
2018年の投稿記事
解渓の場所と効果|目の疲れ・胃腸・冷えに使われる足首のツボ
「目が疲れて重い」「スマートフォンやパソコンを見たあとに、頭や顔まわりがだるくなる」「足の冷えやむくみも気になる」。
このようなとき、セルフケアとして使われることがある足首のツボが、解渓(かいけい)です。
解渓は足首の前側にあるツボで、東洋医学では足の陽明胃経という経絡に属します。胃の経絡は、足からすね、お腹、胸、顔、前頭部へとつながると考えられているため、目の疲れや顔まわりの重だるさ、胃腸の不調、足の冷えなどのケアに用いられることがあります。
ただし、ツボ押しやお灸は医療機関での検査や治療の代わりになるものではありません。強い痛みや急な視力低下などがある場合は、自己判断せず眼科などで確認しましょう。


解渓とは?足首の前側にある胃の経絡のツボ
解渓は、足首の関節の前面にあるツボです。
東洋医学では、胃の経絡に属するツボとされ、胃腸の働きや顔まわり、前頭部、足首まわりの不調に対して使われることがあります。
「解」は解く、ゆるめるという意味を持ち、「渓」はくぼみを意味します。足首の前側にあるくぼみに位置することから、解渓という名前がついたといわれています。
靴ひもを結ぶあたりにあるため、ご自身でも比較的見つけやすく、セルフケアに取り入れやすいツボのひとつです。
解渓の場所|足首の前側の中央にあるくぼみ
解渓の場所は、足首の前側、内くるぶしと外くるぶしを結んだラインの中央付近です。
足首を上に反らせたときに、足首の前面に腱が浮き出ます。その腱と腱の間にできるくぼみが、解渓の目安です。
解渓の探し方
- 足首の前側を見る
- 内くるぶしと外くるぶしの中間を探す
- つま先を上に反らせる
- 足首の前面にできるくぼみを確認する
- 軽く押して、少し響くような感覚がある場所を探す
強く押さなくても、指先で軽く触れるだけでくぼみが分かることがあります。痛みを我慢して押す必要はありません。
解渓の効果|目の疲れに使われる理由
解渓は足にあるツボですが、東洋医学では目の疲れや顔まわりの不調にも用いられることがあります。
その理由は、解渓が属する胃の経絡が、足から体の前側を通り、顔や前頭部へ向かうと考えられているためです。
スマートフォンやパソコンの使用で目が疲れたとき、顔がむくむとき、前頭部が重く感じるときなどに、解渓をセルフケアとして取り入れることがあります。
解渓が使われることのある目・顔まわりの不調
- 目の疲れ
- 目の重だるさ
- 顔のむくみ
- 前頭部の重さ
- こめかみや額まわりの緊張
- 頭がすっきりしない感じ
ただし、急な視力低下、視野が欠ける、強い目の痛み、吐き気を伴う目の痛み、充血が強い場合などは、ツボ押しだけで様子を見ないようにしてください。眼科での確認が必要な場合があります。
胃腸の不調にも使われる解渓
解渓は胃の経絡に属するため、胃腸の不調に対して使われることもあります。
東洋医学では、胃腸は食べ物から気血をつくる大切な場所と考えられています。胃腸が疲れていると、体のエネルギーが不足しやすくなり、疲れやすさ、冷え、むくみ、だるさにつながることがあります。
胃腸に関係して使われることのある不調
- 胃もたれ
- 食欲の乱れ
- お腹の冷え
- 便秘
- 二日酔い
- 胃の重だるさ
目の疲れがある方の中には、睡眠不足やストレスだけでなく、胃腸の疲れが背景にある場合もあります。目だけをケアするのではなく、食事の内容、食べる時間、冷たいものの摂りすぎ、胃腸の負担もあわせて見直してみましょう。
ストレス・不眠と胃の経絡の関係
ストレスが続くと、食欲が落ちる、胃が重い、眠りが浅い、朝から疲れているといった不調を感じる方も少なくありません。
東洋医学では、胃腸の働きと心身の状態は関わりが深いと考えます。解渓は胃の経絡にあるため、胃腸の緊張や体のこわばりをゆるめる目的で使われることがあります。
ただし、強い不眠、気分の落ち込み、動悸、息苦しさなどが続く場合は、セルフケアだけで抱え込まず、医療機関や専門家に相談しましょう。
足の冷え・むくみ・足首のこわばりにも
解渓は足首の関節にあるツボのため、足まわりの不調にも使われることがあります。
特に冷えやむくみがある方は、足首まわりが硬くなりやすく、巡りが悪く感じることがあります。解渓をやさしく押したり、足首をゆっくり回したりすることで、足首まわりのこわばりをゆるめるセルフケアになります。
足まわりで使われることのある不調
- 足の冷え
- 足のむくみ
- 足首のこわばり
- 足首まわりの重だるさ
- しもやけ
- こむら返り
冷えが強い方は、ツボだけでなく、足首を冷やさない服装、湯船につかる習慣、ふくらはぎを動かす軽い運動も大切です。
解渓の押し方|強く押しすぎないことが大切
解渓を押すときは、親指や人差し指で軽く押します。
痛いほど強く押す必要はありません。少し響く、気持ちよい、じんわりする程度を目安にしましょう。
セルフケアの目安
- 片足につき5〜10秒ほど軽く押す
- 3〜5回ほど繰り返す
- 呼吸を止めずに行う
- 痛みが強い場合は無理に続けない
- 押したあとに足首をゆっくり回す
足首に腫れや強い痛みがある場合、捻挫直後、炎症が強い場合は、無理に押さないようにしてください。
解渓へのお灸の使い方
足の冷えが強いときや、ツボ押しだけでは物足りないときは、解渓にお灸を使うこともあります。
お灸をすると、足首まわりがじんわり温まり、冷えやこわばりのセルフケアとして取り入れやすくなります。
お灸をするときのポイント
- 初めての方は弱めのお灸から始める
- 熱すぎないものを選ぶ
- 「心地よい温かさ」を目安にする
- 熱いと感じたらすぐに外す
- 赤み、ヒリつき、かゆみが出たら中止する
- 同じ場所に続ける場合は皮膚の状態を確認する
- 入浴直後、飲酒後、発熱時は避ける
お灸は「熱いほど効く」というものではありません。熱さを我慢すると、やけどや低温やけどにつながることがあります。
お灸を控えた方がよい場合
お灸は手軽にできるセルフケアですが、体調や皮膚の状態によっては注意が必要です。
次のような場合は自己判断で行わないようにしましょう
- 皮膚に傷、湿疹、かぶれがある
- 強い腫れや炎症がある
- 捻挫直後など急性の外傷がある
- 糖尿病などで足の感覚に不安がある
- 熱さを感じにくい
- 妊娠中で自己判断が不安
- 煙やよもぎにアレルギーがある
- 体調が悪い、発熱している
不安がある場合は、鍼灸師や医師に相談してから行うと安心です。
この記事のまとめ
- 解渓は、足首の前側にあるツボ
- 場所は、内くるぶしと外くるぶしを結んだラインの中央付近
- 東洋医学では胃の経絡に属し、目の疲れや顔まわりの不調に使われることがある
- 胃腸の不調、足の冷え、むくみ、足首のこわばりにも用いられることがある
- ツボ押しやお灸は、痛みや熱さを我慢せず、心地よい範囲で行うことが大切
目の疲れは、目そのものだけでなく、胃腸の疲れ、睡眠不足、ストレス、冷えなどが関係していることもあります。
解渓を日々のセルフケアに取り入れながら、生活習慣もあわせて見直してみましょう。
解渓は目の疲れに効果がありますか?
