2023年の投稿記事
年末のご挨拶 2023年12月30日
【年末のご挨拶】
本年も残すところわずかとなりました。この一年間、当院をご利用いただき、誠にありがとうございました。
2023年は色々なことがありましたが、皆様の笑顔を見るたび、私たちは元気をもらい、一人ひとりの健康を支えることが、私たちの仕事の喜びであり、それが私たちのこの仕事を続ける力になりました。
年末年始の休業についてお知らせいたします。本日、2023年12月30日をもちまして年内の営業を終了させていただきます。新年は2024年1月5日金曜日から、通常営業を再開いたします。
新しい年が皆様にとって健康で幸せな一年となりますよう心からお祈り申し上げます。2024年も、引き続き当院をよろしくお願い申し上げます。
心より感謝を込めて
宇都宮鍼灸良導絡院
宇都宮泰子
37歳(卵管閉塞でFT手術の既往有)PPOS法で初めての採卵、胚盤胞移植で妊娠
大阪市からお越しのHさん(37歳)が、鍼灸レーザーと体外受精との併用で妊娠されました。
卵管閉塞・FT手術の既往がありましたが、初めての体外受精で妊娠
ご来院時の状況とご要望
- 来院時期: 2022年10月
- 目的: 体外受精における採卵・移植に向けた鍼灸をご希望。
- クリニックでの状況: 胚盤胞が4個凍結済み。卵管閉塞(FT手術済)の既往あり。受精はするが、胚盤胞まで育ちにくいという課題。
- ご主人: 46歳
- 今後の予定: 翌月に移植を予定。
移植に向けて実施した鍼灸・レーザー施術の重点ポイント
翌月の移植に向けて、当院では以下の点に重点を置いて、鍼灸とレーザー施術を行いました。
- お身体の不調改善: 全身のコンディションを整える。
- 子宮環境の改善: 血流を促進させ、内膜に厚みをもたせる。
- 着床準備: 免疫寛容の働きを促す。
- 精神的サポート: 患者様の緊張をほぐし、不安を軽減する。
【ポイント】移植は不妊治療の最終段階であり、判定日までの過度な緊張は自律神経に影響を及ぼします。リラックスした状態で胚移植に臨めるよう、心身両面からサポートさせていただきました。
嬉しい結果とその後のサポート
- 結果: 初めての移植(凍結融解胚盤胞移植)で見事陽性反応を確認されました。
- 妊娠維持のための鍼灸: 妊娠後も、妊娠24週までマタニティ鍼灸を継続して受けていただきました。
【妊娠初期の鍼灸の有効性】着床後の妊娠維持においても鍼灸施術は有効です。特に妊娠初期は血流が非常に重要であり、リラックスした状態で血流を促す鍼灸は、妊娠維持に大きな効果をもたらします。
注意点: 染色体異常による流産は防げません。染色体正常胚を獲得するためには、採卵周期から遡る数ヶ月前から継続して鍼灸を受けることと、心身のストレスを減らした生活を送り、お腹の中で卵を育むことが大切です。
ご卒業と現在
妊娠24週で一旦鍼灸を卒業され、その後、無事にご出産のご報告をいただきました。現在も、忙しい子育ての合間にメンテナンスのため定期的にご来院いただいています。
Hさん、この度は本当におめでとうございます。 これからもお子様と一緒にますます幸せなご家庭を築いていかれることを心よりお祈り申し上げます。 今後も、お身体のメンテナンス、そして二人目の妊活の際など、全力でサポートさせていただきます。
Hさん(37歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
妊活で鍼灸が良いと知ったので。その中でも不妊治療に詳しい鍼灸が近所にあったので。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(PPOS→胚盤胞移植)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
不妊治療に詳しい先生がたなので、妊活についてのちょっとした相談や話をすることか できて良かったです。1回目の移植周期から通院しだして、そのまま妊娠に至りました。妊娠後、特につわりでしんどかったのですが、鍼灸に来ると後がすごく楽になるので、つわり改善が特に良かったと感じています。経過についても病院で相談しにくいことも、こちらの先生よりアドバイスを頂けるので、その点でも非常にありがたく思っております。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
遅くに結婚したので、すぐにステップアップをして妊活に取り組みました。できれば2人子どもが欲しいと考え、貯卵目的もあり、体外受精をしました。妊娠するに当たり葉酸を飲んで鍼灸に来て、大阪で1番良いと考えられる不妊治療クリニックに行って、さっさとステップアップをするくらいしかしていませんが、最短で結果が得られたと考えております。生理が来る度に一喜一憂するのは精神的につらいので、結果が得られる可能性が高まるとデータがあるものは、出来る限りやって、結果につながって良かったです。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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35歳(多嚢胞性卵巣症候群・FT手術)初めての凍結融解胚盤胞4AB移植で妊娠
大阪市からお越しのFさん(35歳)が鍼灸で身体を整え、体外受精で妊娠されました。
多嚢胞性卵巣症候群でしたが、初めての胚盤胞移植で妊娠
Fさんが当院にお越しになったのは、2022年1月。妊娠を希望されてから1年が経過しており、すでに不妊治療専門クリニックで人工授精の段階に進んでいました。
初診時の主な状況
Fさんの妊活を難しくしていた要因は複数ありました。
- 排卵障害: 卵胞が育ちにくい
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS): 不妊原因の大きな一つ
- 卵管障害: 左右の卵管をFT手術(卵管鏡下卵管形成術)済み
- 子宮内膜: 薄い傾向(初診時8mm)
- ご主人の不妊因子: 精子の運動率が基準値以下の時あり
Fさんは特に「卵子の質を上げたい」という希望を持ち、鍼灸治療を開始されました。
鍼灸開始後の変化
鍼灸治療を始めてから、Fさんの身体には早速良い変化が見られました。もともと薄い傾向にあった子宮内膜が14mmに厚くなったとご報告いただき、子宮環境の改善に手応えを感じました。
体外受精へのステップアップと転院
その後、タイミング法や人工授精を1〜2回試されましたが、妊娠には至らず、体外受精へステップアップすることを決断。同時に、クリニックも転院されました。
転院先のクリニックでの採卵では、9個成長した卵胞から4個の卵子を採取でき、質の良い胚盤胞(4AB)を1個凍結することができました。
初めての移植、そして陽性反応へ
凍結融解胚移植に進まれ、見事に陽性反応が確認されました。鍼灸治療開始から妊娠に至るまで、比較的早い8周期でのご懐妊でした。
妊娠されてからも、Fさんはマタニティ鍼灸を継続され、つわりや逆子の治療も行いました。そして先日、無事にご出産されたという嬉しいご報告をいただきました。
Fさん、この度は本当におめでとうございます。これからはお子様とご一緒に、ますます幸せなご家庭を築かれていかれることを心より願っております。ご家族皆さまのご健康を願っております。また二人目の時など、何かお困りのことがございましたら、いつでもサポートさせていただきます。
不妊鍼灸がPCOSや体外受精に果たす役割
Fさんのように、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や卵管障害など複合的な要因を抱えながらも妊娠に至るケースは、鍼灸が体外受精の成功率を高める一助となる可能性を示唆しています。
1. 卵巣・子宮への血流促進
鍼灸、特に鍼灸レーザーは、自律神経を介して卵巣や子宮への血流を促進すると考えられています。血流が改善されることで、以下のような効果が期待できます。
- 卵胞の成長促進: 卵巣への血流が増えることで、卵胞が十分に栄養を受け取り、成長・発育が促されます。
- 卵子の質の向上: 血流改善は、卵子の成熟環境を整え、質の良い卵子が育つ可能性を高めます。
- 子宮内膜の厚み改善: 子宮への血流が促進されることで、内膜が適切な厚みを持ち、受精卵が着床しやすい環境が整います。Fさんの内膜が8mmから14mmに改善したのも、この効果が考えられます。
特に35歳を過ぎると、男女ともに精子・卵子の状態が顕著に低下する確率が高まるため、子宮・卵巣(男性の場合は精巣)への血流低下は、採卵で成熟卵が採れない、受精障害、胚盤胞まで成長しない、卵子の質の低下といった問題の一因となります。鍼灸は、これらの課題に対し、血流促進というアプローチで改善をサポートします。
2. ホルモンバランスと自律神経の調整
不妊の原因は、女性側だけでなく、男女ともに同等率で存在します。PCOSのように排卵障害がある場合や、ホルモンバランスの乱れが見られる場合、鍼灸は自律神経のバランスを整えることで、ホルモン分泌の調整をサポートします。これは、受精卵が着床しやすい体内環境を整える上で非常に重要です。
3. 免疫機能への働きかけ
移植周期においては、子宮内膜を適切な状態に整えるだけでなく、受精卵が子宮に着床できるよう、自律神経を介して免疫機能に働きかける施術も行います。これにより、着床の成功率を高めることが期待されます。
4. 継続的なケアの重要性
卵巣・子宮への血流が促進された状態を常に維持させることは、妊娠において非常に重要です。そのため、当院では患者さまに、週に1回(場合によっては4〜5日に1回)の継続した鍼灸治療をお勧めしています。
まとめ
Fさんのケースは、多嚢胞性卵巣症候群やその他の複合的な不妊要因を抱えていても、適切な医療と鍼灸による体質改善を組み合わせることで、妊娠の可能性が大きく開かれることを示しています。
不妊治療は、決して一人で抱え込むものではありません。当院では、体外受精・胚移植の段階にある方々に対し、鍼灸を通して卵子や子宮の状態を整え、ご自身の持つ妊娠力を最大限に引き出すサポートを行っています。
もしあなたが、PCOSや繰り返す胚移植の陰性でお悩みなら、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの「妊娠したい」という願いを、心身両面から全力でサポートさせていただきます。
Fさん(35歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療のため、体質改善
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精、凍結胚移植
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
ヨガ・ ストレッチ・ 温活 ・筋トレ
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
妊活のため専門クリニックへ通っていましたが、ホルモン投与をしても、自力で排卵が難しく、また、子宮内膜も厚くならずでした。鍼灸を受けるようになってから内膜が厚くなるようになったり、生理の血の状態が良く変化していきました。慢性的な首肩こりにも悩まされていましたが施術後はとても身体が楽になり徐々に状態が良くなってきたのを体感しました。不妊治康の周期に合わせた施術を行ってくださり、身体の不調もしっかりヒアリングしてくださる事で とても心強かったです。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイスに自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
なかなか、友人などには話しにくい内容だったり、1人で抱え込でしまうデリケートな不妊治療ですが、優しい先生方との会話でも頑張ろうと思えました。採卵・移植前後にもお世話になり心身共に良いコンディションに整えられて良かったと思います。今回の体外受精が無事に良い結果につながったのは、 治療・鍼灸あっての妊娠ですが、まずは自分の身体と心が喜ぶ方法も様々試したり、気分転換しながらも大切だと思います。 先生本当にありがとうございました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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45歳(低AMH)ホルモン補充周期の初期胚2個移植で妊娠|体外受精症例
大阪市からお越しのYさん(45歳)が、鍼灸・レーザーによる身体のケアと体外受精を並行され、初めてのホルモン補充周期による凍結融解初期胚2個移植で妊娠されました。
※本記事は一患者様の症例をご紹介するものであり、同じ治療方法や経過がすべての方に当てはまるものではありません。
45歳の低AMH・1人目妊活、初めての初期胚2個同時移植で妊娠
Yさんが初めて当院にお越しになったのは2022年7月。1人目の妊娠を望まれて半年、すでに体外受精へと進んでいらっしゃいました。不妊専門クリニックでは低AMHと診断され、採卵しても空胞が多いというお悩みも抱えていました。当時、初期胚1個を凍結保存されていましたが、今後の採卵と移植に向けて当院での鍼灸をご希望されました。
鍼灸を始めて2周期目の採卵では惜しくも排卵してしまいましたが、その次の採卵で1個の卵子を採取。残念ながら受精には至りませんでした。
しかし、諦めずに鍼灸を続けて3回目の採卵。3個見えていた卵子から1個を採取でき、これまでで一番グレードの良い初期胚として凍結することができました。
さらに4回目の採卵では、3個見えていた卵子から2個を採取し、初期胚2個を凍結。合計4個の初期胚を凍結保存することができ、いよいよ初めての移植へと進まれました。
そして、ホルモン補充周期で凍結融解した初期胚2個を移植した結果、陽性反応が確認されました。判定時のhCG値は679。Yさんは妊娠26週目を迎え、安定期に入られました。無事に出産の日を迎えられるよう、引き続きマタニティ鍼灸でお身体のケアをさせていただきました。
Yさん、本当におめでとうございます!
45歳・低AMHと初期胚2個移植について
AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、主に卵巣に残っている卵胞数の目安となる「卵巣予備能」を評価するために用いられる指標です。AMHが低い場合、採卵時に得られる卵子数が少なくなる可能性はありますが、AMHの値だけで卵子の質や妊娠の可能性が決まるわけではありません。
体外受精の結果には、AMHだけでなく、年齢、得られた卵子や胚の状態、精子の状態、これまでの治療経過などさまざまな要因が関係します。
また、初期胚を2個移植するか1個移植するかは、年齢や胚の状態、これまでの移植歴、妊娠した場合のリスクなどを考慮して医師と相談しながら決められます。2個移植では多胎妊娠となる可能性もあるため、この症例をもって初期胚2個移植をおすすめするものではありません。
体外受精と並行して行った鍼灸・レーザーについて
Yさんは採卵・移植を続ける期間中、当院で週1回を目安に鍼灸やレーザーによる身体のケアを受けられていました。
患者様によって感じ方は異なりますが、Yさんからは「施術後は体がポカポカして、ふわっと軽くなる」「先生たちとの会話も楽しくリラックスできた」といったご感想をいただいています。
一方で、現在の研究では、鍼灸によって卵子の質や体外受精の妊娠率・出生率が直接改善すると断定できる十分な科学的根拠は確立していません。
そのため当院では、鍼灸を不妊治療の代わりとして考えるのではなく、クリニックでの採卵・移植などの治療と並行しながら、その時々の冷え、肩こり、疲労、ストレスなども含めて身体を整えるための補助的なケアとして行っています。
今後も患者様それぞれの治療状況や体調を確認しながら、妊活・不妊治療を続ける期間を少しでも心身ともに過ごしやすくできるようサポートしてまいります。
Yさん(45歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
そもそも不妊治療のスタートが遅く、44歳からの開始だったので、後悔しないようできることは何でもやってみようと思い、鍼灸を受けることにしました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精・顕微授精(タイムラプスあり)・初期胚2個移植・ホルモン補充周期
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー・サプリメント・漢方
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
鍼灸は初めてのため、最初は緊張していましたが、施術後は体がポカポカして、ふわっと軽くなるのを感じました。仕事が忙しく、基本的には土日になるべく週一で施術を受けるようにしていますが、先生たちとの何気ない会話も楽しくリラックスできました。また、体調に合わせて肩こりがひどい時には重点的に鍼を打っていただいたりなど、その時々に応じて施術してもらえるので、とてもありがたいです。
▢ 同じように悩まれている方へ、ご自身でやって良かったことや続けることができたセルフ妊活など、メッセージがあればお願いいたします。
高齢のため、AMHも低く、採卵がなかなかうまくいかず、取れても1個、授精しなかったりで不妊治療をいつまで続けるかなと思った時期もありましたが、もう少し頑張ってみようと続けて一年、あきらめずに続けてきて良かったなと思います。あまり思い詰めずに息抜きしながら妊活していたのも良かったかなと思います。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
低AMHだと妊娠できないのでしょうか?
