87倍
- 生児分娩率:1.91倍
Yさんの経過と嬉しいご報告
Yさんにも、移植周期に合わせて週に1回の鍼灸施術を行わせていただきました。その結果、移植後の判定で見事「陽性反応」が確認できました。
Yさん、この度は本当におめでとうございます。現在は、妊娠継続と安産のためにマタニティ鍼灸を受けていただいております。今後もお困りのことがありましたら、いつでも全力でサポートさせていただきます。引き続きよろしくお願いいたします。
Yさん(39歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療中、胚移植4回日の前に来院、過去には流産経験あり
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(顕微授精、胚移植)
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
初めての鍼灸で不安でしたが、最初に担当して頂いた先生が丁寧に対応してくださり、「痛い場合はすぐに言ってください。無理する必要ないですからね」と声をかけて頂いたので通院することができました。他との比較はできませんが、施術後は体があたたかくなった感覚があり、冷えに効いていると思います。腰痛がある際、こちらからか伝えする前に「腰のこちら側が張ってるけど痛いてすか?」と適格に指摘されたのはすがだと思いました。施術後に楽になった気がします。(4回目の胚移植直前に初めてお電話したにもかかわらず、即座に対応して頂き大変感謝しています。)
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
2年以上不姓治療をしている中で、体調も崩れることが増え、何か新しいことができないかと初めて鍼灸に行きました。痛いことに弱くそれまでは敬遠していました。また、安定期前で、過去には流産経験もあるため不安はありますが「何か新しいことに挑戦する」ことは希望につながるため、一歩を踏み出す勇気は大切だと感じています。また不妊治療は早い方が良いため専門の病院へ相談されることをおすすめします。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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35歳・原因不明不妊|タイミング法・人工授精から体外受精3回目の移植で妊娠
大阪市からお越しのMさん(35歳)が、妊活鍼灸で身体を整えながら不妊治療を続け、体外受精(顕微授精)の3回目の胚盤胞移植で妊娠されました。
Mさんは妊娠を希望されてから約2年が経過していましたが、クリニックで検査を受けても明らかな原因が見つからず、いわゆる「原因不明不妊」といわれていました。
35歳・原因不明不妊で来院されたMさん
Mさんが宇都宮鍼灸良導絡院に初めてお越しになったのは、2021年4月です。
妊娠を希望されてから約2年が経過しており、クリニックで不妊検査を受けても特に大きな異常は見つかっていませんでした。
しかし、タイミングを取ってもなかなか妊娠に至らず、「検査では問題がないのに、なぜ妊娠できないのだろう」という状態が続いていました。
このように、一般的な不妊検査を行っても妊娠を妨げている明らかな原因を特定できないケースは「原因不明不妊」と呼ばれます。
原因不明不妊とは?
原因不明不妊とは、単に「原因がない」という意味ではありません。
一般的な不妊検査で、排卵、卵管、子宮、精液所見などを評価しても、妊娠に至らない明確な原因を特定できない状態を指します。
つまり、現在行われている一般的な検査では捉えきれない要因が関係している可能性もあります。
不妊検査で確認される主な項目
- 排卵が起こっているか
- 卵管が通っているか
- 子宮や卵巣に大きな異常がないか
- 精子の数や運動率などに問題がないか
- 年齢や卵巣予備能など、不妊治療を進めるうえで重要な要因
これらに大きな問題がなくても、受精、胚の発育、着床など妊娠までには多くの過程があるため、すべての原因を通常の検査だけで特定できるわけではありません。
35歳以上では治療の進め方も重要です
不妊治療では、女性の年齢も治療方針を考えるうえで重要な要素です。
米国生殖医学会(ASRM)では、特に明らかな原因がない場合でも、35歳未満では1年間、35歳以上では6か月間妊娠に至らなければ不妊の評価や治療を開始することが推奨されています。
そのため、「検査で異常がなかったから、そのまま何年もタイミング法を続ける」というのではなく、年齢や妊活期間を考えながら、人工授精や体外受精へのステップアップを検討することも大切です。
タイミング法・人工授精を続けながら鍼灸で身体を整える
Mさんは当院への通院を開始されてから約1年間、クリニックでタイミング法と人工授精を行いながら、妊活を続けられました。
当院では、不妊治療そのものに代わるものとして鍼灸を行うのではなく、クリニックでの治療と並行しながら、その時々の身体の状態や治療段階に合わせて施術を行っていきました。
Mさんは肩こりのお悩みもあり、施術後には身体がスッキリする感覚があったとのことです。
不妊治療における鍼灸の位置づけ
妊活中の方からは、「鍼灸を受けると妊娠率が上がりますか?」とご質問をいただくことがあります。
鍼灸と不妊治療についてはさまざまな研究が行われていますが、現在のところ、鍼灸によって体外受精の妊娠率や出生率が明確に向上すると断定できる十分なエビデンスは確立されていません。
そのため当院では、「鍼灸をすれば妊娠できる」という考え方ではなく、不妊治療を続ける期間の体調管理や、肩こり・冷えなど一人ひとりのお悩みに合わせて身体を整えることを目的として施術を行っています。
妊活鍼灸で大切にしていること
- 月経周期や治療スケジュールに合わせて施術内容を調整する
- 採卵・移植など現在の治療段階を確認する
- 肩こりや冷え、疲労などのお悩みに合わせて施術する
- 妊活を続ける中での身体的・精神的な負担にも配慮する
不妊治療の方針については、年齢や検査結果などを踏まえて不妊治療専門の医師と相談しながら進めることが重要です。
体外受精へステップアップ
タイミング法と人工授精を続けられましたが妊娠には至らず、Mさんはその後、体外受精へステップアップされました。
患者様アンケートによると、体外受精では顕微授精を行い、胚盤胞まで培養した胚を移植されています。
当院でも体外受精のスケジュールを確認しながら、採卵周期や移植周期など、それぞれの段階に合わせて施術を続けました。
3回目の胚盤胞移植で妊娠判定陽性
そして体外受精を進められ、3回目の胚移植で妊娠判定陽性となりました。
妊活開始から長い期間を経ての妊娠となりました。
今回の妊娠は、クリニックでの体外受精・顕微授精による治療を続けられた結果であり、鍼灸だけによる効果を示すものではありません。しかし、Mさんからは「不妊治療中もその時の段階に応じて施術をしてもらえたのがよかった」とのお声をいただきました。
原因不明不妊でも体外受精で妊娠できる?
原因不明不妊といわれると、「原因が分からないのに治療を続けて妊娠できるの?」と不安になる方もいらっしゃいます。
原因不明不妊は「妊娠できない」という診断ではありません。
年齢や妊活期間、これまでに行った治療などを考慮しながら、タイミング法、人工授精、体外受精などから適した方法を検討していきます。
特に35歳以降では、年齢とともに妊娠率が変化していくことも踏まえ、同じ治療を長期間続けるのではなく、主治医と相談しながら治療方法を見直していくことも重要です。
スタッフよりMさんへ
Mさん、この度はご懐妊、本当におめでとうございます。
タイミング法、人工授精、そして体外受精と、長い期間にわたり治療を続けてこられました。
その大切な妊活期間に当院で身体づくりのお手伝いをさせていただけたことを、スタッフ一同嬉しく思っております。
これからもお身体を大切に、穏やかにお過ごしください。
Mさん(35歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
妊活、肩こり解消
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(顕微授精、胚盤胞)
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
施術を受けると体がスッキリし、数週間行けないと体がダルくなったので効果があるなと感じました。不妊治療中もその時の段階に応じて、施術をして頂けるのでよかったです。
※患者様個人の体験談です。すべての方に同様の結果や効果を保証するものではありません。
📚参考文献
- American Society for Reproductive Medicine(ASRM)「Fertility evaluation of infertile women: a committee opinion」
不妊の評価時期や一般的な不妊検査について参考にしました。 - European Society of Human Reproduction and Embryology(ESHRE)「Evidence-based guideline: Unexplained Infertility」
原因不明不妊の考え方、検査・治療および鍼灸に関するエビデンスの記載を参考にしました。 - Cochrane「Acupuncture and assisted conception」
体外受精・胚移植における鍼灸と妊娠率・出生率に関する研究結果について参考にしました。
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- 34歳(精子所見が基準値以下・高プロラクチン血症)2回目の胚盤胞移植で妊娠
➤男性因子や高プロラクチン血症がある中で、体外受精を進められた症例です。 - 35歳(9回の人工授精で陰性)ステップダウンで自然妊娠
➤人工授精を繰り返した後、治療方針を見直して妊娠された35歳の症例です。 - 36歳(不育症・プロテインS活性低値)5回の流産を乗り越え妊娠を継続
➤流産を繰り返しながら不妊治療を続けられた36歳の症例です。
不妊治療と並行して、身体を整えていきませんか?