解渓は、東洋医学で胃の経絡に属するツボです。胃の経絡は顔や前頭部にも関係すると考えられているため、目の疲れや顔まわりの重だるさに使われることがあります。ただし、効果には個人差があり、視力低下や強い痛みがある場合は眼科で確認しましょう。
解渓はどこにありますか?
足首の前側、内くるぶしと外くるぶしを結んだラインの中央付近にあります。つま先を上に反らせると、足首の前面にくぼみができるため、そのあたりを目安に探します。
解渓は毎日押してもいいですか?
軽く心地よい程度であれば、日々のセルフケアとして取り入れやすいツボです。ただし、痛みがある、腫れている、押したあとに違和感が残る場合は控えましょう。
解渓にお灸をしても大丈夫ですか?
冷えや足首まわりのこわばりが気になる方には、お灸が心地よいケアになることがあります。ただし、熱さを我慢せず、赤みやヒリつきが出た場合は中止してください。糖尿病などで足の感覚に不安がある方は、自己判断で行わないようにしましょう。
目の疲れが強いとき、ツボだけで様子を見てもいいですか?
一時的な目の疲れであれば、休憩やツボ押しが役立つこともあります。ただし、急な視力低下、視野の異常、強い目の痛み、吐き気を伴う目の痛み、充血が続く場合は、早めに眼科などの医療機関へ相談しましょう。
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📚参考文献
- World Health Organization. WHO Standard Acupuncture Point Locations in the Western Pacific Region.
経穴の標準部位を確認するために参考にしました。 - American Optometric Association. Computer Vision Syndrome.
パソコンやスマートフォン使用による目の疲れに関する基礎情報として参考にしました。 - Mayo Clinic. Eyestrain – Symptoms and causes.
眼精疲労の症状や原因、セルフケアの考え方を確認するために参考にしました。 - MSD Manual Professional Edition. Eye Pain.
強い目の痛みや受診が必要な症状について確認するために参考にしました。 - せんねん灸公式サイト. お灸Q&A.
家庭でお灸を行う際の注意点を確認するために参考にしました。 - National Center for Complementary and Integrative Health. Acupuncture: What You Need To Know.
鍼灸に関する安全性や注意点を確認するために参考にしました。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
目の疲れや足の冷えが続く方へ
スマートフォンやパソコンを見る時間が長くなると、目の疲れだけでなく、首や肩のこり、頭の重さ、足の冷え、胃腸の不調などを感じやすくなることがあります。
解渓のツボ押しやお灸は、ご自宅で取り入れやすいセルフケアのひとつです。ただ、疲れや冷えが続く場合は、目だけ・足だけではなく、全身の巡りや自律神経、胃腸の状態をあわせて整えていくことも大切です。
宇都宮鍼灸良導絡院では、東洋医学の考え方をもとに、お一人おひとりの体質や不調に合わせた鍼灸施術を行っています。
「目の疲れが取れにくい」「足先が冷える」「胃腸の調子も気になる」という方は、無理に我慢せず、一度ご相談ください🍀
40歳 二人目不妊 移植6回目で陽性反応【不妊鍼灸・不育鍼灸】
城東区からお越しのNさん(40歳)が妊娠されました。
Nさんは2017年7月に宇都宮鍼灸良導絡院に初めてお越しいただきました。
それまでに2年6ヶ月間の不妊期間があり、
・人工受精×10回
・顕微受精×3回
・胚移植×5回
されていましたが、結果に繋がっていませんでした。
Nさんはお二人目不妊ですので、ご夫婦ともに大きな問題があるわけではないようです。
お二人目不妊の場合、お身体の状態を整えることで妊娠しやすくなります。
採卵された後での来院でしたので、
私たちにできることは移植にむけた適切な鍼灸施術です。
・子宮内膜をフカフカの柔らかい状態に育てること
・着床後、受精卵が育ちやすい環境を整えること
移植前の刺激も大事ですし、移植後の施術もとても大事です。
6回目の移植にして、陽性反応が確認でき、8週で心拍も確認できたのですが、赤ちゃんの成長が遅かったようで、
残念ながら流産という結果になってしまいました。
Nさんは、移植前まで、鍼灸にお越し頂けていたのですが、
移植後、鍼灸は受けずに自宅で安静にされていました。
移植後に施術を受けて、不育症の方が妊娠を維持できた
という例は沢山あります。
決して「施術を受けておけば流産しなかった」と言いたいわけではありません。
流産は、やはり避けられないケースが多くあります。
ただ、
お身体を副交感神経優位の状態に保つことは、とても大切なことです。
宇都宮鍼灸良導絡院では患者さまが不安に感じるような施術内容はしておりません。
安心で安全な施術内容をご用意しております。
Nさんも、
今回は残念な結果になってしまいましたが、
次の機会に向けて、不妊鍼灸を再開されました。
不妊や不妊でお悩みの方、
ご不明な点がございましたら、
お気軽にご相談ください。
※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません
妊活中の不正出血はなぜ起こる?不妊との関係と受診の目安
妊活中の不正出血はなぜ起こる?不妊との関係と受診の目安
妊活中に、月経以外のタイミングで出血があると「このまま妊娠に影響しないかな」「ホルモンバランスが乱れているのかな」と不安になる方は少なくありません。
月経以外に起こる性器からの出血は、一般的に不正出血と呼ばれます。
不正出血は一時的なホルモンバランスの乱れで起こることもありますが、子宮や卵巣、腟などの病気が関係している場合もあります。そのため、妊活中の方は自己判断で放置せず、必要に応じて婦人科で確認しておくことが大切です。
不正出血には大きく2つのタイプがあります
不正出血は、原因によって大きく器質性出血と機能性出血に分けて考えられます。
器質性出血
器質性出血とは、子宮・卵巣・腟・子宮頸部などに何らかの病変があり、それが原因で出血している状態を指します。
たとえば、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮頸管ポリープ、子宮内膜症、腟炎、子宮頸部の異常、子宮体部の異常などが関係することがあります。
この場合は、生活習慣の見直しだけで改善を目指すのではなく、婦人科で原因を確認し、必要に応じた検査や治療を受けることが大切です。
機能性出血
機能性出血とは、明らかな子宮や卵巣の病変が見つからず、排卵やホルモン分泌の乱れが関係して起こる不正出血を指します。
特に妊活中の方では、排卵の乱れ、黄体機能の低下、無排卵周期、不妊治療で使用するホルモン剤の影響などによって、不正出血が起こることがあります。
また、強いストレス、睡眠不足、急激な体重減少、過度なダイエット、環境の変化なども、ホルモンバランスに影響することがあります。
妊活中の不正出血とホルモンバランスの関係
女性の月経周期は、主に卵胞ホルモンであるエストロゲンと、黄体ホルモンであるプロゲステロンの働きによって整えられています。
排卵が起こると、排卵後にプロゲステロンが分泌され、子宮内膜を妊娠に適した状態へ整えていきます。
しかし、排卵がうまく起こらない場合や、排卵後のホルモン分泌が不安定な場合、子宮内膜が安定して保たれにくくなり、月経以外のタイミングで出血が起こることがあります。
妊活中に不正出血があるからといって、必ず不妊の原因になるわけではありません。ただし、排卵の乱れやホルモン分泌の乱れが背景にある場合は、妊娠しやすさに関係することがあります。
不正出血が起こりやすい原因
妊活中の不正出血では、次のような原因が関係していることがあります。
- 排卵期出血
- 無排卵周期
- 黄体機能の低下
- 不妊治療で使用するホルモン剤の影響
- 強いストレスや睡眠不足
- 過度なダイエットや急激な体重減少
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
- 高プロラクチン血症
- 子宮内膜ポリープや子宮筋腫
- 子宮頸部や子宮内膜の異常
- 妊娠に関連する出血
妊娠の可能性がある時期の出血は、月経なのか、着床に関連する出血なのか、妊娠初期の出血なのかを自己判断するのが難しいことがあります。
妊活中で出血が続く場合や、いつもと違う出血がある場合は、早めに婦人科で相談しておくと安心です。
このような不正出血は早めに婦人科へ
少量の出血が一時的に起こるだけで、すぐに大きな病気を心配しすぎる必要はありません。
ただし、次のような場合は、早めに婦人科で確認することをおすすめします。
- 出血量が多い
- 出血が何日も続く
- 不正出血を繰り返している
- 強い下腹部痛を伴う
- 発熱やめまい、強いだるさがある
- 性交後に出血することが多い
- 妊娠の可能性がある
- 閉経後に出血がある
妊活中の不正出血は、ホルモンバランスだけでなく、子宮や卵巣の状態を知るきっかけにもなります。不安を抱えたまま過ごすよりも、原因を確認しておくことが大切です。
日常生活で見直したいこと
機能性の不正出血では、ストレスや生活リズムの乱れが関係していることもあります。
婦人科で大きな異常がないと確認されたうえで、身体の土台を整えるためには、日常生活の見直しも大切です。
- 睡眠時間を確保する
- 食事を抜かず、たんぱく質や鉄分を意識する
- 過度なダイエットを避ける
- 軽い運動やストレッチを取り入れる
- 冷えをため込まないようにする
- ストレスを我慢しすぎない
妊活では、排卵やホルモンだけを見るのではなく、睡眠、血流、自律神経、胃腸の働きなど、身体全体の状態を整えていくことが大切です。
東洋医学では不正出血をどう考える?
