治療院ブログ

2024年09月の投稿記事

29歳(子宮筋腫・卵管狭窄・抗精子抗体)整体で身体を整え、体外受精で妊娠

投稿日:

東京からお越しのKさん(29歳)が、鍼灸・レーザー・整体で身体を整え、体外受精で妊娠されました。

子宮筋腫や卵管狭窄、抗精子抗体の既往をお持ちでしたが、体外受精で妊娠

Kさんが宇都宮鍼灸良導絡院に初めてお越しになったのは、2024年3月でした。

ご来院時の状況

  • 不妊期間: 1年間
  • これまでの治療: 人工授精まで実施
  • 今後の予定: 体外受精(保険適用)へのステップアップを検討
  • クリニックでの検査結果: 子宮筋腫、卵管狭窄、抗精子抗体

Kさんの日常と不調

Kさんはデスクワークで毎日お忙しくされており、日頃から以下の不調を感じていらっしゃいました。

  • 頭痛
  • 首や肩、背中、腰の凝りと痛み
  • 便秘

不妊整体・不妊鍼灸での施術内容

当院では、Kさんが妊活に集中できるよう、お仕事で疲れた体をリセットする施術を行いました。

不妊整体の目的と効果

  • 対象箇所: 骨盤、股関節(子宮や骨盤内血流に関わる箇所)、首、肩、腰背部(自律神経に関わる箇所)など、全身の関節
  • 手技: 全身の関節に手技を施す
  • 効果: 筋肉の緊張緩和と血流促進、リラックス効果(自律神経の調整)

施術後は、体がスッキリした感覚、負担がかかりにくい綺麗な姿勢の維持、深い呼吸のしやすさ、腸の働きの改善などを実感される方も多くいらっしゃいます。

体外受精へのステップアップと結果

  • 採卵:初めての採卵で、27個のタマゴから6個の胚盤胞が凍結できました。
  • 移植凍結融解胚盤胞移植を実施。移植前の鍼灸・レーザー治療では移植予定に合わせ、内膜がフカフカになるよう、着床の誘導を目的に実施しました。

見事、陽性反応を確認!

その後、Kさんは見事陽性反応が確認できました。妊娠後、東京へ転勤されるとのことで鍼灸は卒業されましたが、現在、無事ご出産に向けて過ごされていることと思います。

Kさん、この度は本当におめでとうございます。 無事ご出産されることを心から願っております。大阪にお越しの際は、いつでもお立ち寄りください。また、お会いできる日を楽しみにしております。

Kさん(29歳)妊娠お喜びの声

▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

妊娠を見据えて反り腰を治したく、骨盤矯正を受ける為。不妊治療を円滑に進める為。

▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください

体外受精(顕微授精・胚盤胞移植(凍結胚)・SEET法)

▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください

レーザー・よもぎ蒸し

▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください

移植前、移植後と効果的なタイミングで鍼灸やレーザーを受けた事で、しっかり着床してくれたのではないかと思います。また、いつもこんな食事がいいよ、とかこんなストレッチがいいよ、等たくさんアドバイスをして下さって豊富な知識にとても勉強になりました。また、宇都宮さんは不妊鍼灸だけでなく、骨盤矯正をして下さるのが個人的にはとても良かったです!施術後は姿勢も良くなり自律神経が整った感じがしてとてもスッキリします!

▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。

体を冷さないようにしたり、栄養バランスのいいものを取り入れるよう心がける。自分の不妊原因に合わせたサプリを飲む等、とにかくできる事は全てやっていました。わらにもすがる思いで鍼灸の門も叩きました。明確になにが良かったのかは分かりませんが、自分でできる事は後悔のないようまずは何でもやってみるのがいいと思います。不妊治療は先が見えなくてかなり辛いですが、パートナーにも頼りながら上手くリフレッシュしながら無理せず頑張って下さい。

29歳患者様ご懐妊お喜びの声

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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妊娠しやすい身体づくりを始めませんか?