低AMHだから妊娠できないという意味ではありません。AMHは主に卵巣予備能や採卵時に得られる卵子数を予測するための指標で、妊娠の可能性は年齢や胚の状態など、さまざまな条件によって変わります。
初期胚2個移植は1個移植より妊娠しやすいのでしょうか?
移植する胚を増やすことで妊娠の可能性が変わる場合がありますが、一方で多胎妊娠の可能性も高くなります。年齢、胚の状態、これまでの移植歴や身体の状態などによって判断が異なるため、移植する胚の数については治療を受けている医療機関で相談することが大切です。
初期胚と胚盤胞は何が違いますか?
一般的に、受精後2〜3日程度まで培養した胚は分割期胚(初期胚)、5〜6日程度まで発育した胚は胚盤胞と呼ばれます。どの段階で移植するかは、得られた胚の数や発育状況、これまでの治療歴などを踏まえて医療機関で判断されます。
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- 40歳(不妊期間7年・黄体機能不全・子宮内膜症)初期胚2個同時移植で妊娠
➤同じ「初期胚2個移植」で妊娠された40代の症例です。 - 43歳(2度の化学流産)最後の保険適用による胚盤胞2個移植で妊娠・出産
➤初期胚ではなく、胚盤胞2個移植で妊娠された40代の症例です。
📚参考文献
- American Society for Reproductive Medicine(ASRM). Testing and interpreting measures of ovarian reserve: a committee opinion.
AMHを含む卵巣予備能検査の考え方や、AMHは主に卵巣反応・採卵数の予測に用いられ、妊娠可能性を単独で判断する指標ではないことを参照。 - European Society of Human Reproduction and Embryology(ESHRE). Guideline on the number of embryos to transfer during IVF/ICSI.
体外受精・顕微授精における移植胚数と、多胎妊娠などのリスクを考慮した胚移植の考え方を参照。 - Human Fertilisation and Embryology Authority(HFEA). Complementary and alternative therapies.
不妊治療と併用される鍼灸などの補完療法について、妊娠率や出生率への効果を断定できる十分な科学的根拠が確立していないことを参照。
40代の妊活・体外受精と並行した身体のケアをご相談ください
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、採卵や胚移植などクリニックでの治療状況を伺いながら、その時々の体調に合わせた鍼灸を行っています。
「採卵や移植を続けながら、身体のケアもしていきたい」「40代の妊活で自分にできることを相談したい」という方も、お気軽にご相談ください🍀
37歳(抗リン脂質抗体による不育症)流産を乗り越え4回目の移植で妊娠
大阪からお越しのTさん(37歳)が鍼灸で身体を整え、体外受精で妊娠されました。
黄体機能不全や抗リン脂質抗体をお持ちでしたが、4回目の移植で妊娠
ご来院時の状況(2021年2月)
Tさんが当院にお越しになったのは、妊活を始めて1年が経過した頃でした。当時は婦人科クリニックに通院され、タイミング法に取り組まれていました。医学的な背景として、以下の状況が確認されていました。
- 黄体機能不全
- 卵管狭窄(FT手術済み)
ステップアップと治療の経過
当院での鍼灸施術期間は、妊娠からご出産までを含めて26周期に及びました。その間、Tさんは着実にステップアップを重ねられました。
一般不妊治療
- タイミング法:9回
- 人工授精:4回(不妊治療専門クリニックへ転院後)
体外受精への挑戦
- 採卵 1~2回目:受精後の成長停止により、凍結に至らず。
- 採卵 3回目:胚盤胞3個の凍結に成功。
移植と新たな課題
- 1回目の移植:陰性。
- 2~3回目の移植:hCG値0.05と低反応で、化学流産に。
- 検査での発見:3回目の移植前に不育症検査を行い、抗体反応(血栓ができやすい体質)が判明。ヘパリン注射による対策を追加。
大きな転機、そして妊娠・出産へ
4回目の採卵では4個採卵でき、グレードの良い胚盤胞を2個凍結できました。さらに移植前の「トリオ検査」で着床の窓(最適な移植時期)のズレが判明。万全を期して移植日を調整した結果、4回目の移植で見事妊娠されました(判定日のhCG値は700以上)。
マタニティケアからご出産まで
妊娠判明後も、出産直前まで「マタニティ鍼灸」を継続されました。つわりや腰痛などのマイナートラブルをケアし、無事に出産の日を迎えられました。
クリニックでの治療に加え、鍼灸やレーザーで卵巣・子宮の血流を促進し、ご自宅でもお灸を続けるなど、Tさんの努力は並大抵のものではありませんでした。出口が見えにくいトンネルの中で、それでも前を向き続けたTさんの妊活を並走させていただけたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
Tさん、この度は本当におめでとうございます。これからはお子様と一緒に、ますます幸せなご家庭を築いていかれてください。ご家族皆さまのご健康を心より願っております。また二人目をお考えの時など、何かお困りのことがございましたら、いつでもサポートさせていただきます。
Tさん(37歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
なかなか妊娠できなかったことと、腰痛、肩こりがひどかったため
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
顕微授情の2段階移植にて陽性
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
自宅灸・半身浴 ・よもぎ蒸し・食養生(ダイエット)・サプリメント・その他(漢方薬)
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
始めて鍼をして最初はいたかったらどうしようと思ったけど、たまに痛いときはあるけど、思ったよりいたくなくて安心しました。あとアドバイスなどもいただけてよかったです。腰もだいぶ楽になりました。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイスに自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
温活と食生活のみなおし(無理しない程度での)
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
📚参考文献
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41歳(低AMH)3回の流産を乗り越えて胚盤胞移植で妊娠27週に
東大阪市からお越しのHさん(41歳)が妊娠されました。
2年間の妊活経験のあるHさん
2021年7月に当院に来られたHさんは、2年間におよぶ妊活を経て、不妊治療専門クリニックで体外受精に進んでいました。すでに凍結卵が2個ありましたが、流産のご経験もあったため、移植に向けて鍼灸で身体を整えたいと希望されていました。
鍼灸開始から初めての陽性、そして流産
鍼灸を始めてから3ヶ月後、凍結卵の移植で初めて陽性反応が出ました。3回目の移植での陽性反応にHさんもとても喜ばれていましたが、残念ながらその後流産という結果に。Hさんは再度採卵を行うことになりました。
次の採卵と移植に向け、当院では子宮や卵巣への血流を促す鍼灸とレーザー治療を行いました。
鍼灸がもたらす変化
体外受精や移植において、鍼灸治療の前後で卵子の数や胚の凍結結果、そして移植の結果に変化が見られることがあります。これは、鍼灸やレーザー治療が自律神経に働きかけることで、卵巣や精巣により多くの血液が送られ、卵胞の成長が促されるためだと考えられています。
逆に言えば、卵巣への血流が不足すると卵胞の成長が妨げられる可能性があります。特に35歳を過ぎると、男女ともに精子や卵子の状態が低下する傾向にあり、それが原因で採卵しても成熟卵が採れなかったり、受精障害や胚盤胞まで成長しなかったり、流産のリスクが高まったりすることがあります。不妊の原因は男女どちらにも同等の割合で存在し、血流の低下が一因と考えられています。
鍼灸とレーザー治療は、血流を促進し、卵子や精子の状態を改善する効果が期待できます。また、移植周期には、子宮内膜が十分な厚みを持つよう子宮への血流を促す施術や、受精卵が着床しやすくなるよう自律神経を介して免疫に働きかける施術を行います。
妊活において、子宮や卵巣への血流が良好な状態を保つことは非常に重要です。そのため、当院では患者さまに週に1回(場合によっては4〜5日に1回)の継続的な鍼灸治療をおすすめしています。
新たな採卵、そして二度目の陽性
流産から1周期後の採卵では、3個の卵子が採取でき、そのうち2個が受精して胚盤胞まで成長し、凍結することができました。Hさんからは、「タマゴが凍結できた。鍼を受けておいてよかった。」という嬉しい感想をいただきました。
その後、採卵前に残っていた初期胚2個を移植しましたが、結果は陰性でした。
しかし、鍼灸治療後に採れた胚盤胞を移植したところ、再び陽性反応を確認することができました。過去に流産を経験されているため、安心できるまではマタニティ鍼灸を受けていただき、妊娠7週目、そして安定期を経て27週までサポートを続けました。
これまで3回の妊娠と流産を経験されてきたHさんが、粘り強く妊活を続けてここまでたどり着けたことを、心から嬉しく思います。
当院では、タイミング法や体外受精、移植など、現在妊活を続けている方々が妊娠しやすい身体づくりができるよう、鍼灸治療を通してサポートしています。
Hさん、本当におめでとうございます!これからはお子さんと一緒に、ますます幸せな家庭を築いていってください。ご家族皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。もし二人目をご希望される際にお困りのことがございましたら、いつでもサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
Hさん妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー・半身浴・食養生(ダイエット)
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
1度何日か通わせて頂いて少し不妊治療の結果がでず、 心が折れて来ない期間が空いてしまったのですが、また再開させて 頂き、身体も体調も良くなっていく様子がわかり、無事妊娠する事が できて、本当に通わせてもらって良かったと思ってます。みなさん、お話も色々聞いて下さって気持ちも楽になりました。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
私は高齢で子供ができるのか不安を抱えて頑張ってましたが、 自分がまさかの妊娠できた事で、鍼灸に来させてもらって諦めず 本当に良かったと思いました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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35歳(双角子宮)半年の鍼灸レーザー施術で妊娠しやすい身体になり自然妊娠
大阪府からお越しのSさん(35歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、自然妊娠されました。
自己流妊活から踏み出してクリニックの検査を受診し、自然妊娠
2022年10月に当院にお越しになったSさんは、妊娠を希望されて半年が経過していました。
それまでは自己流でタイミング法を行っており、不妊治療専門のクリニックは受診されたことがなかったため、まずはクリニックでの一般検査を受けることをおすすめしました。
クリニックでの検査について
「もしかしたら不妊症かもしれない」と感じた際、ネットで調べることもできますが、まずは専門病院で「自分の身体を知る」ことが大切です。
しかし、不妊専門クリニックへの受診には、初めは少なからず抵抗があるかもしれません。「どこに行けばいいのか分からない」という不安もあるかと思います。
特に20代の方や妊活を始めたばかりの方、自然妊娠を希望されている方は、受診へのハードルを高く感じられることが多いようです。
基本的な検査で分かること(妊娠へのスタートライン)
クリニックでの検査結果により、タイミング法・人工授精・体外受精のどれが適しているかが分かりますし、自分では気づかない原因が見つかることもあります。
- 女性のエコー検査
卵胞が成長しているか、内膜が薄くないかなどが分かります。
(※排卵した卵子がきちんと卵管に取り込まれたか、卵子の質までは分かりません。) - 子宮卵管造影検査
卵管が通っているか、詰まっていないかが分かります。 - 血液検査
ホルモン値や、卵子の成長に必要な栄養素が不足していないかなどが分かります。 - 男性の精液検査
運動している精子が一定数あるかどうかが分かります。
(※その精子に受精能力があるかまでは分かりません。)
過去には、検査で「卵管が狭くなっている」ことが分かり、FT手術(卵管鏡下卵管形成術)を受けた次の周期に自然妊娠された患者さんもいらっしゃいました。その際、「もっと早く行っておけばよかった」と仰っていたのが印象的です。
当院では、鍼灸施術中にクリニックの情報やセルフケアの方法などをお話しし、情報交換をしながらその都度お悩みにお応えしています。
当院の妊活鍼灸について
検査で特に原因が見当たらなかった場合でも、鍼灸で身体が整い、妊娠に至ったという方は多くいらっしゃいます。病名がつかないような原因でも、鍼灸で養生することで妊娠へのきっかけがつかめるのではないかと考えています。
【血流促進によるアプローチ】当院では、妊娠に向けて子宮・卵巣への血流を促進させる鍼灸(レーザー)施術を行います。鍼灸(レーザー)を受けると、自律神経を介して卵巣(精巣)へ血液がより多く送り込まれます。血流が促進されることで、卵胞の成長が促され、卵子(精子)の状態が以前より良くなる効果が期待されます。
【加齢と血流の関係】特に35歳を過ぎると、男性も女性も精子・卵子の状態が顕著に低下する確率が高まります。この原因の一つとして「血流の低下」が考えられます。逆に言えば、卵巣への血流が不十分だと、卵胞の発育も十分に行われない可能性があるのです。
【体外受精への効果】体外受精の場合、鍼灸施術を介入する前後で、卵子の回収数や胚の凍結結果に良い変化が見られることがあります。
【施術の頻度について】卵巣への血流が促進された状態を常に維持することが大切ですので、患者さんへは週に1回(場合によっては4~5日に1回)、継続して鍼灸を受けていただくようご説明しています。
Sさんの経過と現在
前述のように継続して鍼灸を受けていただいたSさんは、鍼灸を始めてから6周期目に自然妊娠していることがわかりました。
妊娠判明時、クリニックの先生からは 「子宮双角(双角子宮)だったけど、妊娠できて良かったですね」 とのコメントがあったそうです。
自分では気づきにくい身体の特徴や原因があっても、適切なケアを行うことで良い結果に繋がった一例です。
その後はマタニティ鍼灸に移行され、現在妊娠32週を迎えられました。現在は逆子の治療を受けられています。
Sさん、この度は本当におめでとうございます。これからも出産までしっかりサポートさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。逆子が治って、無事生まれてくることを心より願っております。
Sさん(35歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
妊活にあたって鍼灸がよいと伺い、しんきゅうコンパスをみて評価の高い貴社を選びました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
自然妊娠
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー・よもぎ蒸し ・サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
月経期・卵胞期・排卵期・黄体期と施術いただきましたが、その日の体調や周期によって鍼の場所を変えておられ、毎回納得のいく施術をしてくださいました。生理痛も緩和されました。仕事もあるので土・日ともに予約のできる点も大変助かりました。浦田先生はじめ、皆さま優しく安心して施術を受けることができました。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
通い始めて約半年で授かることができましたが、初めは生理がくる度に不安な気持ちが芽生えていました。ただ”妊活に励んでおられるのは私ムだけじゃない! “必ず赤ちゃんを授かることができる!”と強い気持ちをもって日々を過ごしました。よもぎ蒸しやサプリメントなど時間やお金はあまり惜しまず、あやかれることは全て試しました。その中でも鍼灸は自分にあっており本当に感謝しております。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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34歳(ご主人が精子無力症)TESEで採れた精子で顕微授精、胚盤胞移植で妊娠
大阪市からお越しのTさん(34歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。
ご主人が精子無力症でTESEをされましたが、顕微授精の胚盤胞移植で妊娠
不妊治療専門病院で採卵の段階に進まれていたTさんは、2023年2月に当院にお越しになりました。
Tさんのご来院までの経緯
当院へお越しになる前に、一度、採卵から体外受精までを行われていましたが、その際の結果は厳しいものでした。
- 採卵数:7個
- 胚盤胞凍結数:ゼロ
(ご主人は採精時に精子無力症であることが判明し、TESE(精巣内精子採取術)を受けられ、回収した精子8本を凍結されていました。)
この結果を受け、次回の採卵と移植に向けて体質改善を図りたいと、鍼灸をご希望されました。
当院での施術方針:卵巣への血流促進
当院では、採卵に向けて卵巣への血流を促進させる鍼灸(レーザー)施術を行います。これまでの症例でも、鍼灸施術を介入する前後で、卵子の回収数や胚の凍結結果に良い変化が見られることが多々あります。
なぜ変化が起きるのか? 鍼灸(レーザー)を受けると、自律神経を介して卵巣へより多くの血液が送り込まれます。血流が豊富になることで、卵胞の成長が促されるためだと考えられます。 裏を返せば、「卵巣への血流不足」が、卵胞の十分な成長・発育を妨げている要因である可能性が高いのです。
この「血流が促進された状態」を常に維持することが非常に大切であるため、Tさんには週に1回(時期によっては4~5日に1回) のペースで、継続して通院していただきました。
施術後の変化と結果
しっかりと鍼灸を受けて体質改善に取り組まれたTさん。施術介入後の採卵では、素晴らしい結果が出ました。
- 採卵数:4個(回収できた卵を顕微授精)
- 結果:4個すべて凍結
前回は7個採れても凍結ゼロだったところ、今回は回収できたすべての卵が順調に育ち、凍結に至りました。
その後、胚盤胞移植を行い、めでたく陽性反応が確認されました。
妊娠判定後のサポート
陽性判定後も、hCGの数値が低かったり、胎嚢が小さいなど、不安な場面がいくつかありました。しかし、引き続き「マタニティ鍼灸」を受けていただくことで、妊娠維持のサポートや、つわり・腰痛などのケアを行い、無事に安定期を迎えることができました。
Tさん、この度は本当におめでとうございます。 無事に出産されることを、スタッフ一同なによりも願っております。母子ともに、どうかご自愛ください。また何かお困りのことがありましたら、いつでもサポートさせていただきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
Tさん(34歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(顕微授精)
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レーザー・サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
腰痛や肩こりの改善又、便通も改善しました。スタッフのみなさんとても優しく丁寧に対応して下さり、体調も改善されサイコーです。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
妊活はゴールがみえなく不安になりますが、焦らず頑張って、時には弱音を吐くように、ストレスをためこまないように自分を大切にしてほしいです。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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ヨガ講座のご案内
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36歳(妊活4年・2度の流産・AMH+5歳相当)PGT-A正常胚の移植で妊娠
大阪府からお越しのYさん(36歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。
妊活4年、2度の流産を乗り越えPGT-A正常胚で妊娠
ご来院のきっかけと背景
Yさんが当院にお越しになったのは、妊活を始めてから3年が経過した頃でした。それまで人工授精などに取り組まれてきましたが、化学流産をご経験され、次のステップである体外授精に向けて身体を整えたいというご希望でした。AMH(アンチミューラー管ホルモン)値が40歳相当ということもあり、初めての経験となる鍼灸治療に加え、スーパーライザー(レーザー治療)を併用して採卵に挑むことになりました。
当院での治療と身体の変化
当初、Yさんは腰痛や便秘、首肩のコリ、そして強い冷えなどの不調を抱えていらっしゃいました。まずは鍼灸で全身のバランスを整えるところからスタート。採卵の時期に合わせてレーザー治療も組み合わせることで、徐々に体調が底上げされていきました。
流産という悲しみを乗り越えて
当院での治療を経て臨んだ胚移植で、一度は妊娠判定をいただきました。しかし、残念ながら9週目で流産という辛い結果となりました。それでもYさんは諦めませんでした。この困難な経験を乗り越え、再び身体作りを再開。4ヶ月間みっちりと鍼灸治療を続け、受精卵の質の向上を目指しました。
PGT-Aへの挑戦、そして待望の妊娠
その後、着床前診断(PGT-A)を受けるために転院を決意されました。転院後初めての移植は化学流産となってしまいましたが、Yさんは前向きに当院へ通い続けてくださいました。「次こそは」という思いで2ヶ月間、心と身体を整えて臨んだ再移植。その結果、見事に着床・妊娠のご報告をいただくことができました。
ご本人の努力とご出産
妊娠判定後も、胎児の成長と妊娠維持のために妊娠30週まで通院を続けてくださいました。Yさんの妊娠は、ご自宅でのお灸やウォーキング、時にはマラソンに挑戦されるなど、体力作りへの持続的な努力があったからこそだと思います。私たちも、施術中のコミュニケーションを通じて、微力ながら心のサポートをさせていただきました。
そして先日、Yさんから「無事に出産しました」というご報告とともに、とても可愛い赤ちゃんの写真が届きました。Yさんの粘り強い努力が実を結んだことを、スタッフ一同心より嬉しく思います。
Yさん(36歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
低AMH、不妊治療がうまくいかず体質改善のため。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(顕微授精、SEET法)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー・温活・ウォーキング・ランニング・その他(漢方)
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
冷え症、ひどい肩こり、腰痛でずっと悩んでいました。鍼灸とレーザーで改善しました。冬場の温器は体が特に温まり気持ちよかったです。妊活は孤独で友達にも相談できない中、泰子先生をはじめスタッフの方が親身になって相談に乗っていただき気持ちが楽になりました。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
・温活(腹巻き、冷たい飲み物を飲まない、ウォーキング&ランニング)
・腰、肩のストレッチ (YouTube見ながら)
・漢方
ウォーキング&ランニングは気分転換にもなり続けることによって走る距離が長くなり楽しく続けることができました。4年という長い長い不妊治療期間で2度の流産や辛いことも多くありましたが、諦めず続けて何とかここまできました。ストレスをためずに健康第一で生活することが大切だと思います。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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2023年10月 鍼灸メニューの値下げと期間特別キャンペーンのご案内
鍼灸メニュー価格改定と期間限定特別キャンペーンのお知らせ
平素より当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
皆さまに更にご満足いただけるサービスを提供するため、この度、整体・美顔鍼の価格を改定(値下げ)させていただくことになりました。それに伴い、期間限定で特別キャンペーンも同時に開催いたします。
■価格改定 整体・美顔鍼メニューがよりお求めやすい価格になります。詳細は、当院の料金表をご参照ください。
■期間限定特別キャンペーン 10月1日から、マタニティ・産後ケア・一般鍼灸を特別価格でご提供いたします。期間中に是非、当院の鍼灸治療をご体験ください。詳細はこちらから
当院は皆さまの健康と美を全力でサポートいたします。改定価格と特別キャンペーンをぜひご利用いただき、
皆さまの健康と美のお手伝いをさせてください。
詳細な価格とキャンペーン内容については、ホームページのお問合せまたは直接当院までお問い合わせください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
お問合せはこちら
移植日に内膜が薄くなった?5mm・7mmでも移植・妊娠できる?
「移植日、内膜が前より薄くなったと言われた」
「子宮内膜が7mmだけれど、このまま移植して大丈夫?」
「子宮内膜が5mmしかないと言われて、移植しても意味があるのか不安」
「内膜が薄いと、移植キャンセルになるの?」
胚移植を控えている時期に、このように言われると、とても心配になると思います。
ただ、移植前や排卵後に子宮内膜が少し薄く見えることには、必ずしも悪い意味だけがあるわけではありません。
黄体ホルモンの影響で内膜が引き締まって見える生理的な変化のこともあれば、もともと内膜が育ちにくい背景が関係していることもあります。
また、7mmは子宮内膜の厚さを考える際によく使われる目安のひとつですが、「7mmを下回ったら必ず移植中止」「5mmでは妊娠できない」という単純な基準ではありません。
この記事では、移植日に内膜が薄くなった理由、排卵後に内膜が薄くなるのは異常なのか、子宮内膜が5mm・7mmでも移植や妊娠の可能性はあるのか、内膜が薄いと移植キャンセルになるのかについて、できるだけわかりやすく整理して解説します。
- 移植日や排卵後に内膜が少し薄く見えるのは、黄体ホルモンの影響による生理的変化のことがあります。
- この変化は「子宮内膜コンパクション」と呼ばれることがあります。
- ただし、内膜が薄くなった方が妊娠しやすいとまでは、現時点では断定できません。
- 子宮内膜の厚さと妊娠・生児獲得率には関連がありますが、「何mm未満なら移植してはいけない」という絶対的な境界線があるわけではありません。
- 7mm前後はひとつの目安として扱われますが、7mmだから移植できないという意味ではありません。
- 5〜6mm台でも妊娠・出産に至った例は報告されています。
- 内膜の厚さだけでなく、測定したタイミング、ホルモン環境、胚の状態、子宮内の状態なども含めて判断することが大切です。

移植日に内膜が薄くなったのはなぜ?
黄体ホルモンの影響で、内膜が引き締まって見えることがある
移植前、特に排卵後やプロゲステロン製剤を開始した後に、子宮内膜が前回の診察時より少し薄く見えることがあります。
これは近年、endometrial compaction(子宮内膜コンパクション)として報告されている現象です。
簡単にいうと、排卵前にエストロゲンの影響で厚くなった内膜が、排卵後に黄体ホルモンの影響を受けて着床に向けた状態へ変化していく中で、超音波上の厚みが少し減って見えることがあります。
そのため、「移植日に内膜が薄くなった=必ず悪い」とは限りません。
特に、排卵後や黄体ホルモン開始後に少し薄くなった場合は、異常ではなく、生理的な変化の範囲である可能性もあります。
ただし「薄くなった方が良い」とは言い切れない
ここで大切なのは、子宮内膜コンパクションと妊娠率・出生率の関係については、まだ研究結果が一致していないという点です。
内膜が少し引き締まる変化が臨床妊娠率や継続妊娠率と関連する可能性を示した研究もありますが、生児出生率との明確な関連は確認されていません。
つまり、移植日に内膜が薄くなったから「大丈夫」とも、「もう可能性が低い」とも、それだけでは判断できません。
内膜の厚さは大切な情報のひとつですが、胚の状態、ホルモン値、移植周期の方法、これまでの経過などを含めて総合的に判断する必要があります。
排卵後に内膜が薄くなるのは異常?
排卵後は「厚くする時期」から「着床に向けて整える時期」へ変わる
排卵前の子宮内膜は、エストロゲンの作用によって増殖し、厚みを増していきます。
一方、排卵後はプロゲステロンの作用が強くなり、内膜は「さらに厚くなる段階」から「受精卵を受け入れる準備を整える段階」へ変わります。
この変化の中で、超音波検査上、内膜が少し薄く見えることがあります。
そのため、排卵後に内膜が薄くなったからといって、すぐに異常と決めつける必要はありません。
ただし、排卵前の時点から内膜がかなり薄い場合や、毎周期のように内膜が育ちにくい場合は、別の背景がないか確認しておくことが大切です。
子宮内膜5mm・7mmと言われたら、移植や妊娠は難しい?
7mmはひとつの目安だが、絶対的な境界線ではない
体外受精や凍結胚移植では、一般的に子宮内膜が薄いほど妊娠率や生児獲得率が低くなる傾向が報告されています。
そのため、臨床では7mm前後が子宮内膜の厚さを考える際のひとつの目安として扱われることがあります。
ただし、ここで注意したいのは、「7mm以上なら妊娠できる」「7mm未満なら移植できない」という明確な境界線ではないということです。
近年のシステマティックレビューでも、子宮内膜が厚いほど生児獲得率が高くなる傾向は示されていますが、特定の厚さを境に妊娠の可能性が突然なくなるわけではなく、内膜厚は妊娠成績に関係する複数の要素のひとつとして考えることが重要とされています。
子宮内膜が7mmでも移植できる?
子宮内膜が7mmの場合でも、移植が行われることはあります。
実際の判断では、内膜の厚さだけではなく、いつ測定した7mmなのか、前回からどのように変化したのか、ホルモン値、胚の状態、移植周期の方法なども確認されます。
例えば、排卵前から7mmだった場合と、排卵前には9mmあったものが黄体ホルモン開始後に7mmになった場合とでは、状況のとらえ方が異なることがあります。
そのため、「7mmだった」という数字だけを見て、移植できないと考える必要はありません。
5mm台でも妊娠・出産の可能性がゼロになるわけではない
子宮内膜が5mm前後の場合、一般的には十分な厚さがある場合と比較して、妊娠にとって不利になる可能性があります。
一方で、子宮内膜が5〜6mm台でも妊娠・出産に至った例は報告されています。
つまり、5mmだから絶対に妊娠できない、移植しても意味がない、というわけではありません。
妊娠の可能性には、胚のグレードや染色体の状態、ホルモン環境、移植のタイミング、子宮内の炎症や癒着など、さまざまな要素が関係します。
そのため、主治医が移植を実施すると判断した場合は、内膜の厚さだけでなく、全体の条件を踏まえて判断していることが多いです。
不安がある場合は、「この厚さでも移植を進める理由」を主治医に確認してみるとよいでしょう。
内膜が薄いと移植キャンセルになる?
「内膜が薄い」と言われると、「このまま移植がキャンセルになってしまうのでは」と不安になる方も多いと思います。
しかし、内膜が何mmなら必ず移植中止になる、という統一された基準があるわけではありません。
移植を実施するかどうかは、医療機関の方針や移植周期の方法によっても異なります。
実際には、子宮内膜の厚さに加えて、次のような点も確認しながら判断されます。
- 内膜を測定した時期
- 前回の測定値からの変化
- エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモン環境
- 自然周期かホルモン補充周期か
- これまでの周期での内膜の育ち方
- 胚の状態
- 子宮内の炎症や癒着などの有無
また、「移植前には十分な厚さがあったものの、プロゲステロン開始後や移植日に少し薄くなった」という場合は、最初から内膜が育っていない場合とは意味が異なることがあります。
そのため、内膜の厚さだけを見て自己判断せず、「いつの時点で何mmだったのか」「なぜ今回は移植を進める、または見送る判断になったのか」を主治医に確認することが大切です。
子宮内膜が薄くなる・育ちにくい原因
「内膜が薄い」といっても、原因はひとつではありません。考えられる背景には、次のようなものがあります。
1.排卵後や黄体ホルモン開始後の生理的変化
排卵後やプロゲステロン開始後は、内膜が着床に向けて変化する時期です。
この時期に内膜が少し薄く見える場合、子宮内膜コンパクションのような生理的変化が関係していることがあります。
2.ホルモン環境の影響
子宮内膜は、主にエストロゲンによって厚みを増し、プロゲステロンによって着床に適した状態へ成熟していきます。
エストロゲンの作用が十分でない場合や、ホルモン補充に対する反応が弱い場合には、内膜が十分に厚くならないことがあります。
3.子宮内の炎症や癒着
慢性子宮内膜炎、子宮内癒着、過去の掻爬術や子宮内手術の影響などにより、内膜が育ちにくくなることがあります。
特に、流産手術や子宮内処置の既往がある場合には、必要に応じて子宮鏡検査などで子宮内の状態を確認することがあります。
4.子宮内膜への血流との関連
子宮や子宮内膜への血流と内膜の発育との関連についても研究されています。
ただし、血流だけで子宮内膜の厚さや妊娠率が決まるわけではありません。
冷えやストレス、睡眠などを整えることは体調管理として大切ですが、それだけで内膜が必ず厚くなるとは言い切れません。
5.移植周期の方法が合っていない場合
ホルモン補充周期、自然周期、排卵誘発を併用する周期など、凍結胚移植に向けた内膜の準備方法はいくつかあります。
ある周期では内膜が育ちにくくても、別の準備方法で反応が変わることがあります。
繰り返し内膜が薄い場合は、これまでの反応を踏まえて移植周期の方法を見直すことが検討される場合もあります。
薄い内膜と言われたときに確認したいこと
いつ測った厚さなのか
内膜の厚さは、測定した時期によって意味が変わります。
排卵前に薄いのか、排卵後に薄くなったのか、黄体ホルモンを開始した後に薄く見えたのかで、解釈は異なります。
「何mmだったか」だけでなく、「いつの時点で何mmだったか」を確認することが大切です。
今回だけ薄いのか、毎周期薄いのか
今回だけ内膜が薄く見えた場合には、測定による多少の違いや一時的な変化、生理的なコンパクションなどが関係している可能性があります。
一方で、毎周期のように内膜が薄い場合は、ホルモン環境、子宮内の炎症や癒着、移植周期の方法などを確認する必要があるかもしれません。
移植を進める理由・見送る理由を確認する
内膜が薄い場合でも、すぐに移植中止になるとは限りません。
主治医が移植を進める場合は、胚の状態、ホルモン環境、移植日までの経過なども含めて判断していることが多いです。
逆に、何度も内膜が薄く移植に進めない場合は、薬の使い方、周期の選び方、子宮内の評価などについて相談してみるとよいでしょう。
子宮内膜が薄いときにできる対策はある?
まずは主治医と原因を整理することが最優先
薄い内膜への対応としては、エストロゲン投与の方法や期間の調整、移植周期の変更、子宮内の検査、慢性子宮内膜炎や子宮内癒着などの確認が検討されることがあります。
ただし、「これをすれば必ず内膜が厚くなる」という方法が確立しているわけではありません。
インターネット上にはさまざまな情報がありますが、自己判断で薬やサプリメントを追加したり、治療内容を変更したりするのは避けましょう。
まずは主治医と一緒に、今回の内膜の薄さが一時的な変化なのか、毎周期続いているのか、子宮内の状態に原因がありそうなのかを整理することが大切です。
生活面では無理のない範囲で体調を整える
自分でできることとしては、十分な睡眠をとる、極端なダイエットを避ける、適度に体を動かすなど、基本的な体調管理を続けることが大切です。
冷えやストレスが気になる場合も、無理のない範囲で生活を整えていきましょう。
ただし、こうした生活習慣を改善すれば子宮内膜が必ず厚くなるということではありません。
特に移植前は、結果への不安から睡眠が浅くなったり、体に力が入りやすくなったりする時期です。
「何かをしなければ」と追い込みすぎず、無理なく続けられる方法を選びましょう。
鍼灸は補助的な体調管理として考える
不妊治療と並行して、移植前後の体調管理やリラックスを目的として鍼灸を取り入れる方もいます。
ただし、鍼灸によって子宮内膜が必ず厚くなる、妊娠率や生児獲得率が必ず高くなると断定することはできません。
移植に向けた時期は心身ともに緊張が強くなりやすいため、睡眠や冷え、疲労、緊張などを含めた体調管理のひとつとして取り入れる考え方があります。
不妊治療と並行して鍼灸を受ける場合は、治療スケジュールやその日の体調に合わせて、無理のない範囲で行うことが大切です。
まとめ
「移植日に内膜が薄くなった」「排卵後に内膜が薄くなった」と言われても、すぐに悲観しすぎる必要はありません。
黄体ホルモンの影響による子宮内膜コンパクションのように、生理的な変化によって内膜が少し薄く見えることもあります。
一方で、子宮内膜が薄いほど妊娠率や生児獲得率が低くなる傾向は報告されています。
ただし、「7mm未満だから移植できない」「5mmだから妊娠できない」といった絶対的な境界線があるわけではありません。
大切なのは、「今回の薄さは排卵後の生理的変化なのか」「もともと内膜が育ちにくい背景があるのか」「いつの時点で何mmだったのか」を整理することです。
内膜の厚さだけでなく、ホルモン環境、胚の状態、移植周期、子宮内の状態なども含め、主治医と一緒に治療方針を確認していきましょう。
Q1.移植日に内膜が薄くなったと言われたら、移植は中止になりますか?
必ずしも中止になるわけではありません。
子宮内膜の厚さだけでなく、胚の状態、ホルモン環境、これまでの経過などを含めて総合的に判断されます。
排卵後や黄体ホルモン開始後であれば、生理的な変化として内膜が少し薄く見えることもあります。
まずは主治医に、移植を進める理由や中止を検討する基準について確認してみましょう。
Q2.子宮内膜が5mmだと、妊娠はかなり難しいですか?
一般的には、子宮内膜が薄いほど妊娠率や生児獲得率は低くなる傾向があります。
ただし、5mm台でも妊娠・出産に至る例は報告されており、絶対に無理というわけではありません。
厚さだけで結果が決まるわけではないため、胚の状態やホルモン環境、子宮内の状態なども含めて考えることが大切です。
Q3.排卵後に内膜が薄くなるのは異常ですか?
排卵後は、黄体ホルモンの影響で内膜が着床に向けて変化する時期です。
そのため、少し薄く見えること自体が、すぐに異常とは限りません。
ただし、排卵前から内膜がかなり薄い場合や、毎周期同じように指摘される場合は、背景に別の原因がないか主治医に確認するとよいでしょう。
Q4.内膜が薄い原因にはどのようなものがありますか?
原因としては、ホルモン環境、子宮内の炎症や癒着、過去の子宮内手術などの影響、移植周期に対する反応の違いなどが考えられます。
また、移植前後の時期であれば、黄体ホルモンによる生理的な変化で一時的に薄く見えていることもあります。
原因はひとつとは限らないため、測定した時期や過去の経過も含めて確認することが大切です。
Q5.内膜が薄いと言われたとき、自分でできることはありますか?
まず大切なのは、自己判断だけで対策を進めず、主治医と原因を整理することです。
そのうえで、睡眠、食事、適度な運動など、基本的な体調管理を整えていきましょう。
鍼灸を取り入れる場合も、内膜を必ず厚くしたり妊娠率を高めたりするものとしてではなく、体調管理を支える補助的なケアとして考えるのが自然です。
Q6.子宮内膜が7mmなら移植できますか?
7mmでも移植が行われることはあります。
7mmは内膜の厚さを考える際のひとつの目安ですが、絶対的な移植基準ではありません。
測定した時期、ホルモン環境、これまでの内膜の変化、胚の状態などを含めて総合的に判断されます。
Q7.子宮内膜は何mmだと移植キャンセルになりますか?
「何mm以下なら必ずキャンセル」という統一された基準はありません。
医療機関や移植周期によって判断は異なり、内膜の厚さだけでなく、ホルモン値やこれまでの経過なども確認して移植の可否が決められます。
内膜が薄いと言われた場合は、「今回の厚さで移植を進める理由」や「見送る場合は次周期にどのような対応を考えているか」を主治医に確認してみるとよいでしょう。
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📚参考文献
- Pérez-Milán F, et al. Impact of endometrial thickness on reproductive outcome in fresh and frozen-thawed embryo transfer: systematic review and meta-analysis. Ultrasound Obstet Gynecol. 2025.
新鮮胚移植・凍結融解胚移植における子宮内膜の厚さと妊娠成績について多数の研究を解析したシステマティックレビュー・メタ解析です。子宮内膜が厚いほど生児獲得率が高くなる傾向が示されていますが、特定の厚さのみを絶対的な移植中止基準とするのではなく、他の予後因子と合わせて判断することの重要性を考えるうえで参考になります。 - Al-Lamee H, et al. Endometrial compaction to predict pregnancy outcomes in patients undergoing assisted reproductive technologies: a systematic review and meta-analysis. Human Reproduction Open. 2024.
子宮内膜コンパクションと妊娠成績の関係を検討したシステマティックレビュー・メタ解析です。臨床妊娠率や継続妊娠率との関連が示された一方、生児出生率との明確な関連は確認されておらず、コンパクションだけで妊娠予後を判断できないことが示されています。 - Feng S, et al. Association between proliferative-to-secretory endometrial compaction and pregnancy outcomes after embryo transfer: a systematic review and meta-analysis. Human Reproduction. 2024.
排卵前から分泌期にかけての子宮内膜コンパクションと胚移植後の妊娠成績を検討したメタ解析です。「内膜が薄くなった方が妊娠しやすい」と単純に判断できないことを考える際の参考になります。 - Mumusoglu S, et al. Preparation of the Endometrium for Frozen Embryo Transfer: A Systematic Review. Frontiers in Endocrinology. 2021.
凍結胚移植における子宮内膜準備法についてまとめたレビューです。自然周期、ホルモン補充周期、黄体ホルモン開始のタイミングなど、移植前の内膜環境を考えるうえで参考になります。 - Dokras A. Endometrial lining in assisted reproductive technology: How thin is too thin? Fertility and Sterility. 2022.
生殖補助医療において「子宮内膜はどの程度薄いと不利になるのか」を考察した論文です。薄い内膜と妊娠成績との関連を理解する際の参考になります。 - Canadian Fertility and Andrology Society. Management of thin endometrium in assisted reproduction. 2019.
生殖補助医療における薄い子宮内膜への対応をまとめた臨床ガイダンスです。薄い内膜の評価や治療方針を検討する際の考え方が整理されています。 - Smith CA, et al. Effect of Acupuncture vs Sham Acupuncture on Live Births Among Women Undergoing IVF: A Randomized Clinical Trial. JAMA. 2018.
IVFを受ける女性を対象に鍼治療とシャム鍼を比較したランダム化比較試験です。生児出生率に有意差は示されておらず、鍼灸を妊娠率向上と断定せず、補助的な体調管理として説明する際の参考になります。
この記事の監修者

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
薄い内膜や移植前の体づくりでお悩みの方へ
「移植日に内膜が薄くなった」「内膜が5mm・7mmと言われて不安」「次の移植に向けて体調を整えたい」など、胚移植を控えている時期は、小さな変化でも心配になりやすいものです。
子宮内膜の厚さは大切な情報のひとつですが、移植や妊娠の可能性は内膜の厚さだけで決まるものではありません。まずは主治医と治療方針を確認しながら、無理のない範囲で体調を整えていくことが大切です。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、不妊治療のスケジュールに合わせながら、移植前後の体調管理をサポートしています。
無理に治療をすすめるのではなく、現在の治療状況や体調、不安に感じていることをお聞きしながら、その方に合わせたケアをご提案しています。
次の移植に向けて体を整えたい方や、冷え・睡眠・緊張なども含めて体調について相談したい方は、お気軽にご相談ください🍀
胚移植後の食事|食べてはいけないもの・おすすめの食べ物と栄養
「胚移植後、何を食べたらいいんだろう?」
「着床を助ける食べ物はあるの?」
「食べてはいけないものを食べてしまったら、着床に影響するのでは…」
胚移植後から判定日までの期間は、少しの食事や生活習慣も気になりやすい、とてもデリケートな時期です。
まず大切なのは、特定の食べ物だけで着床が決まるわけではないということです。
「これを食べれば必ず着床する」「これを食べたから着床しない」というものは、基本的にはありません。
一方で、妊娠初期の身体を支えるためには、栄養バランスを整え、アルコールやカフェインの摂りすぎ、極端な食事制限を避けることが大切です。
この記事では、胚移植後に意識したい食事、着床期に大切にしたい栄養素、控えたいものについて、医学的に誤解のないように解説します。
- 胚移植後に特定の食べ物を食べることで、着床率が高まると断定できる医学的根拠はありません。
- 葉酸、鉄、ビタミンD、タンパク質、良質な脂質などを、普段の食事からバランスよく摂ることが大切です。
- 妊娠の可能性を考え、アルコールは避け、カフェインの摂りすぎや食中毒リスクのある食品に注意しましょう。
- 胚移植当日も、医師から特別な指示がなければ、通常の食事を摂って構いません。
- 冷たいものや甘いものを一度食べたからといって、それだけで着床の成否が決まるわけではありません。

胚移植後に意識したい栄養素
葉酸|妊娠前から妊娠初期に大切な栄養素
葉酸は、妊娠初期の赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスク低減に関わる栄養素です。
妊娠を希望する時期から意識したい栄養素であり、食事だけでなく、サプリメントなどから補うことも推奨されています。
一般的には、妊娠を計画している女性や妊娠の可能性がある女性は、通常の食事に加えて、サプリメントなどから1日400μgの葉酸を摂取することが推奨されています。
葉酸を多く含む食品には、次のようなものがあります。
- ほうれん草
- ブロッコリー
- 小松菜
- 枝豆
- アスパラガス
- アボカド
- いちご
- 納豆
ただし、葉酸を多く摂れば着床率が上がるという意味ではありません。サプリメントを使用する場合は、他の製品との重複や摂取量にも注意しましょう。
すでに不妊治療中の方や持病のある方は、主治医の指示に合わせて取り入れてください。
タンパク質|ホルモンや身体の材料になる
タンパク質は、筋肉、血液、ホルモン、酵素などの材料になる栄養素です。
胚移植後だからといって特別に大量に摂る必要はありませんが、食事量が少ない方、朝食を抜きがちな方は不足しやすい栄養素です。
おすすめの食品は以下です。
- 魚
- 鶏肉
- 赤身肉
- 十分に加熱した卵
- 豆腐
- 納豆
- 豆乳
- ヨーグルト
毎食、手のひら1枚分くらいのタンパク質源を意識すると、無理なく整えやすくなります。これは食事を考える際の簡単な目安であり、必要量は体格や活動量によって異なります。
鉄|妊娠初期から意識したい栄養素
鉄は、血液をつくるために必要な栄養素です。
妊娠すると血液量が増えるため、妊娠前から鉄の状態を整えておくことは大切です。
鉄を含む食品には、次のようなものがあります。
- 赤身肉
- あさり
- かつお
- 小松菜
- ほうれん草
- 大豆製品
レバーは鉄を多く含みますが、ビタミンA(レチノール)の含有量も多いため、妊娠の可能性がある時期は避けるのが安心です。鉄は赤身肉、あさり、大豆製品など、ほかの食品からも補うことができます。
また、鉄サプリは胃腸症状が出る方もいます。貧血やフェリチン値が気になる場合は、自己判断で過剰に摂らず、医師に相談しましょう。
ビタミンD|妊活中に不足しやすい栄養素
ビタミンDは、骨の健康だけでなく、免疫や生殖機能との関連も研究されています。
体外受精や妊娠率との関連についても報告はありますが、現時点では「ビタミンDを摂れば着床率が必ず上がる」と断定できる段階ではありません。
それでも、不足しやすい栄養素であるため、妊活中は意識しておきたい栄養素のひとつです。
ビタミンDを含む食品には、次のようなものがあります。
- 鮭
- さば
- いわし
- さんま
- 卵
- きくらげ
- 干ししいたけ
日光を浴びることで体内でも作られますが、日焼け対策や室内生活が多い方は不足しやすいことがあります。
不足が疑われる場合は、必要に応じて医師に血液検査や補充の必要性を相談しましょう。
オメガ3脂肪酸|魚から摂りたい良質な脂質
オメガ3脂肪酸は、青魚に多く含まれる脂質です。
炎症や血管機能との関連が研究されており、妊娠期の栄養としても大切です。
おすすめの食品は以下です。
- さば
- いわし
- さんま
- 鮭
- ぶり
- 亜麻仁油
- えごま油
- くるみ
ただし、妊娠の可能性がある時期は、水銀を比較的多く含む一部の大型魚の摂取量に注意が必要です。
魚には良質なタンパク質や脂質が含まれているため、一律に避けるのではなく、種類を偏らせずに取り入れましょう。
迷ったら「地中海型食生活」を参考にする
胚移植後に「何を食べればいいか分からない」と迷う場合は、地中海型食生活を参考にすると分かりやすいです。
地中海型食生活は、以下のような食品を中心にした食事です。
- 野菜
- 果物
- 魚介類
- 豆類
- 全粒穀物
- ナッツ類
- オリーブオイル
- 適量の乳製品
体外受精やART(生殖補助医療)における研究では、地中海型食生活などの食事パターンと妊娠・出産成績との関連が報告されています。
ただし、これらの研究には治療開始前の食習慣を調べたものもあり、胚移植後に食事を変えることで着床率が高まると証明されたわけではありません。
地中海型食生活は、栄養バランスを整えるための参考として、無理のない範囲で取り入れましょう。
日本の食事に置き換えるなら、次のようなイメージです。
- 白米だけでなく、雑穀米や玄米も取り入れる
- 魚を週に数回食べる
- 野菜、きのこ、海藻を適量取り入れる
- 揚げ物や加工食品を続けて食べすぎない
- 甘い飲み物やお菓子を習慣化しない
- オリーブオイルや青魚など良質な脂質を意識する
無理に洋食へ変える必要はありません。和食をベースに、魚・野菜・豆類・発酵食品などを組み合わせる方法も取り入れやすいでしょう。
胚移植当日の食事は普段どおりで大丈夫?
「胚移植当日は何を食べたらいいですか?」「移植後すぐに食事をしても大丈夫ですか?」という疑問を持つ方もいらっしゃいます。
基本的には、胚移植当日も、医師から特別な指示がなければ普段どおりの食事を摂って構いません。
移植後に食事をしたこと自体が、着床を妨げるとは考えられていません。
ただし、移植時の処置や鎮静、使用した薬剤によって飲食に関する指示がある場合は、クリニックの指示を優先してください。
胚移植当日に食べやすい食事の例
普段から食べ慣れていて、胃腸に負担を感じにくい食事を選ぶとよいでしょう。
- 朝食:ご飯、十分に加熱した卵料理、味噌汁、果物
- 昼食:ご飯、焼き魚、温野菜、豆腐
- 夕食:ご飯、鶏肉と野菜の煮物、具だくさんのスープ
これらは一例です。食欲や体調に合わせて調整し、無理に特別なメニューを用意する必要はありません。
また、胚移植後だからといって急に大量のサプリメントを追加したり、極端な糖質制限を始めたりすることはおすすめしません。
胚移植後に控えたいもの・注意したいもの
アルコール
胚移植後は妊娠している可能性がある時期です。
そのため、アルコールは避けるのが基本です。
妊娠中の飲酒は胎児に影響を及ぼす可能性があり、安全と確認された飲酒量はありません。
すでに飲んでしまった場合は、その一度の飲酒だけで結果を決めつけず、今後は控え、飲酒量などが気になる場合は主治医へ相談しましょう。
カフェインの摂りすぎ
カフェインは、完全にゼロにしなければいけないわけではありません。
ただし、摂りすぎには注意が必要です。
妊娠中のカフェイン摂取については、1日200mg以下を目安とする考え方があります。
コーヒーなら1日1杯程度にしておくと、摂取量を管理しやすいでしょう。ただし、カフェインの含有量は豆の種類や抽出方法、カップの大きさによって異なります。
紅茶、緑茶、エナジードリンク、チョコレートにもカフェインが含まれるため、合計量で考えましょう。
チョコレート・甘いもの
「胚移植後にチョコレートを食べてしまった」「甘いものが食べたいけれど、着床に悪いのでは」と心配される方もいます。
チョコレートや甘いものを少量食べたからといって、それだけで着床しなくなるという医学的根拠はありません。
ただし、チョコレートにはカフェインが含まれ、種類によって含有量が異なります。特にカカオ含有量の高い製品を多く食べる場合は注意しましょう。
菓子パンやスイーツ、清涼飲料水などが毎日の食事の中心になると、栄養バランスが偏りやすくなります。
食べてはいけないのではなく、楽しむ量を意識し、普段の食事を整えることが大切です。
生もの・食中毒リスクのある食品
胚移植後は、妊娠している可能性がある時期として考えると安心です。
そのため、以下のような食品には注意しましょう。
- 生肉や加熱不十分な肉
- 生卵や加熱不十分な卵料理
- 生の魚介類など食中毒リスクのある食品
- 加熱殺菌されていない乳製品
- 加熱せずに食べる一部のナチュラルチーズや冷蔵の生ハムなど、リステリア菌による食中毒に注意が必要な食品
- 長時間常温で置いた食品
「一度食べてしまったから着床しない」と過度に不安になる必要はありませんが、妊娠中の食中毒は母体や胎児に影響することがあります。
食品は十分に加熱し、保存方法や衛生管理を意識しましょう。
胚移植後にお寿司や刺身を食べても大丈夫?
お寿司や刺身についても、胚移植後に特別に着床を妨げるという根拠があるわけではありません。
ただし、妊娠の可能性がある時期は、食中毒と魚介類に含まれる水銀の両方に注意が必要です。
心配な場合は、加熱された魚介類を選びましょう。
また、クロマグロやメカジキなど、一部の魚は水銀の摂取量に注意が必要です。魚の種類や量については厚生労働省の注意事項も参考にしてください。
妊娠の可能性がある時期でも、魚介類をすべて避ける必要はありません。
焼肉や脂っこいもの
胚移植後に焼肉を食べても、肉を食べたこと自体が着床を妨げるわけではありません。
ただし、肉は中心部まで十分に加熱し、生肉や加熱不十分な肉は避けましょう。
脂っこい食事で胃もたれしやすい方は、食べる量や脂身の多さを調整してください。
一度外食をしたからといって、食事内容を過度に後悔する必要はありません。
冷たいものの摂りすぎ
「冷たいものを食べたら着床しない」という医学的根拠はありません。
ただし、冷たい飲み物やアイスを摂りすぎると、胃腸の不快感につながる方もいます。
東洋医学では、胃腸の働きや巡りを整えることを大切に考えます。
胚移植後は、温かい味噌汁、スープ、煮物、おかゆなど、身体がほっとする食事を選ぶのも良いでしょう。
なお、温かい食事を摂ることで着床率が高まると確認されているわけではありません。
当院では、胚移植後の方から「アイスを食べてしまったけれど大丈夫ですか?」「身体を冷やすと着床に影響しますか?」といったご相談をいただくことがあります。冷たいものを一度食べたからといって、着床の結果が決まるわけではありません。食べたものを後悔するよりも、普段の食生活を無理なく整えることが大切です。
冷えや胃腸の不調が気になる方には、温かい汁物を食事に加える、冷たい飲み物の量を調整する、ゆっくり食べるといった方法をお伝えしています。東洋医学では、胃腸の働きや手足の冷え、睡眠なども含めて体質を捉えます。ただし、身体を温めれば着床率が上がるという医学的根拠が確立しているわけではなく、ご自身が心地よく続けられることを大切にしています。
水分は「多ければ多いほど良い」わけではない
胚移植後は、水分をしっかり摂った方が良いと聞くことがあります。
もちろん脱水は良くありませんが、必要以上に水を大量に飲む必要はありません。
水分は、喉の渇き、尿の色、汗の量、食事内容に合わせて調整しましょう。
水だけでなく、以下のようなものも水分補給に含まれます。
- 味噌汁
- スープ
- 白湯
- 麦茶
- ノンカフェインのお茶
むくみや腎臓病、心疾患、高血圧などがある方は、水分や塩分の摂り方について医師の指示を優先してください。
特に新鮮胚移植後で、急激なお腹の張り、体重増加、尿量の減少、息苦しさなどがある場合は、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の可能性もあるため、速やかにクリニックへ相談しましょう。
持病がある方は自己判断で食事制限をしない
胚移植後は、妊娠の可能性がある時期です。
持病がある方は、インターネットの情報だけで食事を大きく変えるのではなく、主治医や管理栄養士に相談しましょう。
特に注意したいのは、以下のようなケースです。
- 糖尿病、血糖値が高い
- 甲状腺機能の異常がある
- 高血圧がある
- 腎臓病がある
- 貧血が強い
- サプリメントを複数飲んでいる
- 不妊治療の薬を使用している
たとえば、甲状腺疾患がある方はヨウ素の摂りすぎ、貧血がある方は鉄の摂り方、糖尿病がある方は糖質の摂り方に注意が必要です。
また、妊娠の可能性があるからといって、処方薬を自己判断で中止しないようにしましょう。
胚移植後の食事で大切にしたい考え方
胚移植後は、どうしても「何か悪いことをしたら着床しないのでは」と不安になりやすい時期です。
でも、食事は結果をコントロールするためのものではありません。
食事は、今の身体を支え、妊娠が成立したときに備えるための土台づくりです。
完璧な食事を目指す必要はありません。
大切なのは、次のようなことです。
- 無理な欠食や極端な食事制限をしない
- タンパク質を毎食意識する
- 野菜、きのこ、海藻を適量取り入れる
- 魚や大豆製品を取り入れる
- アルコールは避ける
- カフェインは摂りすぎない
- 甘いものや脂っこいものに偏らない
- 体調に合わせて食べやすいものを選ぶ
- 食事を気にしすぎて負担を増やさない
胚移植後は「何を食べれば着床しやすくなりますか?」「判定日までどう過ごせばいいですか?」というご相談をいただきます。当院では、食事を完璧にしようとするあまり負担を増やすのではなく、食べ慣れたものをバランスよく摂り、睡眠や休息の時間を確保することをお伝えしています。食事の内容だけでなく、不安や緊張が強いときには深呼吸をしたり、無理のない範囲で身体を動かしたりすることも、気持ちを落ち着けるための方法のひとつです。
当院の鍼灸では、月経周期やホルモン治療の状況に加え、冷え、肩こり、胃腸の調子、睡眠などを伺い、必要に応じて良導絡測定も取り入れながら、東洋医学的な体質や身体の状態を確認しています。良導絡測定は自律神経の病気や着床の成否を診断するものではありません。鍼灸は体調管理を支える選択肢のひとつとして考え、強い腹痛や出血、発熱、急なお腹の張りなどがある場合は、まず移植を受けたクリニックへの相談を優先していただいています。
「今日少し甘いものを食べてしまった」
「外食になってしまった」
「コーヒーを1杯飲んでしまった」
その程度で、すぐに着床が悪くなると決めつける必要はありません。
翌食から無理なく整えていきましょう。
まとめ|胚移植後の食事は“完璧”より“安心して続けられること”が大切
胚移植後の食事では、「着床を助ける特別な食べ物」を探したくなる方が多いと思います。
しかし、特定の食べ物だけで着床が決まるわけではありません。
大切なのは、葉酸、鉄、ビタミンD、タンパク質、オメガ3脂肪酸などを意識しながら、身体全体の栄養バランスを整えることです。
地中海型食生活のように、魚、野菜、果物、豆類、全粒穀物、良質な油を取り入れる食事は、妊活中の食事の参考になります。
一方で、アルコールや食中毒リスクのある食品には注意し、カフェインは摂りすぎないようにしましょう。
食事を不安の原因にするのではなく、身体をいたわる時間として、できる範囲で整えていきましょう。
Q1. 胚移植後に食べると着床しやすくなる食べ物はありますか?
A. 「これを食べれば着床しやすくなる」と断定できる食べ物はありません。着床には胚の状態、子宮内膜、ホルモン環境などさまざまな要素が関わります。食事は栄養バランスを意識することが基本です。
Q2. 胚移植後に食べてはいけないものはありますか?
A. 妊娠の可能性を考えてアルコールは避けましょう。生肉や加熱不十分な食品など、食中毒リスクのあるものにも注意が必要です。持病や治療状況によって個別の制限がある場合は主治医の指示を優先してください。
Q3. 胚移植当日に外食をしても大丈夫ですか?
A. 医師から特別な指示がなければ、外食自体を避ける必要はありません。食材の加熱状態や衛生管理に気をつけ、体調に合った食事を選びましょう。
Q4. 胚移植後にコーヒーやチョコレートを食べても大丈夫ですか?
A. 少量のコーヒーやチョコレートだけで着床の成否が決まるわけではありません。ただし、カフェインは飲み物と食品の合計量を考え、1日200mg以下を目安に摂りすぎないよう注意しましょう。
Q5. 胚移植後にアイスや冷たい飲み物を飲んでしまいました。大丈夫ですか?
A. 冷たいものを口にしたことだけで着床しなくなるという根拠はありません。胃腸の不調を感じる場合は量を調整し、温かい飲み物や汁物など、体調に合ったものを選んでください。
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📚参考文献
- [1] Practice Committee of the American Society for Reproductive Medicine. Optimizing natural fertility: a committee opinion. Fertility and Sterility. 2022.
妊娠を目指す時期の食生活、飲酒、カフェインなどの生活習慣について参考にした文献です。 - [2] American College of Obstetricians and Gynecologists. Prepregnancy Counseling. ACOG Committee Opinion No. 762. 2019.
妊娠前からの栄養状態、持病や服用薬の確認、生活習慣の見直しについて参考にしたガイドラインです。 - [3] American College of Obstetricians and Gynecologists. Good Health Before Pregnancy: Prepregnancy Care. 2020.
妊娠を希望する時期に必要な葉酸や鉄などの栄養について、一般向けに解説した資料です。 - [4] Gaskins AJ, Nassan FL, Chiu YH, et al. Dietary patterns and outcomes of assisted reproduction. American Journal of Obstetrics and Gynecology. 2019;220(6):567.e1-567.e18.
生殖補助医療を受ける女性の治療前の食事パターンと妊娠・出産成績との関連を調べた観察研究です。 - [5] Baroutis D, et al. The Role of the Mediterranean Diet in Assisted Reproduction: A Literature Review. Nutrients. 2024;16(16):2807.
地中海型食生活と生殖補助医療の治療成績に関する研究をまとめた文献です。研究結果のばらつきや限界についても参考にしました。 - [6] 厚生労働省. 妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項. 2005.
妊娠中に注意したい魚介類の種類や水銀摂取について参考にした公的資料です。 - [7] Centers for Disease Control and Prevention. Safer Food Choices for Pregnant Women.
妊娠中の食中毒予防と、生肉、生卵、生魚、非加熱の乳製品などの食品安全について参考にした公的資料です。 - [8] National Health Service. Foods to avoid in pregnancy.
妊娠中に注意したい食品、カフェイン摂取量の目安、食中毒リスクなどについて参考にした資料です。 - [9] National Health Service. Vitamins, supplements and nutrition in pregnancy.
妊娠中のビタミンA(レチノール)の過剰摂取や、レバーなどの食品に関する注意事項について参考にした資料です。
この記事の監修者

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
胚移植後の食事や体調について相談したい方へ
胚移植後は、「何を食べたらいいのかな」「冷たいものを食べてしまったけれど大丈夫かな」と、普段なら気にならないことも不安になりやすい時期です。
食事だけで着床が決まるわけではありません。栄養バランスを意識しながら、睡眠や休息も含め、無理なく過ごすことが大切です。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、治療状況や体調を伺いながら、冷え、胃腸の調子、睡眠、身体の緊張などにも目を向け、妊活中の身体づくりやコンディション調整をサポートしています。
「移植後の過ごし方が気になる」「判定日までの間、少しでも心穏やかに過ごしたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。医療機関での治療を大切にしながら、お一人おひとりに合った体調管理を一緒に考えていきます🍀
妊娠中にカレーを食べても大丈夫?食べてしまった時・スパイス・赤ちゃんへの影響
「妊娠中にカレーを食べても大丈夫?」「スパイスカレーを食べてしまったけれど、赤ちゃんに影響しない?」「妊活中はカレーを控えたほうがいいの?」と不安に感じる方は少なくありません。
結論からいうと、妊活中も妊娠中も、カレーを一律に避ける必要はありません。
一般的な食事として食べるカレーが、すぐに妊娠しにくさや赤ちゃんへの悪影響につながるわけではありません。
すでにカレーやスパイスカレーを食べてしまった場合も、通常の料理として食べたもので体調に問題がなければ、食べたことだけを理由に過度に心配する必要はありません。
ただし、妊娠中は体調の変化によって、辛さ・油分・塩分・食べる量が負担になることがあります。
また、カレーそのものよりも、加熱が不十分な具材や、妊娠中に注意したい食品が入っていないかを確認することが大切です。
- 妊活中・妊娠中ともに、カレーを食べたからといって直ちに悪影響があるわけではありません。
- スパイスカレーを食べてしまった場合も、通常の食事の範囲で体調に問題がなければ、過度に心配する必要はありません。
- 注意したいのは、カレーそのものよりも、辛さ・脂っこさ・塩分・食べる量などのバランスです。
- 妊娠中は、辛いカレーや脂っこいカレーで胸やけ・胃もたれが起こりやすくなることがあります。
- 市販ルーや外食のカレーは、脂質・塩分・ごはん量が多くなりやすいため、具材や付け合わせを工夫すると安心です。
- 妊活中は「カレーをやめること」よりも、葉酸・たんぱく質・鉄・野菜などを含めた食事全体の質を整えることが大切です。

妊娠中にカレーを食べても大丈夫?
妊娠中でも、カレーを食べること自体は基本的に問題ありません。
普段から食べ慣れていて、食後に胸やけ・胃痛・下痢・吐き気などが出ないのであれば、過度に心配しすぎなくて大丈夫です。
妊娠中は、ホルモンの影響やお腹が大きくなることによって、胃酸が逆流しやすくなったり、胃が圧迫されやすくなったりします。
そのため、今まで平気だった辛さや油分でも、妊娠中は胸やけや胃もたれを感じることがあります。
「カレーを食べてはいけない」と考えるよりも、今の体調に合う食べ方に調整すると考えると安心です。
妊娠中のカレーは赤ちゃんに影響する?
一般的な食事としてカレーを食べることが、すぐに赤ちゃんへ悪影響を与えるわけではありません。
スパイスや辛さについても、通常の料理に使われる範囲であれば、過度に怖がる必要はありません。
ただし、妊娠中はお母さんの胃腸が敏感になりやすいため、辛いカレーを食べて強い胸やけや胃痛が出る場合は、無理に食べ続けないようにしましょう。
赤ちゃんへの影響として本当に注意したいのは、カレーそのものよりも、食中毒につながる食品や加熱不足の具材です。
たとえば、加熱が不十分な肉や卵、妊娠中に注意が必要なナチュラルチーズ・生ハム・スモークサーモンなどが副菜やトッピングに含まれている場合は注意が必要です。
妊娠中にスパイスカレーを食べてもいい?食べてしまった場合は?
妊娠中でも、スパイスカレーを一律に避ける必要はありません。
すでにスパイスカレーを食べてしまった場合も、通常の料理として食べたもので、食後に特に体調の変化がなければ、食べたことだけを理由に過度に心配する必要はありません。
まず確認したいのは、スパイスそのものよりも、辛さや油分によって胸やけ・胃痛・吐き気・下痢などが出ていないか、肉や魚介類などの具材が十分に加熱されていたかという点です。
スパイスカレーは市販ルーのカレーよりも香辛料が強く、辛さや香りの刺激を感じやすい場合があります。
特に、つわり中・胃もたれしやすい時期・妊娠後期などは、スパイスの香りや辛さが負担になることがあります。
スパイスカレーを食べるときの工夫
- 辛さを控えめにする
- 一度にたくさん食べすぎない
- 空腹時に辛いカレーを食べない
- 食後すぐに横にならない
- 胃もたれが出る日は無理に食べない
スパイスそのものを怖がりすぎる必要はありませんが、「食後に自分の体がどう感じるか」を目安にするとよいでしょう。
妊婦さんがカレーで気をつけたいポイント
辛すぎるカレーは胸やけにつながることがある
妊娠中は、辛いものや刺激の強い食べ物で胸やけ・胃もたれ・胃のムカムカが出やすくなることがあります。
特に妊娠後期は、子宮が大きくなることで胃が圧迫されやすくなります。
そのため、妊娠前は問題なかった辛さでも、食後につらく感じることがあります。
胸やけしやすい方は、甘口〜中辛程度にする、量を少なめにする、脂っこいトッピングを避けるなどの調整がおすすめです。
市販ルーや外食カレーは脂質・塩分が多くなりやすい
カレーで注意したいのは、スパイスそのものよりも、ルー・油分・塩分・ごはん量です。
市販のカレールーや外食のカレーは、脂質や塩分が多めになりやすいことがあります。
さらに、ごはんを大盛りにしたり、カツ・唐揚げ・チーズなどのトッピングを加えたりすると、全体として高カロリーになりやすくなります。
妊娠中に体重管理や血糖管理を指導されている方は、カレーの頻度や量、トッピングの選び方に少し注意すると安心です。
加熱不足の具材や副菜に注意する
妊娠中に注意したいのは、カレーの辛さよりも食中毒です。
カレーに入れる肉や魚介類は、中心までしっかり加熱しましょう。
また、外食やテイクアウトでカレーを食べるときは、副菜やトッピングにも注意が必要です。
生ハム、加熱していないナチュラルチーズ、スモークサーモンなど、妊娠中に注意が必要な食品が添えられていないか確認しておくと安心です。
つわり中や体調が悪い日は無理に食べなくてよい
つわり中は、カレーの香りだけで気分が悪くなる方もいます。
また、胃腸が弱っているときや、においに敏感な日は、スパイスや油分が負担になることがあります。
妊娠中は「栄養がありそうだから」と無理に食べる必要はありません。
食べられるものを、無理のない範囲で少しずつとることも大切です。
妊活中にカレーを食べても大丈夫?
妊活中にカレーを食べたからといって、それが直接妊娠しにくさにつながるという明確な根拠はありません。
妊活中に大切なのは、特定の料理を極端に避けることではなく、食事全体の栄養バランスを整えることです。
主食・主菜・副菜をそろえながら、葉酸、たんぱく質、鉄、ビタミンD、亜鉛、食物繊維などを不足しすぎないよう意識することが、妊娠に向けた体づくりの基本になります。
そのため、カレーも具材や食べ方を工夫すれば、妊活中の食事の一つとして取り入れて問題ないことが多いでしょう。
妊活中・妊娠中におすすめのカレーの食べ方
カレーを食べるときは、「やめる」よりも「整える」という考え方がおすすめです。
たんぱく質をしっかり入れる
鶏肉、豚赤身肉、魚、豆、卵などを入れると、たんぱく質を補いやすくなります。
妊活中も妊娠中も、たんぱく質は体づくりの土台となる大切な栄養素です。
野菜やきのこを増やす
玉ねぎ、にんじん、じゃがいもだけでなく、ほうれん草、かぼちゃ、なす、きのこ、ブロッコリー、トマトなどを加えると、ビタミン・ミネラル・食物繊維を補いやすくなります。
妊娠中の便秘が気になる方にも、野菜やきのこを増やす工夫は取り入れやすい方法です。
辛さは控えめにする
妊娠中は、辛さが強いほど胃に負担を感じることがあります。
甘口や中辛を選ぶ、唐辛子を控える、ヨーグルトや豆乳を加えてまろやかにするなど、体調に合わせて調整しましょう。
市販ルーは使いすぎない
市販ルーを使う場合は、量を少なめにしたり、トマト・ヨーグルト・スパイス・だしなどを組み合わせたりすると、重たくなりすぎにくくなります。
塩分や脂質が気になる方は、カレー粉やスパイスを少量使って、具だくさんのスープカレー風にするのもおすすめです。
ごはんを大盛りにしすぎない
カレーはごはんが進みやすい料理です。
妊娠中に体重管理や血糖管理が必要な方は、ごはんの量を控えめにし、サラダ・スープ・ゆで卵・豆類などを添えて、食事全体のバランスを整えるとよいでしょう。
妊活中に大切なのは「カレーをやめること」より食事全体の質
妊活中は、食べてはいけないものを探しすぎると、食事そのものがストレスになることがあります。
もちろん、栄養バランスを意識することは大切です。
しかし、カレーを食べたから妊娠しにくくなる、スパイスを少し食べたから卵子や精子に悪い、というように考えすぎる必要はありません。
妊娠を考えている時期は、葉酸をはじめ、たんぱく質、鉄、ビタミン、ミネラルを意識しながら、日々の食事全体を整えていくことが大切です。
カレーも、具材・辛さ・量を工夫すれば、妊活中の食事として無理なく楽しむことができます。
こんなときは医師や助産師に相談を
次のような場合は、自己判断せず、かかりつけの医師や助産師に相談しましょう。
- 妊娠中で胸やけや胃痛が強い
- 食後の吐き気や下痢が続く
- 発熱や強い腹痛を伴うなど、食中毒が疑われる症状がある
- 加熱が不十分な肉や魚介類などを食べたあとに体調不良が出ている
- 妊娠糖尿病などで食事指導を受けている
- 妊娠高血圧症候群などで塩分制限を指導されている
- つわりで食べられるものが限られている
- スパイスのサプリメントや健康食品を使いたい
通常の食事に使うスパイスと、濃縮されたサプリメントや健康食品は別に考える必要があります。
「妊娠中によい」と書かれている商品でも、自己判断で多量に摂取するのは避け、気になる場合は医師に確認しましょう。
妊娠中にカレーを食べても大丈夫ですか?
妊娠中でも、カレーを食べること自体は基本的に問題ありません。
ただし、辛さや油分で胸やけ・胃もたれが出る場合は、辛さや量を控えめにしましょう。
妊娠中にカレーを食べると赤ちゃんに影響しますか?
一般的な食事として食べるカレーが、すぐに赤ちゃんへ悪影響を与えるわけではありません。
むしろ注意したいのは、加熱不足の具材や、妊娠中に注意したほうがよい食品が入っていないかどうかです。
妊娠中にスパイスカレーを食べてしまいました。赤ちゃんは大丈夫ですか?
通常の料理としてスパイスカレーを食べたことだけで、直ちに赤ちゃんへの悪影響を心配する必要はありません。
体調に問題がなければ過度に心配しすぎず、その後の食事は普段どおり体調に合わせて整えていきましょう。
ただし、強い腹痛・嘔吐・下痢・発熱などがある場合や、加熱が不十分な食材を食べた可能性があり体調不良が出ている場合は、かかりつけの医師や助産師に相談してください。
妊婦は市販のカレールーを使ってもいいですか?
使っても問題ないことが多いですが、市販ルーは脂質や塩分が多くなりやすい傾向があります。
使う量を控えめにしたり、野菜やたんぱく質を増やしたりすると、食事全体のバランスが整いやすくなります。
妊活中にカレーを食べると妊娠しにくくなりますか?
カレーを食べたこと自体が、直接妊娠しにくさにつながるとはいえません。
妊活中は、カレーを避けることよりも、葉酸・たんぱく質・鉄・野菜などを含めた食事全体の質を整えることが大切です。
妊娠中に辛いカレーを食べたくなったらどうすればいいですか?
食べても体調に問題がなければ、少量を楽しむ程度であれば過度に心配しすぎなくて大丈夫です。
ただし、胸やけ・胃痛・吐き気が出る場合は、辛さを控えめにしたり、食べる量を減らしたりしましょう。
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📚参考文献
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厚生労働省 e-ヘルスネット「葉酸とサプリメント」
妊娠前からの葉酸摂取と神経管閉鎖障害のリスク低減について解説されています。 -
こども家庭庁「妊娠中と産後の食事について」
妊娠前から妊娠中、産後までの食生活の基本的な考え方がまとめられています。 -
厚生労働省「リステリアによる食中毒」
妊娠中に注意したいリステリア食中毒と、避けたい食品について解説されています。 -
厚生労働省「妊娠中・育児中の食中毒予防について」
妊娠中の食中毒予防や、食品の加熱・保存に関する注意点が紹介されています。 -
NHS「Indigestion and heartburn in pregnancy」
妊娠中に起こりやすい胸やけ・消化不良と、食事で気をつけたいポイントについて解説されています。 -
Nutrients 2024「Dietary Patterns and Fertility」
食事パターンと妊孕性の関係についてまとめられたレビューです。特定の食品だけでなく、食事全体の質を考える参考になります。 -
MotherToBaby「Herbal Products」
料理に適量使用するハーブと、成分が濃縮されたハーブ製品・サプリメントでは、妊娠中の安全性の考え方が異なることを確認する参考にしました。
この記事の監修者

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
妊活中・妊娠中の食事や体調管理でお悩みの方へ
妊活中や妊娠中は、「これは食べても大丈夫?」「赤ちゃんに影響しない?」と、日々の食事にも不安を感じやすい時期です。
カレーのように身近な食事でも、体調や妊娠週数、胃腸の状態によって合う・合わないが変わることがあります。
宇都宮鍼灸良導絡院では、不妊鍼灸・妊活中の体質ケア・妊娠中の体調管理を通して、お一人おひとりの状態に合わせたサポートを行っています。
食事や生活習慣を見直したい方、冷え・胃腸の不調・自律神経の乱れが気になる方は、無理のない範囲でご相談ください🍀
妊娠中に鍼治療を受けても大丈夫?赤ちゃんへの影響・安全性・注意点を解説
「妊娠中に鍼治療を受けても大丈夫?」「お腹の赤ちゃんに影響はない?」「流産や早産につながらないか心配…」
妊娠中の鍼灸について、このような不安を感じる方は少なくありません。
結論からお伝えすると、妊娠中の鍼治療は、妊娠週数や産科での経過を確認し、適切に行う場合、有害事象は少ないとする研究があります。ただし、すべての妊婦さんや赤ちゃんへの安全性が保証されているわけではありません。体調や妊娠経過によっては、鍼灸より産科での診察・治療を優先する必要があります。
この記事では、赤ちゃんへの影響に関する研究、妊娠中の鍼灸で期待できること、注意したい症状、妊娠何週から受けられるかを解説します。
- 妊娠中の鍼治療は、適切に行えば有害事象が少ないとする報告がありますが、安全性が保証されるわけではありません。
- つわり・腰痛などへの鍼灸は補助的なケアの選択肢です。効果の根拠は症状によって異なります。
- 施術前に妊娠週数・妊婦健診での経過・主治医の指示を伝えましょう。
- 出血、強い腹痛、破水の疑い、胎動の減少などがある場合は、鍼灸よりも先に産科へ連絡してください。
- 当院では妊娠4〜15週、16週以降のマタニティ鍼灸をご案内しています。施術の可否は個別に確認します。

妊娠中に鍼治療を受けても赤ちゃんに影響はない?
妊婦さんが特に心配されるのは、「鍼の刺激によって流産や早産が起こらないか」という点だと思います。
妊娠中の鍼治療の安全性を調べたシステマティックレビューでは、施術に関連すると判断された有害事象は、鍼をした部分の痛みなど軽度・一過性のものが中心でした。ただし、有害事象を詳しく報告した研究は限られており、安全性の評価には不確実な点も残っています。[1]
韓国の後ろ向きコホート研究でも、鍼治療を受けた妊婦さんと受けなかった妊婦さんの間で、早産などの出産転帰に統計学的に有意な差は認められませんでした。ただし、観察研究のため、鍼治療がすべての妊婦さんにとって安全であると証明したものではありません。[2]
「妊娠中だから鍼は一律に受けられない」というわけではありませんが、「どのような状態でも安全」とも言えません。妊娠週数、出血やお腹の張りの有無、産科での指示などを確認し、妊婦さんへの施術経験がある鍼灸師に相談しましょう。
妊娠中の鍼灸で期待できること
妊娠中は、ホルモンの変化やお腹が大きくなることによる姿勢の変化などで、つわり・腰痛・むくみ・便秘などの不調が起こることがあります。
鍼灸はこうした不調に対する補助的なケアの選択肢ですが、効果を裏付ける研究の質や結果は症状ごとに異なります。妊婦健診や必要な医療を代わりにするものではありません。
つわり・吐き気
妊娠初期のつわりでは、吐き気や食欲不振、においへの敏感さなどが日常生活の負担になることがあります。
鍼や手首のツボへの刺激を調べた研究はありますが、Cochraneレビューでは結果が一貫せず、特定の方法に十分な効果があるとは結論づけられていません。[3]
施術を希望される場合も、食事・水分摂取の工夫や産科での治療と併せて検討します。水分が取れない、尿が少ない、体重が減る、繰り返し吐く場合は、妊娠悪阻(つわりが重くなり、脱水や栄養不足を伴う状態)などの可能性があるため、早めに産科へ相談してください。[6]
腰痛・骨盤まわりの痛み
妊娠中期から後期にかけては、重心や姿勢が変わり、腰・お尻・骨盤まわりに負担がかかりやすくなります。
妊娠中の腰痛・骨盤痛に対する鍼治療は、一部の研究で痛みの軽減が示唆されています。ただし、研究数や質に限界があり、誰にでも同じ効果が得られるとは言えません。[5]
施術する場合は、横向きなど無理のない体勢を選び、痛みや張りの変化を確認しながら進めます。鎮痛薬や湿布の使用についても、自己判断せず産科に相談しましょう。
むくみ・冷え・だるさ
妊娠中は血液量や体内の水分バランスが変化し、足のむくみや冷え、重だるさを感じることがあります。
鍼灸では、体勢や刺激量に配慮しながら、緊張をやわらげてリラックスしやすい状態を目指します。ただし、むくみや冷えに対する鍼灸の効果が十分に確立しているわけではありません。
急に顔や手がむくむ、強い頭痛が続く、視界がチカチカする、みぞおちや右上腹部が痛む場合は、妊娠高血圧症候群などの可能性があります。鍼灸を受ける前に、速やかに産科へ連絡してください。[7]
便秘・胃腸の不調
妊娠中はホルモンの影響や子宮の増大などで、便秘や胃もたれが起こりやすくなります。
鍼灸を希望される場合は、体調に合わせて負担の少ないケアを検討します。ただし、便秘の改善効果については十分な根拠があるとは言えません。食事・水分摂取や薬の使い方は産科で相談してください。
強い腹痛、出血、嘔吐が続く場合は、単なる便秘と決めつけず医療機関に相談しましょう。
妊娠中は「不調があっても我慢するしかない」と感じることがあります。当院では、妊娠週数や産科での経過、その日の睡眠・疲労・お腹の張りなどを確認し、無理に施術を進めないことを大切にしています。鍼灸で対応できるか迷う症状があるときは、まず産科での確認をおすすめしています。
逆子のお灸について
妊娠中の鍼灸でよく知られているものに、「逆子のお灸」があります。足の小指の外側にある「至陰(しいん)」というツボなどを用いる方法です。
2023年のCochraneレビューでは、通常の妊婦健診にお灸を加えることで、出生時に骨盤位(逆子)である可能性を減らすことが示唆されました。一方、帝王切開率を減らす効果は明確ではなく、副作用の報告も十分ではありません。[4]
お灸による熱傷や子宮収縮などの報告もあるため、自己判断で始めず、まずは産科で赤ちゃんの向きや妊娠経過を確認しましょう。逆子のお灸は、必ず赤ちゃんの向きが変わる方法ではありません。
妊娠中の鍼灸は何週からいつまで受けられる?
妊娠中に鍼灸を検討する際、一律に「妊娠○週なら安全」と決められるものではありません。妊娠初期・中期・後期のどの時期でも、産科での経過と当日の体調によって施術できるかが変わります。
当院では、マタニティ鍼灸を「妊娠4〜15週」と「妊娠16週以降」のコースに分けてご案内しています。実際に施術を受けられるかどうかは、妊娠経過や主治医からの指示などを確認したうえで判断します。
臨月に近い時期も含め、出血・規則的なお腹の張り・破水が疑われる症状などがあれば、鍼灸ではなく産科への連絡を優先してください。
妊娠中の鍼灸で注意したいこと
産科での経過を確認してから受ける
切迫流産・切迫早産、前置胎盤、妊娠高血圧症候群などで医療的な管理が必要な場合は、主治医の方針が優先されます。現在治療中の病気や服薬、安静指示の有無も施術前に伝えましょう。
妊婦さんへの施術経験がある鍼灸院を選ぶ
妊娠中は、体勢や刺激量、施術する部位、体調が変化したときの対応など、通常の施術とは異なる配慮が必要です。妊娠週数や産科での経過を確認する鍼灸院を選びましょう。
強い刺激を避け、無理のない体勢で受ける
強い刺激を加える施術や、長時間同じ姿勢での施術は避け、体調に合わせて調整します。「妊娠中の禁忌のツボ」についてはさまざまな説明がありますが、特定のツボへの刺激が必ず流産や早産を起こすと証明されているわけではありません。自己流の強いツボ押しやお灸は避け、専門家に相談してください。
施術中に気分が悪くなったり、お腹が張ったりした場合は、我慢せずすぐに伝えてください。
このような症状がある場合は先に産科へ
- 性器出血や強い腹痛がある
- 規則的・強いお腹の張りが続く、破水が疑われる
- 急なむくみ、強い頭痛、視界の異常、強い上腹部痛がある
- 水分が取れない、尿が極端に少ない
- 胎動を感じる時期に、いつもより動きが少ない・感じない
- 片脚だけの強い腫れや痛み、息苦しさがある
これらの症状がある場合は、鍼灸の予約や施術より先に産科へ連絡してください。息苦しさや意識の異常など重い症状がある場合は、救急対応が必要になることもあります。
当院での妊婦さんへの鍼灸について
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊娠週数・体調・産科での経過を伺いながら、無理のない範囲でマタニティ鍼灸を行っています。
施術時は横向きなど楽な体勢に配慮し、つわり・腰痛・むくみ・冷え・疲れやすさなど、その時期のお悩みをお聞きします。妊娠経過によっては施術を控え、産科への相談をご案内する場合もあります。
当院の妊娠週数別コースや費用については、施術料金のページをご確認ください。「何週から相談してよいかわからない」「今の症状で受けてもよいか迷う」という方は、妊娠週数や主治医からの指示をお伝えください。
Q1. 妊娠中の鍼治療で流産や早産になることはありますか?
A. 現在の研究では、適切に行われた鍼治療に伴う重い有害事象の報告は限られていますが、リスクがまったくないとは言えません。出血やお腹の張りなどがあるときは、まず産科で確認してください。
Q2. 妊娠初期でも鍼灸を受けられますか? いつまで通えますか?
A. 妊娠初期でも施術を検討できる場合があります。当院では妊娠4〜15週と16週以降のコースがありますが、妊娠週数だけで決めず、産科での経過や体調を確認します。
Q3. 妊娠中に避けた方がよいツボや施術はありますか?
A. 強い刺激や負担のかかる体勢は避け、妊娠経過に応じた配慮が必要です。特定のツボの安全性について自己判断せず、妊婦さんへの施術経験がある鍼灸師に相談してください。
Q4. 妊娠中の肩こり・腰痛やつわりにも相談できますか?
A. 相談できます。ただし、鍼灸による効果には個人差があり、根拠が十分でない症状もあります。強い痛みや水分を取れないほどのつわりでは産科での診察・治療を優先しましょう。
Q5. 逆子のお灸は自宅で行っても大丈夫ですか?
A. お灸には熱傷などのリスクもあるため、まず産科で赤ちゃんの状態を確認し、専門家の指導を受けてください。自己判断で始めることはおすすめしません。
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📚参考文献
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[1] Park J, et al. The safety of acupuncture during pregnancy: a systematic review. Acupuncture in Medicine. 2014.
妊娠中の鍼治療に関連する有害事象の報告をまとめたレビュー。安全性の知見と研究上の限界を確認できます。 -
[2] Moon HY, et al. Safety of acupuncture during pregnancy: a retrospective cohort study in Korea. BJOG. 2020.
妊娠中の鍼治療と早産などの出産転帰を比較した観察研究です。 -
[3] Matthews A, et al. Interventions for nausea and vomiting in early pregnancy. Cochrane. 2015.
妊娠初期の吐き気・嘔吐への各種介入を検討し、鍼・ツボ刺激の効果に関する根拠の限界を示しています。 -
[4] Coyle ME, et al. Cephalic version by moxibustion for breech presentation. Cochrane. 2023.
逆子のお灸と出生時の胎位、帝王切開率、副作用に関する研究をまとめています。 -
[5] Liddle SD, Pennick V. Interventions for preventing and treating low-back and pelvic pain during pregnancy. Cochrane. 2015.
妊娠中の腰痛・骨盤痛に対する鍼治療などの選択肢と、研究の限界を確認できます。 -
[6] ACOG. Morning Sickness: Nausea and Vomiting of Pregnancy.
妊娠中の吐き気や脱水症状、産科に相談する目安が説明されています。 -
[7] ACOG. Preeclampsia and High Blood Pressure During Pregnancy.
強い頭痛、視覚の異常、急なむくみなど、妊娠高血圧症候群で注意したい症状を説明しています。
この記事の監修者

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
妊娠中の鍼灸について迷っている方へ
妊娠中のつわりや腰痛、冷えなどが気になる一方、「今の週数で鍼灸を受けられるのかな」と迷う方もいらっしゃいます。出血や強い腹痛、お腹の張りなどがある場合は、まず産科へご相談ください。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、妊娠4〜15週と16週以降のマタニティ鍼灸をご案内し、妊娠週数・産科での経過・体調を伺いながら、無理のないコンディション調整をサポートしています。
妊婦健診や主治医の治療を大切にしながら、日々の体調について相談したい方もお気軽にお問い合わせください🍀
着床不全・不育症と免疫療法|Th1/Th2・NK細胞・タクロリムスの考え方
「何度移植しても着床しない」「妊娠しても流産を繰り返してしまう」「検査では大きな異常がないと言われたのに、なぜ結果につながらないのか分からない」。
このようなお悩みを抱えている方の中には、「免疫が関係しているのでは?」と考えたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
着床や妊娠の継続には、受精卵の状態、子宮内膜、ホルモン、血流、慢性子宮内膜炎、血液凝固、甲状腺機能、生活習慣など、さまざまな要因が関わります。
その中の一つとして近年注目されているのが、母体の免疫バランスです。
今回は、着床不全・不育症と免疫療法について、Th1/Th2、NK細胞、タクロリムス、夫リンパ球移植療法の考え方を、できるだけ分かりやすく整理していきます。
- 着床不全・不育症には、免疫バランスが関係している可能性があります。
- Th1/Th2、NK細胞、タクロリムスは、反復着床不全や不育症の分野で注目されています。
- ただし、免疫療法はすべての方に必要な治療ではありません。
- 夫リンパ球移植療法は、現在では有効性や安全性の面から慎重に考えられています。
- 免疫だけに原因を決めつけず、胚・子宮内膜・ホルモン・血液凝固・甲状腺・慢性炎症などを総合的に確認することが大切です。

着床不全・不育症と免疫の関係
妊娠は、母体にとってとても不思議な現象です。
赤ちゃんは、お母さんとお父さんの両方の遺伝情報を持っています。そのため、母体の免疫から見ると、赤ちゃんは完全に「自分」と同じ存在ではありません。
本来、免疫はウイルスや細菌などの異物を排除するために働きます。しかし妊娠中は、胎児を攻撃しすぎないように、免疫が細かく調整されています。
この免疫の調整がうまく働くことで、受精卵が子宮内膜に着床し、その後の妊娠が維持されやすくなると考えられています。
ただし、ここで大切なのは、免疫だけが着床不全や不育症の原因とは限らないということです。
免疫はあくまで多くの要因の一つであり、胚の染色体、子宮環境、ホルモン、血液凝固、甲状腺、慢性炎症なども含めて、総合的に考える必要があります。
Th1/Th2とは?不育症・着床不全で注目される理由
免疫療法の話でよく出てくるのが、Th1/Th2という言葉です。
Th1、Th2は、免疫細胞の一種であるヘルパーT細胞の働き方を示す考え方です。
- Th1は、細菌やウイルスなどに対して攻撃的に働く免疫反応に関わります。
- Th2は、抗体産生やアレルギー反応などに関わる免疫反応とされています。
妊娠においては、以前から「Th1が強くなりすぎると、胎児や胎盤に対する免疫反応が過剰になり、着床や妊娠継続に影響する可能性がある」と考えられてきました。
そのため、反復着床不全や不育症の一部では、Th1/Th2比を調べることがあります。
特に、Th1/Th2比が高い場合には、母体の免疫が攻撃的に傾いている可能性があるとして、免疫を調整する治療が検討されることがあります。
ただし、Th1/Th2の検査は、まだ標準的な検査として確立しているとは言い切れません。
血液で測るのがよいのか、子宮内膜で見るべきなのか、どの時期に測るのが適切なのか、どの数値を異常と判断するのかなど、まだ統一されていない部分があります。
そのため、Th1/Th2が高いから必ず流産する、必ず着床しない、というものではありません。
NK細胞とは?不育症との関係
NK細胞とは、ナチュラルキラー細胞と呼ばれる免疫細胞です。
名前だけを見ると「攻撃する細胞」という印象が強いかもしれませんが、妊娠に関わるNK細胞は、単純に悪者というわけではありません。
子宮内には、子宮NK細胞と呼ばれる細胞が存在し、着床や胎盤形成、子宮内膜の血管づくりに関わると考えられています。
つまり、NK細胞は妊娠にとって必要な働きも持っています。
一方で、NK細胞の数や活性が高い場合、妊娠の維持に影響する可能性があるとして、不育症や反復着床不全の検査で注目されることがあります。
ただし、NK細胞についても注意が必要です。
血液中のNK細胞と、子宮内に存在するNK細胞は、同じように考えられるものではありません。血液検査でNK細胞の数や活性が高いからといって、それだけで着床不全や不育症の原因と判断できるわけではありません。
NK細胞の検査結果は、専門医のもとで、その他の検査結果や治療歴と合わせて慎重に判断することが大切です。
タクロリムスとは?着床不全の免疫療法で使われる理由
タクロリムスは、免疫の働きを抑える薬の一つです。
もともとは臓器移植後の拒絶反応を抑えるためなどに使われてきた薬で、免疫細胞の過剰な反応を抑える働きがあります。
反復着床不全の分野では、Th1/Th2比が高い方に対して、タクロリムスを使用することで妊娠率が改善したという報告があります。
考え方としては、母体の免疫が受精卵や胎盤に対して攻撃的に働きすぎている可能性がある場合に、その反応を調整し、着床や妊娠継続を助けることを目的とします。
ただし、タクロリムスは誰にでも使う治療ではありません。
免疫抑制薬であるため、感染症への注意、肝機能・腎機能、血中濃度、妊娠中の安全性、他の薬との飲み合わせなどを慎重に確認する必要があります。
また、すべての着床不全にタクロリムスが有効というわけではありません。
タクロリムスは、あくまでTh1/Th2比の上昇など、免疫学的な異常が疑われる一部のケースで検討される治療です。使用するかどうかは、不妊治療専門医・不育症専門医の判断が必要です。
夫リンパ球移植療法とは?
夫リンパ球移植療法は、夫のリンパ球を妻に投与することで、母体の免疫反応を調整し、妊娠を維持しやすくすることを目的とした免疫療法です。
以前は、原因不明の習慣流産や不育症に対する治療として注目されていました。
背景には、母体が胎児を受け入れるために必要な免疫の調整がうまく働かない場合、流産につながるのではないかという考え方があります。
過去には、夫リンパ球移植療法によって妊娠継続率が改善したとする報告もあります。
一方で、近年のガイドラインやシステマティックレビューでは、有効性は明確ではないとされ、現在は慎重な扱いになっています。
また、夫のリンパ球を移植するという性質上、輸血に近い医療行為として考える必要があります。感染症のリスク、同種抗体の産生、胎児への影響など、安全性の面でも注意が必要です。
そのため、現在では一般的に広く行われている治療ではなく、実施している医療機関も限られています。
免疫療法を考える前に確認したいこと
着床不全や不育症が続くと、「何か見落とされている原因があるのでは」と不安になるのは自然なことです。
ただ、免疫療法を考える前に、まずは基本的な検査が整理されているかを確認することが大切です。
確認したい主な項目には、次のようなものがあります。
- 胚の染色体異常の可能性
- 子宮内膜ポリープや子宮筋腫、子宮奇形などの子宮因子
- 慢性子宮内膜炎
- 子宮内フローラ
- 甲状腺機能
- ビタミンD
- 血液凝固異常
- 抗リン脂質抗体症候群
- ホルモン補充周期の子宮内膜や黄体ホルモン値
- ERA検査など着床の窓に関する検査
- 精子の質やDNA損傷の可能性
免疫だけに注目しすぎると、他の大切な原因を見落としてしまうことがあります。
免疫療法は、原因不明のまま何となく行うものではなく、必要な検査を行ったうえで、適応があるかどうかを専門医と相談しながら検討することが大切です。
免疫療法は「希望」でもあり「慎重さ」も必要な治療
着床不全や不育症を経験された方にとって、免疫療法は一つの希望になることがあります。
特に、何度も移植しているのに着床しない、妊娠しても初期流産を繰り返す、検査では大きな異常が見つからないという場合、「免疫」という視点から見直すことで、治療方針が広がることもあります。
一方で、免疫療法はまだ研究段階の部分も多く、すべての方に有効性が確立しているわけではありません。
検査結果の解釈も難しく、医療機関によって考え方が異なることもあります。
そのため、免疫療法を検討する際は、次のような点を確認しておくと安心です。
- 自分はなぜ免疫療法の対象になるのか
- どの検査結果をもとに判断しているのか
- 期待できる効果はどの程度か
- 副作用やリスクは何か
- 妊娠後はいつまで治療を続けるのか
- 他の治療との優先順位はどう考えるのか
分からないまま治療を進めるのではなく、納得できるまで説明を受けることが大切です。
鍼灸でできること|免疫療法の代わりではなく、体づくりの一つとして
鍼灸は、タクロリムスや免疫療法の代わりになるものではありません。
また、Th1/Th2やNK細胞の数値を直接治す治療として説明することも適切ではありません。
ただし、妊活中の体づくりという視点では、鍼灸がサポートできることがあります。
たとえば、冷え、血流、自律神経の乱れ、睡眠の質、胃腸の働き、ストレスによる緊張などは、妊活中の方が感じやすい不調です。
自律神経や血流、体調の土台を整えることは、採卵・移植・妊娠継続を目指すうえで大切な準備になります。
特に、着床不全や不育症で治療が長くなっている方は、心身ともに緊張が続きやすくなります。
- まただめだったらどうしよう
- 次の移植までに何をしたらいいのか分からない
- 検査や薬が増えて不安
このような不安を抱えながら治療を続けることは、想像以上に大きな負担です。
鍼灸では、妊娠を保証することはできませんが、治療を続ける身体と心のコンディションを整えるお手伝いはできます。
この記事のまとめ
何度も結果が出ないと、「自分の体が悪いのでは」と責めてしまう方も少なくありません。
ですが、着床不全や不育症は一つの原因だけで説明できないことも多く、あなたの努力不足ではありません。
治療の選択肢を一つずつ整理しながら、信頼できる医療機関で相談し、ご自身が納得できる形で進めていきましょう。
Th1/Th2が高いと必ず着床しにくいのでしょうか?
必ず着床しにくいとは言い切れません。Th1/Th2は免疫バランスを考えるうえで参考になる検査の一つですが、検査結果だけで着床不全や不育症の原因を断定することはできません。胚の状態、子宮内膜、ホルモン、血流、慢性子宮内膜炎など、他の要因と合わせて判断することが大切です。
NK細胞が高いと言われたら治療が必要ですか?
NK細胞の数値が高いからといって、必ず治療が必要とは限りません。血液中のNK細胞と子宮内のNK細胞は同じものとして考えられるわけではなく、検査結果の解釈には注意が必要です。専門医のもとで、これまでの治療歴や他の検査結果と合わせて相談することが大切です。
タクロリムスは着床不全に効果がありますか?
Th1/Th2比が高い反復着床不全の一部で、タクロリムスの有用性を示した報告があります。ただし、すべての方に効果がある治療ではなく、免疫抑制薬であるため副作用や感染症への注意も必要です。使用するかどうかは、専門医の判断が必要です。
夫リンパ球移植療法は現在も行われていますか?
以前は習慣流産や不育症に対する免疫療法として行われていましたが、現在は有効性や安全性の面から慎重な扱いになっています。実施している医療機関も限られており、一般的に広く行われている治療ではありません。
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📚参考文献
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日本生殖医学会 生殖医療ガイドライン
反復着床不全に対するTh1/Th2測定や免疫治療について、現時点での推奨や注意点が整理されています。 -
ASRM. The role of immunotherapy in in vitro fertilization: a guideline. Fertility and Sterility. 2018.
体外受精における免疫療法の位置づけをまとめたガイドラインです。免疫療法について、研究報告はあるものの慎重な判断が必要とされています。 -
Nakagawa K, et al. Tacrolimus treatment in women with repeated implantation failure and elevated Th1/Th2 cell ratios.
Th1/Th2比が高い反復着床不全の方に対するタクロリムス治療について報告した研究です。 -
Wong LF, et al. Immunotherapy for recurrent miscarriage. Cochrane Database of Systematic Reviews. 2014.
不育症に対する免疫療法の有効性を検討したシステマティックレビューです。夫リンパ球免疫療法などについて検討されています。 -
Raghupathy R. Th1-type immunity is incompatible with successful pregnancy. Immunology Today. 1997.
妊娠とTh1/Th2免疫バランスの関係について考察した文献です。 -
Shima T, Inada K, Nakashima A, et al. Paternal antigen-specific regulatory T cells and implantation. Journal of Reproductive Immunology. 2015.
妊娠初期の免疫寛容や制御性T細胞の働きについて検討した研究です。
この記事の監修者

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
着床不全・不育症でお悩みの方へ
何度移植しても着床しない、妊娠しても流産を繰り返してしまうと、「何が原因なのか」「次に何を見直せばよいのか」と不安になる方も少なくありません。
着床不全や不育症は、免疫だけでなく、血流、自律神経、冷え、胃腸の働き、睡眠、ストレスなど、身体全体の状態も関係していることがあります。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活・不妊治療中の方のお身体の状態を丁寧に確認しながら、採卵・移植・妊娠継続に向けた体づくりをサポートしています。
「検査では異常がないと言われたけれど不安」「移植前にできることを整えたい」という方は、一度ご相談ください🍀
40歳(不育症・抗核抗体が高い)2回の流産を乗り越え自然妊娠・出産
大阪市北区からお越しのMさん(40歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、自然妊娠されました。
2人目妊活で2回の流産を経験されていたMさん
Mさんは2人目の妊娠を希望されてから1年が経過した頃に当院へお越しくださいました。その間に2度の流産を経験され、クリニックでの検査により「抗核抗体が高い」ことが分かっていました。また、子宮腺筋症や子宮内膜・頸管ポリープも併発しておられました。
不育症の検査と原因の特定
当院に来られたのは、2度目の流産から数週間後のこと。不育症の検査では、
- 子宮の感染による膣内細菌バランスの乱れ
- 卵子の質の問題
- 卵子から胎盤をつくる際の血管形成不良
が原因と分かりました。そのためクリニックから抗生剤の処方があり、同時に当院では鍼灸で「妊娠しやすい身体づくり」をサポート。ご自身ではタイミング法を継続されました。
転院と新たな治療
10カ月ほど経った頃、Mさんはさらなる改善を目指して不妊治療専門クリニックへ転院されました。そこでの検査で、
- ビタミンD
- テストステロン
- 甲状腺ホルモン
の数値が正常より低いことが分かり、新たに内服薬やサプリメントの服用が開始されました。以前の不育症検査で指摘されていた子宮や卵子の質の問題は改善し、「転院して良かった」と喜んでおられました。
当院に通い始めて1年半後に自然妊娠
転院から5カ月後、自然妊娠が判明。当院に通い始めてから1年半後のことでした。週1回の継続した鍼灸施術により卵巣の血流が整い、卵子の成長にも良い影響をもたらしたと考えられます。
お仕事を続けながらタイミング法を実践されるのは大変なことですが、体調を整えながらご懐妊に至ったことは本当に素晴らしいことです。
妊娠維持とマタニティ鍼灸
不育症の既往があるため、妊娠判明後もマタニティ鍼灸を継続されました。現在は安定期を迎えられ、無事に赤ちゃんが誕生することを心より願っております。
Mさん、この度は本当におめでとうございます。ご出産までしっかりとサポートさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Mさん(40歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
足のだるさ、肩こり
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
自然妊娠
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
レーザー・ウォーキング
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
・眼精疲労、肩こりの改善、頭痛が起こりにくくなりました。
・一番嬉しかったことは仕事をセーブすることなく、体調を良好に保て、妊娠できた事です。
・他院と違い、施術の他、サプリメントや運動等の相談も気軽に出来るところも良いところと感じています。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
毎週定期的に鍼灸の施術を受けたことが生理周期を整えることに加え、疲労を細めにとることにつながり良かったと感じています。また、こちらでアドバイス頂いたミトコンドリアウォークが私にはとても合っていたので、セルフ妊活としてオススメです!
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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30歳(PCOS・子宮内膜症・橋本病)5mmだった内膜が厚くなり体外受精で妊娠
大阪からお越しのMさん(30歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、体外受精で妊娠されました。
PCOSに子宮内膜症、橋本病という既往をお持ちでしたが、胚盤胞移植で妊娠
2022年7月、当院にお越しになったMさん。妊活を始めて1年が経過しており、不妊治療専門クリニックにて体外受精の段階に進まれていました。
Mさんは、ご自身の体質について以下のようにお悩みでした。
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
- 高AMHによる卵胞育成の不調(排卵障害)
- 子宮内膜症
- 橋本病の既往歴
これらが重なり、なかなか妊娠に至らない状況でした。そこで、鍼治療とレーザーを併用しての「体質改善」をご希望され、当院での施術をスタートしました。
■ なかなか厚くならなかった内膜に変化が
これまでMさんは子宮内膜が7ミリ以上に成長せず、胚盤胞移植が中止になることもありました。
しかし、当院で4回目の施術を迎えた頃、内膜の厚みがこれまでで最も厚くなり、ご本人もはっきりと効果を実感されていました。
■ 2ヶ月の施術を経て、嬉しい結果へ
Mさんの体調に合わせた施術を約2ヶ月間継続。ご自宅でもお灸を続けていただくなど、Mさんご自身の努力もありました。
そして、2023年4月の胚盤胞移植で見事、妊娠されました!
約2年間の妊活の中で、様々な困難があったことを考えると、Mさんの継続と努力が良い結果につながり、私たちも本当に嬉しく思います。
鍼灸レーザーの効果を実感していただけたこと、そして私たちのサポートがお役に立てたことを心から喜んでいます。Mさん、本当におめでとうございます。
Mさん(30歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
子宮内膜が厚くならない
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外受精(PRP、 アシストハッチング、ヒアルロン酸、SEET法)
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
自宅灸・レーザー・サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
内腹が厚くならないことで何度も移植がキャンセルになり、何かできることをしないとと思いました。レーザーを受けてからは、身体がポカポカして効いていることが分かりました。自宅で出来るお灸も教えてもらえて良かったです。別のところにも行きましたが、刺さないハりで効果も感じなかったですが、ここはたくさん刺してくれて体調に合わせて施術して下さって本当によかったです。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
西洋がだめなら東洋に頼ることも大事だと思ました。できることは全てやって、後悔のないようにしようと思いました。本当にありがとうございました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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32歳(PCOS・子宮内膜症・冷え性)2回の移植陰性後、タイミング法で妊娠
大阪市からお越しのKさん(32歳)が鍼灸とレーザーで身体を整え、タイミングで妊娠されました。
2回の移植で陰性後、鍼灸を始めて1か月後のタイミングで妊娠
Kさんは、2人目の妊活を始めて7カ月が経過した頃にご相談に来られました。当時のKさんは、以下のようなお悩みや症状を抱えていらっしゃいました。
- 冷え性・便秘
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
- 子宮内膜症
これまで胚移植を2回行いましたが、なかなか着床に至らず、苦しい日々を過ごされていたそうです。
鍼灸を取り入れてからの変化
現状を打破するため、Kさんは妊活に鍼灸を取り入れることを決意されました。すると驚くべきことに、鍼灸を始めて1周期目のタイミングで、見事妊娠することができたのです。
その後も妊娠維持のため、マタニティ鍼灸でつわりのケアなども行いながら、やっと授かった大切な命を育んでおられます。
妊活を頑張るすべての皆様へ
これからも、妊娠を諦めずに頑張っているすべての方々に、希望と勇気を送り続けたいと思っています。
辛い時期もあるかもしれませんが、どうか諦めずに信じて前に進めるよう、一緒に頑張らせていただきたいという想いでいっぱいです。皆様にも幸せな報告が届く日が、一日も早く訪れることを心から願っています。
Kさん(32歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
体外受精を2回したが着床せず、次の体外受精に向けてお休み期間を設けることになり、その間にもう一度しっかり身体づくりをしたいと思いました。
貴院のレーザーをやってみたくて、受診しました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
タイミング
▢ ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください
自宅灸・レーザー・サプリメント
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
レーザーをやっている時やその後しばらくは体が温かくて、体の芯まで温められているのを実感しました。通院を始めて数回で、タイシング法で妊娠したのは、とても驚きました。(第一子が体外受精だったので)妊娠初期は流産の心配もありましたが、通院を続けることで、とても安心できました。ポカポカ気持ち良いので、うつぶせなるとだいたい寝てしまいます。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
粘膜を炎症させないように、できる限りグルテン、カゼインを控えました。
油、添加物などにも気をつけて、サプリメントで栄養を補給しつつ、自分でできる体づくリを行いました。西洋医学だけで結果がでない方は、食生活の見直しをされて、プラス東洋医学の鍼灸が加われば最高だと思います!!鍼灸はぜひオススメなので通ってみて下さい。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。














子宮内膜について考える際は、「何mmだったか」だけではなく、いつ測った数字なのかも一緒に確認することが大切です。
例えば、同じ7mmでも「排卵前から7mmだった場合」と「排卵前には9mmあり、黄体ホルモン開始後に7mmになった場合」では、状況のとらえ方が異なります。
また、毎周期同じように内膜が育ちにくいのか、今回だけ変化したのかによっても確認するポイントは変わります。
内膜の数字だけにとらわれすぎず、測定した時期やこれまでの推移、クリニックでの治療方針を確認したうえで、次の移植に向けてできることを整理していきましょう。