東洋医学では、不正出血を単に「出血している」という現象だけで見るのではなく、身体全体のバランスの乱れとして捉えます。
たとえば、血の巡りが悪い状態、身体を温める力が弱い状態、ストレスによって気の巡りが滞っている状態、胃腸の働きが弱く血を保つ力が低下している状態などが関係すると考えます。
妊活中の方では、子宮や卵巣だけでなく、自律神経、血流、冷え、胃腸の状態、睡眠の質なども妊娠しやすい身体づくりに関わります。
鍼灸では、血流や自律神経のバランスを整えながら、身体が本来持っている回復力を引き出すことを目指します。
ただし、不正出血の原因によっては婦人科での検査や治療が優先される場合があります。鍼灸は、必要な医療機関での確認を大切にしながら、妊活中の身体づくりをサポートする方法のひとつとして考えるとよいでしょう。
この記事のまとめ
- 月経以外の出血は、不正出血と呼ばれます。
- 不正出血には、子宮や卵巣などの病気が関係する器質性出血と、ホルモンバランスの乱れが関係する機能性出血があります。
- 妊活中の不正出血は、排卵の乱れや黄体機能、ホルモン剤の影響などが関係することがあります。
- 出血量が多い、出血が続く、痛みを伴う、妊娠の可能性がある場合は、早めに婦人科で相談しましょう。
- 婦人科で大きな異常がない場合は、睡眠、食事、冷え、ストレス、血流などを整えることも大切です。
よくある質問
妊活中の不正出血は不妊の原因になりますか?
不正出血があるからといって、必ず不妊につながるわけではありません。ただし、排卵の乱れやホルモンバランスの乱れが背景にある場合は、妊娠しやすさに関係することがあります。繰り返す場合は婦人科で確認しておくと安心です。
排卵期の出血なら心配しなくてもよいですか?
排卵期に少量の出血が起こることはあります。ただし、出血量が多い、痛みが強い、毎周期のように続く、出血期間が長い場合は、排卵期出血以外の原因も考えられるため、婦人科で相談しましょう。
不妊治療中に不正出血があるのはよくあることですか?
不妊治療では、排卵誘発剤やホルモン剤の影響で出血が起こることがあります。ただし、治療内容や周期のタイミングによって判断が異なるため、自己判断せず、通院中のクリニックに確認することが大切です。
茶色い出血なら問題ありませんか?
茶色い出血は、古い血液が少量出ている場合に見られることがあります。ただし、茶色だから必ず安全というわけではありません。出血が続く、量が増える、痛みを伴う、妊娠の可能性がある場合は受診をおすすめします。
不正出血に鍼灸はできますか?
鍼灸では、冷え、血流、自律神経、ストレス、胃腸の働きなどを整えることで、妊活中の身体づくりをサポートします。ただし、不正出血の原因によっては婦人科での検査や治療が必要な場合があります。まず原因を確認したうえで、体質改善の一環として鍼灸を取り入れると安心です。
妊活中の不正出血でお悩みの方へ
妊活中に不正出血があると、「このままで大丈夫かな」「妊娠に影響しないかな」と不安になることがあると思います。
まずは婦人科で必要な確認を行い、そのうえで身体の冷え、血流、ストレス、睡眠、胃腸の状態などを整えていくことが大切です。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の方のお身体の状態を東洋医学の視点から確認し、一人ひとりに合わせた妊娠しやすい身体づくりをサポートしています。
不正出血、ホルモンバランスの乱れ、婦人科疾患、妊活中の体質改善でお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。
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参考文献
- 日本産婦人科医会:産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2020におけるAUBの扱い
- NCBI Bookshelf:Anovulatory Bleeding
- ACOG:Abnormal Uterine Bleeding
- 厚生労働省委託事業 母性健康管理サイト:月経について
※当サイトに掲載している内容は、医学的情報の提供を目的としたものであり、診断や治療の代わりになるものではありません。不正出血が続く場合や、強い痛み・出血量の増加・妊娠の可能性がある場合は、早めに婦人科・産婦人科へご相談ください。
ICD-11に伝統医学が追加された意味とは?WHOは鍼灸を認めたのか解説
「WHOのICD-11に東洋医学が入ったということは、鍼灸の効果がWHOに認められたということ?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
ICD-11には、これまで国際疾病分類にはなかった「伝統医学の病態」に関する章が追加されました。東洋医学で用いられる「証(しょう)」などを、国際的に記録・比較しやすくするための大きな変化です。
ただし、最初に知っておきたいのは、ICD-11への収載は、WHOが鍼灸や漢方などの治療効果を全面的に認めたという意味ではないということです。
この記事では、ICD-11に伝統医学が追加された意味やWHOの考え方、日本での今後の運用、鍼灸・東洋医学との関係を分かりやすく解説します。
- ICD-11は2018年に公表され、2019年にWHO総会で採択、2022年1月1日に発効しました。
- ICD-11には「伝統医学の病態―モジュールI」が追加され、東洋医学の「証」などを国際的に分類できるようになりました。
- ICD-11への収載は、WHOが鍼灸・漢方などの治療効果を保証したという意味ではありません。
- 日本ではICD-11(2023年版)に準拠した統計分類が2027年1月1日から施行予定です。
- 妊活では医療機関での検査・治療を基本としながら、鍼灸を体調管理を支える選択肢の一つとして取り入れる考え方があります。
ICD-11とは?WHOが定める国際的な疾病分類
ICDとは「International Classification of Diseases(国際疾病分類)」の略称で、WHO(世界保健機関)が管理している疾病や健康状態の国際的な分類です。
世界各国の疾病や死亡に関するデータを、共通した基準で記録・分析・比較するために使われています。
現在の最新版であるICD-11は、2018年6月に公表され、2019年5月の第72回世界保健総会で採択されました。その後、2022年1月1日に正式に発効しています。
ICD-10から約30年ぶりとなる大きな改訂で、医学の進歩やデジタル化などに対応するとともに、新たに伝統医学に関する章も加えられました。
ICD-11に追加された「伝統医学の病態」とは?
