妊活しやすい身体づくり
不妊鍼灸院が教えるクリニック選びのポイント
不妊専門の鍼灸師がおすすめするクリニック選び
★不妊治療を専門にしている
産婦人科、大学病院、国立病院が必ずしもいいとは
かぎりません。
治療実績の高い、専門でされているところをお勧めしま
す。
※インターネットで調べられますが、まとめてみられる
ランキングサイトなどは、広告目的で作られていること
が多くお勧めできません。
★説明会に参加する
クリニックで開催されている、説明会に参加してみて
ください。
クリニックの雰囲気を見る事も出来ますし
医師や看護師に会って、自分に合いそうかもある程度
判断できます。
★治療についてある程度知識を持つ
不妊治療には多くの専門用語が出てきます。
用語がわからず、医師の勧められるまま治療をするのでは
なく、自分でも判断できるように知識を持って
診察を受けることをお勧めします。
不妊治療は高額な治療費がかかります。人任せにしないで
自分の意思も伝えた上で治療を進めてください。
後で後悔しないためにも大切です。
★近いクリニックがいいとは限らない
初めてのクリニックを選ばれる時に
自宅から近い、若しくは会社から近いところを選ばれてい
ることが多いのですが…。
確かに不妊治療は長期戦になることが多いので通いやすい
クリニックを選ぶことも大切です。
人気のクリニックは待ち時間も多く、それだけで時間を
とられます。
ですが、実績のともなわないところで、年月だけが過ぎて
結局、転院して妊娠されるケースが多くあります。
不妊のクリニックはどこも同じではありません。
クリニックによっては、人工授精までしかできない
タイミング指導しかできないところもあります。
患者を逃したくないために、ステップアップの必要性を
隠して何年もひっぱるところもあります。
女性の妊娠できる期間は短いです。
限られた時間を無駄に過ごさないためにも
きちんと知識を持ってクリニックを選んでください。
★検査や治療、症状の説明をしてくれる
人気のクリニックは、短い時間で診察を切り上げて
多くの患者さんを回そうとするところがあります。
忙しいところだから、そういうものだと思っている方も
いらっしゃいますが、人気のクリニックでも
診察の時に、きちんと説明をしてくれて
こちらの質問にも答えてくれるところはあります。
高い治療費を払うので、ストレスにならない安心できる
クリニックを選んでください。
★必要な治療法・設備があるか
自分に必要な治療法を先に知っておくことが前提です。
体外受精をするときの、胚培養の方法や設備にしても
クリニックでは様々です。
古い設備のところもあります。
新しい治療法をとりいれず、何年も同じ方法で
治療を続けるクリニックもあります。
自分に必要なことを、きちんと勉強してクリニックを
選んでください。
★セカンドオピニオンを受ける
既にクリニックに通っていて
上記の事で、何か疑問があった場合は、思い切って
セカンドオピニオンを受ける事をお勧めします。
現在のクリニックに話さなくても
今までの検査結果等を持っていけば
一から検査を受けなくても、相談にのってくれる
クリニックもあります。
但し、その際はこのクリニックに通うことになっても
いいという目線でセカンドオピニオンを探してください。
当院は、不妊治療の実績からクリニックの情報が豊富です。
上記の事で、自分ではわからないと思われる方は
お気軽に当院にご相談ください。
状況を確認したうえで、お勧めできるクリニックを
ご紹介いたします。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
1人目はできても2人目に不妊になることも 不妊鍼灸
「1人目は自然にできたのに 2人目がなかなか授からない」
2人目不妊続発性不妊
1人目は自然にできたのに、2人目がなかなかできないと
おっしゃって鍼灸に訪れる方が度々いらっしゃいます。
自然に妊娠できると思い込み、治療が遅れて加齢よる