宇都宮鍼灸良導絡院は、大阪市都島区にある妊活専門の鍼灸院です。体質改善から不妊治療のサポートまで、患者様一人ひとりに合わせた施術をご提供しています。妊活や体調のお悩みなど、どうぞお気軽にご相談ください🍀

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40歳(不妊期間10年・原因不明不妊)移植5回と流産2回を乗り越え妊娠

投稿日:

大阪市からお越しのEさん(40歳)が、鍼灸とレーザーで身体を整え、胚盤胞2個同時移植で妊娠されました。

10年の不妊期間を経て、胚盤胞2個(4AA・4AB)同時移植で妊娠

Eさんは、2023年11月に宇都宮鍼灸良導絡院に初めてお越しになりました。それまでに10年という長い不妊期間があり、すでに顕微授精(保険適用)の段階でした。これまでに移植を5回され、残念ながら2回流産を経験されています。

クリニックでの検査では特に原因が見つからず、原因不明の不妊と診断されていました。

最初の採卵とご夫婦での鍼灸治療

鍼灸を開始された時、Eさんは2ヶ月後に採卵を予定されていました。当院では、卵子の質を良くすることを目標に、鍼灸によって卵巣への血流を促進させる施術を行いました。

しかし、3ヵ月後の採卵結果は、12個採れた卵子から凍結はゼロという厳しいものでした。

次の採卵に向けて方針を検討した結果、ご主人の精子の質も改善するため、ご主人(40歳)も鍼灸を受けることにされました。ご主人の精液所見は運動率が低いという結果でした。精液所見の基準値をクリアできるよう、鍼灸で精巣への血流を促進させる施術を実施。この時期は、毎回ご夫婦で一緒に鍼灸を受けにお越しでした。

劇的な結果と妊娠の確認

ご夫婦で鍼灸を始めて1カ月後の採卵では、5個採れた卵子から2個の胚盤胞(4AA、4AB)が凍結できました。その後、この凍結できた胚盤胞2個を移植され、見事陽性反応が確認出来ました!

妊娠後も、Eさんは妊娠14週までマタニティ鍼灸を受けられ、現在も妊娠継続中です。

Eさん、この度は本当におめでとうございます。無事ご出産されることを心から願っております。**また何かお困りのことがございましたら、いつでもサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

鍼灸による卵子・精子の質向上と血流改善のメカニズム

鍼灸による卵子の質の向上

鍼灸レーザーにより、以下の効果が期待できると報告されています。

  • 採卵成績の向上(胚盤胞達成率の向上)
  • 子宮内膜の肥厚化
  • 妊娠率の向上

妊娠後の流産予防率の向上に関する研究結果はまだありませんが、妊娠後に行うマタニティ鍼灸は流産を予防する効果が期待できます。

血流改善の重要性

鍼灸による局所の血流の改善は、卵子の正常な成長に必要なホルモンや栄養などの供給を円滑にします。さらに、ホルモンと受容体が結びつく頻度を上げる効果もあります。

これにより、何ヶ月も採卵ができなかった方の卵胞が発育し始めたり、排卵障害の方が排卵し始めたりすることがあります。

効果が現れるまでの期間

鍼灸レーザーによる効果が現れるまでには、およそ3ヵ月~6ヶ月を要します。これは卵子の成長期間と一致しており、Eさんのケースも、鍼灸を始めて3カ月後の採卵と6カ月後の採卵(ご主人も含む)結果を比較すると、この期間が当てはまることになります。

Eさん(40歳)妊娠お喜びの声

▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

病院での不妊治源が思いのほか進まず夫がネットで鍼灸がいいいと口コミを見て来ました

▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください

体外受精(顕微授精・シート法・2個移植)

▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください。

自宅灸 ・レーザー・温活・サプリメント

▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください

施術直後、体がポカポカしました。自律神経も整い、心配や不安を話せて、精神的にも気持ちが軽くなりました。

▢ 同じように悩まれている方ヘアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など) やメッセージがあればお願いいたします。

結婚して11年が経ち、ずっと心待ちにしていたベビーちゃんが来てくれました。何度も、何度も諦めたほうがいいいのかとも思いました。でも、やっぱり諦めきれず、1mmでも可能性があるのなら自分の出来る事をしていこうと決め、過ごしました。奇跡がおきて頑張ってよかったと、今思えます。私と同じように悩まれている全ての皆さんが、お母さんになれる日を心から願っています。

40歳患者様ご懐妊お喜びの声

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腎虚とは?女性に多いサイン・原因・改善方法をわかりやすく解説