ICD-11には、補助的に利用する章として「伝統医学の病態―モジュールI(Traditional Medicine Conditions – Module I)」が設けられています。
このモジュールでは、古代中国を起源とし、日本、中国、韓国などで発展してきた伝統医学における病態や「証」などが分類されています。
東洋医学の「証」も分類の対象になりました
「証(しょう)」とは、東洋医学で、その方に現れている症状や体質、身体全体の状態などを総合して捉える考え方です。
厚生労働省が紹介しているICD-11の伝統医学章には、たとえば以下のような分類があります。
- 寒証・熱証
- 虚証・実証
- 気血水の証
- 臓腑病証
- 経絡病証
これまで国や地域ごとに異なる形で記録されていた伝統医学の状態を、一定の共通基準で記録・集計・比較しやすくなったことが大きな特徴です。
WHOが鍼灸や漢方の効果を認めたという意味ではありません
ICD-11について特に誤解されやすいのが、この点です。
「ICD-11に伝統医学が入った=WHOが鍼灸や漢方などの有効性を認定した」わけではありません。
WHOは、伝統医学章について、伝統医学の実践の科学的妥当性や、個々の治療法の有効性を評価・保証するためのものではないと説明しています。
ICDはあくまで、病気や健康状態などを共通の基準で記録・集計・比較するための分類です。
共通の分類ができることで、今後、伝統医学がどのように利用されているのか、安全性や治療結果などを研究・評価するためのデータを集めやすくなることが期待されています。
なぜICD-11に伝統医学が追加されたの?
鍼灸や漢方をはじめとする伝統医学は、日本だけでなく、中国、韓国をはじめ世界のさまざまな地域で利用されています。
一方、従来は伝統医学独自の診断や病態を世界共通の形式で記録する仕組みが十分ではありませんでした。
そこでICD-11では、伝統医学の状態を共通の分類で記録することで、利用状況や安全性、治療結果などを集計・比較しやすくする仕組みが加えられました。
WHOは、伝統医学章を通常の医学的なICD分類と併用する任意の補助的な分類として位置づけています。
日本ではICD-11はいつから使われる?
WHOではICD-11が2022年1月1日に発効していますが、各国での導入時期は同じではありません。
日本では、厚生労働省による準備や日本語化などが進められ、ICD-11(2023年版)に準拠した「疾病、傷害及び死因の統計分類」が2027年1月1日から施行予定となっています。
統計法に基づく統計調査だけでなく、医学的分類として診療録の管理などにも活用されることが見込まれています。
つまり、ICD-11と伝統医学は海外だけの話ではなく、日本の医療情報の整理にも関係するテーマになっています。
ICD-11に伝統医学が加わった意義
伝統医学は、同じ症状がある方でも、その方の身体の状態によって異なる見立てをすることがあります。
たとえば「冷え」という一つの悩みでも、東洋医学では、冷えを感じる場所、胃腸の状態、月経、睡眠、疲れやすさ、ストレスなども確認しながら身体の状態を考えていきます。
ICD-11に伝統医学の分類が設けられたことで、このような伝統医学特有の病態や「証」についても、一定の共通基準を用いて記録・比較できるようになりました。
これは「伝統医学が西洋医学と同じ治療効果を持つと認定された」ということではなく、伝統医学について研究・評価するための共通言語が整備されたと捉える方が適切です。
西洋医学と東洋医学はどう違う?
西洋医学と東洋医学は、単純に「どちらが優れている」という関係ではありません。
現代医学では、血液検査、画像検査、ホルモン値など客観的な情報をもとに病気の原因や状態を調べ、診断・治療を行います。
一方、伝統的な東洋医学では、症状だけでなく、体質、冷え、睡眠、食欲、胃腸の状態、月経、脈や舌など複数の情報を組み合わせ、「証」として身体の状態を捉える方法が用いられてきました。
ただし、現代医学でも患者さんの生活や心理状態を含めた全人的な医療は重視されています。そのため、「西洋医学は病気だけを見る、東洋医学は人全体を見る」と完全に分けて考える必要はありません。
西洋医学と東洋医学は対立するものではありません
不妊治療を例にすると、排卵、卵管、精液所見、ホルモン値、子宮の状態、卵巣予備能、胚の状態などは、婦人科や生殖医療施設で医学的に評価することが重要です。
東洋医学や鍼灸は、その代わりになるものではありません。
そのうえで、妊活中に感じる冷え、肩や首のこり、疲労、睡眠の悩み、ストレスなどについて、体調管理を支える方法の一つとして鍼灸を取り入れる方もいます。
ICD-11への掲載と「不妊鍼灸の効果」は別の話です
ICD-11に伝統医学が収載されたことと、「鍼灸によって妊娠率が上がるか」という問題は分けて考える必要があります。
ICD-11は疾病や病態を分類・記録する仕組みであり、特定の鍼灸治療の有効性を証明するものではありません。
不妊治療における鍼灸についてはさまざまな研究がありますが、研究方法や対象者によって結果は異なります。
そのため、鍼灸だけで不妊の原因が解決したり、妊娠を保証したりするものではなく、医療機関で必要な検査・治療を受けながら、妊活中の身体づくりや体調管理を支える選択肢の一つとして考えることが大切です。
当院の不妊鍼灸で大切にしていること
宇都宮鍼灸良導絡院では、東洋医学の考え方だけでなく、現在受けている不妊治療や検査結果、月経周期なども確認しながら施術方針を考えています。
同じ「妊活中」という方でも、気になっている体調は一人ひとり異なります。
たとえば、冷え、肩こり、首こり、胃腸の不調、睡眠不足、疲れやすさ、ストレスなどについてお話を伺い、その時のお身体の状態に合わせて施術を行います。
採卵や胚移植、人工授精などの治療中の場合は、現在の治療スケジュールや体調も確認しながら、不妊治療と無理なく併用できるようにサポートすることを大切にしています。
「WHOに東洋医学が認められた」という言葉だけを見ると、鍼灸の効果そのものが認定されたように感じるかもしれません。しかし、ICD-11への収載と治療効果の評価は別のものです。