宇都宮鍼灸良導絡院は、大阪市都島区にある妊活・不妊・不育を専門とする鍼灸院です。タイミング法、人工授精、採卵、体外受精、胚移植など、現在の治療段階やお身体の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせて施術を行っています。妊活中のお身体について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください🍀
41歳(子宮内膜ポリープの手術歴)2度の流産を乗り越え二段階移植で妊娠
大阪市からお越しのKさん(41歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。
2度の流産を乗り越え、二段階移植で妊娠
Kさんは妊娠を望まれてから2年が経過し、当院へお越しになりました。来院の2週間前には妊娠7週で流産を経験されています。
2ヶ月後に採卵を控えていたため、体質改善と着床率向上を目指して鍼灸治療を開始されました。
採卵と移植の経過
Kさんは鍼灸を開始された後、採卵で卵子12個を採取し、初期胚1個と胚盤胞2個を凍結されました。2022年3月に1回目の移植(SEET法)を行い、陽性反応が出ましたが、残念ながら化学流産となりました。しかし、妊娠はできたことから前向きに次の治療へ進むことになりました。
その後、次の移植に向けた子宮鏡検査で子宮内ポリープが発見されたため、手術を行い2ヶ月間お休みされました。この休止期間中も、次の移植に備えて週に1回鍼灸を継続し体質を整えられました。
2022年8月下旬に行った2回目の移植で陽性反応が確認され、妊娠維持のためのマタニティ鍼灸へ移行されました。妊娠初期には腹部の張りや出血が見られましたが、現在は安定し妊娠27週を迎えられています。
Kさん、この度は本当におめでとうございます!出産までは心配が尽きないかと存じますが、お困りのことがありましたら引き続きサポートさせていただきます。
黄体ホルモンフィードバック法(Progestin Primed Ovarian Stimulation: PPOS)は、採卵のための卵巣刺激法のひとつです。
- 方法:黄体ホルモン剤を内服しながら、HMG製剤を注射する。
- 作用機序:黄体ホルモンの内服薬(ルトラールなど)を飲み続けることで、「排卵後はもう排卵しない」という理論に基づき、排卵を促すLHサージを抑制し、排卵を防ぐ。
- 利点:確実性が高い(点鼻薬ではないため)。身体的・経済的負担が少ない(注射回数が少ない、または不要な場合があるため)。
- 注意点:卵巣機能がある程度保たれている場合にうまくいきやすいという特徴があるため、それを考慮して計画を立てる必要がある。
Kさん(41歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
体質改善、着床率を上げるため
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(体外受精と顕微授精で受精卵となった卵を2段階移植で戻した。)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
食養生(ダイエット)・ランニング・筋トレ・その他(ピラティス)
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
肩こり、腰痛、むくみが軽減した事はよかった。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
食生活や生活リズムの改善で過去の採卵や移植時の体調管理が楽になった。また、定期的にジムに通うことでストレス発散にもつながった。あん摩マッサージをしていただける点は良いと思う。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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妊活に不可欠!見過ごされがちな「ビタミンD」の驚くべき力とは?
不妊治療に励む皆さん、もしかしたら見落としがちな栄養素があるかもしれません。それが「ビタミンD」です。
「ビタミンDって骨にいいんでしょ?」そう思われる方も多いかもしれません。もちろんその通りですが、実は近年、ビタミンDが妊活や妊娠維持に非常に重要な役割を果たすことが科学的に明らかになってきました。
今回は、ビタミンDがなぜ妊活に重要なのか、その働きから効果的な摂取方法まで詳しく解説していきます。
なぜ妊活中にビタミンDが注目されるのか?最新研究から見るその重要性
これまでの研究で、ビタミンDが着床や妊娠維持に深く関わっていることが強く示唆されています。
産科と婦人科の専門誌に掲載された論文(田村博史, 2021)では、興味深いデータが示されています。体外受精(IVF)を受けた女性を対象としたメタアナリシス(複数の研究を統合した分析)によると、血液中のビタミンD濃度が十分なグループ(30ng/mL以上)は、不十分なグループ(30ng/mL未満)に比べて、
- 妊娠率が1.46倍
- 出産率が1.34倍
も高かったと報告されています。さらに、ビタミンDの不足は反復着床不全や習慣性流産との関連も指摘されており、妊活を成功させる上でビタミンDが不可欠な存在であることがわかります。
ビタミンDの多岐にわたる働き:骨だけじゃない!
1. 骨と健康の基盤づくり
- カルシウムとリンの吸収促進: 腸からの吸収を助け、骨や歯の形成に必須。
- 血中カルシウム濃度を一定に保つ: 神経伝達や筋肉の収縮に必要。
不足すると骨軟化症や、妊娠期には妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などのリスクが上がります。
2. 妊活に直接関わる重要な働き
- 卵子と精子の質・数に貢献: 卵子の老化防止、精子の質向上に寄与。
- 着床をサポート: 子宮内膜や胎盤形成に関与。
- 免疫機能の調整: 自己免疫疾患予防や着床成功に関連。
不足しがちなビタミンDを効果的に摂取する方法
1. 日光を浴びる
紫外線(UVB)を浴びることで皮膚で合成されるビタミンD。夏は木陰で30分、冬は手の甲を1時間ほど日光に当てるとよいとされています。
2. ビタミンDを多く含む食品を摂取する
- きのこ類(しめじ、エリンギ、まいたけなど)
- 魚類(鮭、サバ、いわしなど)
毎日の食卓に積極的に取り入れましょう。
3. サプリメントを服用する
日光や食事では不足しがちな場合は、サプリメントが効果的。医師や専門家の指導を受けて適切に摂取しましょう。
まとめ:ビタミンDで妊娠の可能性を広げよう
ビタミンDは骨の健康だけでなく、卵子・精子の質、着床、妊娠維持まで、あらゆる妊活フェーズに関わる大切な栄養素です。
ご自身のビタミンDレベルが気になる方は、専門医に相談してみるとよいでしょう。


参考文献
- 田村博史. (2021). 不妊症患者の食事、生活指導とサプリメント. 産科と婦人科, 88, 1465–1470.
- 善方裕実. (2019). 周産期領域におけるビタミンD. 最新女性医療, 6, 88–95.
関連記事
妊娠の可能性を高める!今日から始める「バランスのよい食生活」
妊活中の皆さん、日々の食事に気を配っていますか?「何をどう食べたらいいの?」と悩む方もいるかもしれませんね。実は、妊娠前から適切な食生活を送ることは、妊娠の可能性を高めるためにとても重要なんです。
今回は、厚生労働省の指針も参考に、妊娠しやすい体づくりに役立つ「バランスのよい食生活」について詳しく解説していきます。
なぜ妊娠前から食生活が大切なの?
厚生労働省の調査によると、20代女性の約5人に1人が「やせ」であると言われています。しかし、「やせ」は不妊の原因になったり、生まれてくる赤ちゃんが低出生体重児になるリスクを高める可能性があります。
また、妊娠を意識する前から体の準備を始める「プレコンセプションケア」という考え方が広まっており、妊娠前から栄養バランスに配慮した食生活を実践することが強く推奨されています。これは、健康な体で妊娠を迎えることで、妊娠中のトラブルを減らし、赤ちゃんが健やかに成長するための基盤を作るためです。
今日から実践!妊娠の可能性を高める食生活指針
1. 妊娠前よりバランスのよい食事を摂る
これが基本中の基本です。特定の栄養素だけを摂るのではなく、様々な食品をバランスよく食べることが大切です。
2. 「主食」を中心にエネルギーと十分なタンパク質を摂る
- 主食(ごはん、パン、麺類など)は体のエネルギー源。全粒粉や玄米など未精製の穀物は食物繊維やミネラルも豊富です。
- タンパク質は体を構成する栄養素。肉、魚、卵、大豆製品などを毎食取り入れましょう。
3. 不足しがちなビタミン・ミネラルを「副菜」で補う
副菜として、野菜、きのこ、海藻類などを積極的に摂取しましょう。特に緑黄色野菜には抗酸化作用のあるビタミンが豊富です。
4. 乳製品、緑黄色野菜、豆腐、小魚などでカルシウムを補給する
- 牛乳・乳製品: 牛乳、ヨーグルト、チーズ
- 緑黄色野菜: 小松菜、ほうれん草
- 大豆製品: 豆腐、納豆
- 小魚: しらす、煮干し
妊娠中に必要となるカルシウムは、妊娠前から意識して蓄えておきましょう。
具体的な食事の組み合わせ方:バランスガイドを活用しよう!
