
フタル酸エステルは柔軟剤に含まれる?妊活・妊娠中の影響とフタル酸フリー製品の選び方
「柔軟剤を使うと不妊になるの?」
「妊娠中は、香り付きの柔軟剤をやめた方がいい?」
「フタル酸フリーの柔軟剤なら安心なの?」
妊活中や不妊治療中、妊娠中は、毎日使っている洗剤や柔軟剤が身体に影響するのではないかと不安になることがあります。
結論からお伝えすると、柔軟剤を使ったことだけで不妊になる、胎児に影響すると断定できる医学的根拠はありません。
一方、香料やプラスチック製品などに関連する一部のフタル酸エステルは、内分泌かく乱作用をもつ可能性がある化学物質として、生殖機能や妊娠への影響が研究されています。
ただし、現在ある研究の多くは、尿中のフタル酸代謝物などから日常生活全体の曝露量を調べたものです。特定の柔軟剤を使用した影響だけを調べたものではないため、柔軟剤と不妊を直接結びつけて考えないことが大切です。
この記事では、フタル酸エステルと柔軟剤の関係、妊活・妊娠中に考えられる影響、フタル酸フリー柔軟剤の選び方を、医学的な根拠に配慮しながらわかりやすく解説します。
- 柔軟剤を使用しただけで不妊になるという医学的根拠はありません。
- すべての柔軟剤にフタル酸エステルが含まれているわけではありません。
- 一部のフタル酸エステルは、内分泌かく乱化学物質として生殖機能との関連が研究されています。
- 研究で調べられているのは、柔軟剤単独ではなく、食品、プラスチック、化粧品、室内環境などを含む総合的な曝露です。
- 妊活中・妊娠中は、香りの強い製品を減らす、無香料やフタル酸フリーの商品を選ぶなど、無理のない範囲で見直すとよいでしょう。
- 「フタル酸フリー」という表示だけで、製品全体の安全性や妊娠への効果が保証されるわけではありません。


フタル酸エステルとは?
フタル酸エステルは、複数の化学物質からなるグループの総称です。
主にプラスチックを柔らかくする「可塑剤」として、ポリ塩化ビニル、いわゆるPVC製品などに使われてきました。また、種類によっては、香料の溶剤や香りを保つ目的に関連して使われることがあります。
身の回りでは、次のような製品や環境から接触する可能性があります。
- 一部の食品包装やプラスチック製品
- ビニール製品や床材
- 化粧品やパーソナルケア用品
- 香水やフレグランス製品
- 一部の医療用チューブ
- 室内の空気やほこり
フタル酸エステルは一つの物質ではなく、DEP、DBP、DEHP、DINPなど多くの種類があります。
使用目的や健康への影響、規制状況はそれぞれ異なるため、「フタル酸エステルはすべて同じ危険性がある」と一括りにすることはできません。
環境ホルモンとは?
一般に「環境ホルモン」と呼ばれているものは、正式には「内分泌かく乱化学物質」といいます。
私たちの身体では、卵巣、精巣、甲状腺、副腎、下垂体などから分泌されるホルモンが、月経周期、排卵、精子形成、妊娠の維持、成長、代謝などを調整しています。
内分泌かく乱化学物質には、次のような仕組みでホルモンの働きに影響する可能性があります。
- 本来のホルモンに似た働きをする
- ホルモンが受容体に結合するのを妨げる
- ホルモンの産生や分解を変化させる
- 血液中のホルモン濃度を変化させる
ただし、化学物質に接触したからといって、必ず健康への影響が現れるわけではありません。
物質の種類、曝露量、曝露期間、年齢、体質、生活環境などによって影響は異なります。
フタル酸エステルは柔軟剤に含まれる?