一方で、東洋医学で用いられてきた「証」などを世界共通の分類として記録できるようになったことは、伝統医学を客観的に研究・評価していくうえで重要な変化といえます。
妊活中も、医学的な検査や治療を大切にしながら、ご自身の体調を整える方法の一つとして東洋医学や鍼灸を上手に取り入れていただければと思います。
Q. WHOが鍼灸の効果を認めたということですか?
A. いいえ。ICD-11への収載は、伝統医学の病態を国際的に記録・分類するためのものです。WHOも、伝統医学の実践や個々の治療法の科学的妥当性・有効性を保証するものではないと説明しています。
Q. ICD-11の「証」とは何ですか?
A. 東洋医学で、症状や体質、身体全体の状態を総合的に捉える考え方です。ICD-11では寒熱・虚実や気血水、臓腑、経絡などに関する「証」が分類されています。
Q. 日本でもICD-11の伝統医学分類が使われるのですか?
A. 日本ではICD-11(2023年版)に準拠した統計分類が2027年1月1日から施行予定です。ただし、伝統医学章は通常の医学的分類と併用する補助的な位置づけです。
Q. 西洋医学と東洋医学はどちらを優先すればよいですか?
A. 病気の診断や不妊原因の検査、薬物治療、手術、生殖補助医療などが必要な場合は医療機関での診療が基本です。そのうえで、体調管理を支える方法の一つとして東洋医学や鍼灸を併用する考え方があります。
Q. 不妊治療中でも鍼灸を受けられますか?
A. 不妊治療と並行して鍼灸を取り入れる方もいます。採卵・胚移植など治療内容によって身体の状態が変わるため、現在の治療状況や服薬内容を伝えたうえで施術を受けることが大切です。治療方針については主治医の指示を優先してください。
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📚参考文献
- [1] World Health Organization. Traditional medicine – ICD-11 Frequently Asked Questions.
ICD-11の伝統医学章の目的、対象範囲、治療の科学的妥当性や有効性を保証するものではないことをWHOが説明しています。 - [2] World Health Organization. World Health Assembly Update, 25 May 2019.
ICD-11が2019年5月の世界保健総会で採択され、2022年1月1日に発効することが決定されたことを確認できます。 - [3] 厚生労働省. 疾病、傷害及び死因の統計分類(ICD-11準拠).
ICD-11の概要、伝統医学章の追加、日本で2027年1月1日からICD-11準拠の統計分類が施行予定であることが示されています。 - [4] 厚生労働省. ICD-10からICD-11へ(章の新設:伝統医学の病態-モジュールI).
伝統医学章に収載される寒熱・虚実、気血水、臓腑、経絡などの「証」の分類について確認できます。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
東洋医学の視点も取り入れながら、妊活中の体調を整えたい方へ
妊活中は、検査結果や治療の予定だけでなく、冷え、疲れやすさ、睡眠、胃腸の不調、肩や首のこり、ストレスなど、日々の体調が気になることもあります。
鍼灸は不妊治療の代わりになるものではありませんが、医療機関での検査・治療と並行しながら、妊活中の身体づくりや体調管理を支える方法の一つとして取り入れることができます。
大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、現在の治療状況や月経周期、睡眠、冷え、胃腸の状態、ストレスなどを伺いながら、東洋医学と生殖医療の両面を意識した妊活サポートを行っています。
「病院での治療と並行して身体を整えたい」「自分の体質や体調について一度相談してみたい」という方も、お気軽にご相談ください🍀
命門のツボとは?妊活中の冷え・腰まわりを整えるセルフケア
命門のツボとは?妊活中の冷えや腰まわりを整えるセルフケア
妊活中の方や不育症でお悩みの方の中には、「身体を温めたい」「腰やお腹まわりの冷えが気になる」「疲れやすさを整えたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、東洋医学で大切にされているツボのひとつ、命門(めいもん)についてご紹介します。
命門は「生命の門」ともいわれ、東洋医学では生命力や腎の働き、身体を温める力と関係が深いツボと考えられています。
ただし、命門を温めたり刺激したりすることで、不妊症や不育症が直接改善するという意味ではありません。妊活中の身体づくりを支えるセルフケアのひとつとして、無理のない範囲で取り入れることが大切です。
命門の場所
命門は、腰の中央にあるツボです。
一般的には、第2腰椎棘突起の下のくぼみに位置するとされています。
簡単に探す場合は、ウエストの一番細いあたりに両手をあて、背骨と交わる腰の中央付近を目安にします。
おへその真裏あたりをイメージすると、探しやすい場合があります。
東洋医学で考える命門の働き
東洋医学では、命門は「腎」と関係が深いツボと考えられています。
ここでいう腎は、西洋医学の腎臓そのものだけを指すのではなく、生命力・成長・生殖・老化・冷え・水分代謝などと関係する広い概念です。
そのため命門は、妊活中の体質ケアや、腰まわりの冷え、疲れやすさが気になる方に対して、東洋医学的に重視されることがあります。
命門はどんな不調に使われることがある?
命門は、東洋医学の考え方では、身体を温める力や気血のめぐりを整える目的で用いられることがあります。
たとえば、次のような不調がある方に対して、体質や状態を見ながら施術の中で選ばれることがあります。
- 腰の冷え
- 下半身の冷え
- 腰痛や背中のこわばり
- 疲れやすさ
- 冷えによるお腹の不調
- 月経不順や不正出血など婦人科系の不調
- 精力の低下が気になる方
- 不眠や自律神経の乱れが気になる方
ただし、不正出血、強い腹痛、発熱、急な腰痛、しびれを伴う症状などがある場合は、ツボやお灸だけで様子を見るのではなく、まず医療機関に相談することが大切です。
妊活中に命門が注目される理由
妊活では、卵子や精子の状態、ホルモンバランス、子宮内膜、年齢、生活習慣、ストレスなど、さまざまな要因が関係します。
命門は、それらを直接変えるツボというよりも、東洋医学では「冷え」「疲れ」「腰まわりの巡り」「腎の弱り」を整えるためのツボとして考えられています。
特に、腰やお腹まわりが冷えやすい方、疲れが抜けにくい方、下半身が冷えやすい方は、命門周辺を温めることでリラックスしやすくなることがあります。
妊活中は、結果を急ぎたくなる時期でもありますが、まずは日々の身体を整えることも大切です。
命門のセルフケア|お灸やカイロで温める
命門は背中側にあるため、自分で正確に押すのは少し難しいツボです。
セルフケアとして取り入れる場合は、強く押すよりも、お灸やカイロでやさしく温める方法がおすすめです。
腰の中央がじんわり温まることで、背中のこわばりがゆるみ、心身がリラックスしやすくなることがあります。
お灸を使う場合は、熱さを我慢せず「心地よい」と感じる程度で行いましょう。
カイロを使う場合は、低温やけどを防ぐため、直接肌に貼らず、衣服の上から短時間を目安に使用してください。
命門を温めるときの注意点
命門のセルフケアは、無理なく心地よい範囲で行うことが大切です。
- 熱さを我慢しない
- カイロを直接肌に貼らない
- 長時間温め続けない
- 皮膚に赤みやかゆみが出たら中止する
- 妊娠中、発熱時、炎症があるときは自己判断で行わない
- 強い腰痛やしびれ、不正出血がある場合は医療機関に相談する
特に妊娠中や不妊治療中の方は、時期や体調によって避けた方がよい刺激もあります。心配な場合は、担当の医師や鍼灸師に確認してから行いましょう。
この記事のまとめ
- 命門は腰の中央にあるツボで、東洋医学では生命力や腎の働きと関係が深いと考えられています。
- 妊活中の冷え、腰まわりのこわばり、疲れやすさが気になる方の体質ケアとして用いられることがあります。
- 命門を刺激すれば不妊症や不育症が直接改善する、という意味ではありません。
- セルフケアでは、強く押すよりもお灸やカイロでやさしく温める方法がおすすめです。
- 不正出血、強い痛み、発熱、妊娠中の不安がある場合は、自己判断せず医療機関や専門家に相談しましょう。
よくある質問
命門を温めると妊娠しやすくなりますか?