厚生労働省の「食事バランスガイド」は、食事を「主食」「主菜」「副菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つに分類し、どれもバランスよく摂ることを促す指針です。
例えば:
- 朝食: ごはん+納豆と卵+野菜たっぷり味噌汁+牛乳
- 昼食: 全粒粉サンドイッチ+鶏むね肉と野菜のグリル+ミニトマト+りんご
- 夕食: 雑穀米+魚の煮付け+きのこと海藻の和え物+ヨーグルト
各グループの食品を意識して摂ることで、自然とバランスの取れた食事が実現できます。
まとめ:健康な体づくりが妊娠への第一歩
妊娠前からバランスのよい食事を心がけることは、質の良い卵子や精子を育み、妊娠しやすい環境を整え、母子の健康を守る基本的な「プレコンセプションケア」です。
宇都宮鍼灸良導絡院では、食事のアドバイスを含め、皆さんの妊活を総合的にサポートしています。食生活を見直して、健康で元気な体で妊娠を迎えられるよう、一緒に頑張りましょう。
ご自身の食生活で不安なことや、さらに詳しく知りたいことがあれば、お気軽にご相談ください。


参考文献
- 厚生労働省:食事バランスガイド
- 厚生労働省:妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針(令和3年3月)
- 鈴木知生, 野平知良, & 西洋孝. (2022). バランスのよい食事ってどんな食事ですか?. 周産期医学, 52, 9–10.
関連記事
妊活と睡眠の関係|睡眠不足は妊娠しやすさに影響する?必要な睡眠時間も解説
「妊活中、睡眠不足が続いているけれど大丈夫?」「何時間くらい寝ればいい?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、睡眠不足だけで不妊になる、睡眠時間を増やせば妊娠しやすくなる、と単純に言い切ることはできません。
一方で、近年の研究では、睡眠時間や睡眠の質、体内時計の乱れと、女性の生殖機能や男性の精液所見、妊娠までの期間などとの関連が報告されています。
妊活中は「妊娠するために何時間寝なければ」と考えすぎる必要はありませんが、食事や運動と同じように、睡眠も身体のコンディションを整える生活習慣の一つとして見直してみるとよいでしょう。
- 睡眠不足だけで不妊になると断定することはできませんが、睡眠と生殖機能との関連は研究されています。
- 女性では睡眠の質や体内時計、男性では睡眠時間や睡眠の質と生殖機能との関連を示した研究があります。
- 厚生労働省は、成人では個人差を考慮しながら6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することを勧めています。
- 睡眠時間だけでなく、「朝起きたときに休めたと感じられるか」という睡眠休養感も大切です。
- 不眠や強い日中の眠気、いびき・無呼吸などが続く場合は、生活習慣だけで解決しようとせず医療機関へ相談しましょう。


妊活と睡眠には関係がある?
睡眠と妊娠の関係については、世界各国で研究が進められています。
2021年に発表された男女の生殖機能と睡眠に関する系統的レビューでは、短い睡眠時間、夜型の生活、夜勤・交替制勤務などと、女性・男性の生殖機能や一部の生殖補助医療の結果との関連が検討されています。
ただし、研究によって対象者や睡眠の評価方法が異なるため、「睡眠不足が直接不妊を引き起こす」「○時間寝れば妊娠率が上がる」とまでは分かっていません。
睡眠は、妊娠結果を決める一つの要因というよりも、食事・運動・ストレス・体重・喫煙・飲酒などとともに、健康状態を支える生活習慣の一つとして考えるのがよいでしょう。
女性の妊活と睡眠で分かっていること
2024年の女性不妊と睡眠に関する系統的レビューでは、睡眠障害や睡眠の質、極端に短い・長い睡眠時間、夜型の生活などと女性の生殖機能との関連が報告されています。
また、北米の妊娠を希望する女性6,873人を対象にした前向き研究では、単純な睡眠時間よりも、「夜になかなか眠れない」といった睡眠上の問題がある女性で、妊娠までの期間との関連がみられたと報告されています。
ただし、こうした研究は主に観察研究です。睡眠以外のストレス、仕事、年齢、生活習慣なども関係するため、睡眠だけが原因とは判断できません。
男性の妊活でも睡眠は無関係ではありません
睡眠は女性だけでなく、男性の生殖機能についても研究されています。
男性の睡眠時間と妊娠までの期間を調べた前向き研究では、短い睡眠時間と妊娠しやすさとの関連が報告されています。また、睡眠時間や睡眠の質と、精子濃度・総精子数・運動精子数などとの関連を示した研究もあります。
ただし、精液所見は睡眠だけでなく、発熱、飲酒、喫煙、体重、ストレス、加齢、精索静脈瘤など多くの要因から影響を受けます。
そのため、精液検査に問題がある場合は「睡眠不足のせい」と自己判断するのではなく、必要に応じて泌尿器科や生殖医療機関へ相談してください。
睡眠と生殖機能が関連すると考えられる理由
睡眠と生殖機能との関係については、いくつかの仕組みが研究されています。
体内時計とホルモンのリズム
私たちの身体には、約24時間周期で働く「概日リズム(体内時計)」があります。
睡眠と覚醒だけでなく、体温やさまざまなホルモンの分泌にも一定のリズムがあるため、夜更かしや不規則な生活が続くと、体内時計とのずれが生じることがあります。
ストレスと睡眠は互いに影響する
妊活中は、検査結果や採卵・胚移植、妊娠判定などによる不安から、寝つきが悪くなることがあります。
反対に、睡眠不足が続くと疲労感が抜けにくくなり、日中のストレスを強く感じやすくなることもあります。
「ストレスをなくさなければ妊娠できない」と考える必要はありません。眠れない自分を責めるより、休みやすい環境を少しずつ整えることが大切です。
代謝や免疫など全身の健康との関係
睡眠は、生殖機能だけに関係するものではありません。
慢性的な睡眠不足は、代謝や心血管系、精神面などさまざまな健康状態と関連することが分かっています。
妊活中も、妊娠だけを目的に睡眠を整えるのではなく、長期的な健康管理の一つとして考えてみましょう。
妊活中は何時間寝ればいい?
「妊娠するためには7時間寝た方がいい」「8時間必要」といった情報を目にすることがありますが、必要な睡眠時間には個人差があります。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人について、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保することが推奨されています。
科学的知見からは、おおよそ6~8時間が成人の適正な睡眠時間の一つの目安とされていますが、大切なのは数字だけではありません。
朝起きたときに「よく休めた」と感じられる睡眠休養感や、日中に強い眠気がないかも確認してみましょう。
忙しくて毎日十分な睡眠時間を確保できない場合も、「6時間寝られなかったから妊娠に悪い」と不安になる必要はありません。できる範囲から睡眠環境や生活リズムを整えていくことが大切です。
妊活中に見直したい7つの睡眠習慣
- 起床時刻を大きくずらさない:毎日の生活リズムを整えやすくなります。
- 朝は光を浴びる:朝の光は体内時計を整える重要な刺激になります。
- 日中に適度に身体を動かす:ウォーキングなど無理のない運動を取り入れましょう。
- 夕方以降のカフェインに注意する:コーヒーだけでなく、緑茶やエナジードリンクなどにも含まれています。
- 寝酒に頼らない:アルコールは寝つきをよく感じさせても、その後の睡眠を浅くすることがあります。
- 寝る前のスマートフォンを減らす:光だけでなく、SNSや検索による刺激によって寝つきにくくなる場合があります。
- 寝室を休む場所にする:明るさ、音、室温、寝具など、ご自身が落ち着いて休める環境を整えましょう。
一度にすべて変える必要はありません。特に妊活中は「正しい生活をしなければ」と頑張りすぎることが、かえって負担になることがあります。
まずは、起床時刻をそろえる、朝に光を浴びる、寝る前のスマートフォンを少し早めに終えるなど、続けられそうなものを一つ選んでみましょう。
夜勤や不規則勤務でも妊活はできます
看護師、介護士、医療職など、仕事の都合で夜勤を避けられない方も少なくありません。
交替制勤務では体内時計に負担がかかりやすいとされていますが、夜勤をしているから妊娠できないという意味ではありません。
勤務をすぐに変えられない場合は、睡眠時間をできるだけ確保する、仮眠を活用する、光の使い方を工夫するなど、現在の働き方の中で休養を確保する方法を考えていきましょう。
眠れない状態が続くときは医療機関への相談も
生活習慣を整えても睡眠の悩みが続く場合、背景に不眠症や睡眠時無呼吸症候群などが隠れていることがあります。
特に次のような場合は、かかりつけ医や睡眠を専門とする医療機関などへの相談を検討してください。
- 寝つけない、夜中に何度も目が覚める状態が続いている
- 十分寝たつもりでも日中の眠気が強い
- 大きないびきや睡眠中の無呼吸を指摘された
- 眠れないことで仕事や日常生活に支障が出ている
- 不安や気分の落ち込みが強く、睡眠にも影響している
妊活中で薬の使用が気になる場合も、自己判断で我慢したり服薬を中止したりせず、妊娠を希望していることを医師や薬剤師へ伝えて相談しましょう。
妊活中の睡眠と鍼灸について
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の方のお身体をみる際、月経周期や不妊治療の状況だけでなく、睡眠、疲労、冷え、首肩の緊張、胃腸の状態、ストレスなども確認しています。
鍼灸を受けることで必ず睡眠が改善する、妊娠率が上がるということはできません。また、不眠症などの医療的な治療の代わりになるものでもありません。
そのうえで、首肩や背中の緊張が強い、身体が休まりにくい、妊活中のストレスや疲労が気になるといった方に対して、心身のコンディションを整える方法の一つとして鍼灸を取り入れることがあります。
不妊治療中の方は、主治医の治療方針を優先しながら、無理のない範囲で身体づくりを続けていきましょう。
妊活をしていると、「昨日あまり眠れなかったから卵子に悪いのでは」「夜勤をしているから妊娠できないのでは」と心配になることがあります。
睡眠は大切ですが、一晩眠れなかったことや生活リズムが少し乱れたことで、妊娠の結果が決まるわけではありません。
睡眠を新たな「妊活のノルマ」にするのではなく、少しでも疲れを残しにくく、心身を休ませるための時間として考えてみてください。治療中の不安や身体の緊張が強いときは、無理なくできることから一緒に整理していきましょう。