問題も付加されていたりします。
「一人できたのだからそのうちできるだろう…」
っていう考えが落とし穴です。
そもそも1人目は問題なかったのか
もしかしたら、1人目の時にも問題はあったけど
偶然、妊娠できただけかもしれません。
不妊の傾向が潜んでいたかもしれません。
1人目の出産が不妊の原因に
出産時に大量に出血して、感染症になってしまったり
何か、出産時にトラブルがおこったことが
不妊の原因になることがあるのです。
出産後の不養生もしかりです。
加齢が大きな壁
加齢によるホルモンのバランスが崩れたり、
子宮の機能、卵の質が問題になっていることもあります。
1人目ができたからといって安心はできません。
出産後は育児などに追われて、自分の体のケアを
怠りがちです。
ですが、それが続発性不妊につながることもあります。
鍼灸は、産後の肥立ちをサポートします。
もう少し早く体調を整えればよかったと、後悔しないためにもご自身のケアも心がけてください。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
仕事と不妊治療の両立【不妊鍼灸・不育鍼灸】
不妊治療は予想以上に長期間(数か月、数年)に及んでしまうことがあります。
治療の段階によっては、毎日のように通院しなければならないこともよくあります。
期間が長引けば長引くほど、経済的にも精神的にも身体的にも大きなストレスとなってしまいます。
当鍼灸院に通院いただいている患者さまのほとんどは、
お仕事をされながら不妊治療を受けてらっしゃいます。
中には、お仕事との両立が難しくなり、退職や時間短縮を選ばれる方もいらっしゃいます。
優秀な人材であれば、企業にとって大きな損失になります。
今現在、日本の夫婦の18%が不妊の検査や治療を受けていて、
出生児の20人に1人が何らかの生殖補助医療によって誕生しているというデータがあります。
これらのことをうけて、
厚生労働省は企業向けのリーフレット「仕事と不妊治療の両立支援のために」をウェブサイトで公開し、企業に対して、この活用を呼び掛けているようです。
実際、大手企業では、不妊治療に関わる休暇制度を導入する会社や、治療費を一部負担する会社などもあるようです。
こういった国をあげての動向はとても素晴らしいことだと思います。
この制度がカタチだけのものになるのではなく、
不妊で悩まれている多くの方にとって実用的なものになることを私たちも期待しています。
不妊症であることは、
周りに相談しにくく、治療していること自体打ち明けずにいる方が多いです。
社会全体で、
不妊治療についてもっと多くの方の理解が得られる環境になることを願っています。
そして、多くの方が、安心して妊活ができるように、
また安心安全な妊婦生活、子育てができるように、
私たち鍼灸師ができることは精一杯お手伝いさせていただきます。
不妊でお悩みの方は一度お気軽にご相談ください。
不妊鍼灸について詳しくはこちらをご覧ください。
冷えると不妊の原因に
冷えていると妊娠しにくい
冷えていると妊娠しにくい 冷えると血流の循環が悪化します。 冷えはさまざまな疾患を引き起こす原因になります。
・首こり
・肩こり
・頭痛
・腰痛
・肌荒れ
・やる気がでない
・気分がすぐれない
・貧血気味
・不眠がち
・イライラする
・集中力がない
・便秘
・下痢
・胃腸の不快
・肥満気味
女性によくみられるこれらの症状は「冷え」が原因に
なっていることが多くあります。
健康を維持するためにも「冷え」は大敵です。
冷えると血のめぐりが滞る
血のめぐりの滞りがある状態で、冷えると手足に届く
末梢の血流量が低下して身体の機能が衰えます。
私達の身体は、食事や運動で熱を作り出し、その熱を
血液で全身に行き渡らせています。
血液の中には酸素や栄養分が沢山含まれていて、これらが充分に供給されると
健康な状態を維持できます。
不用になった老廃物は血液が運びだしています。
血のめぐりが滞ると
