45歳 低AMH 初めての初期胚2個移植で妊娠26週になりました
大阪市からお越しのYさん （45歳）が妊娠されました。
45歳での妊活
２０２２年7月にお越しになったYさんは、1人目妊活で妊娠を望まれてから半年が経過しており、体外受精の段階でした。（ご主人は52歳）
不妊専門クリニックの検査・治療により低AMH、採卵しても空胞があるとのことでした。
初期胚1個を凍結保存していて、今後の採卵と移植に向けて当院での鍼灸をご希望されました。
鍼灸を始めてから2周期目の採卵は、卵が6個見えていたのが残念ながら排卵してしまい、その次の採卵は1個見えていた卵を採取することができましたが、授精できませんでした。鍼灸を始めてから3回目の採卵、3個見えていた卵から1個採取でき初期胚で凍結することができ今までで1番グレードが良いものでした。4回目の採卵は、3個見えていた卵が2個採取でき初期胚2個凍結できました。
初期胚4個を凍結することができ、初めての移植に進まれました。
凍結融解での初期胚2個移植でなんと陽性反応が確認出来ました。（判定のｈCG値は679）
妊娠後、出産に向けて現在もマタニティ鍼灸を受けられ妊娠26週目と安定期を迎えられました。このまま無事出産されるように引き続き鍼灸でサポートさせていただきます。
Yさん、この度は本当におめでとうございます。
出産に向けてこれからもサポートさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。
鍼灸・レーザーにより卵子の質の改善
さて、３０歳を超えたあたりから、「たまごが育ちにくい」というお悩みをよく聞きます。（20代で低ＡＭＨの場合でもあてはまります。）
これはFSHが出ていても卵胞が育たない、つまりホルモンの指示がきちんと届いていない卵巣です。
そうなるとFSHは更に上昇していきます。どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。（エストロゲンが出ていても子宮内膜が厚くならない場合も似たような現象です。）
きちんとホルモンが分泌されているのに卵胞の成長が現れない。とても悩ましい問題ですよね。
これは子宮卵巣への血流が悪いということが考えられます。鍼灸はこのようなお悩みにお応えすることができます。
鍼灸による局所の血流の改善は、ホルモンや栄養などの供給を円滑にし、且つホルモンとその受容体が結びつく頻度を上げる効果があります。これにより何ヶ月も採卵が出来なかった方の卵胞が発育し始めたり、また排卵障害の方が排卵し始めたりするのです。
鍼灸レーザーによる効果は現れるのに、おおよそ３〜６ヶ月を要し、それは卵子の成長期間一致しています。
現在も妊娠・出産に向けて当院で鍼灸を受けておられる方々のご希望にお応えできるよう今後も自己研鑽し続けてまいります。
Tさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
そもそも不妊治療のスタートが遅く、44歳からの開始だったので、後悔しないよう できることは何でもやってみようと思い、鍼灸を受けることにしました。
▢鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください。
体外受精 顕微授精（タイムラプスあり） 初期胚2個移植 ホルモン補充周期
▢ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」
レーザー、サプリメント、漢方
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
鍼灸は初めてのため、最初は緊張していましたが、施術後は体がポカポカして、ふわっと軽くなるのを感じました。
仕事が忙しく、基本所には 土日になるべく週一で 施術を受けるようにしていますが、先生たちとの何気ない会話も楽しくりリラックスできました。
また、体調に合わせて肩こりがひどい時には重点的に鍼を打っていただいたりなど、その時々に応じて施術してもらえるので、とてもありがたいす。
▢同じように悩まれている方へアドバイス(
高齢のため、 AMHも低く、採卵がなかなかうまくいかず、取れても1個、授精しなかったりで 不妊治療をいつまで続けるかなと思った時期もありましたが、
あまり思い詰めずに息抜きしながら妊活していたのも良かったかなと思います。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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