命門を温めることで妊娠率が直接上がると断定することはできません。ただし、東洋医学では冷えや疲れ、腰まわりの巡りを整える目的で使われることがあり、妊活中の身体づくりの一環として取り入れられることがあります。
命門は男性不妊にも関係しますか?
東洋医学では、命門は腎の働きや生命力と関係が深いツボと考えられています。そのため、疲れやすさ、冷え、精力の低下が気になる男性に対しても、体質を見ながら用いられることがあります。
命門は毎日温めても大丈夫ですか?
心地よい範囲で短時間温める程度であれば、セルフケアとして取り入れやすい方法です。ただし、熱さを我慢したり、長時間カイロを貼り続けたりすると低温やけどの原因になるため注意しましょう。
妊娠中に命門を温めてもよいですか?
妊娠中は体調や妊娠週数によって注意が必要です。自己判断でお灸や強い刺激を行うのではなく、担当の医師や鍼灸師に確認してから行うようにしましょう。
不正出血があるときに命門を温めてもよいですか?
不正出血がある場合は、まず婦人科で原因を確認することが大切です。ツボやお灸で様子を見るのではなく、出血の量や痛み、妊娠の可能性なども含めて医療機関に相談しましょう。
妊活中の冷えや腰まわりの不調が気になる方へ
妊活中は、検査結果や治療のスケジュールに意識が向きやすく、気づかないうちに身体も心も緊張していることがあります。
宇都宮鍼灸良導絡院では、東洋医学の視点から冷え、巡り、自律神経、胃腸の働き、腰まわりのこわばりなどを確認しながら、妊活中の身体づくりをサポートしています。
「腰やお腹まわりが冷えやすい」「疲れが抜けにくい」「妊活のために体質を整えたい」と感じている方は、無理のないケアから始めてみませんか。
ご自身の体質に合ったケアを知りたい方は、当院までお気軽にご相談ください。
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冷え性対策のお灸&ヨガ講座 大阪都島の鍼灸院&ヨガ教室
冷え症対策の【温活ぽかぽか灸&温活ヨガ】講座を
大阪の都島にあるHanae yoga studioで開催しました
今回は
冷えのタイプを診断するテストをして
ご自身の冷えがどこからきているのかを知り
タイプ別のツボの位置を覚えていただき
ご自宅でもお灸ができるようになっていただけました
お灸の後にするヨガは、体が温まっているので
ポーズがとりやすくなります
Hanae先生のヨガはわかりやすく、丁寧なので
ヨガが初めての方でも、ポーズを 楽々とこなされています
次回の【温活ぽかぽか灸&温活ヨガ】は
1月27日(土)19:00~
毎回好評で、キャンセル待ちになってしまうので
お早目にご予約くださいませ
ご予約は
宇都宮鍼灸良導絡院 0669784917
https://utsunomiya-shinkyu.jp/
Hanae yoga studio
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
35歳 二人目不妊・クロミッドの副作用ありましたが妊娠≪不妊鍼灸・不育鍼灸≫
寝屋川市からお越しのKさん(35歳)が妊娠されました。
Kさんはお二人目不妊で、2017年9月に初めて宇都宮鍼灸良導絡院にお越しくださいました。
他の鍼灸院に不妊治療で通われていたそうですが、なかなか結果に繋がらず、当鍼灸院に転院してこられました。
お一人目は人工授精で授かってらっしゃいます。
お二人目で
タイミング療法×6回
人工受精×4回
をされていました。
体外受精へのステップアップは、ご主人が前向きではなかったため、人工受精で治療を続けることになりました。
Kさんは排卵誘発剤の副作用による子宮内膜の薄さが目立っていましたので、
子宮への血流をあげるためレーザー(スーパーライザー)をあてていきました。
当鍼灸院での施術は、妊娠の可能性があるかないかで、治療内容は変わります。
可能性がある場合、身体を副交感神経優位にさせるため、刺激が弱めの内容になります。
可能性がない場合、卵巣や子宮への血流を促すよう、低周波療法を使ったり、レーザー療法をプラスしたりします。
Kさんは「鍼灸で生殖機能を整えたい」とのことで、
2ヶ月間タイミングもとらず、お休みされました。
ですので、2ヶ月間鍼灸施術の刺激をしっかり当てることができました。
その結果、お休み明けの人工受精でお見事!陽性反応が確認できました!
ご本人も「2ヶ月間休んで良かったです」とお喜びいただきました。
足の冷えやむくみの強いお身体でしたので、ご自宅でもお灸など、色々と温活をされていたのも結果に繋がったのだと思います。
妊娠中も、冷えは大敵です。
引き続き、体調管理にお越しいただいております。
↓Kさんのお喜びの声を掲載させていただきます。
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療のための体質改善
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください
人工受精6回目
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
他院に通っていましたが、中々結果が出なかったため、宇都宮鍼灸良導絡院さんへ転院しましたところ、すぐに陽性の判定をいただくことができました。
生殖機能だけでなく全身の治療を受ける事ができるので今回の様な結果につながったと思います。
治療の変化としては、今まで薄かった内膜が厚くなった事、卵子の成長が早く大きくなっていました。
又、頑固な下肢の浮腫が良くなっていることには驚きました。
先生方も皆優しく知識も豊富で安心して施術を受けることができました。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
鍼灸は妊娠にとても良いと思います。
リラックスもできますので、ぜひ通われてみてください。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
二人目不妊の原因とは?一人目は自然妊娠でも起こる理由・受診目安・検査
「一人目は自然に妊娠できたのに、なぜ二人目はなかなか授からないのだろう」と悩む方は少なくありません。
二人目不妊では、一人目の妊娠からの年齢変化、排卵や卵巣機能、子宮・卵管の状態、男性側の変化、育児による性交機会の減少など、さまざまな要因が関係することがあります。
一人目を自然妊娠していても、現在の妊孕性(妊娠する力)が以前と同じとは限りません。年齢や月経の状態によっては、長く様子を見るより早めに夫婦で検査を受けることが大切です。
- 二人目不妊は、一人目を自然妊娠していても起こることがあります。
- 年齢による妊孕性の変化、排卵、子宮・卵管、男性因子など複数の原因が考えられます。
- 35歳未満では1年、35歳以上では6か月妊娠しない場合が受診を考える目安のひとつです。
- 40歳を超えている場合や月経不順などがある場合は、期間を待たず早めに相談することがあります。
- 二人目不妊でも、女性だけでなく男性側も一緒に検査することが大切です。
二人目不妊とは?一人目を妊娠できても起こります
医学的には、一度も妊娠したことがない状態での不妊を「原発性不妊」、少なくとも一度妊娠した経験があるものの、その後妊娠に至らない状態を「続発性不妊」と呼びます。
一般に使われる「二人目不妊」は、一人目を出産したあと、二人目を希望しているものの妊娠に至らない状態を指すことが多く、続発性不妊と重なる概念です。
一人目を自然妊娠していると「夫婦ともに問題はないはず」と考えやすいですが、妊娠・出産から数年が経つ間に、身体の状態や生活環境が変化していることがあります。
二人目不妊の主な原因
二人目不妊の原因はひとつとは限りません。女性側・男性側の要因に加え、育児や仕事によって性交機会が減るなど、複数の要因が重なることもあります。
年齢による妊孕性の変化
二人目妊活で特に意識したいのが、一人目を妊娠したときから年齢を重ねていることです。
女性は年齢とともに卵巣に残っている卵胞数が減少し、卵子の染色体異常の割合も増加する傾向があります。そのため、妊娠率は年齢とともに低下し、流産の可能性も高くなっていきます。
「一人目はすぐ妊娠できた」という経験だけで現在の妊娠しやすさを判断するのではなく、現在の年齢や月経周期、不妊期間を踏まえて考えることが重要です。
産後の月経・排卵の変化
出産後、とくに授乳中は排卵や月経の再開まで時間がかかることがあります。
授乳を終えたあとも月経周期が大きく乱れている、月経が長期間こない、周期が以前と大きく変わったといった場合は、排卵やホルモンの状態を確認した方がよいことがあります。
月経のような出血があっても、必ず毎周期排卵しているとは限りません。妊活中に月経不順が続く場合は、婦人科や不妊治療専門クリニックへ相談しましょう。
子宮・卵管・子宮内膜症などの変化
一人目を妊娠したあとに、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、卵管の狭窄・閉塞などが生じたり、以前からあった病変が進行したりすることがあります。
クラミジアなどの感染症や骨盤内の炎症、手術歴などが卵管の状態に影響する場合もあります。
これらは自覚症状だけでは分からない場合もあるため、妊娠しにくい状態が続いている場合は検査で確認することが大切です。
男性側の精子の状態が変化していることもあります
二人目不妊でも、女性だけでなく男性側の確認が重要です。
一人目を妊娠したときに精子に問題がなかったとしても、現在の精子の数や運動率などが同じとは限りません。
年齢だけでなく、喫煙、肥満、一部の疾患や薬剤、精索静脈瘤などさまざまな要因が精液所見に関係することがあります。
そのため、女性側の検査だけを進めるのではなく、必要に応じて男性側も精液検査を受け、夫婦で並行して確認することが勧められます。
育児・仕事による性交機会の減少
二人目妊活では、育児や仕事で生活時間が合わず、以前より夫婦生活の回数が少なくなることもあります。
さらに、「排卵日に合わせなければ」というプレッシャーが負担となり、タイミングを取りにくくなることもあります。
身体的な原因だけでなく、実際に妊娠につながる性交機会が十分にあるかという点も、二人目妊活では確認しておきたいポイントです。
二人目不妊はいつ病院へ相談すればよい?