酸素も栄養もいきわたらなくなり、体温が低下します。
老廃物も排出できず、血管がどろどろになり、
結構も悪化し、身体の中によどみができます。
よどみができるとどんどん身体は冷えていきます。
こういう状態を「瘀血」と言います。
子宮や卵巣は冷えの影響をうけやすい
・生理痛
・生理不順
・子宮内膜症
・子宮筋腫
・卵巣嚢腫
・着床障害
・精巣機能 etc
なども「冷え」と関係があります。
冷えを克服するための6つのポイント
・お灸で身体の深部から温める
・規則正しい生活をする
・十分な睡眠をとる
・身体を温める食事をする
・適度な運動をする
・ストレスを緩和する
一番簡単な方法はお風呂に浸かることです
お風呂や温泉に入った後はスッキリします。
それは血流が循環しているからです。
お風呂にじっくり浸かることは、陽気(あたためるエネルギー)を大量に入れていることと等しくなります。
上半身が冷えなければ、半身浴も効果的です。
血流の循環がよくなれば、栄養は細胞に潤滑に送り届けられ、卵巣や子宮も栄養されます。
更に老廃物は素早く処理され、新代謝がよくなるので、生理の状態も向上され、結果として 妊娠しやすい身体に近づきます。
卵巣が腫れている原因 /不妊鍼灸・不育鍼灸
卵巣の腫れの原因
卵巣が腫れている場合
初期の症状は少なく、自覚症状はないのがほとんどですが
敏感な方は、下腹部痛があったり、腰痛や便秘、頻尿を
訴えたりする方もいらっしゃいます。
ただ、排卵誘発剤を使用している場合は腫れやすくなります。
卵巣が腫れる原因
①ホルモンバランスが崩れ一時的に腫れる
②排卵による腫れ
③卵巣嚢腫や卵巣腫瘍の病気による腫れ
④子宮内膜症による腫れ
③④の場合は卵巣チョコレート嚢腫などが考えられます。
卵巣腫瘍とは
卵巣腫瘍は
・表層上皮性・間質性腫瘍
・性索間性腫瘍
・胚細胞腫瘍
分けられ、表層上皮性・間質性腫瘍が最も多いと言われています。
表層上皮性・間質性腫瘍は卵巣の表面を覆う一層の上皮です。
卵巣は臓器の中でも腫瘍ができやすい臓器と言われています。
初期の自覚症状は乏しく、気づきにくいのです。
また良性と悪性に分けられ、悪性の場合は卵巣ガンとなります。
卵巣嚢腫とは
卵巣内に液体や脂肪がたまってしまう病気です。
肥大するとこぶし大やそれ以上に大きくなってしまいます。
原因へまだわかっていません。
・漿液性嚢腫
思春期以降になりやすく、年齢は問いません。
最も多いと言われています。
・粘液性嚢腫
閉経後の女性に多い嚢腫です。
ゼラチン状の粘液が溜まるのが特徴です。
肥大し非常に大きくなってしまいます。
・皮様性嚢腫
20〜30歳代に多く、
胚細胞にできる嚢腫です。
歯や毛髪などの組織が含まれたドロドロとした物質がたまるのが特徴です。
・チョコレート嚢腫
20〜30歳代に多く、子宮内膜症が卵巣に発症します。
月経のたびに出血した血液がたまるのが特徴です。
卵巣癌の合併症が高いと言われています。
嚢腫の症状
嚢腫が大きくなり外側から触って気づき、腹痛や腰痛、頻尿、便秘などの症状が伴います。
嚢腫が大きくなると、卵巣の根元がねじれてとても危険な状態になってしまう可能性もあります。
*当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません。
自律神経の働きと不妊の関係 【不妊鍼灸・不育鍼灸】
自律神経と不妊の関係
自律神経は二つある
自律神経は交感神経と副交感神経のふたつの神経で成り立っています。
この二つの神経は、それぞれ違う働きを持っています。
交感神経は仕事をするときや、戦う時、緊張したりすると働く神経で、副交感神経は休息や安らぎ、リラックスの神経です。
日中は交感神経が優位になって、夜になると副交感神経が優位になり、一日の体を自律神経が支配しています。
自律神経は心の在り方にも関係していて、心と体をつなげる神経でもあります。
自律神経を動かしている(中枢)は、頭の中の間脳という部分の視床下部を呼ばれる部分にあります。