Q. 妊活中は7~8時間寝ないといけませんか?
A. 必ず7~8時間必要というわけではありません。必要な睡眠時間には個人差があります。厚生労働省では成人について6時間以上を目安としていますが、朝の休養感や日中の眠気もあわせて考えましょう。
Q. 睡眠不足だと妊娠しにくくなりますか?
A. 睡眠と生殖機能との関連を示した研究はありますが、睡眠不足だけが原因で妊娠しにくくなるとは断定できません。年齢や疾患、不妊原因など多くの要因が関係します。
Q. 夜勤をしていると妊娠できませんか?
A. 夜勤をしているから妊娠できないということではありません。勤務を変えられない場合は、睡眠時間の確保や光・仮眠の使い方など、現在の生活の中で休養を取りやすくする工夫を考えましょう。
Q. 寝る前にスマートフォンを見てはいけませんか?
A. 完全に禁止する必要はありません。寝つきが悪い方は、就寝前だけ使用時間を短くしたり、ベッドの中で長時間検索しないようにしたりするところから始めてみましょう。
Q. 鍼灸を受ければ睡眠が改善しますか?
A. 効果には個人差があり、必ず改善するとはいえません。当院では、首肩の緊張や疲労、冷え、ストレスなども確認しながら、妊活中の体調管理をサポートしています。不眠が続く場合は医療機関への相談も大切です。
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📚参考文献
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[1] 厚生労働省. 健康づくりのための睡眠ガイド2023.
成人の睡眠時間の目安、睡眠休養感、生活習慣や睡眠環境を整える考え方についてまとめられています。 -
[2] Caetano G, et al. Impact of sleep on female and male reproductive functions: a systematic review. Fertil Steril. 2021.
女性・男性の生殖機能、自然妊娠、生殖補助医療と睡眠との関連をまとめた系統的レビューです。 -
[3] Li J, et al. Sleep disturbances and female infertility: a systematic review. BMC Womens Health. 2024.
女性の睡眠障害、睡眠時間、睡眠の質などと不妊・生殖医療との関連について検討した系統的レビューです。 -
[4] Willis SK, et al. Female sleep patterns, shift work, and fecundability in a North American preconception cohort study. Fertil Steril. 2019.
妊娠を希望する女性を対象に、睡眠時間や睡眠上の問題、交替勤務と妊娠までの期間との関連を調べた前向き研究です。 -
[5] Wise LA, et al. Male sleep duration and fecundability in a North American preconception cohort study. Fertil Steril. 2018.
男性の睡眠時間とカップルの妊娠までの期間との関連を調べた前向き研究です。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
睡眠や疲れが気になる妊活中の方へ
妊活をしていると、食事や運動だけでなく「ちゃんと眠らなければ」と睡眠まで気になってしまうことがあります。
睡眠は身体を整えるうえで大切ですが、一晩眠れなかったことや、忙しくて睡眠時間が短くなったことで妊娠の結果が決まるわけではありません。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、不妊治療の状況や月経周期だけでなく、睡眠、疲労、冷え、首肩の緊張、ストレスなども伺いながら、妊活中の身体づくりやコンディション調整をサポートしています。
病院での治療と並行して身体を整えたい方や、なかなか身体が休まらないと感じている方も、お気軽にご相談ください🍀
33歳(不育症・高プロラクチン血症)体外受精のお休み周期に自然妊娠
大阪からお越しのMさん(33歳)が妊娠されました。
高プロラクチン血症と黄体ホルモンの低さを指摘されていたMさん
2021年4月から当院にお越しになったMさん。妊娠を望まれてから1年が経過しており、クリニックの検査結果では「高プロラクチン血症」と「黄体ホルモン低値」のご指摘を受けていました。
「妊娠のために体質を整えたい」とのご希望で、当院での不妊鍼灸を開始されました。
これまでの治療経過
Mさんは、本当に長い道のりを諦めずに歩んでこられました。
- 鍼灸開始後、間もなくタイミング法にてご懐妊。しかし、8週ほどで流産。
- ステップアップ。その後、採卵・体外受精へ。移植で陽性反応が確認されるも、残念ながら再び8週ほどで流産。
- 休息期間中の奇跡。その後、体外受精をお休みされている期間に、自然妊娠されていることが判明しました。
Mさん、本当におめでとうございます
Mさん、今まで本当によく頑張ってこられましたね。この度は本当におめでとうございます。
現在30週を超え、現在は妊婦さん特有の症状(マイナートラブル)を治療させていただいています。
これからも無事出産できるよう、しっかりサポートさせていただきますので宜しくお願いします。
不育症(ふいくしょう)について
ここからは、Mさんのように流産を繰り返してしまう「不育症」について解説します。
不育症の定義
「妊娠はするけれど、流産・死産を繰り返して児を得られない場合」と定義されています。(※化学流産は流産に含まれません)
流産は決してめずらしいことではありません。全妊娠の約15%に起こると言われており、40代女性では40%にも上がります。
不育症の原因
国内で行われた「不育症1676組」を対象とした研究では、以下のような報告があります。
- 抗リン脂質抗体:10.7%
- 子宮奇形:3.2%
- 染色体異常(夫婦どちらか):6%
- 内分泌異常(糖尿病、甲状腺、PCOSなど):12%
- 原因不明:70%
また、欧米では一般的に「半数以上が原因不明」とされています。その他の関与として、以下の要因も報告されています。
- 生殖内分泌異常
- 免疫異常
- 血栓性疾患
- 遺伝子変異
- 精神的ストレス
- 喫煙、カフェイン など
近年の傾向と対策
近年、不育症患者様の年齢が高齢化しており、「原因不明」の不育症が増加しています。
このことから、「加齢に伴う卵子の質の低下」や「ストレスに暴露されている時間の長さ」などが、ある程度関係しているのではないかと予想されます。
不育症は、心身ともに大変ストレスのかかるものです。未だ確実な治療法がなく、対策をされていても、なかなか思うようにうまくいかないことがあります。
ストレス緩和と、身体の血流改善のために、ぜひ不育鍼灸をご活用ください。
Mさん(33歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
妊活をしていたが、なかなか結果につながらず、体質改善をしたいと思ったから。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
自然妊娠(1度目・3度目は自然妊娠、2度目は体外受精)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
自宅灸・レーザー・サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
他の妊活鍼灸に2~3回行ったことがあったが、鍼の本数が全然違いました。又、こちらの鍼灸院は女性の先生なので、不妊治療についても色々知っているので、相談してもたくさんのアドバイスをいただけることがとても良く、いつも励みになっていました。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
セルフお灸は手軽に始めることができ、始めてしばらく経つと冷え症が軽減されたので、とてもおすすめです。毎回、体調に合った箇所にツボの印をつけてくれるのでありがたかったです。あと、不妊治療はストレスをためてしまうことが良くないことだと思うので、こちらの鍼灸院でたくさん相談して、話を聞いてもらうだけでもリフレッシュします!