投稿日:

「最近、疲れやすい」「足腰がだるい」「冷えやすい」「月経量が減ってきた気がする」――このような不調が続くと、東洋医学では「腎虚(じんきょ)」という状態が関係していると考えることがあります。

ただし、最初に大切なのは、腎虚は西洋医学の病名ではなく、漢方・東洋医学で使われる体質の考え方だという点です。現代医学でいう腎臓病と同じ意味ではありません。東洋医学でいう「腎」は、成長・老化・生殖・発育・水分代謝などに関わる、より広い働きを含む概念として捉えられています。

この記事の要点まとめ
  • 腎虚とは、東洋医学でいう「腎」の働きが弱った状態を指す考え方で、現代医学の腎臓病と同じ意味ではありません。
  • 女性では、冷え、足腰のだるさ、月経量の減少、疲れやすさ、更年期の不調などと関連づけて考えられることがあります。
  • 腎虚の背景には、加齢、慢性的な疲労、体質、冷え、睡眠不足など、日々の積み重ねが関わることがあります。
  • 改善の基本は、十分な睡眠、冷え対策、無理のない運動、体をいたわる食事などで、消耗を減らしながら整えていくことです。
  • 漢方薬が用いられることもありますが、自己判断ではなく、体質や症状に合わせて専門家に相談することが大切です。

経血が少ない原因としての腎虚タイプの特徴と対策を説明するイメージイラスト

腎虚とは

東洋医学では、「腎」は生命力の土台に関わる重要な働きを担うとされています。その「腎」の働きが弱ったり、年齢・疲労・体質などによって十分に働けなくなった状態を腎虚と呼びます。

もともとの文章にあった「腎精(じんせい)」という考え方も、腎虚を理解するうえで大切です。腎精は、成長や生殖、体力の基盤になるエネルギーのようなものと考えられており、それが不足すると、月経や妊娠に関わる働きだけでなく、体全体のバランスにも影響するとされています。

腎虚は一つの型だけではなく、主に次の2つに分けて考えられます。

  • 冷えやだるさが目立つ腎陽虚
  • ほてりや乾燥感が目立つ腎陰虚

腎陽虚では下半身の冷えや夜間尿、腎陰虚ではのぼせや口の渇きなどがみられることがあります。ただし、こうした分類はあくまで東洋医学の見立てであり、症状だけで自己判断するものではありません。

腎虚は女性にどう関係する?

東洋医学では、女性の月経や妊娠、更年期の変化にも「腎」の働きが深く関わると考えます。そのため女性では、腎虚のサインとして次のような悩みが語られることがあります。

  • 月経量が少ない、年々減ってきた
  • 月経周期が乱れやすい
  • 妊活中で体力の低下や冷えが気になる
  • 更年期に入ってから疲れやすさやほてりが増えた
  • 足腰の衰え、頻尿、夜間尿が気になる

ただし、月経量の減少や無月経、不正出血などには、西洋医学的な評価が必要な場合があります。ホルモン異常や甲状腺の不調、貧血、早発卵巣不全などが背景にあることもあるため、症状が続くときは医療機関で相談することが大切です。

腎虚の主な症状

腎虚でみられやすいとされる症状には、次のようなものがあります。

腎陽虚に多いサイン

  • 足腰のだるさ
  • 下半身の冷え
  • 疲れやすい
  • 夜中にトイレに起きる
  • 尿の勢いが弱い、頻尿気味

腎陰虚に多いサイン

  • のぼせ
  • 口やのどの渇き
  • 手足のほてり
  • 目の疲れ、かすみ目
  • なんとなく乾燥しやすい感じ

また、もともとの文章にあった特徴として、次のような変化がみられることもあります。

  • 経血量が極端に少ない、または年々減っている
  • 色が黒っぽい、または赤黒い
  • 出血がさらさらして塊が少ない
  • 耳鳴り、めまい、物忘れなどが気になる
  • おりものが水っぽくさらさらして多い

こうした症状はあくまで東洋医学的な傾向であり、似た症状は睡眠不足、更年期、泌尿器疾患、婦人科疾患などでも起こりえます。気になる症状がある場合は、自己判断に頼りすぎないことが大切です。