すべての柔軟剤にフタル酸エステルが含まれているわけではありません。
柔軟剤の主成分は、衣類の繊維を滑らかにする界面活性剤などです。香り付きの商品には香料も配合されていますが、具体的な処方は製品によって異なります。
そのため、「香り付き柔軟剤には必ずフタル酸エステルが入っている」「香りが強いほどフタル酸エステルが多い」と判断することはできません。
一方で、香料の詳しい構成が公開されていない製品では、商品表示だけでフタル酸エステルの有無を判断しにくいことがあります。
柔軟剤にフタル酸エステルが含まれているか気になる場合は、商品の成分欄だけでなく、メーカーの公式サイトや「フタル酸エステル不使用」「フタレートフリー」といった表示を確認しましょう。
柔軟剤は不妊の原因になる?
現時点では、柔軟剤の使用が不妊の直接的な原因になると示した十分な医学的根拠はありません。
フタル酸エステルと生殖機能に関する研究では、尿中の代謝物濃度を測定し、妊娠までの期間、採卵数、妊娠結果、精子の状態などとの関連を調べています。
一部の研究では、特定のフタル酸代謝物の濃度と、採卵数や体外受精の治療結果などとの関連が報告されています。
男性側についても、一部のフタル酸エステルへの曝露と、妊娠までにかかる期間との関連を示した研究があります。
ただし、これらの多くは観察研究です。
観察研究では、食生活、職業、化粧品、プラスチック製品、住環境など、柔軟剤以外の曝露源を完全に分けることが難しくなります。
研究で関連が認められた場合でも、「フタル酸エステルが不妊を引き起こした」「柔軟剤の使用が原因だった」と証明されたわけではありません。
妊活中に香り付き柔軟剤を一度使ったことや、これまで使用していたことを過度に心配する必要はありません。
女性の妊活への影響は?
フタル酸エステルについては、卵巣や子宮の働き、ホルモンに関連する指標との関係が研究されています。
女性の生殖機能に関する研究やレビューでは、次のような項目が検討されています。
- 卵巣機能や卵胞の発育
- 卵子の成熟
- 月経周期
- 子宮内膜症
- 多嚢胞性卵巣症候群
- 体外受精の治療結果
ただし、研究結果には一致していない部分があり、影響が報告されている物質や生殖指標も研究ごとに異なります。
現段階では、フタル酸エステルへの曝露だけから、個人の妊娠しやすさを判断することはできません。
また、不妊には加齢、排卵障害、卵管因子、子宮内膜症、子宮の状態、精子の状態など、さまざまな要因があります。
日用品の見直しだけで、不妊の検査や治療の代わりになるわけではありません。
男性不妊との関係も研究されています
フタル酸エステルの影響は、女性だけの問題ではありません。
男性では、精子形成、精巣機能、男性ホルモン、妊娠までにかかる期間などとの関係が研究されています。
妊娠を希望するカップルを追跡した研究では、男性側の一部のフタル酸代謝物と、妊娠までにかかる期間との関連が報告されています。
ただし、すべてのフタル酸エステルや、すべての男性に同じ影響が確認されたわけではありません。
妊活中の日用品や生活環境を見直す場合は、女性だけが負担を抱えるのではなく、パートナーと一緒に取り組むことが大切です。
妊婦は柔軟剤を使わない方がいい?
