
2018年の投稿記事
妊活中の冷えは妊娠しにくさの原因?子宮・卵巣の血流と冷え対策
「冷え性だと妊娠しにくいの?」「手足やお腹が冷たいと、子宮まで冷えているのでは?」と心配になる方は少なくありません。
結論からいうと、手足の冷えがあるだけで妊娠しにくくなる、冷えが不妊の直接的な原因になる、と医学的に断定されているわけではありません。
一方で、寒さを感じると末梢の血管が収縮して手足の血流が一時的に減少することや、子宮・子宮内膜周辺の血流と妊娠転帰との関連を調べた研究はあります。
そのため妊活中の「冷え対策」は、冷えそのものを怖がるのではなく、睡眠・運動・入浴・ストレスケアなどを含め、身体のコンディションを整えるきっかけとして考えるのがおすすめです。
- 「冷え性=不妊」「手足が冷たい=子宮も冷たい」と医学的に証明されているわけではありません。
- 寒い環境では末梢血管が収縮し、手足の血流が一時的に少なくなるのは正常な体温調節反応です。
- 子宮・子宮内膜の血流と妊娠転帰との関連を示す研究はありますが、手足の冷えとの直接的な因果関係は分かっていません。
- 妊活中は温活だけに頼らず、睡眠・適度な運動・食事・ストレスケアなど生活全体を整えることが大切です。
- 強い冷えや体調不良、月経異常などがある場合は、冷え性と思い込まず医療機関へ相談しましょう。
妊活中の冷えは妊娠しにくさの原因になる?
「冷えは妊活によくない」と聞くことがありますが、まず知っておきたいのは、冷えだけを不妊の原因として考える必要はないということです。
不妊には、排卵、卵管、子宮、精子、年齢などさまざまな要因が関係します。原因が一つに特定できない場合もあります。
そのため、手足が冷たいからといって「この冷えのせいで妊娠できないのでは」と必要以上に心配する必要はありません。
一方で、冷えが強いと日常生活で身体がこわばったり、活動量が減ったり、眠りにくくなったりすることがあります。妊活中は「冷えを治せば妊娠できる」と考えるのではなく、体調管理の一つとして無理のない冷え対策を取り入れることが大切です。
なぜ手足が冷たくなるの?冷えと血流の仕組み
寒い環境にいると、身体は中心部の体温を保つため、手足など皮膚の血管を収縮させます。
その結果、手足への血流が一時的に少なくなり、「手が冷たい」「足先が冷える」と感じやすくなります。
これは体温を守るための生理的な反応であり、冷えを感じること自体が病気というわけではありません。
手足が冷たい=子宮も冷たい、ではありません
妊活中によくある誤解の一つが、「手足が冷たいから子宮も冷えている」という考え方です。
手足の皮膚温や末梢血流と、子宮内部の状態は同じものではありません。そのため、手足の冷たさだけから子宮や卵巣の血流状態を判断することはできません。
腹巻きや靴下などで身体を心地よく保つことは構いませんが、「足が冷たいから着床できない」などと考えて過度に不安になる必要はありません。
子宮・子宮内膜の血流と妊娠には関係がある?
生殖医療の分野では、超音波検査などを用いて子宮動脈や子宮内膜周辺の血流と、体外受精・胚移植後の妊娠転帰との関係を調べた研究があります。
一部の研究では、子宮や子宮内膜周辺の血流指標と妊娠成立との間に関連がみられています。
ただし、これらの研究から分かるのは主に「子宮周辺の血流と妊娠転帰に関連がある可能性」です。
「手足が冷える → 子宮血流が低下する → 不妊になる」という一連の因果関係が証明されているわけではありません。
そのため、妊活中に血流を意識することは体調管理の一つになりますが、「温めれば着床率が上がる」「冷えを改善すれば妊娠できる」と考えるのは適切ではありません。
東洋医学では「冷え」をどう考える?
東洋医学では、冷えや痛み、月経時の不調などを身体全体の状態と合わせて考えます。
例えば、血の巡りが滞った状態を「瘀血(おけつ)」と表現したり、身体を温める力が不足している状態などを東洋医学独自の考え方で整理したりします。
ただし、「瘀血」は西洋医学上の血栓や血流障害と同じ意味ではありません。
鍼灸では、このような東洋医学的な考え方も参考にしながら、その日の冷え、月経周期、睡眠、疲労、肩こりなど身体全体の状態を確認して施術を組み立てます。
妊活中にできる5つの冷え対策
1. 身体が心地よい範囲で温める
冷えを感じる日は、靴下やレッグウォーマー、腹巻きなどを使い、寒さを我慢しないことから始めましょう。
ただし、「妊活だからとにかく熱くしなければならない」というものではありません。
汗をかくほど厚着をしたり、無理に身体を熱くしたりする必要はなく、自分が心地よく過ごせる温度を目安にしてください。
2. 入浴でリラックスする
シャワーだけでなく、無理のない範囲で湯船につかると、身体を温めながらリラックスする時間を作ることができます。
「何度のお湯に何分入れば妊娠しやすくなる」といった基準があるわけではありません。のぼせや脱水を避け、気持ちよく入浴できる範囲で取り入れましょう。
3. 軽く身体を動かす
長時間座ったまま過ごしていると、身体がこわばったり、手足の冷えを感じやすくなったりすることがあります。
ウォーキングやストレッチなど、無理のない運動を日常生活に取り入れてみましょう。
一方、運動そのものが妊娠率を高めると一律に言えるわけではなく、身体活動と妊孕性については研究結果にばらつきがあります。
妊活のために急に激しい運動を始めるよりも、体調や不妊治療の状況に合わせて続けられる運動を選ぶことが大切です。
4. 睡眠のリズムを整える
睡眠と女性の生殖機能については、睡眠の質や睡眠障害と不妊・不妊治療の結果との関連を示す研究があります。
ただし、睡眠不足だけが不妊の直接的な原因になると証明されているわけではありません。
「妊娠のために完璧な睡眠を取らなければ」と考える必要はなく、まずは起床・就寝時間を大きく乱さない、寝る直前までスマートフォンを見る習慣を見直すなど、できることから始めましょう。
5. 緊張した身体を休ませる
妊活中は、通院予定、採卵・胚移植、検査結果などで気持ちが休まりにくくなることがあります。
「ストレスをなくさなければ妊娠できない」と考える必要はありません。ストレスを感じること自体は自然な反応です。
深呼吸をする、少し散歩をする、好きな音楽を聴くなど、身体の力を抜ける時間を作ることも妊活中の体調管理につながります。
妊活中のお灸は冷え対策になる?
お灸は、もぐさなどを使ってツボへ温熱刺激を加える東洋医学のケアです。
鍼灸・お灸については、月経痛などの症状に対する研究が行われていますが、研究の質にはばらつきがあります。
また、お灸によって妊娠率や着床率が上がると十分に証明されているわけではありません。
妊活中のお灸は、不妊そのものを治す方法というより、冷えや緊張などが気になるときに、身体のコンディションを整える補助的なケアとして考えるのがよいでしょう。
セルフお灸を行う場合は、やけどに注意し、治療中・妊娠判定後・妊娠中などは自己判断で刺激を増やさず、必要に応じて主治医や鍼灸師へ相談してください。
「温活を頑張れば妊娠できる」と考えなくて大丈夫です
妊活中は、「冷たい飲み物は禁止」「靴下を何枚も履く」「毎日必ずお灸をする」など、温活を頑張りすぎてしまう方もいます。
しかし、妊娠の成立には年齢、卵巣機能、排卵、卵管、子宮、精子など多くの要因が関係しています。
冷え対策は妊活中の身体づくりの一部であり、不妊検査や生殖医療の代わりになるものではありません。
妊娠を希望して一定期間妊娠に至らない場合や、月経不順・強い月経痛などがある場合は、温活だけを続けるのではなく、婦人科・生殖医療専門医へ相談することも大切です。
冷えが強い場合は医療機関への相談も
冷えは体質と思われがちですが、強い症状が続く場合には、冷え以外の体調変化が隠れていることもあります。
日常生活に支障が出るほどの冷えや、強いだるさ、めまいなどほかの症状を伴う場合は、「冷え性だから」と自己判断せず、医療機関へ相談してください。
妊活中の場合は、不妊検査や治療の状況についても主治医と確認しながら生活習慣を整えていきましょう。
妊活中は、足先やお腹が冷たいだけで「これが妊娠できない原因なのでは」と不安になることがあります。
しかし、冷えだけで妊娠のしやすさが決まるわけではありません。まずは冷えを怖がるのではなく、睡眠や疲労、運動、月経の状態など、身体全体を見直すきっかけとして考えてみてください。
当院でも、不妊治療の内容や月経周期を確認しながら、冷えや肩こり、睡眠など、その時々のお身体に合わせたコンディション調整を行っています。治療について気になることがある場合は、主治医の方針を優先しながら進めていきましょう。
Q. 手足が冷たいと妊娠しにくいですか?
A. 手足が冷たいことだけで妊娠しにくいとは判断できません。寒さによる末梢血管の収縮は自然な反応であり、手足の冷えと不妊の直接的な因果関係は確立していません。
Q. お腹が冷たいと子宮も冷えているのでしょうか?
A. 皮膚表面の温度だけから子宮内部の温度や血流状態を判断することはできません。お腹が冷たいことだけで着床しにくいと考える必要はありません。
Q. 妊活中は毎日湯船につかった方がいいですか?
A. 毎日入浴すれば妊娠しやすくなるという根拠はありません。身体を心地よく温め、リラックスする生活習慣の一つとして無理なく取り入れてください。
Q. 妊活中にセルフお灸をしても大丈夫ですか?
A. 状況によって刺激する場所や方法を調整した方がよい場合があります。特に不妊治療中や妊娠判定後は、自己判断で刺激を増やさず、主治医や鍼灸師へ相談してください。
Q. 冷えを改善すれば着床率は上がりますか?
A. 冷えを改善することで着床率が上がると直接証明されているわけではありません。冷え対策は、妊活中の体調管理を支える生活習慣の一つとして考えましょう。
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📚参考文献
- [1] Cheung SS. Responses of the hands and feet to cold exposure. Temperature. 2015.
寒冷刺激によって手足の血管が収縮し、皮膚温や末梢血流が低下する生理的反応についてまとめたレビューです。 - [2] Zhang Q, et al. Association between endometrial blood and clinical outcome in frozen single blastocyst transfer cycles. Front Physiol. 2023.
凍結単一胚盤胞移植において、超音波で評価した子宮内膜血流と妊娠転帰との関連を検討した後ろ向きコホート研究です。 - [3] Sleep disturbances and female infertility: a systematic review. BMC Women’s Health. 2024.
女性の睡眠状態と不妊・不妊治療成績との関連について既存研究をまとめたシステマティックレビューです。 - [4] Yang J, et al. Effectiveness and Safety of Acupuncture and Moxibustion for Primary Dysmenorrhea: An Overview of Systematic Reviews and Meta-Analyses. 2020.
月経痛に対する鍼灸・お灸の研究をまとめたレビューで、一定の可能性が示される一方、研究の質に課題があることも報告されています。 - [5] Impact of Physical Activity and Sedentary Behavior on Spontaneous Female and Male Fertility: A Systematic Review. 2023.
身体活動と自然妊娠との関連を検討した研究をまとめたレビューで、女性では研究結果が一貫していないことが示されています。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
妊活中の冷えや体調について、一緒に見直してみませんか?