ここは、人の情動(感情)などをコントロールしているところなので、気持ちの持ちようで左右されます。
自律神経が整うと、心の安定にもつながります。
普通は、自律神経と副交感神経が拮抗してバランスをとっていますが、このバランスが崩れると、精神面や身体面に症状が出てきます。
これらの症状を「自律神経失調症」と呼びます。
自律神経失調症
自律神経失調症には以下のような症状があります。
全身症状:疲労(疲れがとれない)、倦怠感、微熱、不眠など
精神症状:集中力欠如、イライラ、抑うつ、焦燥感、注意力散漫など
身体症状:(自律神経がつながっている部分によって、異なった症状が出ます)
①神経・筋肉:肩こり、頭重感、腰痛、背部痛、めまい、手足のしびれ、冷え、ほてりなど
②消化器系:胃痛、便秘、下痢、腹部膨満感、食欲不振など
③循環器系:胸痛、胸部圧迫感、動悸、息切れなど
これらの症状は、病院では原因が不明の「不定愁訴」とされ、抗うつ剤や、抗不安剤、神経調整剤などが処方されますが、自律神経が調整されるわけではありません。
自律神経と不妊の関係
また、自律神経失調症と深い関係にあるのが、不妊症と更年期障害です。
女性の身体のサイクルは、女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)で調整されています。
女性ホルモンは、自律神経を支配している視床下部は、ホルモンを出す下垂体を支配しているので
ホルモン分泌の乱れは、自律神経にも大きな影響を与えて、いろいろな不定愁訴が出てきてしまいます。
自律神経失調症や不定愁訴を軽んじてしまわれる方が多くいますが、たかが肩こりなどと思っていても
その裏には、自律神経の失調からくる内臓の病気が隠れていることもあるのです。
血流と自律神経
卵巣や子宮に栄養を運ぶのは血液の役割です。
栄養素と酸素を細胞に届けてくれます。
血管の働きをコントロールしているのも自律神経です。
交感神経の働きが強いと、血管が収縮してしまい、血液の流れが悪くなります。
副交感神経がきちんと働いていると、血管が拡がり細胞まで血液が行き届きます。
よって、
副交感神経にきちんと働いてもらわないと、子宮や卵巣への栄養も届かなくなってしまうのです。
今は病気でなくても、その裏に潜んでいる予兆を知らせるのが、自律神経の乱れ、すなわち自律神経失調症です。
鍼灸治療は、痛みの治療だけでなく自律神経の調整を行うことも得意とする治療法です。
当院の良導絡の測定器は、自律神経のバランスを測定することができます。
色々な症状で悩まれている方は一度、ご相談下さいませ。
便秘と不妊の関係【不妊鍼灸・不育鍼灸】
便秘と不妊の関係
便秘とは
3日以上排便がない状態、また毎日排便はあるが残便感がある状態のことをいいます。
患者さまの中でも
便秘で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
便秘の原因
便秘の原因として
・薬の副作用
・食生活の乱れ
・バランスが悪い食事
・ストレス
・内臓の冷え
が考えられます。
便秘と不妊の関係
なぜ、便秘が不妊と関係しているかというと
便秘になると腸の中に老廃物が溜まり、
老廃物が溜まると悪玉菌が住みやすくなるのです。
便秘によって悪玉菌が増え、毒素が腸壁を通って血液にいきます。血液に毒素が届くとその毒素の血液が全身に巡ってしまうのです。
※人の身体の毒素の排出は、便で排出されるものが
75%、尿20%、その他汗から3%、髪や爪が2%です。
骨盤の中には子宮、卵巣、卵管など大事な臓器(内臓)がおさまっています。
そのため、毒素を含んだ血液が骨盤の中も通るため不妊の原因のひとつになってしまいます。
便秘になると腸が子宮、卵巣に届く神経や血管を圧迫します
そのため、骨盤内の血行が悪くなります。
基礎代謝も落ちるため、体が冷えてしまい、血液の循環も悪くなります。
着床するためには血流が大事なポイントになってきます。