一般的には、避妊をせず定期的に性交渉を行っているにもかかわらず妊娠しない場合、次の時期が不妊検査を検討する目安とされています。
- 女性が35歳未満:1年間妊娠しない場合
- 女性が35歳以上:6か月程度妊娠しない場合
- 女性が40歳を超えている場合:より早い段階での相談を検討
ただし、これは「その期間まで病院へ行ってはいけない」という意味ではありません。
次のような場合は、妊活期間にかかわらず早めに婦人科や不妊治療専門クリニックへ相談することがあります。
- 月経不順や無月経がある
- 排卵しているか分からない
- 子宮内膜症や卵巣・子宮の病気を指摘されている
- 卵管の病気や骨盤内感染症の既往がある
- 男性不妊が疑われる
- 性交そのものが難しい
- 卵巣手術、抗がん剤治療など卵巣機能に影響する可能性のある既往がある
一人目が自然妊娠だった場合ほど「もう少し待てば妊娠できるかも」と受診が遅れることがあります。年齢や現在の身体の状態を基準に判断することが大切です。
二人目不妊ではどんな検査をする?
二人目不妊だから特別な検査だけを行うわけではありません。基本的には一般的な不妊検査を行い、現在の妊娠しにくさにつながる原因がないか確認します。
女性側で行われる主な検査
- 問診・月経周期の確認
- 超音波検査による卵巣・子宮の確認
- ホルモン検査
- 排卵の確認
- AMHなど卵巣予備能の参考となる検査
- 子宮卵管造影検査などによる卵管通過性の確認
- 必要に応じて子宮鏡検査など
なお、AMHは卵巣内に残っている卵胞数の目安として利用されますが、AMHだけで卵子の質や自然妊娠できるかどうかを判断することはできません。
男性側で行われる主な検査
男性側では、まず精液検査によって精液量、精子濃度、運動率、形態などを確認します。
異常がみられた場合には、泌尿器科や男性不妊外来などで診察や追加検査が行われることがあります。
二人目不妊でも、女性と男性を同時に調べることで、必要な治療方針をより早く検討しやすくなります。
二人目妊活で日常生活から見直したいこと
生活習慣を整えれば必ず妊娠できるというものではありませんが、妊活中の健康管理という意味では、無理のない範囲で生活を整えることも大切です。
- できる範囲で睡眠時間を確保する
- 欠食を避け、偏りすぎない食事を心がける
- 喫煙している場合は禁煙について相談する
- 過度の飲酒を避ける
- 無理なく続けられる運動を取り入れる
- 排卵日だけにこだわりすぎず、夫婦の負担も考える
育児をしながらの妊活では、一人目の妊活と同じように生活を整えることが難しい場合もあります。すべてを完璧にしようとせず、続けられる範囲から見直していきましょう。
鍼灸でできる二人目妊活のサポート
二人目不妊が疑われる場合は、まず医療機関で現在の状態を確認することが大切です。
そのうえで、宇都宮鍼灸良導絡院では、月経周期や治療状況に加えて、睡眠、疲労、冷えの感じ方、胃腸の調子、ストレスなどを伺いながら、妊活中の体調管理をサポートしています。
鍼灸だけで二人目不妊の原因を治療したり、妊娠を保証したりすることはできません。病院での検査や不妊治療と並行しながら、育児や仕事で疲れやすい時期の身体のコンディションを整えたい方が選択肢のひとつとして取り入れることがあります。
「一人目は自然に妊娠できたのに」と考えるほど、二人目妊活が思うように進まないことに戸惑う方もいらっしゃいます。
一人目のときと現在では、年齢や月経周期、育児による生活リズムなどさまざまな条件が変わっています。まず現在の状態を医療機関で確認し、そのうえで疲労や睡眠など体調面も無理なく整えていくことが大切です。
不妊治療と並行した身体づくりについて気になることがあれば、ご相談ください。
Q. 一人目を自然妊娠できても二人目不妊になることはありますか?
A. あります。一人目の妊娠から時間が経つことで、年齢、排卵、卵巣機能、子宮や卵管、男性側の状態などが変化していることがあります。
Q. 二人目不妊は何か月妊娠しなければ病院へ行くべきですか?
A. 目安として35歳未満では1年、35歳以上では6か月程度です。40歳を超えている場合や月経不順、子宮内膜症などがある場合には、期間を待たず早めに相談することがあります。
Q. 授乳中でも二人目妊活はできますか?
A. 授乳中でも排卵し妊娠することはありますが、授乳によって月経や排卵の再開が遅れることがあります。授乳を続けながら不妊治療を希望する場合は、治療内容によって対応が異なるため主治医へ相談してください。
Q. 二人目不妊でも夫の精液検査は必要ですか?
A. 一人目のときに問題がなかった場合でも、現在の精液所見が同じとは限りません。女性側と並行して男性側も確認することが勧められます。
Q. 二人目妊活で鍼灸を受けてもよいですか?
A. 病院での検査や治療と並行して、睡眠や疲労など妊活中の体調管理を目的に鍼灸を取り入れることはできます。治療中の場合は主治医の方針を優先してください。
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📚参考文献
- [1] World Health Organization. Infertility. 2025.
不妊症および原発性・続発性不妊の定義、男女それぞれに考えられる主な原因について解説しています。 - [2] American Society for Reproductive Medicine. Fertility evaluation of infertile women: a committee opinion. 2021.