「手足の冷えが気になる」「身体がいつもこわばっている」「不妊治療を続けながら、日々のコンディションも整えたい」など、妊活中の身体のお悩みは一人ひとり異なります。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、不妊治療の状況や月経周期、冷え・睡眠・肩こり・疲労などを伺いながら、妊活中の身体づくりやコンディション調整をサポートしています。
「冷えをなくさなければ」と頑張りすぎる必要はありません。病院での治療と並行して身体を整えたい方や、ご自身に合ったセルフケアを知りたい方もお気軽にご相談ください🍀
40歳 顕微授精3日目胚桑実胚2個戻しで妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
東住吉区からお越しのNさん(40歳)が妊娠されました。
Nさんは4年間の不妊期間がありました。
タイミング療法×3回
人工授精×4回
顕微授精×1回
をされていました。
初めての採卵で4つの卵が採れたのですが、顕微授精では授精が確認できませんでした。
ご主人側の成績もあまりよくなかったのですが、
卵の質をあげるために、Nさんが宇都宮鍼灸良導絡院へお越しいただいたのは、2017年6月です。
すでに2回めの採卵周期に入っておりましたので、週に1回鍼灸施術にお越しいただいたときにレーザー療法(スーパーライザー)も追加いたしました。
その周期での採卵は前回より成績は良く、卵6つとれて3つを凍結(3日目胚)保存することに成功しました。
そこから3周期にわたって移植を繰り返したのですが、
なかなか結果に至りませんでした。
そして3回目の採卵を行いました。
3回めの採卵では、3日目胚と桑実胚での凍結胚保存に成功しました。
続けて4回目の採卵を行い、3日目胚での凍結胚保存に成功しました。
凍結胚が3つある状態で、
移植周期を迎え、2段階移植を行いました。
そして!その移植で、この度、陽性反応が確認できました。
鍼灸に通っていただく前は、採卵で4つ取れていましたが、
直近の採卵では、1つしか取れていません。
数は、減ってしまっているのですが、
1回目の採卵4つ→授精0個
4回目の採卵1つ→授精1つ
受精率があがり、実際着床したのも4回目の採卵の卵です。
数が多いことは、妊娠の確率に関係しますが、
やはり、それ以上に卵の質が良い状態にあることは、受精率にも着床率に大きく関係します。
血流をあげてくれる鍼灸施術とレーザー療法は、卵の質を向上させることに貢献してくれます。
Nさん、本当におめでとうございます!
引き続き、安心に妊娠維持できるよう鍼灸施術にお越しいただいております。
Nさん妊娠お喜びの声
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外授精
顕微授精、2個移植
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
足のむくみがましになった。
話やすかった。アドバイスもらえた。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
31歳 2年間の不妊期間ありましたがタイミングで妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
ご懐妊のご報告が続いております。
不妊治療を経て、実際に妊娠された方のお声は、
現在妊活に励まれている方への心強いエールになりますので、随時、掲載させていただきます。
2年間の不妊期間
北区からお越しのNさん(31歳)が妊娠されました。
Nさんは鍼灸を始める前に、2年間の不妊期間がありました。
不妊クリニックにも通っているのですが、
特に目立った原因は見つからず、タイミングを繰り返してもなかなか結果につながっていませんでした。
ただ「卵の育ちが遅い」との指摘は受けておりました。
原因不明の不妊に鍼灸ができること
原因や疾患がハッキリしていれば、それに対しての治療が病院で行われます。
例えば、ポリープや子宮筋腫があれば、切除されます。
しかし原因不明の場合、病院や不妊クリニックでは、
「数をこなす」「サプリで栄養素を補充する」「治療方針を変更してみる」
これらが行われます。
もちろんこれらはどれもとても大切なことですし、特に治療方針の変更をすることですぐに妊娠される方はとても多いです。
鍼灸は病院やクリニックとは違うアプローチをします。
鍼灸は疾患だけに着目するのではなく、
患者さんの全身のお体の状態、精神状態、を統括して治療を組み立てています。
今回妊娠されたNさんは、
病院では目立った疾患はなかったのですが、
わたしたちの問診では、
手足には冷えがあり、
頭には倦怠感があり、
首肩には血行不良があり、
胃は疲れていて、
腸の働きも鈍っていました。
東洋医学の考えでは、これらすべて、不妊に関係する症状です。
鍼灸施術の組み立て
まずは、鍼に慣れていただくことから始まります。
特に鍼灸が初めての方は、鍼灸を受けた後の反応が出やすくなります。
お体に対しての鍼灸の反応を見るため、
初回から2~3回目までは、優しい刺激で施術を組み立てています。
優しい刺激の中で、しっかり効果を出すよう努めています。
鍼に慣れていただくと、患者さまにも、
私たちがしている治療の組み立てや、施術内容をお話し、
「子供を授かるために体を良くしているのだ」という目的をしっかり共感していただきます。
鍼灸師と患者さまの目標が一致していることはとても大事なことです。
Nさん妊娠
そしてNさんは2年間不妊に悩まれていましたが、
鍼灸施術を開始したその周期に、なんと陽性反応が確認できました!
まだ病院での検診はまだなのですが、基礎体温も高く、検査薬で陽性反応が出たということは、間違いなく着床されています。
Nさんおめでとうございます!
引き続き週に1度のペースでお越しいただいております。
Nさん妊娠お喜びの声
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
タイミング
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
卵の育ちが遅く、何か良い方法があればなんでも試したいと思って来院させて頂きました。
2回の通院後、慢性的な肩こりが絡になったように感じました。
また、不妊治療に対しての理解もあり、色々とアドバイスやお話をしていただき、気持ちが楽になりました。
まだ病院へ行っていないので安心はできませんが、今後も自分の体調の為にお世話になりたいと思っています。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
卵巣が腫れる原因は?排卵前・排卵期に腫れることはある?受診目安も解説
婦人科で「卵巣が腫れています」と言われると、「何か悪い病気なのでは」「妊活に影響するのでは」と不安になる方は少なくありません。
卵巣の腫れには、排卵にともなう一時的な変化のように自然におさまるものもあれば、卵巣嚢腫、子宮内膜症性嚢胞、排卵誘発後のOHSS(卵巣過剰刺激症候群)など、婦人科での確認や治療が必要になるものもあります。
この記事では、「卵巣が腫れる原因」「排卵前や排卵期に卵巣が腫れることはあるのか」「どんな症状があるときに早めに受診したほうがよいのか」を、医学的に誤解のないようにわかりやすく解説します。
- 卵巣の腫れには、排卵にともなう一時的な変化から、卵巣嚢腫、子宮内膜症性嚢胞、OHSSなどまで、さまざまな原因があります。
- 排卵前には卵胞が育ち、排卵後には黄体ができるため、卵巣が一時的に大きく見えることがあります。
- 軽い張り感や違和感だけで自然におさまることもありますが、痛みが強い場合や繰り返す場合は婦人科で確認すると安心です。
- 突然の強い下腹部痛、吐き気・嘔吐、急な腹部膨満、息苦しさなどがある場合は、卵巣捻転や嚢胞破裂、OHSSなどの可能性があるため早めの受診が大切です。
- 卵巣の腫れは、経腟超音波検査で大きさや中の状態を確認し、経過観察でよいか、精密検査や治療が必要かを判断します。


卵巣が腫れるとはどういう状態?
「卵巣が腫れている」とは、超音波検査などで卵巣が通常より大きく見えたり、卵巣の中に液体がたまった袋のようなものが見えたりする状態を指すことが多いです。
ただし、卵巣は月経周期の中で変化する臓器です。排卵に向けて卵胞が育つ時期には、卵巣が一時的に大きく見えることがあります。そのため、「卵巣が腫れている」と言われても、すぐに重大な病気と決めつける必要はありません。
一方で、腫れが長く続く場合、サイズが大きい場合、超音波で複雑な構造が見える場合、痛みや圧迫感などの症状がある場合には、卵巣嚢腫や子宮内膜症性嚢胞、まれに悪性腫瘍なども含めて評価が必要になります。
排卵前・排卵期に卵巣が腫れることはある?
結論からいうと、排卵前や排卵期に卵巣が一時的に腫れたように見えることはあります。
排卵前には、卵子を包んでいる卵胞が育ちます。そして排卵後には、排卵したあとの卵胞が黄体へと変化します。この過程で、卵胞嚢胞や黄体嚢胞と呼ばれる一時的な嚢胞ができることがあります。
これらは「機能性嚢胞」と呼ばれ、多くは良性で、数週間から数か月の経過で自然に小さくなることがあります。軽い下腹部の張り感や違和感だけであれば、生理的な変化の範囲であることもあります。
ただし、「排卵期だから大丈夫」と自己判断しすぎるのは注意が必要です。痛みが強い、何度も繰り返す、日常生活に支障がある、吐き気を伴う、痛みが片側に強く出るといった場合は、婦人科で確認しておくと安心です。
卵巣が腫れる主な原因
1.機能性嚢胞(卵胞嚢胞・黄体嚢胞)
卵巣が腫れていると言われた原因として、比較的よくみられるものが機能性嚢胞です。
機能性嚢胞は、排卵に関係して一時的にできる嚢胞です。卵胞が大きくなったまま残ったり、排卵後の黄体に液体や血液がたまったりすることで、卵巣が腫れて見えることがあります。
症状が強くなく、超音波でも良性を疑う所見であれば、すぐに治療をせず、一定期間をおいて再度エコーで確認することがあります。
2.卵巣嚢腫・良性卵巣腫瘍
卵巣には、機能性嚢胞とは別に、良性の嚢腫や腫瘍ができることがあります。
代表的なものには、漿液性嚢腫、粘液性嚢腫、皮様嚢腫(成熟嚢胞性奇形腫)などがあります。小さいうちは自覚症状がないことも多く、健診や婦人科検診で偶然見つかることもあります。
大きくなると、下腹部の張り、違和感、頻尿、便秘など、周囲の臓器を圧迫する症状が出ることがあります。また、大きさや位置によっては、卵巣がねじれる卵巣捻転のリスクが高まることもあります。
3.子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)
子宮内膜症が卵巣にできると、卵巣子宮内膜症性嚢胞、いわゆるチョコレート嚢胞と呼ばれる状態になることがあります。
月経痛が強い、月経時以外にも骨盤痛がある、性交痛がある、排便時に痛みがある、不妊で悩んでいるといった場合には、子宮内膜症が関係していることもあります。
妊活中の方にとっては、痛みだけでなく、卵巣機能や採卵への影響を含めて考える必要があるため、主治医と相談しながら管理することが大切です。
4.排卵誘発後のOHSS(卵巣過剰刺激症候群)
不妊治療で排卵誘発剤を使用したあとや、体外受精の採卵周期では、複数の卵胞が育つことで卵巣が大きく腫れることがあります。
この状態が強く出るものをOHSS(卵巣過剰刺激症候群)といいます。軽いお腹の張りだけで済むこともありますが、腹部膨満、急な体重増加、吐き気、息苦しさ、尿量の低下などがある場合は注意が必要です。
特に、採卵後や胚移植後、妊娠判定前後にお腹の張りが急に強くなる場合は、自己判断せず、通院中のクリニックへ早めに連絡してください。
5.まれに悪性腫瘍が関係することもある
卵巣が腫れている原因の多くは良性ですが、まれに悪性腫瘍が関係していることもあります。
特に、閉経後に新たに卵巣の腫れを指摘された場合、腫れが大きい場合、超音波で充実部分や複雑な構造がある場合には、より慎重な評価が必要です。
血液検査でCA125などの腫瘍マーカーを調べることもありますが、CA125は月経や子宮内膜症でも上昇することがあります。そのため、検査結果だけで自己判断せず、超音波所見や年齢、閉経状況などとあわせて判断することが大切です。
卵巣が腫れているときに早めに受診したい症状
救急受診を考えたい症状
- 突然の強い片側の下腹部痛がある
- 痛みに加えて吐き気や嘔吐がある
- 冷や汗、ふらつき、顔色不良がある
- 急にお腹が張ってきた
- 不妊治療中で、急な体重増加や息苦しさがある
- 尿量が明らかに減っている
このような症状がある場合、卵巣捻転、嚢胞破裂、卵巣出血、OHSSなどが疑われることがあります。特に、突然の強い痛みや吐き気・嘔吐を伴う場合は、早めの受診が大切です。
早めに婦人科で相談したい症状
- 下腹部痛や違和感が続く
- 月経とは関係ない骨盤痛がある
- 月経痛が年々強くなっている
- 性交痛がある
- 頻尿や便秘など、圧迫されるような症状がある
- 閉経後に卵巣の腫れを指摘された
自然におさまるケースもありますが、卵巣の腫れは自覚症状だけでは判断が難しいことがあります。不安な場合は、婦人科で超音波検査を受けておくと安心です。
卵巣の腫れはどうやって調べる?