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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生理痛が強い月・弱い月があるのはなぜ?月ごとに差が出る原因を解説
「先月の生理はそれほど痛くなかったのに、今月は鎮痛薬が必要なくらい痛い」
「毎月同じように生理が来ているのに、どうして生理痛の強さが違うの?」
このように、生理痛が強い月と弱い月があることを不思議に感じる方は少なくありません。
生理痛の強さは毎月まったく同じになるとは限らず、月経時の子宮の収縮や経血量、排卵・ホルモンの状態、睡眠やストレスなど、その周期の身体の状態によって違って感じることがあります。
一方で、以前より明らかに痛みが強くなっている場合には、子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫などが関係していることもあります。
今回は、なぜ生理痛には「強い月」と「弱い月」があるのかを中心に解説します。


生理痛が強い月・弱い月があるのは珍しくありません
生理痛は、毎周期まったく同じ強さで起こるとは限りません。
ある月はほとんど気にならなかったのに、別の月には下腹部痛や腰痛、頭痛、吐き気などが強く出ることもあります。
これは、生理痛が単純に「子宮だけの状態」で決まるわけではないためです。
月経時の子宮内膜の状態や子宮収縮の程度に加えて、その周期のホルモン変化、経血量、睡眠、ストレス、疲労などが重なることで、痛みの感じ方にも差が出ると考えられます。
生理痛の基本的な原因はプロスタグランジン
まず、生理痛が起こる基本的な仕組みを知っておきましょう。
妊娠が成立しなかった場合、子宮内膜が剥がれ、経血として体外へ排出されます。
このとき子宮内膜から作られる物質のひとつがプロスタグランジンです。
プロスタグランジンには子宮を収縮させ、子宮内膜や経血を排出する働きがあります。
しかし、子宮の収縮が強くなると、下腹部が締め付けられるような痛みを感じることがあります。
また、生理に伴って頭痛、吐き気、下痢、腰痛などが現れることもあります。
では、なぜ月によって生理痛の強さが違うのでしょうか?
生理痛の強さに月ごとの差が出る理由は、ひとつだけではありません。
主に次のような要因が重なっていると考えると分かりやすいでしょう。
① 月によって経血量や子宮収縮の程度が違う
生理の出血量は、毎月まったく同じではありません。
経血量が比較的多い周期では、子宮内膜を排出するための子宮収縮も強く感じられ、生理痛が強くなることがあります。
特に生理1~2日目は経血量が多くなりやすく、生理痛も強く感じやすい時期です。
「今月は生理の量も多く、痛みも強かった」という場合は、こうした違いが関係している可能性があります。
② 排卵やホルモンの状態が周期ごとに少し違う
月経周期は、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンによって調節されています。
しかし、ホルモンの変化や排卵の状態は、毎周期まったく同じではありません。
そのため、子宮内膜の状態や月経の出方にも周期ごとの差が生じ、それに伴って生理痛の感じ方が変わることがあります。
生理周期そのものが大きく乱れている場合には、排卵の状態などを確認するため、婦人科で相談してみるのもよいでしょう。
③ 睡眠不足や疲労が重なっている
同じ程度の刺激でも、その日の体調によって「痛い」と感じる程度は変わります。
特に生理前から睡眠不足が続いていたり、仕事などで疲労がたまっていたりすると、生理中の不調をつらく感じることがあります。
「忙しかった月ほど生理痛がつらい」という方は、生理そのものだけでなく、その前の数週間の生活も振り返ってみるとよいでしょう。
④ ストレスが強かった
ストレスも、生理痛の強さと関連する要因のひとつとして報告されています。
強いストレスが続いていると、身体が緊張しやすくなったり、睡眠の質が低下したりして、痛みを強く感じることがあります。
そのため、「生理痛が強かった月=子宮の状態が悪かった」と単純に考える必要はありません。
仕事、睡眠、疲労、精神的な負担など、身体全体の状態を見ることも大切です。
⑤ 子宮内膜症などの婦人科疾患が関係していることもある
生理痛に月ごとの差があること自体は珍しいことではありません。
ただし、以前より生理痛が明らかに強くなっている場合は注意が必要です。
生理痛には、病気が特に見つからない「機能性月経困難症」と、婦人科疾患などが原因となって起こる「器質性月経困難症」があります。
器質性月経困難症の原因には、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などがあります。
こうした疾患では、生理痛が徐々に強くなったり、生理以外の時期にも骨盤周辺が痛んだりすることがあります。
生理痛が強かった月に確認したいこと
生理痛がいつもより強かった場合は、痛みだけを見るのではなく、その周期全体を振り返ってみましょう。
たとえば、「経血量がいつもより多くなかったか」「生理周期が大きくずれていなかったか」「睡眠不足が続いていなかったか」「仕事や生活で強いストレスがなかったか」といった点です。
スマートフォンの月経管理アプリなどに、痛みの強さや鎮痛薬を飲んだ回数、経血量などを記録しておくと、自分の傾向が見つかりやすくなります。
こんな生理痛は婦人科で相談を
毎月多少の強弱があるだけであれば、必ずしも病気を意味するわけではありません。
しかし、以前と比べて痛みが強くなっている場合や、痛みのために仕事・学校・家事など日常生活に支障が出ている場合は、一度婦人科で相談することをおすすめします。
また、生理が始まる何日も前から痛む、生理が終わっても痛みが続く、生理以外にも下腹部痛がある、性交時や排便時にも痛みがある、経血量が急に増えたといった場合も、自己判断だけで済ませず診察を受けましょう。
生理痛が強い月のセルフケア
生理痛が強いときには、無理をせず身体を休ませることも大切です。
下腹部や腰を温める、十分な睡眠をとる、体調に合わせて軽く身体を動かすといった方法で、痛みが楽になることがあります。
鎮痛薬を我慢し続ける必要もありません。生理痛に対してはNSAIDsなどが一般的に使用されますので、使用方法について不安がある場合は医師や薬剤師に相談してください。
鍼灸も生理痛に対する選択肢のひとつ
生理痛に対しては、薬物療法だけでなく、温熱療法や運動などさまざまな方法があります。
鍼灸や指圧についても、生理痛を和らげるための補助的な方法のひとつとして検討されることがあります。
宇都宮鍼灸良導絡院では、生理痛だけを見るのではなく、月経周期や睡眠、冷えの自覚、ストレス、妊活状況なども確認しながら、一人ひとりの状態に合わせて施術を行っています。
特に妊活中の場合は、生理痛の変化だけでなく、周期や経血量なども合わせて確認していくことが大切です。
まとめ|生理痛が強い月・弱い月があるのはなぜ?