妊娠中だからといって、柔軟剤を必ずやめなければならないわけではありません。
柔軟剤を通常どおり使用したことと、流産や胎児への影響を直接結びつける根拠は十分ではありません。
一方、妊娠前から妊娠中にかけては、卵子の成熟、受精、着床、胎児の器官や神経系などの発達が進む時期です。
そのため、減らせる化学物質への曝露を、無理のない範囲で減らすという予防的な考え方があります。
また、妊娠中はにおいに敏感になり、柔軟剤などの香料によって吐き気、頭痛、気分不良を感じることがあります。
その場合は、フタル酸エステルが含まれているかどうかにかかわらず、使用を控えたり、香料無添加の商品に変えたりして構いません。
フタル酸フリー柔軟剤の選び方
「フタル酸フリーの柔軟剤を選びたい」という場合は、次の点を確認しましょう。
1.「フタル酸エステル不使用」と明記された商品を選ぶ
「フタル酸エステルフリー」「フタレートフリー」「phthalate-free」など、明確な表示がある商品を選びます。
成分欄にフタル酸エステルの名称がないだけでは、不使用と判断できない場合があります。商品ページやメーカーのFAQも確認するとよいでしょう。
2.香料無添加・無香料を選ぶ
香りが必要でなければ、「香料無添加」「無香料」と明記された製品を選ぶと、香料に関連する化学物質への接触を減らしやすくなります。
「微香」「香りが残りにくい」「におわない」といった表示は、必ずしも香料無添加を意味するものではありません。
香料を避けたい場合は、商品のイメージだけで選ばず、成分表示やメーカーの説明を確認しましょう。
3.メーカーが成分や安全性情報を公開しているか確認する
メーカーの公式サイトで、配合成分、香料についての方針、フタル酸エステルの使用状況などを確認します。
情報が見つからない場合は、メーカーのお客様相談窓口へ問い合わせる方法もあります。
4.「赤ちゃん用」「植物由来」だけで判断しない
「赤ちゃん用」「低刺激」「自然派」「植物由来」といった表示だけでは、フタル酸エステルや香料を使用していないとは限りません。
商品のイメージではなく、「香料無添加」「フタル酸エステル不使用」など、知りたい項目が具体的に表示されているかを確認しましょう。
5.フタル酸フリーを「完全に安全」という意味にしない
フタル酸フリーは、対象となるフタル酸エステルを使用していないことを示す表示です。
肌への刺激、アレルギー、香りへの敏感さなど、製品のすべての性質や安全性を保証するものではありません。
使用中にかゆみ、咳、頭痛、吐き気などが現れた場合は、いったん使用を中止しましょう。症状が続く場合は医療機関へ相談してください。
妊活中・妊娠中にできる曝露対策
化学物質を生活から完全に排除することは現実的ではありません。
一つの商品だけを恐れるのではなく、毎日繰り返し使うものから、無理のない範囲で見直していきましょう。
香り付きの日用品を重ねすぎない
柔軟剤、洗剤、芳香剤、消臭スプレー、香水、シャンプー、ヘアケア用品など、複数の香り付き製品を同時に使用している場合は、必要性の低いものから減らしてみましょう。
柔軟剤を使用する場合も、メーカーが定めた使用量を守り、香りを強くするために多く入れることは避けます。
柔軟剤を使わない洗濯も選択肢にする
タオルや衣類の種類によっては、毎回柔軟剤を使う必要がない場合もあります。
「必ず使用する」のではなく、必要な洗濯物にだけ使う、使用回数を減らすといった方法でも接触を減らせます。
プラスチック容器は用途を守って使用する
フタル酸エステルへの曝露源は、香り付き製品だけではありません。食品、包装材、プラスチック製品、化粧品、室内の空気やほこりなど、さまざまな経路があります。
食品を温めるときは、電子レンジ対応と表示された容器を使用し、熱に対応していない容器や傷んだ容器は使わないようにしましょう。
気になる場合は、ガラスや陶器の容器に移してから温める方法もあります。
室内の換気や掃除をする
フタル酸エステルを含む一部の化学物質は、室内の空気やほこりを通じて接触する可能性があります。
定期的な換気や床掃除、ほこりの除去は、一つの製品だけを買い替えるよりも、室内環境全体を整える方法になります。
当院では、柔軟剤などの日用品だけに注目するのではなく、月経周期、冷えの感じ方、睡眠、胃腸の状態、ストレス、首肩の緊張などもあわせて伺っています。妊活中は「何か悪いものを避けなければ」と考え続けること自体が負担となり、眠りが浅くなったり、自律神経の緊張につながったりすることもあります。
鍼灸や良導絡測定では、環境化学物質の有無を調べたり、フタル酸エステルを排出したりすることはできません。当院では、良導絡測定や東洋医学的な体質の見方も参考にしながら、冷え、血流、自律神経、睡眠など、現在の身体の状態を整理するための一つの視点として活用しています。日用品の見直しと不妊治療を混同せず、必要な検査や治療は婦人科・生殖医療クリニックと相談しながら進めることが大切です。
環境ホルモン対策をすれば妊娠しやすくなる?