経腟超音波検査
卵巣の腫れを確認する基本的な検査は、経腟超音波検査です。
超音波では、卵巣の大きさだけでなく、中が液体だけなのか、血液がたまっているように見えるのか、隔壁や充実部分があるのかなどを確認します。
その所見をもとに、機能性嚢胞のように経過観察でよさそうか、子宮内膜症性嚢胞や良性腫瘍が疑われるのか、さらに詳しい検査が必要かを判断します。
血液検査・MRIなど
必要に応じて、CA125などの血液検査やMRI検査が行われることがあります。
ただし、腫瘍マーカーは単独で良性・悪性を決める検査ではありません。月経、子宮内膜症、炎症などでも数値が上がることがあるため、検査結果だけを見て過度に不安になりすぎないことも大切です。
経過観察でよいこともある?
小さくて単純な機能性嚢胞で、症状が強くなく、悪性を疑う所見がない場合は、すぐに手術をせず、数週間から数か月後に再度エコーで確認することがあります。
一方で、腫れが大きくなる、痛みが続く、超音波で複雑な構造がある、閉経後に見つかった、腫瘍マーカーや画像所見で慎重な評価が必要と判断された場合には、精密検査や手術が検討されることもあります。
「経過観察でよい」と言われた場合でも、痛みが強くなる、急にお腹が張る、吐き気が出るなどの変化があれば、次回予約を待たずに医療機関へ相談してください。
妊活中の方が気をつけたいこと
妊活中、とくに排卵誘発や体外受精の治療中は、卵巣がふだんより腫れやすくなることがあります。
排卵前に卵胞が育っている時期や、採卵後には、軽い張り感や違和感を感じる方もいます。ただし、腹囲が急に増える、体重が短期間で増える、息苦しさがある、尿量が減る、強い腹痛がある場合は、OHSSの可能性もあるため注意が必要です。
また、子宮内膜症性嚢胞がある方では、痛みの管理だけでなく、採卵や卵巣機能への影響を考えながら治療方針を立てる必要があります。妊活中に卵巣の腫れを指摘された場合は、「妊娠を希望していること」「不妊治療中であること」を婦人科や不妊治療クリニックで伝えておきましょう。
この記事のまとめ
卵巣が腫れる原因には、排卵にともなう一時的な変化、機能性嚢胞、卵巣嚢腫、子宮内膜症性嚢胞、排卵誘発後のOHSS、まれな悪性腫瘍などがあります。
排卵前や排卵期に卵巣が一時的に大きく見えることはありますが、痛みが強い場合や、違和感が続く場合、繰り返す場合は婦人科で確認しておくと安心です。
特に、突然の強い片側の下腹部痛、吐き気・嘔吐、急な腹部膨満、息苦しさ、不妊治療中の急な体重増加などがある場合は、早めの受診が必要です。
「卵巣が腫れている」と言われると不安になると思いますが、原因によって対応は大きく異なります。自己判断で我慢しすぎず、必要な検査を受けながら、今の状態を確認していきましょう。
Q1. 排卵前に卵巣が腫れることはありますか?
はい。排卵前には卵胞が育つため、卵巣が一時的に大きく見えることがあります。軽い張り感や違和感だけで自然におさまる場合は、生理的な変化の範囲であることもあります。
Q2. 卵巣が腫れていると言われたら、すぐ手術になりますか?
必ずしも手術になるわけではありません。機能性嚢胞のように自然に小さくなるものもあり、症状や大きさ、超音波所見によっては経過観察になることもあります。手術が必要かどうかは、婦人科での評価をもとに判断されます。
Q3. 卵巣の腫れがあると妊娠しにくくなりますか?
原因によって異なります。排卵にともなう一時的な変化であれば大きな問題にならないこともありますが、子宮内膜症性嚢胞や治療が必要な病変が関係している場合は、妊活に影響することがあります。妊娠を希望している方は、主治医に相談しながら進めると安心です。
Q4. どんな症状があれば急いで受診したほうがよいですか?
突然の強い片側の下腹部痛、吐き気・嘔吐、急な腹部膨満、息苦しさ、冷や汗、ふらつきなどがある場合は早めの受診が必要です。不妊治療中で急な体重増加や尿量低下がある場合も、OHSSの可能性があるため主治医へ連絡してください。
Q5. 痛みがなくても婦人科を受診したほうがよいですか?
痛みがなくても、卵巣の腫れを指摘された場合や、違和感が続く場合、閉経後に見つかった場合には婦人科で確認しておくと安心です。卵巣の腫れは自覚症状が乏しいこともあるため、必要に応じて超音波で状態を確認することが大切です。
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📚参考文献
- American College of Obstetricians and Gynecologists. Ovarian Cysts.
卵巣嚢胞の症状、診断、経過観察、卵巣捻転や破裂時の症状について参考にしました。 - American College of Obstetricians and Gynecologists. Evaluation and Management of Adnexal Masses.
卵巣・付属器腫瘤の評価、超音波検査、腫瘍マーカーの考え方について参考にしました。 - NHS. Ovarian cyst.
卵巣嚢胞でみられる骨盤痛、腹部膨満、頻尿、便秘などの症状について参考にしました。 - NHS. Treatment – Ovarian cyst.
経過観察や手術が検討されるケースについて参考にしました。 - RCOG. Management of Suspected Ovarian Masses in Premenopausal Women.
閉経前女性における卵巣腫瘤の評価と管理の考え方について参考にしました。 - RCOG. Ovarian Cysts in Postmenopausal Women.
閉経後に見つかった卵巣嚢胞の評価について参考にしました。 - ESHRE Guideline: Endometriosis.
子宮内膜症の痛み、不妊、診断・治療の考え方について参考にしました。 - ASRM. Prevention and treatment of moderate and severe ovarian hyperstimulation syndrome: a guideline.
排卵誘発や体外受精に伴うOHSSの予防・管理について参考にしました。 - ESHRE Guideline on Ovarian Stimulation for IVF/ICSI.
体外受精・顕微授精における卵巣刺激とOHSS予防の考え方について参考にしました。 - 公益社団法人 日本婦人科腫瘍学会. 卵巣腫瘍.
良性卵巣腫瘍、卵巣腫瘍の症状、手術が検討される状況について参考にしました。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
卵巣の腫れが気になる妊活中の方へ
婦人科で「卵巣が腫れている」と言われると、排卵による一時的な変化なのか、治療や経過観察が必要なものなのか、不安になる方も多いと思います。
とくに妊活中や不妊治療中は、排卵誘発や採卵後の影響で卵巣が腫れやすい時期もあり、体の変化に敏感になることも少なくありません。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、婦人科や不妊治療クリニックでの診断・治療を大切にしながら、月経周期、冷え、自律神経、睡眠、ストレス、血流などの面から、妊活中の体づくりをサポートしています。
強い痛みや急なお腹の張り、息苦しさなどがある場合は、まず医療機関への相談が優先です。そのうえで、「妊活中の体調を整えたい」「今の状態に合わせたケアを相談したい」と感じる方は、お気軽にご相談ください🍀
34歳 二人目不妊 流産もしましたが妊娠
◎2018年3月は12名の方がご懐妊されました◎
鶴見区からお越しのNさん(34歳)が妊娠されたとのことで、お喜びのご報告をいただきました。
Nさんが初めて宇都宮鍼灸良導絡院へお越しいただいたのは、2017年1月のことです。
お二人不妊のため、小さなお子様の子育ての合間を縫って、
「来られるときに」お越しいただいております。
不妊鍼灸の通院ペース
不妊鍼灸では、月経周期に合わせて施術内容が変わります。
週に1度のペースでお越しいただくことが、妊活において体質改善への近道です。
それ以上に間隔があいてしまいますと、
せっかく良い状態に整えた施術効果が、元の状態に戻ってしまいます。
良い状態をキープするには、
やはり週に1回~2週に3回くらいでお越しいただくのがベストといわれています。
そのことをご説明したうえで、
やむをえず家庭の事情などで、必要最低限の回数で来られる方もいらっしゃいます。
Nさん凍結胚盤胞移植にて妊娠
Nさんに関しましては、すでに採卵された後で凍結胚盤胞も数個ありましたので、
移植周期に重点的にお越しいただきました。
週に1度のペースが難しいため、
その分、来院されたときには、
血流をあげてくれるレーザー療法(スーパーライザー)を追加し、
お体のゆがみを整えるため、骨盤矯正もお受けいただきました。
移植後は、
お体をリラックス状態の副交感神経優位に導くため、マッサージを入れながら必要な箇所への鍼灸刺激を行いました。
そして、この度、凍結胚盤胞による移植で、陽性反応が確認できたとのことで、お喜びのご報告をいただきました!
Nさん!おめでとうございます!
引き続き、安心安全なマタニティ生活が送れるようリラックスしてお過ごしください(^^)/
宇都宮鍼灸良導絡院へは、お二人目不妊や三人目不妊で通われる方も多くいらっしゃいます。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。
Nさん妊娠お喜びの声
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
2人目不妊 肩こり、腰痛
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外授精
以前採卵で残っていた卵をホルモン補充周期で移植した
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
二人目不妊で流産を経験し、心身共に落ち込んでいましたがこちらに、来ることで心も身体もとてもリラックスすることができました。
先生方と楽しく話をしたり、相談にのって頂いたり、いろいろなことを教えて頂き、帰るときには、いつも心が軽くなっていました。
不眠や腰痛もつらかったのですが、鍼灸の日はとてもぐっすり眠ることができました。
大変な治療やなかなかうまくいかないことで落ち込むこともありましたが、先生方の存在がとても心強く、先生方の笑顔と優しさでここまで頑張ることができました。
ありがとうございました。
引き続き、無事に出産できるようお世話になりたいと思います。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
治療や病院通いで疲れてしまうこともあると思いますが、こちらでリラックスしながら信じて頑張れば結果につながるように思います。妊娠を望む方の願いが叶いますように。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
32歳 鍼灸を受けるたびに結果があがり妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
3月も多くの方からご懐妊のご報告をいただいております。
今現在、3月は12名の方が陽性反応(妊娠)を確認されました。
北区からお越しのFさん(32歳)が妊娠されました。
1年以上の不妊期間と婦人病
Fさんが初めて宇都宮鍼灸良導絡院へお越しいただいたのは2017年6月です。
それまでに1年1か月の不妊期間があり、
タイミング療法×5回
人工授精×3回
顕微授精×1回
胚移植×1回
をしておりましたが、結果につながっていませんでした。
卵巣脳腫(手術済)
卵管狭窄(左)
子宮内膜症
の既往があり、月経痛も強く、月経中は頭痛も併発しておりました。
鍼灸を始めて採卵の結果があがった
初めて鍼灸にお越しいただいたときはすでに移植周期に入っていました。
子宮への血流をあげる施術内容と、移植後はマッサージを組み入れた施術内容で対応させていただきました。
残念ながら、この移植では着床に至りませんでしたが、
次の採卵に向けてしっかり鍼灸の刺激を入れていきました。
すると、鍼灸を受け始めて1ヵ月後に迎えた採卵の結果が前回より良く、
凍結胚盤胞を2個保存することに成功しました。
移植を2回行い1個ずつ戻したのですが、残念ながらこれもまた着床には至りませんでした。
転院をおすすめし陽性反応
不妊クリニックでは、院の特徴や治療方針が、それぞれのクリニックによって異なります。
そのため、少なからず、患者さまとクリニックとの相性というものが着床に関係するように感じます。
Fさんに関しましても、Fさんにもっと合うクリニックがあるように感じましたので、そのことをお伝えし、判断はあくまでFさんに委ねました。
転院を決意したFさんは、
転院先でさっそく1回目の採卵を迎えました。
この時点で、鍼灸を始めてからおよそ5ヵ月経っていました。
前回より更に採卵結果があがり、5つの凍結胚盤胞の保存に成功しました。
そして、
転院先での初めての移植で、着床(陽性反応)が確認できました。
しかしホルモン値が低く、流産という結果になってしまいました。
引き続き2回目の移植を行い、
この度、ホルモン値も充分の陽性反応が確認でき、すでに胎のうの確認もできました!