生理痛は、毎月必ず同じ強さになるものではありません。
経血量や子宮収縮の程度、排卵・ホルモンの状態、睡眠、疲労、ストレスなどが重なり、「今月は強い」「先月は軽かった」という差が出ることがあります。
そのため、一度だけ生理痛が強かったからといって、すぐに異常と考える必要はありません。
一方、痛みが以前より徐々に強くなっている場合や、生理以外にも痛みがある場合には、子宮内膜症などが隠れている可能性もあります。
「いつもの生理痛だから」と我慢せず、気になる変化が続く場合は婦人科で相談しましょう。
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📚参考文献
- 日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2023
月経困難症の診断や治療、子宮内膜症など器質的疾患との鑑別について参考にしています。 - American College of Obstetricians and Gynecologists(ACOG):Dysmenorrhea: Painful Periods
月経痛が起こる仕組みやプロスタグランジン、受診を検討する症状について参考にしています。 - Nakame Y, et al.:Factors Associated with the Prevalence and Severity of Menstrual-Related Symptoms: A Systematic Review and Meta-Analysis
ストレスや睡眠、生活習慣などと月経関連症状の強さとの関連について参考にしています。 - Cochrane:Acupuncture for dysmenorrhoea
月経痛に対する鍼灸の研究結果と、エビデンスの評価について参考にしています。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
生理痛の強さが月ごとに違い、妊活中の体調が気になる方へ
「今月はいつもより生理痛が強かった」「経血量や周期の変化も気になる」など、妊活中は月経のちょっとした違いが気になることもあると思います。
生理痛の強さには月ごとの変化がありますが、痛みだけでなく、睡眠や疲労、ストレス、月経周期なども含めて身体全体の状態を見ていくことが大切です。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活の状況や月経周期、お身体の状態をお伺いしながら、一人ひとりに合わせた鍼灸施術を行っています。
「病院に相談するほどなのかわからないけれど、身体のことも少し整えておきたい」「妊活を続けながら、毎月の体調についても相談したい」という方も、気になることがございましたらお気軽にご相談ください🍀
34歳(子宮内膜ポリープ・高E2)採卵数が増え、凍結融解胚盤胞移植で妊娠
大阪からお越しのMさん(34歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。
1年間の妊活を経て、2人目不妊からのご懐妊
妊娠を望まれてから1年が経過していたMさん。2人目の妊活でレディースクリニックに通われ、人工授精の段階に進んでいらっしゃいました。
クリニックでは「子宮内膜ポリープがあるものの特に問題はなく、妊娠しない状況が続いた時は手術しましょう」とのことで、様子観察が続いていました。そこで、「妊娠するために必要な体質改善をしたい」と当院をご希望されました。
鍼灸治療を始めてから臨んだ体外受精では、嬉しい変化が現れました。以前は採卵しようとした際に3個見えていたものの、E2値(卵胞ホルモン)が高すぎて中止になってしまったことがありました。しかし今回は、見えていた7個の卵がきちんと採卵できたのです。Mさんも、「今回、卵が増えてちゃんと採れたのは、ここに来たおかげかも!」と大変喜ばれていました。
その後、採卵した凍結融解胚盤胞の移植で、めでたく陽性反応が確認できました。妊娠後も、つわりのケアなど「マタニティ鍼灸」を受けてくださっています。
Mさん、今まで本当によく頑張ってこられましたね。この度は本当におめでとうございます。これからも安全なマタニティ生活を送っていただけるよう、しっかりサポートさせていただきます。
なぜ「卵が育ちにくい」のか?
30歳を超えたあたりから、「卵がなかなか育たない」というお悩みをよく耳にします。(※20代でAMHが低い場合も同様です)これは、脳から「卵を育てなさい」という命令(FSH:卵胞刺激ホルモン)が出ているにも関わらず、卵巣が反応していない状態です。
- ホルモン値は正常なのに卵胞が育たない
- エストロゲンが出ていても子宮内膜が厚くならない
こういった「ホルモンの指示が届いていない」現象の原因として、子宮・卵巣への血流不足が考えられます。
鍼灸とレーザーによる「卵子の質」改善のアプローチ
当院の鍼灸・レーザー治療は、こうしたお悩みに以下の3つのアプローチで応えます。
1.局所の血流改善とホルモン受容体への働きかけ
鍼灸によって卵巣や子宮周りの血流が良くなると、ホルモンや栄養がスムーズに供給されるようになります。さらに重要なのが、「ホルモン」と「その受け皿(受容体)」が結びつく頻度を高める効果です。これにより、何ヶ月も採卵ができなかった方の卵胞が発育し始めたり、排卵障害の方が排卵できるようになったりするケースが多く見られます。
2.ミトコンドリアの活性化(卵子のエネルギー源)
卵子の質には「ミトコンドリア」が深く関わっています。ミトコンドリアは細胞内のエネルギー(ATP)を作る発電所のような器官です。加齢とともに卵子の数が減少し、質が低下することは避けられませんが、近年の研究で「ミトコンドリアの機能低下」と「卵子の老化」の関連が注目されています。
鍼灸レーザー治療は、この細胞活性をサポートし、卵子の質の底上げを目指します。
3.継続による採卵成績・妊娠率の向上
日本生殖医学会などのデータでは「加齢による妊娠率低下・流産率増加の予防法はない」とされていますが、臨床の現場では希望の持てる報告があります。鍼灸レーザーを取り入れることで、以下の効果が期待できます。
- 採卵成績の向上(胚盤胞到達率のアップ)
- 子宮内膜の肥厚化
- 妊娠率の向上
変化が現れるのは「3〜6ヶ月」が目安
鍼灸・レーザーによる体質改善の効果がはっきりと現れるまでには、おおよそ3ヶ月〜6ヶ月を要します。これは、「卵子が原子卵胞から排卵できる状態まで成長する期間」と一致しているためです。
今回ご紹介したMさんも、鍼灸を始めてからの採卵で結果が出たことは、ちょうどこの「卵の成長サイクル」と治療期間がうまく重なり、質の良い卵が育った証と言えるでしょう。
これからも一人でも多くの方が子宝に恵まれますよう、スタッフ一同尽力してまいります。
Mさん(34歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊症
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(顕微授精)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー、温活
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
人工授精をする時にもこちらの宇都宮鍼灸院にお世話になりました。その時に卵がたくさん育つようになってその変化にびっくりしました。体外受精の時は絶対にお世話になろうと思って来院させてもらいました。又、肩こりや頭痛持ちなのですが 鍼灸が終わったあとは少しマシになりよく眠ることができました。本当にありがとうございました。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
私の意見ですが、調べすぎは良くないとか考えすぎはよくないと言れますが、私はとことん自分が納得するまで調べたし、たくさん考えました。それで良かったと思います。大事なのは納得するまでやりきることだと思います。調べてる時間や考えている時間は絶対無駄にならないし、自分自身の財産になると思います。気分転換しながら自分がしたいように思うように頑張ってください!!
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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30歳(高プロラクチン血症)人工授精5回の後、初めての体外受精で妊娠
大阪市からお越しのMさん(30歳)が妊娠されました。
高プロラクチン血症のあるMさん
Mさんが当院にお越しになったのは、妊娠を望んでから1年が経過した頃でした。不妊治療専門クリニックで人工授精の段階に進んでいましたが、これまでの検査で高プロラクチン血症と甲状腺機能亢進症と診断され、チラージン服用で現在は正常範囲内とのこと。
Mさんは「今後の人工授精に向けて身体を整えたい」という思いから、鍼灸治療を始められました。
初診時の主な状況
- 年齢:30歳
- 不妊期間:1年
- これまでの治療:人工授精を試行中
- 既往歴:高プロラクチン血症、甲状腺機能亢進症(投薬治療で現在正常値)
- その他:ご主人の精液検査は基準値を超えているものの、フーナーテストでは運動精子が確認できず
初めての体外受精で妊娠
鍼灸治療を始めて間もなく、Mさんの5回目の人工授精は残念ながら陰性でした。
さらに、ご主人のフーナーテストの結果も踏まえ、人工授精を5回経験していることから、ステップアップの時期と判断し、体外受精へと進むことを決断されました。
鍼灸とレーザーで良質な卵子を育てる
体外受精へのステップアップに際し、まず重要となるのは採卵です。採卵に向けて、卵巣の血流を上げて良質な卵子を育てることが、妊娠への大切な一歩となります。
当院では、Mさんに対して以下の施術を行いました。
- 鍼灸:全身のバランスを整え、特に卵巣への血流を改善することで、卵子の成熟をサポートします。
- レーザー(スーパーライザーPX):鍼灸と併用することで、子宮・卵巣への血流をさらに促進させる効果が期待できます。これは、採卵や胚移植を控えた方々にとって、非常に心強い味方となります。
- 自律神経調整:高プロラクチン血症の背景にはストレスや自律神経の乱れが影響することもあるため、心身のリラックスを促し、自律神経のバランスを整える施術も行いました。
その結果、Mさんは初めての採卵で8個の卵から6個が受精し、初期胚1個、胚盤胞1個を凍結することができました。
初めての体外受精で妊娠
良質な胚を凍結できたMさんは、次周期に予定通り移植周期へと進まれました。
そして、なんと1回目の移植で陽性反応が出ました。その後、胎嚢、心拍も無事に確認でき、妊娠初期を乗り越えられました。現在もマタニティ鍼灸を受けられ、順調に経過しているとのことです。
Mさん、本当におめでとうございます!ご出産までスタッフ一同心より応援しております。
「高プロラクチン血症」と妊活:知っておくべきこと
Mさんのように高プロラクチン血症と診断された方にとって、この疾患と妊活の関係性を理解することは非常に重要です。
高プロラクチン血症とは?