フタル酸エステルへの曝露を減らすことで、妊娠率が上がると断定することはできません。
環境化学物質への曝露を減らすことは、妊活中の生活環境を整える一つの選択肢です。
しかし、排卵障害や卵管の問題、子宮内膜症、子宮の状態、男性不妊などを治療するものではありません。
不妊治療中の場合も、柔軟剤や日用品の選択だけによって治療結果が決まるわけではありません。
これまで香り付きの商品を使っていたからといって、自分を責めないようにしてください。
日用品の見直しは、睡眠、食事、禁煙、適度な運動などと同じように、できることを無理なく続けるという位置づけで考えましょう。
鍼灸でフタル酸エステルを排出できる?
鍼灸によってフタル酸エステルを直接取り除いたり、環境化学物質による影響を打ち消したりすることはできません。
妊活中に鍼灸を取り入れる場合は、環境ホルモン対策とは分けて考える必要があります。
鍼灸は、妊活中に感じやすい冷え、肩こり、疲労感、睡眠、ストレスなど、身体全体の状態を相談する補完的なケアとして位置づけます。
不妊の原因を調べる検査や、婦人科・生殖医療機関での治療の代わりになるものではありません。
まとめ
柔軟剤を使用しただけで、不妊になったり、妊娠に悪影響が出たりすると断定できる医学的根拠はありません。
また、すべての柔軟剤にフタル酸エステルが含まれているわけでもありません。
一方、一部のフタル酸エステルは、内分泌かく乱作用をもつ可能性がある物質として、生殖機能や妊娠との関係が研究されています。
妊活中・妊娠中に気になる場合は、次のような小さな見直しから始めてみましょう。
- フタル酸エステル不使用と明記された商品を選ぶ
- 香料無添加・無香料の柔軟剤を選ぶ
- 柔軟剤の使用量や使用回数を減らす
- 香り付きの日用品を重ねて使わない
- メーカーの成分情報を確認する
- 室内の換気や掃除をする
大切なのは、化学物質を過度に怖がったり、生活用品を一度にすべて買い替えたりすることではありません。
日常生活全体を見ながら、負担なく続けられる範囲で、少しずつ曝露を減らしていきましょう。
柔軟剤を使うと不妊になりますか?
柔軟剤を使ったことだけで不妊になると断定できる医学的根拠はありません。
フタル酸エステルと生殖機能との関連を調べた研究はありますが、柔軟剤単独の影響ではなく、食事、プラスチック製品、化粧品、室内環境などを含めた総合的な曝露が調べられています。
フタル酸エステルはすべての柔軟剤に入っていますか?
すべての柔軟剤に含まれているわけではありません。配合成分は製品によって異なります。
気になる場合は、「フタル酸エステル不使用」「フタレートフリー」と明記された商品を選び、メーカーの公式情報も確認しましょう。
フタル酸フリーの柔軟剤なら妊婦でも安全ですか?
フタル酸フリーは、対象となるフタル酸エステルを使用していないことを示しますが、製品全体がすべての人に無刺激であることを保証する表示ではありません。
妊娠中ににおいで気分が悪くなる場合や、肌のかゆみ、咳などが出る場合は、香料無添加の商品に変えるか、使用を控えましょう。
妊活中は柔軟剤をやめた方がいいですか?
必ずやめる必要はありません。
香りが気になる場合は、無香料タイプへ変更する、使用量を減らす、必要な衣類にだけ使用するなど、続けやすい方法で見直すとよいでしょう。
これまで香りの強い柔軟剤を使っていました。妊娠に影響しますか?