Fさん!本当におめでとうございます!
引き続き、マタニティの鍼灸施術(マッサージ込み)にお越しいただいております。
Fさん妊娠お喜びの声
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊鍼灸
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外授精
顕微授精、ショート法、凍結胚盤胞移植
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
レーザーを受けて、内膜の厚みが増した。
肩こりも常にあるが、鍼と電気で血行が良くなってか、だいぶ楽になる。
皆さん、毎日いろんな話をしてくれたり、聞いてくれたり、
とてもリラックスして施術を受けることが出来ました!
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
体質改善を求めて通うのであれば、定期的にねばり強く通うことをおすすめします!
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
JISRAM日本生殖鍼灸標準化機関の講座に参加してきました
JISRAM日本生殖鍼灸標準化機関
の第1回の講座に
参加させていただきました。
香川県の丸亀市にある厚仁病院での講座でした。
厚仁病院 理事長による「生殖医療の実際」
JISRAMの代表の中村先生から
「育卵鍼灸と着床鍼灸」について
レーザーと電気治療を併用した
卵子を育てる鍼灸と胚移植などの着床鍼灸です。
とても勉強になる有意義な時間でした。
そして、培養室の見学!
初めての貴重な体験をさせていただきました。
少しの時間でしたが、丸亀城に🎶
38歳(多嚢胞性卵巣症候群・抗精子抗体)初めての採卵で得られた胚盤胞で妊娠
大阪府摂津市からお越しのYさん(38歳)が妊娠されました。
多嚢胞性卵巣症候群や抗精子抗体をお持ちのYさん
Yさんは6ヶ月間の不妊期間があり、その間に人工授精を1度経験されていました。
ホルモン数値の不安定さや、多のう胞性卵巣症候群(PCOS)の指摘もあり、卵胞の成長に遅れが見られました。さらに、抗精子抗体も陽性であり、体外受精(IVF)へのステップアップを検討されている段階でした。
「体質改善」を目指し、当院に不妊鍼灸を受けに来てくださったのは、2017年9月のことです。
当院独自の不妊鍼灸アプローチ
不妊体質にある方は、肩こり、冷え、頭痛など、何らかの自覚症状をお持ちであることがほとんどです。これらは体が送っているSOSのサインだと当院は捉えています。
不妊治療は、生まれてくる赤ちゃんのためだけでなく、健康な母体になるためのご自身の体質改善でもあります。
当院では、まず自律神経の調整をベースとし、お身体の健康状態の底上げを図ります。そのうえで、不定愁訴(原因がはっきりしない体調不良)を軽減させ、生殖機能を高めるための施術を組み立てています。
凍結胚盤胞移植でご懐妊
鍼灸施術を継続された結果、Yさんにも不定愁訴の改善が見られ、徐々に妊娠しやすい体へと近づいていきました。
そして、初めての採卵で得られた凍結胚盤胞を移植。移植2回目で、この度、陽性反応が確認できました!
Yさん、本当におめでとうございます!引き続き、安心安全なマタニティ生活が送れるよう、鍼灸施術にお越しください。心よりサポートさせていただきます。
Yさん妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
卵胞の育ちが悪いとクリニックで言われて、体質改善しようと思ったのがきっかけです。(友人に鍼がいいよと言われて、ネットで検索しました)
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外授精(顕微授精で胚盤胞を凍結したのを戻した)
▢ 鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
体がしんどかったり、肩こりだったり、慢性的になっていた症状が鍼灸していただくたびに改善していくのがわかり、妊娠のために頑張って通うというより、自分のために喜んで通っていました。通院しはじめてから、卵胞が育たなかったことは一度もなくなり、ホルモン数値も改善しているので、すごく効果があると思っています。ありがとうございます。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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32歳(多嚢胞性卵巣症候群)鍼灸で卵胞が21mmに成長しタイミング法で妊娠
大阪府守口市からお越しのMさん(32歳)がタイミング法で妊娠されました。
卵胞の成長が悪かったMさん
Mさんは1年間の不妊期間があり、クリニックでのタイミング療法を3回受けていましたが、卵胞の成長が遅く、なかなか良い結果に至っていませんでした。
Mさんは肩こりや腰痛などが強く、これらの症状が生殖機能に関係することをご説明し、症状を緩めながらお体の状態を整える施術に努めました。
すると、鍼灸を受け始めた周期でのタイミング療法で陽性反応が確認でき、5回目の施術にお越しいただいた際には、さっそくご懐妊のご報告をいただきました。
Mさん!本当におめでとうございます!妊娠初期はとても繊細で大事な時ですので、引き続き体調管理にお越しください。
Mさん妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
自己タイミングでうまくいかず受診した不妊治療の病院にて多のう胞性卵巣症候群と診断され、内服と注射でタイミング療法を開始しました。しかし、1回目は排卵せず。内服薬調節で2、3回目は排卵するも妊娠に至らず。冷え性で基礎体温が低いことも気になっていたので、体質改善できればと思い。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
タイミング(内服はクロミッド×5日+注射、排卵後はデュファストン×14日)
▢ 治療を受けていただいた感想をお聞かせください
前の周期では、内服薬内服後、卵胞が10mmくらいまでしか大きくならなかったのですが、1回目の治療後、内服薬後の卵胞の大きさが21mmまで大きくなっていました。念のため、注射をしましたが、1番スムーズに排卵までいけたと思います。治療も丁寧に説明していただきよかったです。その後、計4回の鍼灸施術後、その周期に検査薬で陽性反応がでました。不妊も含めて体の不調等その時の症状にあわせて相談、治療していただけるのがうれしいと思います。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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31歳 3年間の不妊期間を経て鍼灸2ヵ月で妊娠
引き続き、今回も妊娠のご報告です。
2月3月と、多くの方が妊娠されています。
実際妊娠された方からのお声は、
現在、妊活されている方の励みになりますので、随時、掲載させていただきます。
北区からお越しのTさん(31歳)が妊娠されました。
3年間の不妊期間
Tさんは3年間の不妊期間があり、
タイミング療法×24回
人工授精×2回
をされていましたが、なかなか良い結果につながっていませんでした。
Tさんは10ヵ月ほど前に流産を経験されています。
卵の成長も遅く、多のう胞性卵巣症候群の指摘を受けていました。
不妊治療のストレスと自律神経
Tさんが初めて宇都宮鍼灸良導絡院へお越しいただいたのは2018年1月下旬です。
そこから週に1度お越しいただいております。
不妊治療は様々なストレスがかかります。
時間的なストレス、経済的なストレス、
そして何よりホルモン療法による身体的なストレスが女性の体に多くのしかかってきます。
Tさんも不妊クリニックでの治療に疲れ初めてらっしゃいました。
体調を整えるために、当鍼灸院の不妊鍼灸をお選びいただきました。
鍼灸の特徴は、お体の不定愁訴を軽減させ、副交感神経優位のお体に導くことです。
現代社会では、何かと交感神経が優位になりやすい環境にあります。
鍼灸などで、
お体を副交感神経優位にしてあげることで、毛細血管が拡張されます。
そうすると内臓への血流があがりますので、内臓の働きが活発化します。
生殖器系の血流があがれば、卵巣や子宮の働きも活発になります。
不妊鍼灸2ヵ月で陽性反応
Tさんは鍼灸を約2か月間お受けいただき、7回めの鍼灸を受けたところで、陽性反応が確認できました。
胎のうの確認もでき、すでに6週めに入っております。
Tさん!おめでとうございます!
Tさんのお喜びの声を掲載させていただきます。
お喜びの声
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
妊娠を希望していましたがなかなかできなかったので。
たまたまネットでこちらを知り通ってみることにしました。
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
タイミング
タイミングをとる前に、卵を大きくするための注射を何度かうちました。
クリニックで言われたタイミングをとる日以外にも排卵日検査薬を自分で使い反応が出た日から何度かチャレンジしていました。
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
行く度にその日の体調や不妊治療はどんな感じかを聞いてもらえて、その時その時に応じた鍼灸をしてもらえました。
少し体調が悪かった時も、いつものようにひどくはならず、体調がよくなっていったのですごく不思議でしたが、信用することができました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
不妊鍼灸のことなら大阪都島の宇都宮鍼灸良導絡院へ。土日祝も営業。平日21時まで営業。スタッフ全員女性鍼灸師。
38歳 死産を乗り越え3度目の胚移植で妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
本日もご懐妊の方のご報告です。
平野区からお越しのHさん(38歳)が妊娠されました。
死産というとても悲しい出来事を乗り越え、3度目の凍結胚移植で陽性反応が確認できました。
4年間の不妊期間
Hさんには4年間の不妊期間がありました。
・タイミング療法×5回
・人工授精×4回
・顕微授精×2回
・胚移植×2回
Hさんの大きなお悩みは、
化学流産を一度したことと、
死産を一度経験されたことです。
着床はするのですが、その維持が難しい状態にありました。
3度目の移植に向けて、
然るべき検査を追加し、
万全の状態を整えるために、当院の不妊鍼灸をお選びいただきました。
移植にむけた施術内容
宇都宮鍼灸良導絡院へ初めてお越しいただいたのは2018年1月下旬です。
すでに移植周期に入っていましたので、
不妊鍼灸では、特に、
子宮への血流をあげるような内容で対応させていただきました。
移植前はスーパーライザー(レーザー療法)を追加し、
移植後は、お体を副交感神経優位にさせるために、
少しの鍼灸とマッサージを取り入れた内容をさせていただきました。
Hさんは移植後も判定日に向けて、緊張が高まっていましたので、
緊張をほぐす施術内容や声掛けにも努めました。
また、ホルモン剤による副作用で胃腸が弱っていましたので、
それらのフォローもさせていただきました。
そして!
鍼灸を取り入れてから初めての移植(Hさんにとって3度目の移植)で
この度陽性反応が確認できました!
妊娠を表すホルモンの数値も充分にあり、お喜びいただいております。
引き続き、妊娠維持の施術にお越しいただいております。
Hさんのお喜びの声を掲載させていただきます。
ご懐妊!お喜びの声
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
移植をひかえて、着床率を上げるために
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
体外授精
MPA、顕微授精、着床前診断
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
先生方が皆優しく、穏やかな雰囲気の中での治療でとってもリラックスできました。
病院の薬やサプリメントだけでなく、こちらに通って鍼灸やレーザーもしたことで、
自分の中でできることはすべてやった!と自信をもって移植にのぞむことができました。
判定日はとても緊張しましたが、おかげさまで嬉しい結果になりました。
ありがとうございました!
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
治療をすることで体だけでなく、心向きになれると思います!
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
37歳 驚きのスピード自然妊娠事例
本日もご懐妊のご報告です。
北区からお越しのTさん(37歳)が妊娠されました。
Tさんが初めて宇都宮鍼灸良導絡院へお越しいただいたのは、
2017年12月です。
不妊期間は2か月でしたが、年齢的な不安要素(ご本人37歳、ご主人40代後半)があり、不妊鍼灸を受けにお越しくださいました。
1年前に受けてらしたブライダルチェックでは特に問題はなく、月経の状態にも目立った異常はありませんでした。
Tさんは、首・肩こりや足の冷えが強くありましたので、
それらの不定愁訴の改善に努めました。
また、年齢的な点が気になりましたので、
妊活の治療段階を早めることをおすすめし、スーパーライザーでのレーザー療法をさっそく取り入れました。
レーザーはお体の毛細血管を拡張し、細胞の活性化をはかることができます。
卵巣や子宮への血流を促進し、生殖能力を高めてくれます。
そして、不妊鍼灸を4回受けていただいたところで、
なんと!自然妊娠に成功いたしました!