免疫細胞の60%が腸で作られる
便秘になると、腸の働きが悪くなり、免疫細胞が作れなくなり、免疫力の低下に繋がってしまいます。
免疫力低下だけでなく、大腸が詰まることにより、小腸の機能も低下し、栄養を十分に吸収できなくなってしまいます。
栄養を吸収する大切な働きを担っているのが腸です。
不妊治療されている方は、栄養が大切です。血液を作るのも腸の働きであり、血液が細胞や臓器に栄養を運びます。
また腸の食事の栄養だけでなくサプリメントなどの吸収も悪くなってしまいます。
妊活をされている方はたかが便秘と侮れません。
便秘の対処法
便秘を改善するためには
・適度な運動すること(特に腹筋を鍛えましょう)
・バランスのいい食事をとる
・1日3食食べる
・身体を冷やさない
腸の動きを良くするためには1日3食決まった時間に食事することが大事です。
【水分をしっかりとる】
朝起きてからコップ1杯の水を飲むことが効果的と言われています。
便の70〜80%を水分が占めています。水分が不足すると便が硬くなり、水分の少ない乾燥した便になってしまいます。
【食物繊維をとる】
食物繊維は水分を吸収して膨らみ、腸を刺激し、蠕動運動を刺激して腸を活発にさせます。
≪食物繊維には水溶性と不溶性がある≫
水溶性食物繊維は水に溶けます。そして、善玉菌を増やす役割をしています。
りんごやみかんなどの果物やにんじん、きゃべつ、トマトなどの野菜が水溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は水に溶けません。
腸内で水分を吸収して膨らみます。便の量を増やして、蠕動運動を活発にさせ、便通を促します。
・大豆類
・いも類
・根菜類
・きのこ類
・穀物
が不溶性食物繊維です。
下痢になりやすい方に不溶性食物繊維はおすすめです。
【ビタミンをとる】
ビタミンは善玉菌の働きを活発にしてくれます。
【発酵食品をとる】
発酵食品は悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌を増やしてくれます。
植物性乳酸菌は
・ぬか漬け
・キムチ
・みそ
動物性乳酸菌は
・ヨーグルト
・チーズ
【オリゴ糖をとる】
オリゴ糖は善玉菌を増やします。
ミネラルの吸収を高め、腸内環境を整えてくれます。オリゴ糖は胃の中の消化酵素によって分解されにくいため、そのままの形で大腸まで運ばれます。そして、腸内にあるビフィズス菌など有用菌の栄養になります。
ビフィズス菌は腸の運動を活発にし、便秘や下痢を改善してくれる大切な腸内細菌です。
オリゴ糖を含んでいる食べ物は
・玉ねぎ
・アスパラガス
・にんにく
・はちみつ
【マグネシウムをとる】
マグネシウムは水分の吸収を高めて、便を柔らかくしてくれます。
マグネシウムを多く含む食べ物は
・あおさ
・干しエビ
・ごま
などてす。
ストレスを溜めないことも大事ですが
食事や生活習慣を改善すると便秘も解消されます。
いつも食べている食べ物や不規則な生活を少し意識して改善してみてください。
鍼灸も便秘には力を発揮します。
一度ご相談ください。
*当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
ストレスが不妊の原因といわれる理由
ストレスが不妊の原因といわれる理由~女性のホルモンとストレスの関わり
不妊症の原因の一つとしてストレスがあげられています。
女性の身体を妊娠に導くために必要な4つのホルモンとその働き、そしてさらに、ストレスとの関わりについてまとめてみました。
女性ホルモンは卵巣で合成されるホルモンで、卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)などがあります。
〇卵胞ホルモン(エストロゲン)
卵胞ホルモンにはエストラジオール、エストロン、エストリオールなどがあり、総称してエストロゲンと呼ばれています。
エストロゲンの作用