腎虚の原因

腎虚の原因として、東洋医学では次のようなものが考えられます。

1.加齢

腎虚は、年齢とともにみられやすくなる代表的な概念です。東洋医学では、老化に伴う変化を「腎」の衰えとして捉えることが多く、更年期以降の不調とも関連づけて考えます。

2.慢性的な疲労・過労

休んでも疲れが抜けない状態が続くと、東洋医学では生命力の消耗につながると考えます。無理が続く生活は、腎虚を悪化させる一因とされます。

3.もともとの体質

冷えやすい、虚弱、産後に体力が落ちやすいなど、体質的に「補う力」が弱い人では、腎虚傾向が出やすいと考えられます。

4.生活習慣の乱れ

睡眠不足、冷え、栄養の偏り、無理なダイエット、不規則な生活などは、現代医学でも体調不良や月経異常の一因になりえます。東洋医学では、こうした積み重ねが腎の弱りにもつながると考えます。

5.病後・産後の消耗

長引く病気のあとや、産後に体力が十分戻らないまま無理を重ねることも、腎虚の背景になることがあります。体力が落ちたと感じる時期ほど、しっかり休養を取ることが大切です。

腎虚の改善方法

腎虚の改善では、生活全体を立て直しながら、必要に応じて漢方を検討するのが基本です。「これをすればすぐ治る」というより、消耗を減らし、体の土台を整えていく考え方が中心になります。

1.まずは睡眠と休養を整える

疲労の蓄積は、東洋医学でも現代医学でも体調悪化の大きな要因です。寝不足や無理な働き方が続いている場合は、最優先で休養を見直しましょう。

東洋医学では夜更かしが腎を消耗しやすいと考えられるため、早めに眠る習慣を意識することは、体調を整える第一歩になります。

2.体を冷やしすぎない

腎陽虚タイプでは、特に冷え対策が大切です。首・腰・足首を冷やしすぎない、冷たい飲食を摂りすぎない、湯船に浸かって温まるなど、無理のない範囲で続けられる工夫が向いています。

3.軽い運動を続ける

足腰の衰えやだるさがあるときは、激しい運動よりも、散歩やストレッチなどの軽い運動を継続するほうが取り入れやすいことが多いです。東洋医学でも、腎虚には足腰の弱りが関連すると考えられています。

4.食事を極端にしない

腎虚対策として、黒豆、黒ごま、山芋、くるみ、栗、鶏肉、豚肉などが東洋医学の養生でよく紹介されます。特定の食材だけで改善するわけではありませんが、体をいたわる食事を意識するうえで取り入れやすいものです。

  • 黒豆、黒ごま、黒きくらげなどの黒い食材
  • 山芋、蓮の実、栗
  • くるみ、豚肉、鶏肉、うなぎ
  • 生姜やにんにくなど体を温める薬味

一方で、冷たい飲み物やアイス、生もの、脂っこいもの、甘いものや加工食品のとりすぎなどは、体調によっては負担になることがあります。大切なのは、極端な制限ではなく、体を冷やしすぎず、栄養不足にもならない食生活を続けることです。

5.無理を重ねない

東洋医学では、過労や慢性的な消耗を避けることも大切にされます。忙しいときほど、自分の体力を使い切らない生活を意識することが、長い目で見た改善につながります。

腎虚に使われる漢方薬

腎虚に関連してよく挙げられる漢方薬には、八味地黄丸、牛車腎気丸、六味地黄丸などがあります。もともとの文章にあったように、冷えが強い場合、ほてりや乾燥感が目立つ場合などで使い分けが考えられます。

  • 冷えが強い人に用いられることがある:八味地黄丸、牛車腎気丸
  • ほてりや口の渇きがある人に用いられることがある:六味地黄丸、杞菊地黄丸
  • 月経量が少なく、不妊傾向がある場合に用いられることがある:帰腎丸

ただし、漢方薬は「腎虚だからこれ」と自己判断で選ぶものではありません。漢方は「証」と呼ばれる体質や症状の全体像を見て選ぶため、妊活中、妊娠中、持病がある方、ほかの薬を服用中の方は、医師や薬剤師、漢方に詳しい医療者へ相談することが大切です。