ご本人も驚きのスピード妊娠でした。
さっそくつわりの症状が出ていますので、つわりの施術にお越しいただいております。
Tさんのお喜びの声を掲載させていただきます。
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
タイミング
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
こちらで4回治療を受けてスピード妊娠することができました。
ありがとうございました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
不妊にも効果のあるYogaとお灸/不妊鍼灸・妊活ヨガ
【3月のお灸&ヨガ講座】
テーマは人気の「温活ぽかぽか灸&温活ヨガ」
今回も満席でした~
参加者の方達が仲良く、楽しくお灸とヨガをされていて
終始なごやかな雰囲気で進みました。
冷えの仕組みと冷えに対する対策
そして、その人の体質をチェックして
体質ごとのツボにお灸をします。
ご夫婦で参加いただいたご主人には
男性の押さえておきたいツボをお教えし、
奥さまが優しくお灸をされていました。
英恵先生のヨガは、
副交感神経を優位にする呼吸と瞑想に始まり
お家でもできるヨガストレッチを(^^♪
1人1人丁寧にポーズのチェックをしてくれるので
筋肉を傷めることなくポーズがとれます。
次回は5月6日を予定していますが、
詳細などは追ってアップするので
こちらをチェックしてください
https://utsunomiya-shinkyu.jp/
ヨガのクラスが豊富な
Hanae-yoga studioは
https://www.hanae-yoga.com/blank-2
38歳(不妊期間2年・子宮筋腫)体外受精をお休みした周期の人工授精で妊娠
Tさん(38歳)が鍼灸で身体を整え、人工授精で妊娠されました。
2年の不妊期間を乗り越え、体外受精お休み周期での人工授精で妊娠
Tさんの状況(不妊期間2年)
Tさんは、2年間の不妊期間をお持ちでした。
- 基礎体温の不安定さ
- AMH(卵巣年齢):実年齢よりも上とされる「42歳くらい」と指摘
- 子宮筋腫:見つかっていたものの、医師からは「とらなくてもよい」と診断
- 不妊治療歴:不妊クリニックにて人工授精を5回繰り返すも、結果に至らず。
- 身体の不調:子宮筋腫の影響か月経痛が強く、日常的に頭痛も頻繁に発生。
鍼灸でからだを整える(2017年7月〜)
「体調を整えたい」という思いから、Tさんが宇都宮鍼灸良導絡院へ初めてお越しいただいたのは2017年7月。それ以降、週に1回のペースで施術を続けられました。
1. 鍼灸施術後の変化:最初の陽性反応と流産
鍼灸を取り入れてから初めての人工授精で、さっそく陽性反応が出ました。残念ながら心拍を確認する前に流産となってしまいましたが、これは「うまく授精し、着床までした」という重要な事実を意味します。
【妊活における重要な一歩】タイミング療法や人工授精では、授精や着床の過程を追うことが難しいため、どの段階でつまずいているのかがわかりにくいものです。この流産という結果を「着床まではできた」という前向きな一歩と捉え、Tさんは引き続き妊活を続けられました。
2. 体調とメンタルの改善
鍼灸を継続していくうちに、それまで毎回のように訴えていた頭痛の頻度が随分と減ってきました。当院の不妊鍼灸では、単に体の調子を整え、不定愁訴を取り除くことに加え、心のサポートも重視しています。
- リラックス:施術を通して、体がリラックスし、副交感神経が優位になるよう促します。
- メンタルケア:何気ない会話を通じて、患者様のストレス度合いや思考の傾向を把握し、不妊治療がストレスにならないよう常に心がけています。
ステップアップと、予期せぬご懐妊
1. 体外受精へのステップアップ
人工授精を6~7回繰り返しても結果が出なかったため、Tさんはステップアップを決意し、初めての採卵に臨みました。
1回目の採卵:5つ採卵できましたが、うち4つは成長が止まり、1つ(8分割の初期胚)のみ凍結に成功しました。
2. 休憩の人工授精で陽性反応!
凍結胚が少なかったため、引き続き採卵を行うことになりましたが、次の採卵の「休憩」の意味合いで人工授精を挟むことになりました。
すると、なんと!その人工授精で、陽性反応が確認できました!
Tさん、本当におめでとうございます!心よりお祝い申し上げます。この度はご懐妊、誠におめでとうございます。鍼灸施術は、妊活だけでなく、妊娠中の体調管理にも役立つことが多々あります。 今後、妊娠期間中のサポートについてもお手伝いできることがあれば、お気軽にご相談ください。
Tさん(38歳)妊娠お喜びの声
▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
なかなか妊娠できなかったので、体調を整えることから始めてみようと思い来院しました。
▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください
人工授精
▢ 治療を受けていただいた感想をお聞かせください
いろいろ相談にのってもらったり、病院について教えていただいたり、体調に合わせて治療して頂けるので、来るのがとても楽しみでした。精神的にも安定していたように思います。
▢ 同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと、若しくは続けることが出来たセルフ妊活など)やメッセージがあればお願いいたします。
こちらに来させて頂いて本当にリラックスできました。ストレスが一番よくないのだと実感しました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
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自律神経と妊活の関係|ストレス・血流・ホルモンバランスへの影響
「妊活中なのに、なかなか疲れが取れない」「理由もなくイライラしてしまう」「寝つきが悪く、朝からだるい」。
このような不調が続くと、「このままで妊娠に影響しないかな」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
妊活では、卵子・精子・子宮内膜・ホルモン値などに意識が向きやすいですが、それらを支えている土台のひとつに自律神経があります。
自律神経は、血流・睡眠・消化・体温・ストレス反応などを調整している神経です。妊娠しやすさを直接決めるものではありませんが、妊活中の体調やホルモンバランス、冷え、睡眠の質、ストレスの感じ方に関わる大切な仕組みです。
この記事では、自律神経と妊活の関係について、医学的に誤解のないように、ストレス・血流・ホルモンバランス・鍼灸の視点からわかりやすく解説します。
- 自律神経は、血流・睡眠・消化・体温・ストレス反応などを調整している神経です。
- 自律神経の乱れが不妊の直接原因になるとは限りませんが、妊活中の体調やホルモンバランスに影響する可能性があります。
- 強いストレスや睡眠不足が続くと、排卵リズムや月経周期、冷え、胃腸の不調などにつながることがあります。
- 妊活中は「自律神経を整えなければ」と焦るより、睡眠・呼吸・運動・栄養など、生活の土台を少しずつ整えることが大切です。
- 鍼灸は、緊張をゆるめ、血流や睡眠、ストレス反応を整える補助的なケアとして、妊活中の体づくりに役立つ可能性があります。


自律神経とは?妊活中の体を支える「自動調整システム」
自律神経とは、私たちの意思とは関係なく、心拍・血圧・呼吸・体温・消化・血管の収縮や拡張などを調整している神経です。
たとえば、緊張したときに心臓がドキドキしたり、リラックスしたときに胃腸が動きやすくなったりするのも、自律神経の働きが関係しています。
自律神経には、主に交感神経と副交感神経があります。
交感神経|活動・緊張モード
交感神経は、仕事・運動・緊張・ストレスを感じたときに働きやすい神経です。
交感神経が優位になると、心拍数や血圧が上がり、血管は収縮しやすくなります。いわば、体を活動させるための「アクセル」のような働きです。
一時的に交感神経が働くこと自体は悪いことではありません。問題は、ストレスや睡眠不足が続き、常に緊張モードが抜けにくくなることです。
副交感神経|休息・回復モード
副交感神経は、休息・睡眠・消化・リラックスしているときに働きやすい神経です。
副交感神経が優位になると、心拍や血圧は落ち着き、胃腸が動きやすくなり、体は回復しやすい状態になります。いわば、体を休ませるための「ブレーキ」のような働きです。
妊活中は、通院や仕事、結果への不安などで交感神経が優位になりやすい方も少なくありません。そのため、意識的に副交感神経が働きやすい時間を作ることが大切です。
自律神経の乱れで起こりやすい妊活中の不調
自律神経のバランスが乱れると、検査では大きな異常が見つからなくても、さまざまな不調が出ることがあります。
妊活中の方では、次のような悩みとして現れることがあります。
- 寝つきが悪い
- 眠りが浅い
- 朝から疲れている
- 首こり、肩こり、頭痛がある
- 手足が冷えやすい
- 胃腸の調子が乱れやすい
- 便秘や下痢を繰り返す
- イライラしやすい
- 不安感が強くなる
- 生理前の不調が強い
- 生理周期が乱れやすい
もちろん、これらの症状があるからといって、必ず妊娠しにくくなるわけではありません。
ただし、睡眠不足・冷え・胃腸の不調・強いストレスが続くと、妊活中の体づくりにとって負担になりやすいのは事実です。
自律神経と妊活の関係①|ストレス反応とホルモンバランス
妊活中に「ストレスはよくない」と言われることがあります。
ただし、ここで大切なのは、日常のちょっとしたイライラや不安だけで妊娠できなくなる、という意味ではありません。妊活中は誰でも不安になりますし、ストレスを完全になくすことはできません。
問題になりやすいのは、強いストレスや緊張状態が長く続き、睡眠・食欲・体温・月経リズムなどに影響が出ている場合です。
ストレスを感じると、体ではストレス応答に関わる仕組みが働きます。その中心には、脳の視床下部や下垂体、副腎などが関係しています。
一方で、排卵や月経周期、女性ホルモンの分泌にも、視床下部・下垂体・卵巣の連携が関わっています。
つまり、ストレス反応と生殖に関わるホルモンの仕組みは、体の中でまったく別々に働いているわけではありません。
そのため、慢性的なストレスや睡眠不足が続くと、排卵リズムや月経周期、ホルモンバランスに影響する可能性があります。
ただし、妊活においては、年齢・卵巣機能・精子の状態・子宮や卵管の状態・内分泌疾患など、さまざまな要因が関係します。自律神経だけを原因と決めつけず、必要に応じて婦人科・不妊治療専門クリニックでの検査も大切です。
自律神経と妊活の関係②|血流と冷え
自律神経は、血管の収縮や拡張にも関わっています。
交感神経が強く働くと、末梢の血管は収縮しやすくなります。緊張したときに手足が冷たくなるのは、このような血管の反応が関係しています。
妊活でよく聞く「血流を整える」という言葉は、子宮や卵巣だけの話ではありません。
全身の血流、首肩のこり、手足の冷え、胃腸の働き、睡眠の質などは、すべてつながっています。
特に、次のような方は、自律神経と血流の両面から体を見直すことが大切です。
- 手足やお腹が冷えやすい
- 首こり、肩こりが強い
- 生理痛が強い
- 経血に塊が出やすい
- 胃腸が弱く、栄養を吸収しにくい
- 寝ても疲れが取れにくい
- 仕事中ずっと緊張している
妊活中の血流ケアは、「子宮だけを温める」というよりも、全身の緊張をゆるめ、呼吸・睡眠・胃腸・筋肉のこわばりを整えることが大切です。
自律神経と妊活の関係③|睡眠の質
自律神経の乱れが出やすい場所のひとつが睡眠です。
寝る直前までスマホを見ている、仕事のことを考えている、通院や治療結果への不安が強いなどの場合、交感神経が優位なままになり、寝つきが悪くなることがあります。
睡眠の質が下がると、疲労が回復しにくくなり、日中のストレスにも弱くなります。さらに、食欲や血糖の調整、体温リズムにも影響しやすくなります。
妊活中は、「何時に寝るか」だけでなく、寝る前に体が安心できる状態を作れているかも大切です。
おすすめは、寝る前の30〜60分だけでも、スマホ・仕事・考えごとから少し離れることです。
温かい飲み物、軽いストレッチ、深い呼吸、照明を少し暗くするなど、体に「もう休んでいい」と伝える時間を作りましょう。
自律神経を整えるために妊活中にできるセルフケア
自律神経は、気合いで整えるものではありません。
毎日の生活の中で、少しずつ「緊張」と「回復」のリズムを取り戻していくことが大切です。
朝の光を浴びる
朝起きたら、できるだけ早めに外の光を浴びましょう。
朝の光は、体内時計を整えるきっかけになります。体内時計が整うと、夜に眠くなるリズムも作りやすくなります。
呼吸をゆっくり整える
ストレスを感じたときは、呼吸が浅くなりがちです。
4秒吸って、6〜8秒かけて吐くように、吐く息を少し長めにしてみましょう。1日数回、1〜3分でもかまいません。
呼吸を整えることは、自律神経にやさしく働きかけるセルフケアのひとつです。
軽い運動を続ける
ウォーキングや軽い筋トレなど、無理のない運動は血流や睡眠の質を整える助けになります。
妊活中は、激しい運動を急に始めるよりも、体調に合わせて続けられる運動を選びましょう。
目安としては、少し息が弾む程度の有酸素運動を週に合計150分ほど、筋力トレーニングを週2回程度取り入れられると理想的です。
ただし、採卵周期・移植周期・妊娠判定待ちなどは、医師の指示や体調を優先してください。
体を冷やしすぎない
冷えがある方は、足首・お腹・腰まわりを冷やしすぎないようにしましょう。
ただし、「温めれば温めるほど妊娠しやすい」というわけではありません。汗をかくほど温める必要はなく、心地よくリラックスできる程度で十分です。
栄養不足を避ける
自律神経やホルモンバランスを整えるためには、栄養も大切です。
特に、たんぱく質、鉄、ビタミンB群、亜鉛、マグネシウムなどは、不足すると疲れやすさや冷え、睡眠の質にも関係しやすくなります。
妊活中は、極端な糖質制限や過度なダイエットではなく、主食・主菜・副菜をそろえた食事を意識しましょう。
鍼灸は自律神経と妊活にどう関係する?