高プロラクチン血症は、脳の下垂体や視床下部から分泌されるプロラクチン(PRL)というホルモンの値が高くなる病態です。PRLは、通常、出産後に乳汁分泌を促すホルモンですが、妊娠していない時に異常高値になると、以下のような症状を引き起こす可能性があります。
- 月経不順
- 排卵障害(排卵が起こりにくい、無排卵など)
- 黄体機能不全(排卵後のホルモン分泌が不十分で着床しにくい)
また、甲状腺機能低下症が原因で高プロラクチン血症が引き起こされることもあります。
治療薬と副作用
高プロラクチン血症の治療には、主に以下の薬が処方されます。
- カバサール
- パーロデル
- テルロン
Mさんのように服薬治療を行いますが、副作用の少ないテルロンが製造中止となり、パーロデルを服用された際には嘔気などの強い副作用に悩まされる方もいらっしゃいました。
潜在性高プロラクチン血症とは?
「潜在性高プロラクチン血症」とは、通常の血液検査ではプロラクチン値が正常範囲内であるにもかかわらず、ストレスを感じた時や夜間、黄体期など、特定の状況下でプロラクチン値が高くなる特徴を持つ病態です。これも、排卵や着床に影響を与える可能性があります。
鍼灸と高プロラクチン血症
高プロラクチン血症の方々が鍼灸治療を受けることで、ホルモン数値が正常な範囲に改善するケースはしばしば見られます。鍼灸は、自律神経のバランスを整え、ストレス反応を緩和することで、ホルモン分泌の中枢に良い影響を与え、プロラクチンの異常分泌を抑制する可能性が考えられます。
まとめ:高プロラクチン血症でも諦めない妊活を
Mさんのケースは、高プロラクチン血症やフーナーテストの課題を抱えながらも、適切な医療機関での治療と、鍼灸による身体づくりを組み合わせることで、妊娠の可能性が大きく開かれることを示しています。
高プロラクチン血症は、適切な治療とケアでコントロールできる可能性のある疾患です。 服薬治療と並行して、鍼灸を取り入れることで、ホルモンバランスの改善や、卵子・子宮への血流促進、心身のリラックス効果など、多角的なアプローチが可能になります。
もしあなたが「高プロラクチン血症」と診断され、妊活に不安を感じているのであれば、一人で悩まず、専門の医療機関と鍼灸院にご相談ください。
Mさん、この度は本当におめでとうございました。これからも、一人でも多くの方が子宝に恵まれますよう、スタッフ一同尽力してまいります。また何かお困りのことがございましたら、いつでもサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
Mさん妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊(高プロラクチン、甲状腺機能亢進症)
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(凍結胚移植、SEET法、AHA、ホルモン補充周期)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー・ウォーキング
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
施術を受けてから体が冷えづらくなったように感じます。周りの人には治療のことを話していなかったので、こちらで話を聞いていただいたり、明るく励ましていただいたことが嬉しく、治療のストレス解消にもなっていたと思います。ありがとうございました。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイスに自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
移植前後に楽しい予定を入れてストレスを溜めないようにする。ウォーキング。温かいお茶を沢山飲む。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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35歳(不妊期間3年・卵巣嚢腫・子宮腺筋症)転院後の胚盤胞移植で妊娠
大阪市からお越しのKさん(35歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。
卵巣の主や子宮腺筋症の既往があったKさん
Kさん(治療歴3年・体外受精)は卵巣嚢腫、子宮腺筋症をお持ちで、過去に5週での流産をご経験。今後の採卵・移植に向けて当院での鍼灸治療を開始されました。
治療の経過と心のケア
鍼灸を開始して2ヶ月後の移植で、2回目の着床が確認できました。しかし、妊娠6週で再び悲しい別れ(流産)となってしまいました。その後しばらくの間、Kさんは「気持ちが上がらず元気が出ない」と仰り、施術中にお話を伺う中で涙を流されることもありました。
私たちは、単に身体を整えるだけでなく、Kさんが再び前向きな気持ちで治療に取り組めるよう、その辛いお気持ちに徹底的に寄り添うことを心掛けました。
1年越し、3度目の正直
そして1年後。転院先での移植で、ついに3回目の陽性反応が確認されました。
「今回の陽性は1年ぶりで、やっと出たという気持ちです」そう語るKさんの赤ちゃんは順調に成長し、現在は妊娠17〜18週。安産に向けたマタニティ鍼灸を受けていただいています。
担当スタッフより
今までに本当によく頑張ってこられましたね。この度は本当におめでとうございます。今後も出産まで安心安全なマタニティ生活を送っていただけるよう、全力でサポートさせていただきます。
なぜ年齢とともに「妊娠・維持」が難しくなるのか
ここからは、多くの方が直面する「年齢と卵子の質」について、医学的な現状と、鍼灸ができるアプローチについて解説します。
1. 卵子の数の減少と老化
女性が35歳を超えると、妊娠率の低下や流産率の増加が見られます。日本生殖医学会によると、その原因は加齢による染色体異常や胚発育の悪化と考えられていますが、確実な予防法はないのが現状です。
- 胎児期: 約700万個(ピーク)
- 出生時: 約200万個
- 思春期: 約30万個
- 排卵数: 生涯で400~500個(全体の1%以下)
卵母細胞は増えることはなく、37歳頃から急速に減少します。排卵される卵子は、ご自身の実年齢と同じだけ年を重ねています。
2. ミトコンドリアとエネルギー不足
細胞のエネルギー源(ATP)を作り出す「ミトコンドリア」の機能低下が、卵子の老化に関連しているという研究報告があります。
鍼灸・レーザー治療がもたらす「希望」
医学的には「加齢への予防法はない」とされていますが、鍼灸治療の現場では、希望を持てる変化が多く見られます。
鍼灸レーザーに期待できる効果
近年の報告では、以下の効果が期待されています。
- 採卵成績の向上(胚盤胞達成率UP)
- 子宮内膜の肥厚化
- 妊娠率の向上
- 流産の予防(マタニティ鍼灸)
なぜ効果があるのか?
鍼灸によって局所の血流が改善されると、以下のメリットが生まれます。
- ホルモンや栄養が卵巣・子宮へスムーズに届く
- ホルモンとその受容体が結びつく頻度が上がる
- ミトコンドリアの活性化を助ける
これにより、何ヶ月も採卵できなかった方の卵胞が育ち始めたり、排卵障害が改善されたりするケースがあります。
身体が変わるまでの期間
鍼灸やレーザーの効果が細胞レベルで現れるには、およそ3ヶ月~6ヶ月を要します。これはちょうど、卵子が成長する期間と一致しています。
最後に
流産を完全に防ぐ魔法はありませんが、身体の環境を整えることで、その確率を下げ、赤ちゃんを迎える準備をすることは可能です。これからも一人でも多くの方が子宝に恵まれますよう、スタッフ一同尽力してまいります。お辛い時は一人で抱え込まず、私たちにお話しください。
Kさん(35歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
グレードの良い胚盤胞を移植しても着床せず悩んでいました。子宮腺筋症・子宮筋腫による重い生理痛にも悩まされていたので、少しでも改善されればと思い、通い始めました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(顕微授精、凍結胚盤胞移植)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
自宅灸・レーザー・筋トレ
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
2年半程、体外受精を続けるも結果が出ず、このまま同じ様に治療を続けていても妊娠できないのではと思い、体質改善を目的に通院を決めました。初回の施術で体がポカポカと温まり、ぼぐれていくのを感じました。その日の症状によって施術を合わせてくださり首こりや生理痛が徐々に緩和されていくのを感じました。普段は6日程ダラダラ続いていた生理が、妊娠が成立した周期の生理では、4日でスパッと終わり、泰子先生にも「内膜がキレイになってるってことやね!イイ感じ!」と言ってもらえた事をよく覚えています。良い事があれば一緒に喜んでくださり、悪い事があれば励ましてくださりと、精神的にも支えていただき本当にありがたかったです。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
私の着床不全の原因は腺筋症のせいと病院で言われていました。症状を改善するには薬で生理をとめることしかなく、早く子どもが欲しいのに、治療が進まずやきもきする日々が続きました。そんな中、鍼灸院に通い続け、先生方に素直に色々とお話することで、自分の気持ちの整理や治療へのモチベーションの維持にもつながりました。クリニックでも他人と比べられ、病院に通うのも本当に嫌になってしまっていたので、思いきってクリニックを変えたことも良い結果につながったと思っています。どれだけストレスなく治療を続けていけるかも重要だと思います。その点で鍼灸はストレス緩和に本当に役立ったと思います。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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37歳(2人目妊活・高FSH)2回の移植陰性が続いた後、3回目の移植で妊娠
大阪市からお越しのNさん(37歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。
患者様のご状況
お悩み: 2人目不妊
妊活歴: 1年経過
治療段階: 専門クリニックにて顕微授精(高FSHの診断あり)
来院のきっかけ: 採卵後の移植(3回目)に向けて、身体を整えたい
