治療院ブログ

2012年10月の投稿記事

【妊娠中に摂りすぎ注意の栄養素】ビタミンAとレバー・サプリの考え方

投稿日:

妊娠中に摂りすぎてはいけない栄養素とは?

妊娠中は、赤ちゃんの成長のために栄養をしっかり摂ることが大切です。

一方で、栄養素の中には「多く摂れば摂るほどよい」というわけではないものもあります。

その代表的なもののひとつが、脂溶性ビタミンであるビタミンAです。

ビタミンAは、目や皮膚、粘膜の健康、免疫機能などに関わる大切な栄養素です。しかし、妊娠中に必要以上に摂りすぎると、赤ちゃんへの影響が心配されることがあります。

ビタミンAはなぜ摂りすぎに注意が必要なの?

ビタミンには、水に溶けやすい水溶性ビタミンと、油に溶けやすい脂溶性ビタミンがあります。

ビタミンAは脂溶性ビタミンのため、体の中に蓄積されやすい性質があります。

水溶性ビタミンのように余分な量が尿として排出されやすいわけではないため、サプリメントなどで長期間にわたり多く摂りすぎると、過剰摂取につながる可能性があります。

特に妊娠初期は、赤ちゃんの大切な器官が作られる時期です。そのため、ビタミンAの中でも動物性食品やサプリに含まれるレチノールの摂りすぎには注意が必要です。

ビタミンAには「レチノール」と「β-カロテン」があります

ビタミンAといっても、食品に含まれる形には大きく分けて2つあります。

  • 動物性食品に含まれるレチノール
  • 緑黄色野菜に含まれるβ-カロテン

このうち、特に摂りすぎに注意したいのはレチノールです。

レチノールは、レバー、うなぎ、卵黄、バター、乳製品などに含まれています。通常の食事で極端に心配しすぎる必要はありませんが、レバーを頻繁に食べたり、ビタミンAを含むサプリメントを重ねて飲んだりする場合は注意が必要です。

一方、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは、体の中で必要に応じてビタミンAに変換されます。

そのため、野菜からビタミンAを摂ることについては、過剰摂取を過度に心配しすぎる必要はありません。

妊娠中に気をつけたい食品

妊娠中に注意したいのは、ビタミンAを多く含む食品を「毎日のようにたくさん食べる」ことです。

特にレバーは、ビタミンAを多く含む食品として知られています。

  • 鶏レバー
  • 豚レバー
  • 牛レバー
  • レバーペースト
  • うなぎ
  • ビタミンA配合のサプリメント

これらを一度食べたからといって、すぐに赤ちゃんに影響が出るというものではありません。

大切なのは、妊娠中に高濃度のビタミンAを含む食品やサプリを習慣的に摂りすぎないことです。

不安な場合は、自己判断で極端に避けるのではなく、妊婦健診の際に医師や管理栄養士に相談すると安心です。

サプリメントを飲んでいる方は成分表示を確認しましょう

妊活中から妊娠中にかけて、葉酸や鉄、ビタミンDなどのサプリメントを飲んでいる方も多いと思います。

その際に注意したいのが、複数のサプリメントを同時に飲むことで、気づかないうちにビタミンAを重ねて摂ってしまうケースです。

特に、マルチビタミン、妊活サプリ、美容系サプリ、栄養補助食品などには、ビタミンAが含まれていることがあります。

妊娠中は、サプリメントを追加する前に、以下の点を確認しておきましょう。

  • ビタミンAが含まれているか
  • レチノールとして配合されているか
  • 複数のサプリで成分が重複していないか
  • 妊娠中に使用してよい製品か
  • 主治医から制限を受けている栄養素がないか

「妊活に良さそう」「栄養補給になりそう」という理由だけで、いくつものサプリを追加するのは避けた方が安心です。

ビタミンAは不足しても困る栄養素です

ビタミンAは摂りすぎに注意が必要ですが、だからといって全く摂らなくてよい栄養素ではありません。

ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康、免疫機能、赤ちゃんの発育にも関わる大切な栄養素です。

そのため、妊娠中の食事では、レバーやサプリに偏るのではなく、緑黄色野菜、卵、乳製品などをバランスよく取り入れることが大切です。

特に緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは、体に必要な分だけビタミンAに変わるため、普段の食事に取り入れやすい栄養源です。

この記事のまとめ

  • 妊娠中はビタミンAの摂りすぎに注意が必要です
  • 特に注意したいのは、レバーやサプリに含まれるレチノールです
  • 緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは、過度に心配しすぎる必要はありません
  • サプリメントを複数飲んでいる方は、成分の重複に注意しましょう
  • 不安な場合は、自己判断せず主治医や管理栄養士に相談しましょう

よくある質問

妊娠中にレバーを食べてしまいました。大丈夫でしょうか?

一度食べたからといって、すぐに赤ちゃんに影響が出るとは限りません。大切なのは、レバーなどビタミンAを多く含む食品を長期間にわたり頻繁に摂りすぎないことです。不安が強い場合は、妊婦健診の際に医師へ相談してください。

緑黄色野菜も控えた方がよいですか?

にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などに含まれるβ-カロテンは、体の中で必要な分だけビタミンAに変わるため、通常の食事で過度に心配しすぎる必要はありません。野菜は妊娠中の栄養バランスを整えるためにも大切です。

妊活サプリは妊娠後も続けてよいですか?

製品によって成分が異なるため、妊娠後も続けてよいかは確認が必要です。特にビタミンAが含まれている場合や、複数のサプリを併用している場合は、主治医に相談してから継続する方が安心です。

ビタミンAは妊娠中に全く摂らない方がよいですか?

ビタミンAは赤ちゃんの発育や母体の健康にも関わる大切な栄養素です。問題になるのは、主にレチノールを過剰に摂取することです。極端に避けるのではなく、バランスのよい食事を心がけましょう。

サプリの成分表示で何を見ればよいですか?

「ビタミンA」「レチノール」「レチニルパルミテート」などの表記がないか確認しましょう。妊娠中は、自己判断でサプリを増やすよりも、必要な栄養素を医師や専門家に相談しながら選ぶことが大切です。

妊娠中の体調管理に不安がある方へ

妊娠中は、食事やサプリメント、体調の変化など、これまで以上に気になることが増えやすい時期です。

「これは食べても大丈夫かな」「サプリを続けてもよいのかな」と不安になることもあるかもしれません。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊娠週数や体調、産科での経過を確認しながら、妊娠中の方にも無理のない範囲で施術を行っています。

つわり、腰痛、肩こり、冷え、むくみ、眠りにくさなど、妊娠中の不調でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。

食事や生活習慣だけで頑張りすぎず、安心して妊娠期間を過ごせるよう、東洋医学の視点からも体調づくりをサポートいたします。

参考文献

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【甲状腺ホルモンと不妊の関係】妊活中に知っておきたい橋本病・バセドウ病

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甲状腺ホルモンと不妊の関係

妊活中に見落とされやすい体の不調のひとつに、甲状腺ホルモンの乱れがあります。

甲状腺ホルモンは、体の代謝や体温調節、成長、エネルギー産生などに関わる大切なホルモンです。妊娠を考えるうえでも、月経周期や排卵、妊娠初期の胎児の発育に関係すると考えられています。

甲状腺の異常は女性に比較的多くみられ、妊活中や不妊治療中の検査で初めて指摘される方も少なくありません。

ただし、甲状腺の数値に異常があるからといって、すぐに妊娠できないと決まるわけではありません。大切なのは、必要に応じて医師の診察を受け、妊娠前から甲状腺ホルモンの状態を整えておくことです。

甲状腺ホルモンの異常は大きく2つに分けられます

甲状腺ホルモンの異常は、大きく分けると次の2つがあります。

  • 甲状腺ホルモンが多くなりすぎる「甲状腺機能亢進症」
  • 甲状腺ホルモンが不足する「甲状腺機能低下症」

どちらの場合も、月経周期や排卵、体調、メンタル面に影響することがあり、妊活中の方にとっては早めに気づいておきたいポイントです。

甲状腺機能亢進症とは

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、体の代謝が必要以上に高まってしまう状態です。代表的な病気にバセドウ病があります。

主な症状には、次のようなものがあります。

  • 月経不順・無月経
  • 汗をかきやすい
  • 暑がり・ほてり
  • 動悸・頻脈
  • 手のふるえ
  • 疲れやすい
  • 体重減少
  • イライラしやすい
  • 眠りが浅くなる

甲状腺ホルモンが過剰になると、体が常にアクセルを踏んでいるような状態になり、疲れやすさや動悸、不眠、精神的な不安定さにつながることがあります。

また、ホルモンバランスが乱れることで月経不順や排卵の乱れが起こり、妊娠しにくさにつながる場合もあります。

甲状腺機能低下症とは

甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌が不足し、体の代謝が落ちやすくなる状態です。代表的な病気に橋本病があります。

主な症状には、次のようなものがあります。

  • 月経不順
  • 排卵の乱れ
  • 冷え
  • 低体温
  • 体重増加
  • むくみ
  • 倦怠感
  • 眠気
  • 便秘
  • 気分の落ち込み

甲状腺ホルモンが不足すると、体の代謝が落ち、冷えやむくみ、疲れやすさが出やすくなります。妊活の面では、排卵や月経周期に影響することがあり、不妊や流産リスクとの関連が指摘されることもあります。

特に妊娠初期は、赤ちゃんの発育にも甲状腺ホルモンが関わるため、妊娠を希望している方は、妊娠前から甲状腺の状態を確認しておくことが大切です。

妊活中に甲状腺の検査が大切な理由

甲状腺ホルモンの乱れは、症状だけでは気づきにくいことがあります。

「疲れやすい」「冷える」「体重が増えた」「イライラする」「眠気が強い」といった症状は、日常の疲れやストレス、年齢による変化と思われやすいためです。

しかし、妊活中の場合は、甲状腺の状態が月経周期や排卵、妊娠後の経過に関係することがあります。

不妊治療を受けている方や、流産を繰り返している方、月経不順がある方は、必要に応じて婦人科や甲状腺専門医でTSH、FT4、FT3、抗TPO抗体、抗サイログロブリン抗体などの検査について相談してみるとよいでしょう。

甲状腺ホルモンが低い場合は、医師の管理が大切です

甲状腺機能低下症がある場合、妊娠前から甲状腺ホルモンの状態を整えておくことが大切です。

必要に応じて、医師の判断で甲状腺ホルモンを補う薬が使われることがあります。自己判断でサプリメントを増やしたり、薬を中断したりすることは避け、必ず主治医の指示に従いましょう。

また、妊娠を希望していることを医師に伝えておくことも大切です。妊娠前や妊娠中は、甲状腺ホルモンの目標値が通常と異なる場合があるためです。

東洋医学では「巡り」や「冷え」も大切に考えます

東洋医学では、甲状腺のような内分泌の乱れを、体全体のバランスの乱れとしてとらえることがあります。

特に、冷え、むくみ、疲れやすさ、ストレス、睡眠の乱れ、自律神経の緊張などが重なると、体の巡りや代謝が落ちやすくなります。

甲状腺機能低下症のように代謝が落ちやすいタイプでは、東洋医学でいう「腎」や「脾」の働き、血流、冷えの状態をみながら、体を整えていくことが大切です。

ここでいう「腎」は、西洋医学の腎臓そのものだけを指すのではなく、東洋医学における生命力や生殖、冷え、加齢に関わる考え方です。

鍼灸でできる妊活中の体調管理

甲状腺の病気そのものは、医師による診断と治療が必要です。鍼灸は、甲状腺ホルモンの数値を直接治療するものではありません。

一方で、妊活中の鍼灸では、冷え、肩こり、睡眠の乱れ、ストレス、自律神経の緊張、胃腸の弱りなどを整えることで、妊娠しやすい体づくりをサポートしていきます。

特に、甲状腺の数値に大きな異常はないものの、疲れやすい、冷える、眠れない、月経周期が乱れやすいといった不調がある方は、体全体のバランスを見直すことも大切です。

ただし、動悸が強い、急な体重減少がある、強い倦怠感が続く、首の腫れが気になるなどの症状がある場合は、まず医療機関で検査を受けるようにしましょう。

この記事のまとめ

  • 甲状腺ホルモンは、代謝・体温・月経周期・排卵などに関わる大切なホルモンです。
  • 甲状腺機能亢進症では、動悸・発汗・体重減少・月経不順などがみられることがあります。
  • 甲状腺機能低下症では、冷え・むくみ・倦怠感・体重増加・月経不順などがみられることがあります。
  • 妊娠を希望している方は、妊娠前から甲状腺の状態を確認しておくことが大切です。
  • 鍼灸では、甲状腺の治療そのものではなく、冷え・自律神経・血流・ストレスなど妊活中の体調管理をサポートします。

よくある質問

甲状腺の異常があると妊娠できないのでしょうか?

甲状腺の異常があるからといって、必ず妊娠できないわけではありません。ただし、甲状腺ホルモンの乱れは月経周期や排卵、妊娠後の経過に影響することがあるため、妊娠を希望する場合は医師の管理のもとで整えておくことが大切です。

橋本病がある場合、妊活前に何を確認すればよいですか?

橋本病がある方は、TSHやFT4などの甲状腺ホルモンの数値を確認し、妊娠を希望していることを主治医に伝えておくことが大切です。妊娠前や妊娠中は、通常とは異なる基準で管理が必要になる場合があります。

バセドウ病でも妊娠を目指せますか?

バセドウ病がある場合でも、甲状腺機能が安定していれば妊娠を目指せることがあります。ただし、妊娠前から甲状腺専門医や婦人科と連携し、薬の調整や検査のタイミングについて相談しておくことが大切です。

甲状腺の検査は不妊治療中に受けた方がよいですか?

月経不順、流産の経験、強い冷えや疲労感、動悸、体重変化などがある方は、必要に応じて甲状腺の検査を相談してみるとよいでしょう。不妊治療では、妊娠前の体の状態を整えるために甲状腺機能を確認することがあります。

鍼灸で甲状腺の数値は改善しますか?

鍼灸は甲状腺の病気を直接治療するものではありません。甲状腺ホルモンの異常がある場合は、医師による診断と治療が必要です。そのうえで、鍼灸では冷え、自律神経の乱れ、睡眠、ストレス、血流などを整え、妊活中の体調管理をサポートします。

甲状腺の不調が気になる方へ

妊活中に、冷えやむくみ、月経不順、疲れやすさ、ストレス、睡眠の乱れなどが続くと、「このままで妊娠しやすい体になれるのかな」と不安になることもあると思います。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の方の体質や月経周期、不妊治療の状況をうかがいながら、東洋医学と西洋医学の両面から体調管理をサポートしています。

甲状腺の治療は医療機関での管理が大切ですが、そのうえで冷えや自律神経の乱れ、血流、ストレスなどを整えたい方は、妊活中の体づくりの一つとして鍼灸をご相談ください。

無理に通院をおすすめするのではなく、今のお体の状態に合わせて、できることから一緒に整えていきます。

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不妊鍼灸☆不育鍼灸:高齢による不妊②

投稿日:

昨日は不妊は卵子の老化に

よるもので、両親から受け継いだ「精」腎虚についてお話しました。

両親から受け継いだ「精」を「先天の精」と言います。

どれくらい受け継いでいるのかは、個人差があり、

これは補うことはできても、増やすことはできません。

ですが、

自分で作る「後天の精」は増やすことができます。
・規則正しい生活

・バランスのとれた食生活、 ・ストレスの少ない生活

・適度な運動

・内臓を整えて、「気血水」のバランスを乱さない

ことで、精を増やすことができます。

ですが、増やしても女性は月経や妊娠などで

精を少しずつ失ってしまいます。

男性も精液を失うことで「精」を失います

「精」を失う原因でもちろん「老化」につながります。
他にもちょこちょこ浪費で

「精」を失っています。

・睡眠不足

・過労

・夜更かし

・目の酷使

・ストレス

生活をしているとなかなか避けられませんが、

 

後天の精は鍼灸で補えます

ご心配な方はご相談くださいね。

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不妊鍼灸☆不育鍼灸:高齢による不妊

投稿日:

高齢による不妊

女性は年齢を重ねるごとに妊娠しくくなります。

 

これは卵子が老化するため仕方のないことですが、妊娠率が下がる一番の原因です。

 

東洋医学では、年齢を重ねるとともに、ご両親から受け継いだ「精」が消耗して、

「腎虚」になると考えます。

 

当院では体外受精に何度もチャレンジしている患者さまに、腎虚を改善する治療を施します。

 

その結果、排卵の数が増えたり、卵のグレードがあがるという報告をたくさん受けています。

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