鍼灸は、肩こりや腰痛だけでなく、自律神経のバランスや血流、睡眠、胃腸の働きなど、全身の状態を整える目的で行われることがあります。
研究では、鍼刺激が心拍変動に影響し、副交感神経活動の指標を高める可能性が報告されています。また、PCOSの女性を対象にした研究では、低周波の電気鍼や運動が高まった交感神経活動を下げた可能性も示されています。
ただし、鍼灸だけで妊娠率が必ず上がる、ホルモン値が必ず改善する、というように断定することはできません。
妊活における鍼灸は、体外受精や人工授精などの医療に代わるものではなく、睡眠・冷え・ストレス・首肩こり・胃腸の不調などを含めて、妊活中の体調を整える補助的なケアとして考えるのがよいでしょう。
当院でできる自律神経と妊活のサポート
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の方に対して、卵巣や子宮だけを見るのではなく、全身の状態を確認しながら施術を行っています。
特に、自律神経の乱れが気になる方では、次のような点を大切にしています。
- 首肩こりや背中の緊張
- 手足やお腹の冷え
- 睡眠の質
- 胃腸の状態
- 月経周期や生理前の不調
- 通院や治療スケジュールによるストレス
- 採卵前、移植前後の体調管理
また、良導絡測定や東洋医学的な脈・舌・お腹の状態なども参考にしながら、自律神経や体質の傾向を確認していきます。
妊活は、結果が見えにくく、不安や焦りを感じやすい時期です。だからこそ、治療の結果だけで自分を責めるのではなく、睡眠・血流・冷え・ストレスなど、今できる体づくりから整えていくことが大切です。
この記事のまとめ
自律神経は、血流・睡眠・消化・体温・ストレス反応などを調整している神経です。
妊活において、自律神経の乱れが不妊の直接原因になるとは限りません。しかし、ストレスや睡眠不足が続くことで、ホルモンバランスや血流、月経リズム、体調に影響する可能性はあります。
妊活中に大切なのは、「自律神経を整えなければ妊娠できない」と不安になることではありません。
まずは、よく眠る、冷やしすぎない、呼吸を整える、軽く体を動かす、胃腸を整えるなど、体が安心して働ける土台を作ることです。
鍼灸は、緊張をゆるめ、血流や睡眠、ストレス反応に働きかける補助的なケアとして、妊活中の体づくりに役立つ可能性があります。
「いつも緊張している」「寝ても疲れが取れない」「冷えやストレスが気になる」という方は、自律神経の視点から妊活の土台を見直してみましょう。
Q1. 自律神経が乱れると妊娠しにくくなりますか?
自律神経の乱れだけで妊娠しにくくなるとは言い切れません。妊娠には年齢、卵巣機能、精子の状態、子宮や卵管の状態、ホルモン、生活習慣など多くの要因が関係します。
ただし、自律神経の乱れによって睡眠不足、冷え、胃腸の不調、強いストレスが続くと、妊活中の体づくりにとって負担になることがあります。
Q2. 妊活中のストレスはホルモンバランスに影響しますか?
一時的なイライラや不安だけで、すぐにホルモンバランスが大きく崩れるわけではありません。
ただし、強いストレスや緊張状態が長く続き、睡眠や食欲、月経周期に影響が出ている場合は、体が回復しにくい状態になっている可能性があります。妊活中は、ストレスを完全になくすよりも、こまめに緊張をゆるめる時間を作ることが大切です。
Q3. 自律神経を整えるために、まず何から始めればいいですか?
まずは、睡眠のリズムを整えることから始めるのがおすすめです。
朝に光を浴びる、夜はスマホや強い光を控える、寝る前に深呼吸や軽いストレッチをするなど、できることからで大丈夫です。完璧に整えようとするより、毎日少しずつ続けることが大切です。
Q4. 冷えや血流の悪さも自律神経と関係ありますか?
関係があります。自律神経は血管の収縮や拡張にも関わっているため、緊張状態が続くと手足が冷えやすくなることがあります。
妊活中の血流ケアでは、子宮だけを温めるというより、首肩のこり、呼吸、睡眠、胃腸の働きなど、全身の状態を整えることが大切です。
Q5. 妊活中に鍼灸を受けると自律神経は整いますか?
鍼灸は、筋肉の緊張をゆるめたり、血流や睡眠、ストレス反応に働きかけたりする補助的なケアとして行われます。
ただし、鍼灸だけで妊娠率が必ず上がる、ホルモン値が必ず改善する、というものではありません。妊活中の鍼灸は、不妊治療に代わるものではなく、体調を整えながら妊活を支えるケアとして考えるとよいでしょう。
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📚参考文献
- Physiology, Autonomic Nervous System – StatPearls – NCBI Bookshelf
自律神経の生理学的な働き、交感神経・副交感神経の基本的な役割について参考にしました。 - Anatomy, Autonomic Nervous System – StatPearls – NCBI Bookshelf
自律神経が心拍、血圧、呼吸、消化、性機能などの不随意機能を調整する仕組みについて参考にしました。 - Physiology, Hypothalamus – StatPearls – NCBI Bookshelf
視床下部が自律神経や内分泌機能を統合する役割について参考にしました。 - Heart Rate Variability: Standards of Measurement, Physiological Interpretation and Clinical Use
心拍変動(HRV)を自律神経活動の評価指標として用いる際の基準について参考にしました。 - Acupuncture increases parasympathetic tone, modulating HRV: Systematic review and meta-analysis
鍼刺激と心拍変動、副交感神経活動との関係について参考にしました。 - Low-frequency electroacupuncture and physical exercise decrease high muscle sympathetic nerve activity in polycystic ovary syndrome
PCOS女性における低周波電気鍼と交感神経活動の変化について参考にしました。 - Uterine contractility and blood flow are reflexively regulated by cutaneous afferent stimulation in anesthetized rats
皮膚刺激と子宮血流・子宮収縮の反射性調節に関する基礎研究として参考にしました。 - WHO|Physical activity
成人の身体活動量の目安として、週150分以上の中等度有酸素運動や筋力トレーニングの推奨を参考にしました。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
自律神経の乱れが気になる妊活中の方へ
妊活中は、通院や検査結果、仕事との両立などで、気づかないうちに心身が緊張しやすくなります。
「眠りが浅い」「冷えやすい」「疲れが取れない」「不安や焦りが続く」といった不調がある方は、自律神経や血流のバランスが乱れている可能性もあります。
大阪市都島区の宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中のお身体の状態に合わせて、鍼灸・良導絡測定・レーザーなどを組み合わせながら、睡眠・冷え・ストレス・血流の面から体づくりをサポートしています。
「今の体の状態を一度見直したい」「妊活中の不調を相談したい」という方は、無理のないタイミングでご相談ください🍀
子宮上皮内がん手術後の妊活|鍼灸で体調改善し陽性反応
西宮市からお越しのUさん(34歳)が妊娠されました。
ガンを克服し不妊治療へ
Uさんは2年前に子宮上皮内ガンを発症し、手術で克服しております。
手術の前には、稽留流産も一度経験されています。
不妊期間は1年6ヵ月間あり、
タイミング療法×3回
人工授精×1回
されていましたが、なかなか良い結果には至っていませんでした。
多のう胞性卵巣症候群の指摘もされています。
基礎体温もギザギザで卵胞の育ちの遅さが目立っていました。
不妊鍼灸で不定愁訴が軽快
宇都宮鍼灸良導絡院へ初めてお越しいただいたのは、2018年1月下旬です。
2回目の人工授精に向けて鍼灸を受けにお越しいただきました。
卵の成長にばらつきが見られていました。
積極的に鍼灸で刺激を入れたいタイミングではありましたが、
鍼灸施術が初めてでしたので、優しい刺激で施術をいたしました。
鍼灸には「針あたり」と言って、好転反応が出ることがあります。
(施術後に、体のだるさや、その時隠れている症状(頭痛など)が誘発されることがあります。)
この反応を確認したいので、初回は優しい刺激で対応させていただきます。
Uさんには週に1回のペースで通っていただき、
3回めにお越しいただいたときは、人工授精後のタイミングでした。
人工授精後は、受精卵が着床しやすいように、子宮内膜への血流が大事になります。
お体をリラックスさせながら、着床しやすい環境つくりの施術内容に切り替わります。
鍼灸施術5回目で陽性反応
Uさんは普段から肩こりや腰痛、冷えむくみにお悩みでした。
不妊鍼灸では、不定愁訴を取り除きながら、生殖器系への血流をあげる内容をさせていただきます。
数回、施術を繰り返すうちに症状が軽快され、年中あった鼻炎の症状がほとんどでなくなったそうです。
そして5回めの鍼灸施術にお越しいただいたときに、
「陽性反応がでました!」とご報告いただきました。
Uさん、おめでとうございます!
当院の不妊鍼灸がお体にあったのか、とても早く良い結果につながりました。
引き続き、体調管理の施術にお越しいただいております。
Uさんのお喜びの声
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
不妊のために通ったけど、すぐにまず年中あったアレルギー性鼻炎の症状が
ほとんど出なくなってすごく嬉しかった。
身体がよくなっていることをすぐに実感できた
毎回みなさんやさしく、治療も癒しとして気負わず通えたのがよかった。
いつも気持ちよい。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願致します
不妊の原因がなくなったわけではなくても、
自分の体が良くなっていることが実感できたことも、今鍼灸をやって良かったなと思うので
リラックスできる1つとして今後も通いたいと思います。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
31歳 昨年流産しましたがタイミングで妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
茨木市からお越しのOさん(31歳)が妊娠されました。
Oさんは、昨年流産を経験されていて、ソウハ手術を受けています。
宇都宮鍼灸良導絡院へ初めてお越しいただいたのは、今年の2月です。
それまでに2年間の不妊期間があり、
クリニックでは黄体機能不全を指摘されていました。
薬でのホルモン補充が行われていて、月経痛もだいぶ軽減されているようでした。
ただ、お体の不定愁訴が多く、
肩こり、首こり、背中のこり、冷えむくみ、頭痛、
息苦しさ、胃痛、イライラ、気分の落ち込みなど
症状は多岐にわたっていました。
これらの不定愁訴は、すべて鍼灸の得意とするところです。
そして、一見関係のないそれぞれ別の症状のように見えますが、
首コリとイライラは関係します。
足の冷えむくみと頭痛は関係します。
東洋医学ではお体の全体的な症状や体質をみて施術方針を組み立てます。
Oさんのケースも、首コリや冷えの改善をはかることで、
イライラや気分の落ち込みもなくなり、
訴える症状が徐々に減ってきました。
そして、3月、鍼灸を受け始めて1か月後に、陽性反応が確認できました!