➀卵胞の発育を促す。
➁卵管の運動を高め、卵子を子宮の中へ送り届ける。
➂子宮内膜と膣上皮の増殖。
➃骨格を女性らしくさせ、乳腺、乳房の発育、カルシウムの貯蔵を促す。
➄性欲の亢進。
〇黄体ホルモン(プロゲステロン)
黄体ホルモンの主なものであるプロゲステロンには、次のような作用があります。
プロゲステロンの作用
➀子宮内膜をフカフカに厚くして、受精卵の着床を助ける。
➁乳腺の発育を促し、体温を上げる作用、排卵抑制作用があり、妊娠の維持を助ける。
・これらの女性ホルモンは、性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の刺激を受けて分泌されます。
・性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)には卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)があります。
・FSHとLHは脳にある視床下部の指令を受けて、視床下部の下にある下垂体から分泌されます。
〇卵胞刺激ホルモン(FSH)
➀卵巣の中で卵胞を成熟させる。
➁黄体形成ホルモン(LH)と協調してエストロゲンの生成と分泌を促進する。
〇黄体形成ホルモン(LH)
➀成熟卵胞に働きかけ排卵を誘発させる。
➁排卵後は黄体形成を促してプロゲステロンの分泌を増やす。
女性の生理周期
では、
➀卵胞期(低温期)にエストロゲンが多く分泌されて卵子を成長させ受精に向けての備えをします。
エストロゲンにより子宮内膜がフカフカになると
☞卵巣が司令塔である視床下部に報告し
☞視床下部にぶら下がっている下垂体がこの報告を受け、
➁黄体形成ホルモン(LH)の一過性の急激な分泌増加(通称LHサージ)を引き起こし
☞この刺激を受けると成熟した卵胞が破裂して、小さな卵子が飛び出して排卵がおきます。
➂排卵後に黄体期(高温期)に入り、LHの作用で
☞排卵後の卵胞から黄体が形成されプロゲステロンが分泌されます。
プロゲステロンの作用により子宮内膜から分泌液が出て子宮内膜を更に柔らかく、分厚くして
☞受精卵が着床して妊娠の維持ができるように働きかけてくれます。
➃受精が行われない場合、黄体は退化して白体となります。
☞プロゲステロンのレベルが低下して
☞月経が始まり、子宮内膜が剥がれて経血と共に白体は身体の外へと排出されて
➀再び卵胞期が始まります。
視床下部と大脳辺縁系の働き
このように、卵巣からのホルモン分泌量は常に脳の視床下部からのチェックがあり増減をコントロールしてくれています。
そんな視床下部は欲求や感情をつかさどっている大脳辺縁系の影響を強く受けます。
そして人間が考えたり欲求を抑えて我慢したりできるのは大脳皮質の働きによるものです。
しかし抑制が極端に強くなると、これらの脳の器官の間で伝達が上手くいかなくなり、視床下部やその支配をうけているホルモンのバランスに影響を及ぼしてしまうこともあります。
ですから物事を考え過ぎることや、我慢してストレスをためこんでしまうと、そのせいで不妊症もたらした悪化させてしまうのです。
妊娠力を高めるためには、ご自身の月経サイクルを知って、正常な月経周期を保つことが大切です。
何らかの異常に気づいたら婦人科で検査を受けてみることをお勧めいたします。
検査結果で異常がなかったとしても、ストレスなどでホルモンバランスが乱れることもあります。
鍼灸治療では全身のバランスを調整し、自律神経を整えることでストレスの緩和が期待できます。
そうして、乱れていた生理周期やお身体の不調が整い、妊娠、出産された患者様もたくさんいらっしゃいます❣ 是非一度ご相談ください💞
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
妊活にはビタミンD 妊活【不妊鍼灸・不育鍼灸】
【妊活に大切なビタミンD】
ビタミンDが妊娠・出産に大切な栄養素だということはご存知ですか?