過去に使用していたという理由だけで、妊娠への影響が起きると判断することはできません。
必要以上に心配したり、自分を責めたりする必要はありません。気になった時点から、香料無添加の商品へ変えるなど、できることを少しずつ取り入れてください。
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📚参考文献
- 環境省「世界保健機関(WHO)―内分泌かく乱物質に関する科学的評価」
内分泌かく乱化学物質の定義や、健康影響に関する基本的な考え方を示した資料です。 - National Institute of Environmental Health Sciences. Endocrine Disruptors.
内分泌かく乱化学物質の作用や、日常生活における曝露源について解説しています。 - American College of Obstetricians and Gynecologists. Reducing Prenatal Exposure to Toxic Environmental Agents. Committee Opinion No.832. 2021.
妊娠前・妊娠中における環境化学物質への曝露を減らすための考え方を示しています。 - U.S. Food and Drug Administration. Phthalates in Cosmetics.
化粧品や香料に関連するフタル酸エステルの使用と、成分表示について解説しています。 - Basso CG, de Araújo-Ramos AT, Martino-Andrade AJ. Exposure to phthalates and female reproductive health: A literature review. Reproductive Toxicology. 2022;109:61-79.
フタル酸エステルへの曝露と女性の生殖機能に関する研究をまとめたレビュー論文です。 - Hauser R, et al. Urinary Phthalate Metabolite Concentrations and Reproductive Outcomes among Women Undergoing In Vitro Fertilization: Results from the EARTH Study. Environmental Health Perspectives. 2016;124(6):831-839.
体外受精を受ける女性の尿中フタル酸代謝物と、生殖医療の結果との関連を調べた研究です。 - Buck Louis GM, et al. Urinary Bisphenol A, Phthalates and Couple Fecundity: The LIFE Study. Fertility and Sterility. 2014;101(5):1359-1365.
男女の環境化学物質への曝露と、妊娠までにかかる期間との関連を調べた研究です。 - Wang Y, Qian H. Phthalates and Their Impacts on Human Health. Healthcare. 2021;9(5):603.
フタル酸エステルの主な曝露経路と、健康への影響についてまとめたレビュー論文です。 - U.S. Environmental Protection Agency. Phthalates.
フタル酸エステルの種類、用途、規制やリスク評価に関する情報を掲載しています。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
日用品の不安も、妊活中の身体のこともご相談ください
柔軟剤や化粧品など、毎日使うものが妊活に影響するのではないかと考え始めると、「何を選べばよいのか」「どこまで気をつければよいのか」と不安になることがあります。
日用品をすべて避ける必要はありませんが、無理なく見直せることを整理するとともに、月経周期、冷え、睡眠、ストレス、自律神経など、現在の身体の状態にも目を向けることが大切です。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活や不妊治療の状況を伺いながら、良導絡測定や東洋医学的な体質の見方も参考に、一人ひとりに合わせた鍼灸を行っています。
「生活の中で何を見直せばよいかわからない」「妊活中の冷えや眠り、緊張も相談したい」という方は、抱え込まずにお話をお聞かせください。婦人科や不妊治療クリニックでの検査・治療と併せて、無理のない身体づくりを一緒に考えていきます🍀








当院でも、「柔軟剤や化粧品を使っていたことが、不妊の原因になっているのでしょうか」「妊活中は日用品をすべて無香料に変えた方がよいですか」といったご相談をいただくことがあります。日用品を一つ使ったことだけで妊娠のしやすさが決まるわけではないため、過去の使用を振り返って自分を責める必要はありません。
妊活中は、化学物質を完全に避けようとするよりも、香りの強い製品を重ねて使わない、使用量を守る、換気をするなど、負担なく続けられることから始めるようお伝えしています。不安が強く日常生活に支障が出ている場合や、月経周期の乱れ、月経が来ない、不正出血などがある場合は、日用品の見直しだけで様子を見ず、婦人科や通院中のクリニックへ相談しましょう。