Oさん!本当におめでとうございます!
引き続き、不定愁訴の改善に、安心安全な鍼灸施術を受けにお越しください。
↓Oさんのお喜びの声を掲載させていただきます。
□お悩みの症状またはご来院の当初の目的をお聞かせください
不妊治療院に通っていて、子宮のカメラを次回しましょうとDrから言われ
説明を聞いて怖くなって、西洋医学だけでなく鍼灸に頼ってみたいと思ったため
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
妊娠したいという気持ちや焦りが強く、ナーバスになっていたが、
先生があたたかく大きく受け止めてくださり、鍼灸治療で帰宅するころには、体が軽くなり、心もおだやかになりました。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
36歳 二人目不妊・側弯症 病院と鍼灸で妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
北区からお越しのIさん(36歳)が妊娠されました。
Iさんはお二人目不妊でお越しいただきました。
□3年間の不妊期間
Iさんには3年間の不妊期間があり、
・人工授精×10回
・顕微授精×1回
・胚移植×1回
をされていましたが、よい結果につながっていませんでした。
初めて宇都宮鍼灸良導絡院にお越しいただいたのは2017年6月です。
Iさんのご主人には精索静脈瘤が見つかっていて男性不妊の診断を受けています。
Iさんは、年齢の割にAMHが低いことと、側弯症による背中のはりや胃腸虚弱にお悩みでした。
□初めての着床
初めて鍼灸にお越しいただいたときはすでに、移植周期に入っていたため、積極的に鍼灸の刺激を入れたいときでした。
ただ、Iさんは、針の刺激にまだ慣れていなかったので、針の刺激を最低限にし、
マッサージを入れながら、レーザーで血流を促していきました。
レーザーは痛みを感じることはなく、「ほんのり温かい」程度です。
レーザーの効果は自律神経の調整になりますので、
ほとんどの方が、
「眠くなります」
「すごい気持ち良い」
という感想を持たれます。
鍼灸を初めてから最初に受けた移植では、着床はしたのですが、残念ながら化学流産という結果になってしまいました。
Iさんは、今まで着床をしたことがなかったので、
今回初めて着床できたことを、
「鍼灸のおかげで改善がみられました!」
とお喜びいただきました。
そして週に1回の鍼灸施術をお受けいただくことで、日常的なお背中のはりや胃腸の症状も随分軽減されました。
□採卵結果があがり妊娠
そして鍼灸を受けだしてから初めての採卵での結果が良い結果になり、
その採卵での凍結胚盤胞移植で、この度、陽性反応が確認できました。
Iさん、本当におめでとうございます!
お体の不調が出やすい体質ですので、
引き続き、体調管理にお越しください。
宇都宮鍼灸良導絡院では、安心で安全な妊婦さんへの施術を心がけております。
↓Iさんのお喜びの声を掲載させていただきます。
□お悩みの症状またはお聞かせください
不妊症改善のため
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をおつけてください
顕微授精
凍結胚盤法移植でアシストハッチング有
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
不妊のために治療を受けに来たのですが
背中のハリや胃痛など日ごろの悩みが改善されて毎日がとても過ごしやすくなっていました。
部分的によくなるのはもちろん実感していましたが、
日頃、自分が気付いていない部分もきちんとみていただいくことで
体調がよくなっていたと思います。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。
今回鍼灸をしだして初めての採卵での移植でした。
1回目の採卵では鍼灸をしていなかったので、今回陽性の結果に効果を感じています。
病院に通う+鍼灸はとても効果があると私は実感しています。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
妊活中の便秘はなぜ起こる?腸内環境・冷え・自律神経との関係
妊活中に「便秘が続いてお腹が張る」「腸内環境が妊活に関係すると聞いて不安」「便秘があると妊娠しにくくなるのでは?」と気になる方は少なくありません。
便秘は、それだけで不妊の原因になると断定できるものではありません。けれども、腸内環境、栄養の摂り方、自律神経、冷え、睡眠、ストレスなどは、妊活中の体づくりと深く関わっています。
つまり、妊活中の便秘は「妊娠できる・できない」と単純に結びつけるのではなく、体調を整えるうえで見直しておきたいサインのひとつとして考えることが大切です。
この記事では、妊活中に便秘が起こりやすい理由、腸内環境との関係、食べ物や生活習慣でできる便秘対策、鍼灸でできるサポートについて解説します。
- 便秘は排便回数だけでなく、硬い便、いきみ、残便感、お腹の張りなども含めて考える
- 妊活中の便秘には、食生活、水分不足、運動不足、冷え、ストレス、自律神経の乱れ、薬の影響などが関係する
- 便秘があるから妊娠できないと断定することはできない
- ただし、腸内環境、栄養、睡眠、ストレス、生活の質を通じて、妊活の土台に影響する可能性はある
- 便秘対策では、水溶性・不溶性食物繊維、発酵食品、オリゴ糖、水分、運動、トイレ習慣を整えることが大切
- 便秘薬やサプリメントは、妊活中・妊娠の可能性がある時期には医師や薬剤師に相談する
- 鍼灸は、自律神経、冷え、ストレス、お腹の緊張を整えるサポートとして活用できる


便秘とは?排便回数だけで判断しないことが大切
便秘というと「毎日出ないこと」と考えられがちですが、医学的には排便回数だけで判断するものではありません。
便秘では、次のような状態が続くことがあります。
- 排便回数が少ない
- 便が硬い
- 強くいきまないと出ない
- 便が残っている感じがする
- お腹が張る
- すっきり出た感じがしない
研究や診療で用いられるRome IV基準では、排便時のいきみ、硬い便、残便感、排便困難感、排便回数の少なさなどを総合的に見て便秘を判断します。
そのため、毎日出ていても「硬くてつらい」「出しきれない感じがある」場合は、便秘傾向と考えられることがあります。
妊活中に便秘が起こりやすい理由
妊活中の便秘には、食事だけでなく、ホルモン、自律神経、冷え、運動量、ストレスなど、いくつもの要因が関係します。
食物繊維や水分が不足している
忙しさやストレスで食事が簡単になったり、糖質中心の食事が続いたりすると、食物繊維が不足しやすくなります。
食物繊維は便のかさを増やしたり、腸内細菌のエサになったりして、便通を整える働きがあります。
また、水分が不足すると便が硬くなり、排便しにくくなることがあります。特に、食物繊維を増やしたのに水分が少ないと、かえってお腹が張ることもあります。
ストレスで自律神経が乱れやすい
腸の動きは、自律神経の影響を受けています。
妊活中は、通院、検査結果、採卵や移植の予定、仕事との両立などで、知らないうちに緊張状態が続くことがあります。
緊張やストレスが続くと交感神経が優位になりやすく、腸の動きが鈍くなったり、逆にお腹が張りやすくなったりすることがあります。
「妊活を頑張らなければ」と思うほど、身体が力み、呼吸が浅くなり、便意を感じにくくなる方もいます。
冷えや血流の低下でお腹が動きにくくなる
冷えそのものが不妊の直接原因になると断定することはできません。
ただ、身体が冷えると筋肉がこわばりやすくなり、血流や自律神経のバランスにも影響しやすくなります。
特に、下腹部、腰、骨盤まわりが冷えている方は、お腹の張りや便秘、月経痛、肩こり、睡眠の浅さなどを一緒に感じていることもあります。
妊活中は「子宮だけを温める」というより、全身の巡りを整え、お腹や骨盤まわりがリラックスしやすい状態をつくることが大切です。
運動不足で腸のぜん動運動が弱くなる
腸は、身体を動かすことで刺激を受けます。
長時間座りっぱなし、歩く量が少ない、腹筋や骨盤まわりの動きが少ない生活が続くと、腸のぜん動運動が弱くなり、便が停滞しやすくなります。
激しい運動をする必要はありません。妊活中は、ウォーキング、軽いストレッチ、骨盤まわりをゆるめる運動など、無理なく続けられる運動から始めることが大切です。
鉄剤や薬の影響
妊活中や妊娠に向けた体づくりで、鉄剤を処方される方もいます。
鉄剤は大切な治療のひとつですが、人によっては便秘や胃の不快感が出ることがあります。
また、一部の痛み止め、抗アレルギー薬、抗うつ薬、胃腸薬などでも便秘が起こることがあります。
薬を飲み始めてから便秘が強くなった場合は、自己判断で中止せず、処方医に相談しましょう。
便秘は妊活に影響する?
結論からいうと、便秘があるから妊娠できない、便秘を治せば妊娠する、という単純な話ではありません。
現時点では、「便秘そのものが不妊率を直接上げる」と断定できる質の高い研究は限られています。
ただし、便秘が続くことで、妊活の土台に間接的な影響を与える可能性はあります。
腸内環境と妊活の関係
腸には多くの腸内細菌が存在し、消化吸収だけでなく、免疫、炎症、代謝、ホルモンに関わる働きがあると考えられています。
近年は、腸内環境と女性の生殖機能、子宮内環境、卵巣機能との関連を検討する研究も増えており、「腸—子宮軸」「腸—卵巣軸」といった考え方も注目されています。
ただし、まだ研究段階の部分も多く、「腸内環境を整えれば必ず妊娠率が上がる」と断定することはできません。
大切なのは、腸内環境を整えることを妊娠のための特効法としてではなく、栄養、免疫、睡眠、ストレスケアを含めた体づくりの一部として考えることです。
栄養状態への影響
便秘が続くと、お腹の張りや食欲低下により、食事量や食事内容が偏りやすくなります。
妊活中は、葉酸、鉄、たんぱく質、ビタミンD、亜鉛、マグネシウムなど、身体づくりに関わる栄養素を意識したい時期です。
便秘によって食事が乱れると、結果的に栄養バランスが崩れやすくなります。
生活の質への影響
便秘が続くと、お腹の張り、不快感、眠りの浅さ、イライラ、気分の落ち込みにつながることがあります。
また、腹部の不快感があると、運動や夫婦生活が負担に感じられることもあります。
妊活中は、治療や検査だけでなく、毎日の体調を整えることも大切です。便秘を整えることは、生活の質を上げ、前向きに妊活を続けるための土台づくりになります。
妊活中の便秘対策|まず見直したい食べ物
妊活中の便秘対策では、薬に頼る前に、まず食事・水分・生活リズムを見直すことが基本です。
食物繊維を毎食少しずつ入れる
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
どちらか一方だけではなく、両方をバランスよく摂ることが大切です。
水溶性食物繊維を含む食べ物
- オートミール
- 大麦
- 海藻類
- オクラ
- 納豆
- りんご
- キウイ
- 豆類
- もち麦
水溶性食物繊維は、便をやわらかくしたり、腸内細菌のエサになったりする働きがあります。
不溶性食物繊維を含む食べ物
- 玄米
- 全粒粉パン
- ごぼう
- きのこ類
- さつまいも
- ブロッコリー
- 豆類
- ナッツ類
不溶性食物繊維は、便のかさを増やし、腸の動きを促す働きがあります。
ただし、便が硬い方やお腹が張りやすい方が不溶性食物繊維ばかり増やすと、かえってつらくなることがあります。その場合は、海藻、オクラ、もち麦、果物などの水溶性食物繊維も意識してみましょう。
発酵食品を取り入れる
発酵食品は、腸内環境を整える食事の一部として取り入れやすい食品です。
- みそ
- 納豆
- ヨーグルト
- チーズ
- ぬか漬け
- キムチ
- 甘酒
ただし、発酵食品をたくさん食べればよいというものではありません。塩分や糖分が多いものもあるため、毎日の食事に少しずつ取り入れるのがおすすめです。
オリゴ糖を含む食品も意識する
オリゴ糖は、腸内細菌のエサになりやすい成分です。
- 玉ねぎ
- ごぼう
- アスパラガス
- バナナ
- 大豆製品
- はちみつ
ヨーグルトにバナナを加える、みそ汁に玉ねぎやごぼうを入れるなど、普段の食事に組み合わせると続けやすくなります。
※はちみつは1歳未満の乳児には与えられませんが、妊活中の成人が通常量を食べることとは別に考えてください。
水分は「こまめに」が基本
便秘対策では、水分も大切です。
ただし、水だけを大量に飲めば便秘が改善するわけではありません。
食物繊維を摂りながら、こまめに水分をとることがポイントです。朝起きたとき、食事の前後、入浴後、運動後など、タイミングを決めて飲むと続けやすくなります。
冷たい飲み物でお腹が冷えやすい方は、常温の水や白湯、温かいお茶なども取り入れてみましょう。
妊活中の便秘におすすめの生活習慣
朝食後にトイレへ行く習慣をつくる
朝食後は、胃腸が動きやすいタイミングです。
便意がなくても、毎朝同じ時間にトイレへ行く習慣をつけることで、排便リズムが整いやすくなります。
ただし、長時間いきむのは避けましょう。強くいきみすぎると、痔や骨盤底への負担につながることがあります。
ウォーキングや軽い運動を続ける
便秘対策には、腹筋だけでなく、全身を動かすことが大切です。
妊活中は、次のような運動がおすすめです。
- 20〜30分程度のウォーキング
- 骨盤まわりのストレッチ
- 深呼吸をしながら行う軽いヨガ
- 階段を使う
- 座りっぱなしを避けてこまめに立つ
無理な運動は必要ありません。毎日少しでも身体を動かすことが、腸の動きや血流、自律神経の安定につながります。
お腹と腰まわりを冷やさない
妊活中の冷え対策では、厚着をしすぎるよりも、下腹部、腰、足首を冷やさない工夫が大切です。
- 腹巻きを使う
- 湯船につかる
- 冷たい飲み物を摂りすぎない
- 足首を冷やさない
- 夏の冷房対策をする
- 仙骨まわりを温める
冷えが気になる方は、温めるだけでなく、身体を動かして内側から巡りをつくることも意識しましょう。
ストレスをため込まない
便秘とストレスは関係しています。
妊活中は、気持ちが張りつめやすく、「結果を出さなければ」と自分を追い込みやすい時期です。
呼吸が浅い、肩やお腹に力が入りやすい、眠りが浅いという方は、自律神経が緊張しやすい状態かもしれません。
寝る前にスマートフォンを控える、深呼吸をする、湯船につかる、軽いストレッチをするなど、身体をゆるめる時間をつくってみましょう。
便秘薬や酸化マグネシウムは使ってもいい?
便秘がつらいときは、食事や生活習慣だけで無理をしすぎる必要はありません。
酸化マグネシウムなどの浸透圧性下剤は、便に水分を含ませてやわらかくする目的で使われることがあります。
ただし、妊活中、妊娠の可能性がある時期、持病がある方、腎機能に不安がある方、他の薬を飲んでいる方は、自己判断で常用せず、医師や薬剤師に相談してください。
また、市販の便秘薬や漢方薬、サプリメントも「妊活中だから安全」とは限りません。採卵前、移植前後、妊娠判定後などは、特に自己判断で増やさないようにしましょう。
妊活中の便秘で受診した方がよいサイン
次のような場合は、生活習慣の見直しだけで様子を見るのではなく、医療機関に相談しましょう。
- 急に便秘がひどくなった
- 強い腹痛がある
- 血便がある
- 体重が急に減っている
- 吐き気や嘔吐がある
- 便が極端に細くなった
- 便秘と下痢を繰り返す
- 便秘薬を使わないと出ない状態が続いている
便秘の背景に、甲状腺機能低下症、子宮筋腫、内膜症、腸の病気、薬の副作用などが隠れていることもあります。
不安なときは、早めに医師へ相談することが大切です。
妊活中の便秘と鍼灸
妊活中の便秘に対して、鍼灸は自律神経の調整、冷えや血流のケア、ストレス緩和、お腹の緊張をゆるめることを目的に行われることがあります。
鍼灸で「便秘を治せば妊娠する」と考えるのではなく、腸の動きや自律神経、睡眠、冷え、ストレスを含めて、妊活の土台を整えるサポートとして考えるとよいでしょう。
特に、次のような方は鍼灸での体づくりが合う場合があります。
- 便秘と冷えがある
- お腹が張りやすい
- ストレスで便通が乱れやすい
- 肩こりや首こりも強い
- 睡眠が浅い
- 採卵前や移植前に体調を整えたい
- 薬だけに頼らず、生活習慣も整えたい
妊活のステージは人によって異なります。タイミング法、人工授精、体外受精、採卵前、移植前後など、その時期に合わせて無理のないケアを行うことが大切です。
便秘は、妊活中の身体からの小さなサインかもしれません。
「たかが便秘」と我慢しすぎず、腸内環境や生活リズムを整えることから、妊娠に向けた身体づくりを始めていきましょう。
Q1. 妊活中の便秘は不妊の原因になりますか?
便秘そのものが不妊の直接原因になるとは断定できません。ただし、便秘が続くことで、腸内環境、栄養状態、睡眠、ストレス、生活の質に影響する可能性があります。妊活中は、体調を整える一環として便秘を見直すことが大切です。
Q2. 妊活中の便秘にはどんな食べ物がよいですか?
オートミール、大麦、もち麦、海藻、オクラ、納豆、きのこ、野菜、果物、豆類などがおすすめです。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を偏らずに摂ることが大切です。
Q3. ヨーグルトを食べれば便秘は改善しますか?
ヨーグルトが合う方もいますが、すべての方に同じように効くわけではありません。ヨーグルトだけに頼らず、食物繊維、発酵食品、オリゴ糖、水分、運動、睡眠を組み合わせて整えることが大切です。
Q4. 妊活中に便秘薬を飲んでも大丈夫ですか?
薬の種類や体調、妊娠の可能性の有無によって異なります。自己判断で常用せず、医師や薬剤師に相談しましょう。特に移植前後や妊娠判定後は注意が必要です。
Q5. 鍼灸は妊活中の便秘に役立ちますか?
鍼灸は、自律神経の調整、冷えや血流のケア、ストレス緩和、お腹の緊張をゆるめる目的で行われることがあります。便秘だけを見るのではなく、妊活中の体調全体を整えるサポートとして考えるとよいでしょう。
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📚参考文献
- Rome Foundation. Rome IV Criteria.
便秘の考え方として、排便回数だけでなく、いきみ、硬い便、残便感、排便困難感などを含めて評価する基準の参考にしています。 - Mindsガイドラインライブラリ「便通異常症診療ガイドライン2023―慢性便秘症」
慢性便秘症の診療に関する日本のガイドラインです。便秘が生活の質に影響することや、便秘症の考え方、治療選択肢を確認するために参考にしています。 - 厚生労働省 e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」
食物繊維が便のかさを増やすことや、腸内細菌に利用され腸内環境を整える働きがあることを説明する際の参考にしています。 - Mora PE, et al. The Role of the Gut Microbiota in Female Reproductive and Gynecological Health.
腸内細菌と女性の生殖機能、子宮内環境、ホルモンや免疫との関係について整理されたレビューです。腸内環境と妊活の関係を、断定しすぎない形で説明するために参考にしています。 - Physical activity and constipation: A systematic review.
身体活動と便秘の関係をまとめた系統的レビューです。便秘対策として、ウォーキングなどの中等度の運動を無理なく取り入れる考え方の参考にしています。 - AGA/ACG Clinical Practice Guideline: Pharmacological Management of Chronic Idiopathic Constipation.
慢性便秘症に対する薬物療法のガイドラインです。酸化マグネシウムなどの便秘薬について、自己判断で常用せず医師や薬剤師に相談する必要性を説明する際の参考にしています。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
妊活中の便秘やお腹の不調が気になる方へ
妊活中の便秘は、「これが原因で妊娠できない」と決めつける必要はありません。ただ、腸内環境・冷え・自律神経・ストレスなどは、妊活中の体調づくりと関わる大切なポイントです。
宇都宮鍼灸良導絡院では、お一人おひとりの治療ステージや体質に合わせて、便秘や冷え、自律神経の乱れも含めた妊活中の身体づくりをサポートしています。
お腹の張りや便通の乱れが気になる方は、無理に我慢せず、まずはお気軽にご相談ください🍀
37歳 化学流産3回 鍼灸で生理が整い妊娠【不妊鍼灸・不育鍼灸】
立て続けに、ご懐妊のご報告をいただいております。
東成区からお越しのMさん(37歳)が妊娠されました。
◆2年6ヶ月間の不妊期間
Mさんは2年6ヶ月間の不妊期間があり、
・タイミング療法×12回
・人工受精×10回
・体外受精×1回
・胚移植×1回
をされていましたが、
化学流産を2~3回あり、妊娠の維持には至っていませんでした。
初めての胚移植では、卵のグレードが良いのにもかかわらず着床しなかったようです。
宇都宮鍼灸良導絡院にお越しいただいたのは、2017年11月です。
Mさんは首肩こりが強く、ひどい時は吐き気がおこるほどだそうです。
◆移植にむけての鍼灸施術
鍼灸施術にお越しいただいたのは、2回目の胚移植の直前でした。
移植に向けてできることをアドバイスさせていただき、
スーパーライザー(レーザー療法)を追加しました。
残念ながら、2回目の移植も妊娠の継続には至りませんでした。
まだ凍結胚が残っていますが、グレードは1回目2回目時の移植に比べて劣っています。
3回めの移植に向けて、私たちにできることをさせていただきました。
・お身体の不調をとること
・子宮への血流をあげ、内膜に厚みをもたせること
・着床、妊娠の維持をしやすい環境づくり
・不安を感じている患者さんの緊張をほぐすこと
これらのことを重点におき鍼灸施術にあたらせていただきました。
移植は、不妊治療において最終段階です。
移植後の10~14日後に迎える判定日は、みなさんとても緊張されています。
緊張することは、お身体の自律神経に影響します。
緊張をほぐし、リラックスして、胚移植にのぞまれるようお手伝いさせていただきました。
そして、3回目の胚移植で、
この度、陽性反応が確認できました!
Mさん、本当におめでとうございます!!
引き続き妊娠を維持する鍼灸施術にお越しいただいております。
◆ご懐妊~お喜びの声~
Mさんのお喜びの声を掲載させていただきます。
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊
(体外受精でグレードの良い卵を移植してもダメだったので)
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください
体外受精
初期胚
ホルモン補充で(プレマリン服用、膣錠)
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
初めての鍼灸で、鍼をこわいし、お灸はあつそうで迷いましたが、思い切って来院しました。
鍼やお灸も都度、痛くないか厚くないか聞いてくださり、がんばって通院できました。
口コミで「帰りには体がポカポカになって・・」というコメント等読みましたが、私は体感できませんでした。
ですが生理がきれいな色になったり、ふくらはぎがカチカチだったのがやわらかくなったり改善されているのは感じました、
患者さんは多いですが、先生方が親身に対応して下さるので通いやすかったです。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
私自身、鍼灸治療をあまり信用していませんでしたが、(やってもどうせ、的な)
生理が劇的に変わったので、効果はあると確信しました。
まずは3ヶ月信じて通ってみるのをおすすめします。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。



































妊活中の方からは、「排卵前にお腹が張る」「採卵後の卵巣の腫れが心配」「チョコレート嚢胞があると言われた」などのご相談を受けることがあります。
鍼灸で卵巣の腫れそのものを直接治すことはできませんが、月経周期、冷え、自律神経、睡眠、ストレス、首肩こりや骨盤まわりの緊張などを確認しながら、妊活中の体づくりをサポートすることは大切だと考えています。
ただし、急な強い痛み、吐き気、息苦しさ、急激なお腹の張りがある場合は、まず婦人科や通院中のクリニックへの相談を優先してください。