あるクリニックの検査でビタミンDが足りないという
ことでサプリメントを出されることから
良く知られるようになってはいますが、まだまだ、知らない方が多くいらっしゃいます。
ビタミンDは紫外線を浴びることによって生成されるのですが、今は日焼けが気にされる方が多く、日焼け止め、日傘のスタイルではなかなか生成されません。
冬は特に太陽にあたる時間が少ないので要注意です。
ビタミンDが着床率をあげる
体内のビタミンD濃度が正常な方は、胚移植の着床率が高くなると言われています。
着床率が高くなるのは、ビタミンDが子宮内膜症や着床環境に深く関係しているからなのです。
もともとは、骨を作ったりするビタミンと言われていましたが、細胞の活動に作用するという働きがあることが
わかりました。
そして、ビタミンDは、不妊症や不育症の方にとても大切な栄養素でなんです。
ビタミンDが足りない人は、AMH(アンチミューラリアンホルモン)が低くなり、卵子の減少があるなど
不妊治療をしている方には、とても大事な栄養素であることがわかります。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)や子宮筋腫の方もビタミンDが不足している割合が高いそうです。
前述したとおり、ビタミンDは紫外線をあびることによってつくられます。そしてビタミンDはホルモンであると言われています。
紫外線は、別の角度から考えると有害なものですが、妊活中の方には必要なものなのです。
ビタミンDを作るには夏季でも5~15分太陽を浴びる必要があります。
日焼け止めなどを塗布している部分は効果がありません。
手の平や足裏など(太陽にあたっても良い部分を)を太陽に向けて日光浴するだけで生成されるようです。
ビタミンDの摂取法
が、今年は寒いから
サプリメントから摂取するのが一番お手軽かもしれません。
食事から摂取することができますが、相当量が必要です。
かつお、アンコウの肝、さけ、さんま、にしん、うなぎ、いかなご・・・・。
体外受精の着床にビタミンDの濃度が高い方ほど妊娠率が高いという結果がでています。
当院では不妊症・不育症で悩まれて鍼灸治療におこしいただいている方に、ビタミンDの摂取をお勧めしています。
皆さまも一度ご検討されることをお勧めします。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
インフルエンザの感染力が強まっている?!【不妊鍼灸・不育鍼灸】
皆さんご存じのとおり、今年のインフルエンザは、
とどまることを知らず、まだまだ大流行が続いております。
そんな中、追い打ちをかけるように更に悪いニュースが入りました。
今までインフルエンザの感染経路は、
感染者によるくしゃみや咳、唾での「飛沫感染」
もしくは、
ウイルスが付着したものに触れることでおこる「接触感染」
のいずれかと考えられていました。
つまり「マスクの着用」や
「手洗いうがい」である程度の感染予防ができていたと考えられていたのです。
しかし、
今回入ってきたニュースでは、
感染者が呼吸するだけでウイルスが拡散される「空気感染」の頻度も予想以上に高いことが研究で明らかにされ始めたという内容でした。
― ― ― ― ―
米国の大学による研究では、
インフルエンザ感染者142名に
・呼吸をしているとき
・話しているとき
・咳をしているとき
・くしゃみとしたとき
この4つの状況でインフルエンザウイルスについて追跡した結果、
・呼吸をしているとき
のサンプルのうちおよそ半数にウイルスが検出されたようです。
― ― ― ― ― ― ― ― ―
「空気感染」は感染者と同じ部屋にいるだけで感染します。
患者が呼吸するだけでウイルスが拡散されてしまうのであれば、今までの対策だけでは身を守れない可能性があります。
今まで通り、手洗いうがいを徹底し、
身の回りを清潔にし、換気も心がけてください。
そして、私たち鍼灸師の立場から言えることは
「免疫をあげましょう」ということです。
毎朝、足三里というツボにお灸をすることで、
「免疫があがる」というデータがあります。
特に妊活中の方、妊婦さん、子育て中の方は、
ご自身の体を大切にし、免疫をあげ、ウイルスに負けない身体作りをしましょう。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません