
2022年07月の投稿記事
36歳 鍼灸を始めてから胚盤胞が凍結できて妊娠
大阪市からお越しのKさん(36歳)が妊娠されました。おめでとうございます。
Kさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
なかなか妊娠しない、1度の採卵で胚盤胞にならず苦戦していた
▢ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
ストレッチ、サプリメント
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
レーザーを何度かするうちに、身体が軽くあたたかくなっていった。
ずっと何年も悩んでいた肩こりも良くなっていった。
2度目の採卵で受精卵が4個できて、とても嬉しかった。
初めての移植を前日にして、レーザーと鍼灸を施術していただき、初めて陽性反応を見ることが出来、無事出産でき本当に感謝しています。
▢同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
とにかくウォーキングしていました。
お風呂によくつかるようにしていました。
寝る前のストレッチもよくしていました。
当院にお越しになるまで2年の不妊期間があり、タイミング法、人工授精を受けておられましたが、なかなか妊娠にいたらずつらい思いをされていたと思います。
鍼灸を始めてから、採卵で胚盤胞が凍結できるようになり、その後の移植でめでたく陽性反応が確認でき喜ばれていました。
Kさん、この度は本当におめでとうございます。今まで本当によく頑張ってこられましたね。
また何かお困りのことがありましたらいつでもサポートさせていただきますので宜しくお願い致します。
これからも一人でも多くの方が妊娠、出産できるようにスタッフ一同尽力してまいります。
【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
↓ ↓ その他患者さまの声(一部)もご覧ください ↓ ↓
41歳 流産を経て 鍼灸レーザーでグレードの良い卵子が採れて妊娠(2021/04/10)
39歳 男性不妊 夫婦で妊活鍼灸 体外受精で妊娠(2022.6.11)
子宮内膜ポリープ術後の移植で妊娠 36歳 (2019.11.15)
妊活、不妊鍼灸なら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。平日20時30分まで、土日祝も営業。
40歳 低AMH 顕微授精で陰性後、人工授精で妊娠
都島区からお越しのOさん(40歳)が妊娠されました。おめでとうございます。
Oさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療を始めてもなかなかうまくいかなかったから
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
肩こりや頭痛が改善されたように思います。
病院に通ってタイミングも人工も顕微も全く着床に至らなかったのに、鍼灸に通い始めて数ヶ月、初めて胎嚢が見えたのでとても嬉しかったです。
鍼灸のおかげという気がしています。
▢同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
落ち込むこともたくさんあると思いますが、興味ある事は何でもやってみて、いろいろチャレンジして気分転換するといいと思います。
当院にお越しになるまで3年の不妊期間があり、タイミング法、人工授精、体外受精すべてをされてなかなか妊娠にいたらず、落ち込むこともあったと思います。
今まで本当によく頑張ってこられましたね。この度は本当におめでとうございます。
無事出産されることをスタッフ一同祈念しております。
また何かお困りのことがありましたらいつでもサポートさせていただきますので宜しくお願い致します。
【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
↓ ↓ その他患者さまの声(一部)もご覧ください ↓ ↓
41歳 流産を経て 鍼灸レーザーでグレードの良い卵子が採れて妊娠(2021/04/10)
鍼灸を通い始めてから初めての人工受精で妊娠 40歳 (2019.9.11)
妊活、不妊鍼灸なら大阪市都島区の宇都宮鍼灸良導絡院へ、平日20時30分まで、土日祝も営業。
妊娠中の「幸せホルモン」セロトニンとは?気分・睡眠・心の安定との関係をわかりやすく解説
妊娠中は、つわりや眠気、体の重だるさだけでなく、気分の落ち込みや不安を感じやすくなる時期です。「妊娠しているのに気持ちが不安定」「理由ははっきりしないのに涙が出る」と悩む方も少なくありません。
そんな妊娠中の心身の変化を考えるうえで、よく話題になるのが「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンです。セロトニンは、気分・睡眠・食欲・痛みの感じ方などに関わる大切な物質ですが、妊娠中の不調をすべてセロトニンだけで説明できるわけではありません。妊娠中のこころとからだは、ホルモン変動、睡眠の乱れ、生活環境の変化など、さまざまな要因の影響を受けます。
この記事では、妊娠中のセロトニンの基本、妊娠中の気分や睡眠との関係、日常生活でできる整え方について、医学的に誤解のないようにわかりやすく解説します。
- セロトニンは一般に「幸せホルモン」と呼ばれますが、正確には気分や睡眠、食欲、痛みの感じ方などに関わる神経伝達物質です。
- 妊娠中はホルモン変化や睡眠不足、不安などが重なり、気分が不安定になりやすくなりますが、それ自体は珍しいことではありません。
- 妊娠中のセロトニンは母体の心身だけでなく、胎盤や胎児の発達との関わりも研究されています。
- 朝の光を浴びる、無理のない運動をする、食事のバランスを整えるなど、毎日の生活習慣を見直すことが心身の安定につながります。
- 気分の落ち込みや不安が強く続くときは、自分だけで抱え込まず、産婦人科やかかりつけ医に相談することが大切です。


セロトニンとは?「幸せホルモン」と呼ばれる理由
セロトニンは、脳や腸などで働く物質で、特に脳内では神経伝達物質として、気分や睡眠、食欲、痛みの感じ方、ストレス反応などに関わっています。一般には「幸せホルモン」と呼ばれることがありますが、これはあくまで通称であり、実際には心の安定に関わる神経伝達物質として理解するのが適切です。
セロトニンは、必須アミノ酸であるトリプトファンを材料に合成されます。また、セロトニンは睡眠に関わるメラトニンの材料にもなるため、生活リズムや睡眠の質とも関係があります。
妊娠中に気分が不安定になりやすいのはなぜ?
妊娠中は、エストロゲンやプロゲステロンなどの変化に加え、つわり、疲労、睡眠不足、出産や育児への不安などが重なり、精神的にも身体的にも負担がかかりやすくなります。そのため、気分の浮き沈みや不安感が出ること自体は珍しいことではありません。
セロトニンはこうした気分や睡眠、ストレス反応に関わるため、妊娠中のメンタルヘルスを考えるうえで無関係ではありません。ただし、「セロトニンが少ないから妊娠中につらい」「セロトニンを増やせばすべて解決する」といった単純な話ではありません。妊娠中の心の不調は、複数の要因が重なって起こるものとして捉えることが大切です。
妊娠中のセロトニンは赤ちゃんにも関係する?
近年の研究では、妊娠中のセロトニンは母体だけでなく、胎盤や胎児の発達とも関わることが示されています。特に初期の発達段階では、胎盤がセロトニンの供給や調節に関わり、胎児の脳の発達に影響する可能性があると報告されています。
ただし、ここで大切なのは、こうした知見をもって「妊婦さんが落ち込むと赤ちゃんに悪い」と不安を強めすぎないことです。研究は主に発達の仕組みを示したものであり、日常の気分の波を過度に恐れる必要はありません。つらさが続くときは我慢せず、産婦人科やかかりつけ医、助産師などに相談することが重要です。
妊娠中のセロトニンと睡眠・不安・痛みの関係
セロトニンは、気分の安定だけでなく、睡眠や痛みの感じ方にも関わります。妊娠中は睡眠の質が落ちやすく、眠れてもすっきりしない、夜中に何度も目が覚める、といった悩みが増えやすい時期です。セロトニンはメラトニンの材料となるため、朝の光を浴びることや生活リズムを整えることは、妊娠中の睡眠リズムを整えるうえでも役立つ可能性があります。
また、セロトニンは痛みの感じ方にも関わることが知られています。妊娠中の肩こり、頭痛、だるさ、腰の重さなどは体の変化そのものでも起こりますが、ストレスや睡眠不足が重なると、よりつらく感じやすくなることがあります。こうしたときは、「気のせい」ではなく、心身が疲れているサインとして休息や相談を優先することが大切です。
妊娠中にセロトニンを整えるためにできること
妊娠中は、薬やサプリを自己判断で使う前に、まず生活習慣を整えることが基本です。特別なことを増やすよりも、毎日の過ごし方を少しずつ整えていくことが、心身の安定につながります。
1.朝の光を浴びて生活リズムを整える
起床後にカーテンを開けて光を浴びる、朝食の時間を整えるなど、体内時計を意識した生活は、睡眠リズムを整える助けになります。妊娠中は夜の睡眠が乱れやすいため、朝の過ごし方を整えることはとても大切です。
2.無理のない範囲で体を動かす
散歩、マタニティ向けのストレッチ、医師から制限を受けていない範囲での軽い運動は、気分転換や睡眠の質の改善に役立ちます。妊娠中の運動は、「頑張る」よりも「続けやすい」ことが大切です。出血、張り、痛みなどがある場合は、自己判断せず医師に確認しましょう。
3.トリプトファンを含む食品を意識する
セロトニンの材料になるトリプトファンは、乳製品、大豆製品、卵、魚、肉などに含まれます。ただし、特定の食品をたくさん食べればセロトニンが大きく増える、という単純なものではありません。妊娠中は偏った食事より、主食・主菜・副菜をそろえた食事を意識することが大切です。
4.ひとりで抱え込まない
妊娠中の不安や落ち込みは珍しいことではありません。気分の落ち込みが続く、眠れない、何も楽しめない、涙が止まらない、不安で日常生活に支障が出るといった場合は、早めに産婦人科や医療者へ相談しましょう。つらさを我慢しすぎないことも大切なセルフケアです。
「セロトニンを増やすために薬をやめる」は危険です
妊娠中のセロトニンという言葉から、抗うつ薬や不安の薬について心配になる方もいるかもしれません。しかし、妊娠中の薬の継続・中止は自己判断で決めるべきではありません。
「薬を飲んでいるから不安」「やめたほうがいいのでは」と悩む場合も、まずは処方医や産婦人科に相談してください。勝手に中断すると、かえって症状の悪化につながることがあります。
まとめ
妊娠中の「幸せホルモン」として知られるセロトニンは、気分、睡眠、食欲、痛みの感じ方などに関わる大切な物質です。妊娠中はホルモン変化や生活の変化により、気持ちが不安定になりやすく、セロトニンが関わる仕組みも注目されています。
ただし、妊娠中の不調をすべてセロトニンで説明することはできません。大切なのは、朝の光、無理のない運動、バランスのよい食事、十分な休息、そしてつらいときに相談することです。気分の落ち込みや不安が続くときは、我慢せず医療者に相談してください。
妊娠中に気分が落ち込みやすいのは、セロトニン不足が原因ですか?
妊娠中の気分の落ち込みには、セロトニンだけでなく、ホルモン変化、つわり、睡眠不足、生活環境の変化、不安などさまざまな要因が関わります。セロトニンはその一部に関係すると考えられますが、すべてをセロトニン不足だけで説明することはできません。
妊娠中に「幸せホルモン」を増やすには何をしたらいいですか?
まずは、朝の光を浴びる、無理のない範囲で体を動かす、バランスのよい食事を心がける、休息をとるといった基本的な生活習慣を整えることが大切です。特別な方法を探すより、毎日のリズムを安定させることが心身の安定につながります。
妊娠中にセロトニンを増やすためにサプリを飲んでもいいですか?
妊娠中は、サプリメントや健康食品を自己判断で使う前に、主治医や医療者に相談することが大切です。体によいと思っていても、成分や量によっては妊娠中に注意が必要なものもあります。まずは食事や生活習慣を整えることを基本に考えましょう。
妊娠中の不安や涙もろさは、よくあることですか?
はい、妊娠中は心身の変化が大きいため、不安になったり涙もろくなったりすることは珍しくありません。ただし、気分の落ち込みが長く続く、眠れない、何も楽しめない、日常生活に支障が出るといった場合は、早めに産婦人科などへ相談することが大切です。
妊娠中に飲んでいる心の薬は、自分でやめたほうがいいですか?
自己判断で薬を中止するのはおすすめできません。急にやめることで、かえって症状が悪化することもあります。妊娠中の薬について不安があるときは、処方医や産婦人科に必ず相談したうえで判断することが大切です。
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【「不安やストレスが赤ちゃんに悪いのでは」と心配になりやすい方に、安心材料としてつながりやすい記事です。】
📚参考文献
- StatPearls: Physiology, Serotonin
- ACOG: Depression During Pregnancy
- ACOG: Anxiety and Pregnancy
- ACOG: Exercise During Pregnancy
- NHS: Depression in pregnancy
- Bonnin A, et al. Fetal, maternal, and placental sources of serotonin and new implications for developmental programming of the brain. 2011.
- Rosenfeld CS. Placental serotonin signaling, pregnancy outcomes, and regulation of fetal brain development. 2020.
- St-Pierre J, et al. Effects of prenatal maternal stress on serotonin and fetal development. 2016.
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
妊娠中の不安や不調を、ひとりで抱え込まないために
妊娠中は、体の変化だけでなく、気持ちの揺らぎや眠りの浅さ、原因のはっきりしないだるさやつらさを感じることがあります。「これくらいで相談していいのかな」と思ってしまう方もいらっしゃいますが、毎日を少しでも安心して過ごすために、早めに心身を整えることはとても大切です。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊娠中のお身体の状態やその時期のお悩みに合わせて、無理のない施術をご提案しています。気分の落ち込みや不安そのものを治すものではありませんが、肩こり・首こり・頭の重さ・疲れやすさ・眠りの浅さなど、心身の緊張に伴いやすい不調をやわらげるサポートとして、鍼灸を取り入れる方もいらっしゃいます。
「なんとなくしんどい」「少し話を聞いてほしい」「今の体調で受けられるケアを知りたい」そんな段階でも大丈夫です。ご不安なことがあれば、まずはお気軽にご相談ください🍀
35歳 排卵障害 タイミング法で妊娠
茨木市からお越しのKさん(35歳)が妊娠されました。
Kさん妊娠お喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
妊活の為の不妊鍼灸
▢ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー、温活
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
鍼灸のたびに子宝のツボを刺激していただいたり、生理周期に合わせて詳しく説明していただきながら、施術を受けることができて良かったです。
鍼は全く痛くなく、お灸の際の香りも自分にはリラックス効果がありました。
クリニックとは違い、根本的な自分の体調を整えてもらおうとはじめた鍼灸が気持ち的にも合っており、前向きになることもできました。
▢同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお教えください
妊活の際にされると良いと言われる妊活方法がたくさんあると思うのですが、鍼灸などを通して、自身の体調、ホルモンバランスを整えることが嬉しい結果につながるのかなと思いました。
当院にお越しになるまで5ヶ月の不妊期間があり、その間タイミング法をされていましたが、卵胞の成長が遅く、内膜の成長と一致せずなかなか妊娠できないことがお悩みでした。
鍼灸を始めてから1周期目のタイミング法で妊娠されていることが分かりました。早い段階で良い結果が出て良かったです。
Kさん、この度は本当におめでとうございます。今後もお身体を大事になさって、無事出産されることをスタッフ一同祈念致します。
また何かお困りのことがありましたらいつでもサポートさせていただきますので宜しくお願い致します。
これからも不妊治療されている方に対して、一人でも多くの方が子宝に恵まれるようサポートしていきます。
【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
↓ ↓ その他患者さまの声(一部)もご覧ください ↓ ↓
体外受精からステップダウン 夫婦で妊活鍼灸 人工授精で陽性反応
妊活、不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。平日20時30分まで、土日祝も営業。
夏の妊活・温活のポイント|冷房の冷え、汗冷え、胃腸の不調を整える方法
「夏は暑いから、温活は必要ないのでは?」
「冷房で体が冷えるけれど、妊活に影響するの?」
「暑さで食欲や睡眠が乱れていて、このままで大丈夫かな」
夏の妊活では、このような不安を感じる方が少なくありません。
実は、夏は外の暑さだけでなく、冷房による冷え、汗をかいた後の汗冷え、冷たい飲食による胃腸の不調、寝苦しさによる睡眠不足など、体に負担がかかりやすい季節です。
冷えそのものが不妊の直接的な原因になると断定はできませんが、体調が乱れたり、睡眠不足や胃腸の不調が続いたりすると、妊活中の心身に負担がかかりやすくなります。
この記事では、夏の妊活で意識したい温活・食事・睡眠・運動のポイントを、医学的な視点と東洋医学の考え方を交えながらわかりやすく解説します。
- 夏でも冷房や汗冷えによって体は冷えやすい
- 冷えそのものを不妊の直接原因と断定する必要はない
- 冷えや胃腸の不調、睡眠不足が続くと体調が乱れやすい
- 夏の温活は「温める」より「冷やしすぎない」ことが大切
- 食事は冷たいものに偏らず、タンパク質と温かい料理を意識する
- 睡眠ではエアコンを我慢しすぎず、冷やしすぎない使い方をする
- 運動は朝や夕方に、無理のない範囲で行う


夏の妊活で気をつけたいのは「暑さ」だけではありません
夏の妊活というと、熱中症や脱水を心配される方が多いですが、実際には「冷え」と「暑さ」の両方に注意が必要です。
屋外では強い暑さで汗をかき、室内では冷房で体が冷える。さらに、冷たい飲み物やアイス、そうめんなどが増えることで、胃腸が疲れやすくなります。
妊活中は、特別なことをたくさん増やすよりも、まずは毎日の体調を安定させることが大切です。
夏に意識したいポイントは、次の4つです。
- 冷房による冷えを防ぐ
- 汗をかいた後の汗冷えを防ぐ
- 胃腸に負担をかけすぎない食事を心がける
- 睡眠と軽い運動で自律神経を整える
「夏だから温めなくてよい」ではなく、「冷やしすぎないように整える」という考え方が、夏の妊活では大切になります。
妊活中の夏の冷え対策|冷房と汗冷えに注意
夏の冷えは、冬のように手足が冷たくなるだけではありません。
冷房の効いた部屋に長時間いる、汗をかいた服のまま過ごす、冷たい飲み物を何度も飲むといった習慣が重なることで、体の表面やお腹まわりが冷えやすくなります。
特に妊活中は、下腹部や腰まわりを冷やしすぎないように意識しましょう。
冷房対策は「薄く重ねる」が基本
冷房の効いた職場や電車、商業施設では、自分で温度を調整できないことも多いです。
そのため、夏の温活では厚着をするのではなく、必要なときにさっと調整できる服装がおすすめです。
- 薄手の腹巻を使う
- カーディガンやストールを持ち歩く
- 足首を冷やしすぎない靴下を選ぶ
- 冷房の風が直接お腹や腰に当たらないようにする
特にお腹、腰、足首、首元は冷えを感じやすい場所です。暑い外では無理に温めすぎず、冷房の効いた場所で調整するようにしましょう。
汗冷えを防ぐことも夏の温活です
夏は汗をかくこと自体は自然な体の反応です。ただし、汗をかいた後にそのまま冷房の効いた場所に入ると、体が急に冷えやすくなります。
汗冷えを防ぐためには、次のような工夫が役立ちます。
- 吸湿性のよい下着を選ぶ
- 汗をかいたら早めに拭く
- 着替えを1枚持っておく
- 背中やお腹が冷えたまま過ごさない
綿やシルクなど、肌あたりがよく汗を吸いやすい素材を選ぶと、汗冷え対策として取り入れやすくなります。
夏の妊活と食事|冷たいものの摂りすぎで胃腸を疲れさせない
夏は食欲が落ちやすく、そうめん、冷たい麺、アイス、冷たい飲み物などに偏りやすい季節です。
もちろん、暑い日に冷たいものを少し取り入れること自体が悪いわけではありません。ただし、冷たいものばかりが続くと、胃腸の働きが乱れやすくなります。
東洋医学では、胃腸は「気血をつくる土台」と考えられています。妊活中も、まずは食べたものを消化し、栄養として吸収できる体づくりが大切です。
控えめにしたい夏の食べ方
夏の妊活中に注意したいのは、「絶対に食べてはいけないもの」ではなく、「偏りすぎ」です。
次のような食べ方が続く場合は、少し見直してみましょう。
- 氷入りの飲み物を何杯も飲む
- 食事がそうめんや冷たい麺だけになる
- アイスや甘い飲み物が増える
- 食欲がないからとタンパク質が不足する
- 揚げ物や脂っこいものが続く
暑い時期は、胃腸も疲れやすくなります。冷たいもの、甘いもの、脂っこいものが重なると、だるさや胃もたれ、便通の乱れにつながることがあります。
夏の妊活で意識したい食材
夏の妊活では、体を冷やさないことだけにこだわるのではなく、胃腸にやさしく、栄養をとりやすい食事を意識しましょう。
おすすめは、次のような食材です。
- 鶏肉、魚、卵、大豆製品などのタンパク質
- かぼちゃ、にんじん、じゃがいもなどの温かい副菜
- しょうが、ねぎ、しそ、みょうがなどの薬味
- 味噌汁、スープ、煮込み料理
- 旬の野菜を加熱して取り入れる料理
スイカ、きゅうり、トマトなどの夏野菜は、水分補給にも役立ちます。ただし、冷たい状態で大量に食べると、体が冷えたように感じる方もいます。
冷えやすい方は、夏野菜を常温に戻す、味噌汁や炒め物にする、しょうがやしそなどの薬味と組み合わせるなど、体調に合わせて調整しましょう。
夏の妊活と水分補給|冷たい飲み物ばかりにしない
夏は脱水や熱中症を防ぐために、水分補給がとても大切です。
ただし、妊活中の方で「冷えやすい」「胃腸が弱い」「お腹がゆるくなりやすい」という場合は、冷たい飲み物ばかりにならないようにしましょう。
水分補給のポイントは、次の通りです。
- のどが渇く前にこまめに飲む
- 一気飲みではなく少量ずつ飲む
- 冷たすぎる飲み物を続けない
- 汗を多くかいた日は塩分も意識する
- 胃腸が弱い方は常温や温かい飲み物も取り入れる
屋外での作業や運動、通勤で大量に汗をかく日は、水だけでなく、食事や味噌汁、必要に応じて経口補水液なども活用しましょう。
ただし、持病がある方、医師から水分や塩分制限を受けている方は、自己判断で増やしすぎず、医師の指示を優先してください。
夏の妊活と睡眠|寝苦しさを我慢しすぎない
夏は寝苦しさによって睡眠の質が下がりやすい季節です。
睡眠不足が続くと、疲労感、食欲の乱れ、ストレス、自律神経の乱れにつながりやすくなります。妊活中は、ホルモンバランスや体調管理の面からも、睡眠を整えることが大切です。
「冷えるのが心配だから」とエアコンを我慢しすぎると、かえって眠れなかったり、熱中症のリスクが高まったりすることがあります。
エアコンは我慢せず、冷やしすぎない使い方を
夏の睡眠では、エアコンを使うこと自体を悪いものと考える必要はありません。
大切なのは、体に風を直接当てすぎないこと、寝冷えしないように調整することです。
- エアコンの風を直接体に当てない
- 寝る前に部屋を冷やしておく
- 薄手のパジャマを着る
- お腹にタオルケットや薄い腹巻を使う
- 足首や首元を冷やしすぎない
- 暑くて眠れない場合は無理に我慢しない
室温の感じ方には個人差があります。一般的な目安だけにこだわりすぎず、「暑すぎず、寒すぎず、朝起きたときにだるさが残りにくい環境」を探していきましょう。
夏の妊活と運動|がんばりすぎず、血流を整える
妊活中の運動は、激しい運動をたくさん行うことよりも、無理なく続けられることが大切です。
夏は気温や湿度が高く、体力を消耗しやすい季節です。日中の暑い時間帯に無理をして歩いたり、汗を大量にかく運動をしたりする必要はありません。
おすすめは、朝や夕方の比較的涼しい時間帯に行う軽い散歩です。
夏におすすめの運動
- 朝の涼しい時間に20〜30分歩く
- 日陰の多い道を選ぶ
- 室内でストレッチをする
- ヨガや軽い体操を取り入れる
- 疲れが強い日は休む
運動には、血流を促す、気分転換になる、睡眠のリズムを整えやすくするなどのメリットがあります。
ただし、採卵前で卵巣が腫れている時期、移植直後、出血や腹痛があるとき、医師から安静の指示があるときは、無理な運動は避けてください。
不妊治療中の運動量について不安がある場合は、通院先の医師に確認しておくと安心です。
東洋医学で考える夏の妊活|冷やしすぎず、巡りを整える
東洋医学では、夏は「暑さ」と「湿気」の影響を受けやすい季節と考えます。
暑さで汗をかきすぎると、体力を消耗しやすくなります。一方で、湿気が多いと胃腸が重だるくなり、食欲不振やむくみ、だるさにつながりやすいと考えられています。
妊活中の夏の養生では、次の3つを意識しましょう。
- 冷やしすぎない
- 胃腸を疲れさせない
- 汗をかきすぎて消耗しない
温活というと「とにかく温める」と考えがちですが、夏は温めすぎてもつらくなります。
夏の温活は、体を熱くすることではなく、冷房や冷たい飲食で冷やしすぎた体を、ちょうどよい状態に戻すことです。
夏の妊活で避けたいNG習慣
夏の妊活中に、無意識に続けてしまいやすい習慣をまとめます。
- 冷房の風をお腹や腰に直接当てる
- 汗をかいた服のまま長時間過ごす
- 氷入りの飲み物を何杯も飲む
- 食事が冷たい麺類だけになる
- 夜更かしが続く
- 暑い時間帯に無理に運動する
- 疲れているのに予定を詰め込みすぎる
ひとつ当てはまったからといって、すぐに妊活に悪影響が出るわけではありません。
大切なのは、「最近、冷たいものが多いかも」「寝不足が続いているかも」と気づいたときに、少しずつ整えていくことです。
この記事のまとめ
妊活中の夏は、完璧な生活を目指す必要はありません。
できるところから、服装、食事、睡眠、運動を少しずつ整えていきましょう。
Q. 夏でも妊活中は腹巻をしたほうがいいですか?
冷房でお腹や腰が冷えやすい方は、薄手の腹巻を使うのもよい方法です。ただし、暑くて汗をかきすぎる場合は無理に着け続ける必要はありません。冷房の効いた場所だけ使うなど、体調に合わせて調整しましょう。
Q. 妊活中に冷たい飲み物を飲んではいけませんか?
絶対に飲んではいけないわけではありません。暑い日は冷たい飲み物で体が楽になることもあります。ただし、氷入りの飲み物を何杯も飲む、食事も冷たいものばかりになると胃腸が疲れやすくなるため、常温や温かい飲み物も取り入れると安心です。
Q. 夏野菜は体を冷やすので妊活中は避けるべきですか?
避ける必要はありません。トマト、きゅうり、なす、スイカなどの夏野菜は、水分や栄養を補うのに役立ちます。冷えやすい方は、食べすぎに注意し、加熱したり、しょうがやしそなどの薬味と組み合わせたりすると取り入れやすくなります。
Q. 夏の妊活中、運動はしたほうがいいですか?
無理のない範囲での軽い運動は、血流や気分転換、睡眠リズムの面で役立つことがあります。ただし、暑い時間帯の運動や、疲労が強い日の無理な運動は避けましょう。不妊治療中で採卵前後や移植後の場合は、医師の指示を優先してください。
Q. 冷房をつけて寝ると妊活に悪いですか?
冷房を使うこと自体が悪いわけではありません。暑さを我慢して眠れないほうが、体に負担になることもあります。風が直接体に当たらないようにし、薄手のパジャマやタオルケットでお腹を冷やしすぎないようにしましょう。
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📚参考文献
-
厚生労働省:健康づくりのための睡眠ガイド2023
睡眠が健康の維持に重要であること、睡眠環境や生活習慣を整える必要性についてまとめられています。 -
環境省:熱中症環境保健マニュアル
夏の暑さ対策、室温管理、水分補給、熱中症予防について参考にしました。 -
厚生労働省:妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針
妊娠前からの食生活、栄養バランス、葉酸摂取などについて参考にしました。 -
Li J, et al. Sleep disturbances and female infertility: a systematic review. 2024.
睡眠の乱れと女性不妊・不妊治療成績との関連について整理したシステマティックレビューです。 -
Sharma R, et al. Lifestyle factors and reproductive health: taking control of your fertility. Reproductive Biology and Endocrinology. 2013.
生活習慣と生殖健康の関係について整理したレビューです。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
夏の冷えや疲れが気になる方へ
夏の妊活では、冷房による冷え、汗冷え、胃腸の不調、睡眠不足などが重なり、思っている以上に体が疲れやすくなります。
「体が冷えやすい」「夏になるとだるさが抜けない」「食欲や睡眠が乱れている」などのお悩みがある方は、無理に頑張りすぎず、体の状態を一度見直してみることも大切です。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中のお身体の状態や治療周期に合わせて、自律神経や血流、冷え、胃腸の働きなどを整えるサポートを行っています。
夏の不調を整えながら妊活を進めたい方は、お気軽にご相談ください🍀
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大阪市からお越しのMさん(43歳)が妊娠されました。おめでとうございます。
Mさん妊娠のお喜びの声
▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療
▢ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
自宅灸、レーザー、ウォーキング、サプリメント
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
首や肩のコリがひどかったが、手術を受けるとかなり楽になった。
強めの刺激が好みなので、鍼の太さを変えていただいたり、電気を強にめしていただいたり、個別に対応していただけるのが良かったです。
レーザーや灸も一緒にしてもらって、冷え性も改善されたと思います。
なかなか結果が出ずに心が折れそうな時、話を聞いて頂いたり、アドバイスをしてもらえた事が良かったです。
▢同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
鍼灸とレーザーには週一回程度通ってました。
自宅では毎日30分早歩き+15分ゆっくり歩きのミトコンウォークを続けました。
私は採卵はたくさん取れましたが、年齢のせいもあり、なかなか良好胚ができず、先の見えない不妊治療に心身ともに疲弊し、諦めることも考え始めて、あと二回採卵したら治療を終了しようと決めたら良好胚ができました。
今回だめでもあと一回あると思うと、少しリラックスできたのが良かったかもしれません。
メンタルを保つのはなかなか難しいと思いますが、できるだけリラックスしてお過ごしください。
当院にお越しになるまで、3年の不妊期間があり、採卵、移植されるもなかなか思うような結果が出ず本当につらかったと思います。
今まで本当に頑張ってこられましたね。この度は本当におめでとうございます。
これからも鍼灸で産後のサポートをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
【免責事項】すべての方に当てはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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