11月の移植に向け、子宮内膜の状態を最良にするための施術をスタートしました。
移植に向けた鍼灸のアプローチ
Nさんが当院にお越しになったのは採卵後でしたので、今回は「移植に向けた身体づくり」に集中しました。
【目指すゴール】 内膜に厚みを持たせ、受精卵が着床しやすい「ふかふかの子宮内膜」を育てること。そのために、子宮への血流促進を徹底しました。
時期に合わせた施術の使い分け
- 移植前(着床環境づくり): 積極的に刺激を入れ、生殖器系の血流を一気に高める施術を行います。
- 移植後(着床サポート): 刺激量は弱めに調整。お身体をリラックスさせ、自律神経(副交感神経)を優位にすることで、内臓への血流量を安定させます。
嬉しいご報告とその後
施術を重ねて迎えた移植後の判定で、無事に陽性反応が確認できました。
現在は、妊娠を維持するための「マタニティ鍼灸」に移行されています。妊娠初期においても血流の確保は非常に重要です。リラックスした状態で血流を促す鍼灸は、妊娠維持への効果も大いに期待できます。
Nさんへ
Nさん、今まで本当によく頑張ってこられましたね。この度は本当におめでとうございます。今後も、Nさんが安心・安全なマタニティ生活を送れるよう、しっかりとサポートさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
これからも一人でも多くの方が子宝に恵まれますよう、スタッフ一同尽力してまいります。
Nさん(37歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
FSHの数値が高く、その改善のために伺いました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(顕微授精)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー・温活・サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
通院し始めてから妊娠することができました。つわりに効くツボも教えていただき、妊娠後も通っています。体調面も気にかけてくださり助かります。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
いろいろな悩みがあると思いますが、その方々一人ひとりに合った施術をしていただけるのでおすすめです。ストレスは身体にも心にも良くないと思うのでストレスを溜めずに自身を大切にしながら妊活していただきたいです。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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39歳(卵巣嚢腫・子宮内膜症・不育症)2度目の体外受精で妊娠30週に
奈良からお越しのSさん(39歳)が鍼灸と体外受精との併用で妊娠されました。
卵巣嚢腫や子宮内膜症、不育症の既往がありましたが、2度目の体外受精で妊娠
2018年から妊活を始められたSさんは、同年6月より当院で鍼灸治療を受けられていました。
Sさんの経緯
- 既往歴: 卵巣嚢腫、子宮内膜症
- 初期治療: タイミング法
- 経過: 4年間でタイミング法により3回妊娠されましたが、残念ながら6週~19週で流産という辛い経験をされました。
- ステップアップ: 2022年9月に体外受精へ移行
- 結果: 2回目の移植で陽性反応が確認でき、現在妊娠30週を過ぎました
Sさんは辛い状況の中でもいつも明るく、私たちスタッフも元気をもらっていました。次にお会いするのをいつも楽しみにしています。Sさん、今まで本当によく頑張ってこられましたね。この度は本当におめでとうございます。出産までまだ心配もあるかと思いますが、無事に出産されることをスタッフ一同心よりお祈り申し上げます。今後も何かお困りのことがあれば、いつでもサポートさせていただきます。
当院には、不育症の患者さまも多く通われています。
不育症とは
- 定義: 妊娠してもお腹の中で赤ちゃんが育たずに、流産や死産を繰り返すことを「不育症」と呼びます。
- 流産の可能性: 全妊娠の10%~20%、つまり5人に1人が流産を経験するといわれています。
- 流産の主な原因: 赤ちゃんの染色体異常によるものが多く、偶発的に起こるものです。
- 呼び方: 流産を2回繰り返すことを「反復流産」、流産を3回繰り返すことを「習慣流産」と言います。「習慣流産」は不育症とほぼ同じ意味で使われています。
不育症の原因と対策
不育症の原因は様々です。
- 主な原因: 子宮形態異常、甲状腺異常、染色体異常、抗リン脂質抗体陽性、凝固因子異常など。
- 現状: しかし、不育症の7割が「原因不明」とされています。
原因が判明している場合は、検査結果に基づき治療が可能です。原因が不明の場合は、体質改善として生活習慣の見直しや副作用のない東洋医学が活躍します。
妊娠の喜びの後に訪れる流産・死産の現実は大変辛く悲しいものです。原因不明の不安や繰り返す悲しみは、大きなストレスとなり、妊活の妨げにもなります。
また、意外なところがストレスの原因になることがあります。
- クリニックから処方される大量の薬やサプリメントの多さや副作用。
- SNSの情報に基づき、ご自身で購入しあれもこれも取り入れているサプリメント。
【注意】サプリメントといえども「薬」と同じ作用を持つものがあり、すべてが身体に良いわけではありません。現在服用中の処方薬との相性もあるため、医師や薬剤師への相談が不可欠です。
実際に、「体に良いこと」と信じて処方薬とご自身で購入したサプリを服用し、大学病院から「肝血管腫になっている。薬の飲みすぎ。今すぐ薬を減らしなさい」と忠告された例もあります。
サプリメントも立派なお薬です。安易に長期間服用し続けるのは避けた方が良い場合があることをご留意ください。(※長期間服用が必要なものもあります。)
Sさん(39歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
妊娠希望、肩こり、頭痛
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
タイミング・体外受精(顕微授精)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
主に妊娠を希望して通っていましたが、毎回体調を聞いて頂き、不調を伝えるとできる限り治そうとしてくださいます。頭痛や肩こりもひどいのでそれを伝えると帰りには治っていたこともあります。良くなったかどうかも聞いて頂き、まだ少し痛いなど伝えるともう少し治療してくださり嬉しかったです。もともと冷え症ですが施術中はいつも身体が冷えないように気をつかって頂け、鍼を続けているうちに少しましになってきた気がします。またスタッフの方はみなさん話しやすく、施術中はいつも楽しく過ごせました。男性のスタッフの方もいますが、とても優しく丁寧に治療してくださいます。治療スペースも明るく雰囲気が良い鍼灸院だと思います。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
流産などが何度もありましたが、私は友達と話したり、趣味を楽しんだりしながらどうにか続けられたと思います。妊娠してもしなくても、子どもがいてもいなくても楽しいことや辛いことはそれぞれたくさんあると思いながらがんばろうと思いました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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33歳(不妊期間2年・子宮漿膜下/筋層内筋腫・卵管癒着)初めての移植で妊娠
豊中市からお越しのSさん(33歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。
ご来院時の状況・既往歴
当院に以前妊活で通われていたMさんのご紹介で来院されたSさん。妊娠を望まれてから2年が経過しており、不妊治療専門クリニックにて、タイミング法、人工授精へと進まれている段階でした。
既往歴:子宮筋腫(漿膜下筋腫・筋層内筋腫)、卵管障害(両側の詰まり・癒着)。いずれも手術歴はあるものの、卵管には再び癒着が見られる状態でした。
ご主人(37歳):精子の運動率・数ともにやや少なめとのことでした。
当院での鍼灸治療を開始後、数回人工授精にトライされましたが、残念ながら良い結果には恵まれず、体外受精へとステップアップされる決断をされました。
採卵に向けては、まず卵巣への血流を高め、良質な卵子を育てることが重要です。Sさんは「鍼灸」と「レーザー(スーパーライザーPX)」を併用しながら、継続して施術を重ねていかれました。この併用療法は、子宮・卵巣への血流をより一層促進するため、採卵や胚移植に臨まれる方にとって心強いサポートとなります。
その結果、採卵後の次周期には予定通り移植周期へと進むことができ、今回、初めての移植で見事に陽性反応が確認されました。現在は、胎嚢、そして心拍も無事に確認されています。
Sさん、これまで本当によく頑張ってこられましたね。この度は、本当におめでとうございます。
今後も何かお困りのことがありましたら、いつでもサポートさせていただきます。これからも一人でも多くの方が子宝に恵まれますよう、スタッフ一同、尽力してまいります。
Sさん(33歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(胚移植)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
自宅灸・レーザー・半身浴・サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
・頭痛、首肩こり、冷え、むくみ等色々不調がありましたが、施術を受けていくことで血流の循環が良くなり、最初に比べるとかなり良くなったと思います。
・鍼灸の痛みや熱さの恐怖をずっともっていましたが、いつも優しく自分に合った施術や声を掛けて下さり、嬉しかったです。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
・先生に自宅灸ができるように印を付けて頂きました。なるべく毎日続けていましたが、温活には良かったと思います。
・ストレスを溜めることが一番良くないと思いました。不安なこと等、先生方にお話することで安心することができました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。






