こんなときは医療機関へ相談を

東洋医学的に腎虚が疑われる場合でも、次のようなときは婦人科や内科で相談してください。

  • 月経量の変化が急に起きた
  • 無月経が続く
  • 不正出血がある
  • めまい、強い倦怠感、動悸などがある
  • 妊娠希望があり、月経異常が続いている

月経量の減少や体調不良の背景には、ホルモン異常、甲状腺機能異常、貧血、早発卵巣不全など、確認しておきたい原因が隠れていることがあります。「東洋医学では腎虚っぽいから大丈夫」と自己判断せず、必要な検査を受けることも大切です。

まとめ

腎虚とは、東洋医学でいう「腎」の働きが弱った状態を指す概念で、現代医学の腎臓病と同じ意味ではありません。女性では、冷え、足腰のだるさ、月経トラブル、更年期の不調などと関連づけて考えられることがあります。

改善の基本は、睡眠・冷え対策・休養・無理のない食事や運動など、体を消耗させにくい生活へ整えることです。必要に応じて漢方を取り入れる方法もありますが、漢方は体質に応じて選ぶ必要があるため、自己判断より専門家への相談が安心です。

月経量の減少や無月経、不正出血などがある場合は、婦人科的な原因の確認もあわせて行うとより安心です。東洋医学の視点を上手に取り入れつつ、必要なときには西洋医学の検査も受けながら、無理のない形で体を整えていきましょう。

よくあるご質問(FAQ)

腎虚とは、腎臓が悪いという意味ですか?

いいえ、同じ意味ではありません。腎虚は東洋医学・漢方で使われる体質の考え方で、現代医学の腎臓病をそのまま指す言葉ではありません。ただし、むくみや尿の異常、強いだるさなどがある場合は、内科などで相談することも大切です。

腎虚は女性に多いのでしょうか?

女性にだけ起こるものではありませんが、月経、妊活、更年期など、女性の体の変化と関連づけて語られることが多いため、女性向けの記事で取り上げられることがよくあります。特に冷えや疲れやすさ、月経の変化が気になる方は、東洋医学では腎虚の視点で考えることがあります。

腎虚はどうやって改善していけばよいですか?

まずは睡眠不足や過労を見直し、体を冷やしすぎないこと、無理のない運動を続けることが基本です。食事では、極端な制限を避けながら、体をいたわる内容を心がけることが大切です。すぐに変化を求めるよりも、生活全体を整えていく意識が向いています。

腎虚に漢方は使えますか?

腎虚に関連して、八味地黄丸、牛車腎気丸、六味地黄丸などが使われることがあります。ただし、漢方薬は「腎虚だからこれ」と単純に決めるものではなく、冷えが強いのか、ほてりがあるのかなど、体質や症状の全体像を見て選ぶことが大切です。服用を考えるときは、医師や薬剤師に相談すると安心です。

月経量が少ないのは腎虚だけが原因ですか?

いいえ、月経量の減少にはさまざまな原因があります。東洋医学では腎虚の一つのサインとして考えることがありますが、実際にはホルモンバランスの変化、貧血、甲状腺の不調、年齢による変化などが関わることもあります。変化が続く場合や妊娠を希望している場合は、婦人科で相談しておくと安心です。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

腎虚のような不調が気になる方へ

「最近、冷えやすい」「疲れが取れにくい」「月経量の変化が気になる」など、はっきりした病名ではないけれど、なんとなく不調が続いていると不安になりますよね。

東洋医学では、こうした状態を体質や巡りの乱れとして捉え、今の体の状態に合わせて整えていく考え方があります。特に妊活中や月経のお悩みがある方は、日々の不調が気持ちの負担につながることも少なくありません。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活や女性のお悩みに寄り添いながら、お一人おひとりの体調や生活背景に合わせた施術を行っています。病院での治療と並行して体調を整えたい方や、まずは今の自分の状態を相談してみたい方も、ご無理のない範囲でご相談いただけます。

「私の場合も相談していいのかな」と迷われる段階でも大丈夫です。気になる不調が続いている方は、どうぞお気軽にご予約・ご相談ください🍀

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経血が少ない原因と対策①【血虚タイプ】

投稿日:

経血が少ない・月経が短い原因と対策:東洋医学

過短月経(出血日数が2日以内)や過少月経(月経血量が異常に少ない)は、東洋医学と西洋医学の両方から見て様々な原因が考えられます。

東洋医学の視点

東洋医学では、経血が少ない原因を「虚」と「実」に分けて考えます。「虚」とは身体が弱り、栄養や血が不足している状態を指し、「実」とは体内に余計なものが滞っている状態を示します。具体的には、以下のように分類されます。

  • :血虚(けっきょ)、腎虚(じんきょ)
  • :血瘀(けつお)、痰飲(たんいん)

特に「血虚」のタイプでは、以下の症状が見られます。

  • 月経量が少ない
  • 経血の色がうすい
  • 下腹部に痛みがある
  • めまい・立ちくらみ・動悸
  • 眠りが浅い、早く目覚める
  • 集中力が低下する
  • 舌の色は薄いピンク

血虚タイプの原因と対策

原因

  • 生まれつき体が虚弱で消化吸収力が弱い
  • 大出血の経験がある
  • 長期的な過労や不規則な飲食生活、栄養の偏り
  • 冷たいものの摂り過ぎにより胃腸が冷え、消化吸収の障害が発生
  • 不摂生による過度のエネルギー消耗 など

対策

  • 運動不足の解消
    朝の散歩を日課にすることで、気を高め、造血作用を促進します。
  • 食生活の見直し
    冷たいものや寒性食材(ごぼう、そばなど)、油っこいものや香辛料は控え、なつめなど「気」を補う食材を少しずつ摂取しましょう。
  • 十分な睡眠の確保
    午後9時から午前5時までの睡眠が造血作用を促します。
  • 鉄分の摂取
    スズキやレバーなど鉄分が豊富な食材を酢と一緒に摂ると吸収が良くなります。

おすすめの食材

だいず、なつめ、やまいも、牛肉、鶏肉、卵、レバー、青のり、もち米、ピーナッツ、黒ごま、トマトなど

避けた方がよい食材

サフラン、紅花、強い酒、濃い茶、かき、そら豆、茶、繊維が豊富な野菜

西洋医学の視点

西洋医学では、経血の量が少ない原因として以下のような要因が考えられます。

  • クロミッドの影響
    排卵誘発剤として使われることが多いクロミッドは、子宮内膜の薄化を引き起こす場合があります。
  • ホルモンバランスの乱れ
    特にエストロゲンの不足やプロゲステロンの過剰が影響します。
  • 内膜の問題
    子宮内膜がしっかりと剥がれていない、または血流が悪いと、月経血が少なくなることがあります。
  • 血液凝固能の亢進
    血栓傾向があると、血流が悪くなるため経血の量が減少します。

まとめ

経血が少ない原因は、東洋医学と西洋医学それぞれの観点から見ると異なる要因が挙げられますが、共通して生活習慣や食事の改善が重要です。特に東洋医学的には「気血」を高めることが大切で、運動や食事、睡眠の質を向上させることが推奨されます。

経血が少なく月経が短い原因としての血虚体質を説明する東洋医学イメージ

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大豆製品の摂りすぎは逆効果?妊活中の注意点

投稿日:

大豆製品の健康効果

大豆製品(豆乳、豆腐、納豆など)は、健康に良い食品として広く知られています。特に、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た作用があり、ホルモンバランスを整える効果が期待されています。

イソフラボンの働き

イソフラボンは、エストロゲンに似た化合物であり、女性の体内でホルモンバランスを調整します。適度な摂取は、更年期障害の緩和や骨粗鬆症の予防に役立つとされています。

過剰摂取のリスク

しかし、イソフラボンの一種であるゲニステインを過剰に摂取すると、ホルモン受容体に影響を与え、正常なホルモンの働きを妨げる可能性があります。研究では、ゲニステインの過剰摂取が妊娠率を低下させる可能性が示されています。

豆乳の過剰摂取と月経周期

豆乳を飲みすぎると、月経周期が乱れることが報告されています。月経周期の乱れは、女性の健康や妊娠に影響を及ぼすため、注意が必要です。

具体的な影響例

月経周期が乱れることで、排卵のタイミングが不規則になり、妊娠の機会が減少するリスクが高まります。また、ホルモンバランスの乱れは、他の健康問題を引き起こす可能性もあります。

適切な摂取量のガイドライン

イソフラボンの推奨摂取量を守ることが重要です。日本の厚生労働省は、1日あたりのイソフラボン摂取量の目安を70-75mgとしています。豆乳1杯(200ml)には約25mgのイソフラボンが含まれています。

まとめ

健康効果を得るために、大豆製品の摂取は適度に。妊娠を希望する方やホルモンバランスを気にする方は、日々の摂取量を見直し、バランスを心がけましょう。必要に応じて、医師や栄養士に相談することも検討してください。

大豆製品の過剰摂取による妊活へのリスクを示すイメージイラスト

参考文献

Patel S, et al: 妊娠前の食事性ゲニステイン摂取は女性の生殖転帰に影響を与える。Repro- 誘導毒性学、74: 174-180、2017 永田千恵子、他:豆乳摂取が閉経前日本人の血清エストロゲン濃度に与える影響 女性。J Natl Cancer Inst、90:1830-1835、1998

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39歳(不妊期間3年)顕微授精による受精卵で4度目の移植、妊娠

投稿日:

大阪からお越しのUさん(39歳)が、鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。

3年の不妊期間を乗り越え、4度目の移植で妊娠

  • Uさんが初めて宇都宮鍼灸良導絡院にお越しになったのは2023年2月です。それまでに約3年の不妊期間があり、体外受精(保険適用)の段階でした。
  • 2回目の移植で陽性反応が確認されましたが、8週で流産を経験されていました。今回、4回目の移植を予定されていて、それに向けて「何かできることはないか」と当院にお越し下さいました。
  • Uさんは、肩こりや腰痛、便秘、むくみ、慢性的なストレスなどの不定愁訴がありました。これらは自律神経に影響し、不妊にも影響します。

年齢を重ねるにつれて様々な不調が出てきます。その症状は、自律神経を乱し、ホルモンバランスや妊娠しやすい身体のシステムを乱します。そして、不妊症という状態を引き起こします。この「病気ではないけど、妊娠しにくい状態」は【その時の状態】を表す症状であり、ずっとかかわっていく病気ではありません。

鍼灸はストレスに対する治療や不定愁訴に対して有効です。毎回、不妊症に効果的な施術と同時にその日の体調を問診し、妊娠しやすい身体になれるよう体質の改善の治療も行います。

移植に向けた鍼灸レーザー

クリニックに移植する卵は既にあります。鍼灸では4回目の移植に向けて、子宮にフカフカのベッドを作るため、鍼灸レーザーを行い、子宮卵巣への血流促進を行います。鍼灸とレーザーの併用は、血流を更に促してくれる効果が高く、自律神経の調整にも長けています。また、移植後も免疫寛容を誘導し、着床率を上げる治療も行います。

Uさんは4回目の移植で見事陽性反応が確認でき、マタニティ鍼灸も受けていただき、今回は8週を乗り越え妊娠継続中です。

Uさん、この度は本当におめでとうございます。無事ご出産されることを願っております。また何かお困りのことがございましたらいつでもサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

Uさん(39歳)妊娠お喜びの声

▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

不妊治療中  胚移植4回目の前に来院  過去には流産経験あり

▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください

体外受精(顕微授精、胚移植)

▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください

初めての鍼灸で不安でしたが、最初に担当して頂いた先生が丁寧に対応してくださり、「痛い場合はすぐに言って下さい。無理する必要ないですからね」と声をかけて頂いたので通院することができました。他との比較はできませんが、施術後に体があたたかくなった感覚があり、冷えに効いていると思います。

腰痛がある際、こちらからお伝えする前に「腰のこちら側が張ってるけど痛いですか?」と適格に指摘されたのはさすがだと思いました。施術後に楽になった気がします。(4回目の胚移植直前に初めてお電話したにもかかわらず、即座に対応していただき大変感謝しております。)

▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活)やメッセージがあればお願いいたします。

2年以上不妊治療をしている中で体調も崩れることが増え、何か新しいことができないかと初めて鍼灸に行きました。痛いことに弱くそれまでは敬遠していました。まだ安定期前で、過去には流産経験もあるため不安はありますが 「何か新しいことに挑戦する」ことは希望につながるため 一歩を踏み出す勇気は大切だと感じています。また不妊治療は早い方が良いため、専門の病院へ相談されることをおすすめします。 

39歳患者様ご懐妊お喜びの声

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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