年齢別の不妊検査開始時期や、排卵・卵管・男性側を含めた基本的な不妊検査について示しています。 - [3] American Society for Reproductive Medicine. Definition of infertility: a committee opinion. 2023.
不妊症の定義と、35歳未満・35歳以上における評価開始時期の目安について示しています。 - [4] Kato T, et al. The Current Status of Postpartum Menstrual Resumption Delay and Associated Risk Factors in Japanese Women. 2024.
日本人女性を対象に、産後の月経再開時期と授乳などの関連因子を調べた研究です。
この記事の監修者


院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)
FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)
- 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
- 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
- 日本生殖医学会会員
不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。
※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。
一人目のときと身体の状態が違うかも、と感じている方へ
二人目妊活では、一人目の育児や仕事と両立しながら妊活を進めるため、疲労や睡眠不足など体調面の負担を感じる方も少なくありません。
まずは婦人科や不妊治療専門クリニックで現在の状態を確認することが大切です。そのうえで、大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、治療状況や月経周期、日々の体調を伺いながら、妊活中の身体づくりやコンディション調整をサポートしています。
「病院での検査や治療と並行して身体を整えたい」「一人目の育児で疲れが抜けにくい」など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください🍀
41歳 慢性子宮内膜炎・子宮収縮ありましたが妊娠≪不妊鍼灸・不育鍼灸≫
北区からお越しのRさん(41歳)が妊娠されました。
Rさんは2017年8月に宇都宮鍼灸良導絡院にお越しいただきました。
それまでに、
タイミング療法×2回
人工受精×1回
体外受精×1回
胚移植×1回
で、
宇都宮鍼灸良導絡院にお越しいただいたのは、
初めての移植をしてから1週間後の、まだ判定が出る前の日でした。
不妊鍼灸を、他院にて経験されていましたので、鍼灸の知識や効果についてもよく御存じでした。
移植後は、刺激を弱めて、身体を副交感神経優位に傾ける鍼灸施術になります。
残念ながら、その移植では陰性でしたが、
次の移植に向けて、色々と検査を追加しました。
その中で、
慢性子宮内膜炎
子宮収縮
甲状腺の異常
などが認められ、それぞれお薬で処置をされています。
鍼灸では、不妊治療によるお身体のストレスをとるように心がけながら、
移植前は子宮内膜の血流をあげるための鍼灸とレーザー療法を追加し、
移植後には、特に身体をリラックスさせる施術に努めました。
その結果、
2017年12月に受けた凍結胚盤胞移植で、
お見事、陽性反応が確認できました!
現在5w3dに入り、胎のうも確認できました。
Rさん!本当におめでとうございます!
安心安全な妊婦生活がおくれるよう、
また体調管理にお越しくださいませ。
Rさんのお喜びの声を掲載いたします。
□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
不妊治療と並行して妊娠を目指すため
□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください
体外受精
4BBの胚盤胞を移植
□治療を受けていただいた感想をお聞かせください
肩こり、首が段々と楽になってきました。
スタッフの方々は、みんなアットホームな雰囲気で気軽に通うことが出来ました。
ちょっとした不妊に対しての悩みも聞いてくれたり、情報を教えてもらうことが出来たので良かったです。
□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします
不妊で悩まれているのであれば少しでも妊娠力アップのために
並行して通われてみても良いかと思います。
※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。
暴飲暴食や過度な運動で精子の質が下がる?男性妊活と抗酸化対策
暴飲暴食や過度な運動は精子に影響する?男性妊活で知っておきたい酸化ストレス
年末年始や連休中は、飲み会や外食が増えたり、生活リズムが乱れたりしやすい時期です。
「普段から筋トレをしているから健康には自信がある」「運動しているから精子も大丈夫」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、適度な運動は健康づくりに大切です。しかし、暴飲暴食・過度な飲酒・睡眠不足・喫煙・激しすぎる運動などが重なると、体内で酸化ストレスが増え、精子の質に影響する可能性があります。
この記事では、男性妊活で知っておきたい「精子と酸化ストレス」の関係、そして抗酸化力を高めるためにできる生活習慣についてわかりやすく解説します。
精子は酸化ストレスの影響を受けやすい
酸化ストレスとは、体内で発生する活性酸素が増えすぎて、細胞に負担をかけている状態のことです。
よく「体が錆びる」と表現されることがありますが、これは活性酸素によって細胞が酸化し、老化や機能低下につながるイメージです。
精子は、他の細胞に比べて酸化ストレスの影響を受けやすいと考えられています。酸化ストレスが強くなると、精子の運動率、形態、DNAの状態などに影響する可能性があります。
そのため、タイミング法、人工授精、体外受精などの治療を行っている場合でも、男性側の精子の状態を整えることは妊活において大切な視点になります。
活性酸素はすべて悪いものではありません
活性酸素と聞くと「悪いもの」という印象を持たれやすいですが、実はすべてが悪いわけではありません。
活性酸素は、免疫機能や細胞の働きにも関わっており、精子が受精に向かう過程でも一定の役割を持つと考えられています。
大切なのは、活性酸素をゼロにすることではなく、増えすぎないようにバランスを整えることです。
問題になるのは、飲酒、喫煙、睡眠不足、ストレス、栄養バランスの乱れ、過度な運動などによって、体内の抗酸化力を上回るほど活性酸素が増えてしまう状態です。
暴飲暴食が精子の質に影響する理由
年末年始やイベントシーズンは、揚げ物、加工食品、甘いもの、アルコールの量が増えやすくなります。
こうした食生活が続くと、栄養バランスが乱れ、体内の酸化ストレスが増えやすくなります。
また、飲酒量が増えると睡眠の質が下がったり、肝臓に負担がかかったりすることもあります。妊活中の男性にとっては、精子の質を守るためにも、飲酒量や食生活の見直しが大切です。
「一度食べすぎたからダメ」ということではありません。大切なのは、暴飲暴食が続かないように、数日単位で整えていくことです。
過度な運動も精子に負担をかけることがあります
運動は、血流改善、体重管理、ストレス対策の面で妊活にもプラスに働くことがあります。
ただし、激しすぎる運動を長時間続けたり、疲労が抜けない状態でトレーニングを重ねたりすると、体内で活性酸素が増え、酸化ストレスが高まりやすくなります。
特に、急に高強度の運動を始める、休養を取らずに追い込む、睡眠不足のままトレーニングを続けるといった状態は注意が必要です。
妊活中は、「運動量を増やせば増やすほどよい」という考え方ではなく、無理なく継続できる適度な運動を意識しましょう。
男性妊活で酸化ストレスを高めやすい生活習慣
精子の質を守るためには、酸化ストレスを増やしやすい生活習慣を減らしていくことが大切です。
- 喫煙している
- 飲酒量が多い
- 睡眠不足が続いている
- ストレスが強い
- 外食や揚げ物、加工食品が多い
- 野菜や果物をあまり食べない
- 過度な筋トレや激しい運動を続けている
- 疲労が抜けないまま運動をしている
これらがいくつも重なっている場合は、精子の質だけでなく、全身の健康状態にも影響する可能性があります。
抗酸化力を高めるためにできること
抗酸化力を高めるために、特別なことを急に始める必要はありません。
まずは、日々の食事・睡眠・運動・嗜好品のバランスを整えることが基本です。
- 喫煙している方は禁煙を検討する
- 飲酒量を控えめにする
- 野菜や果物を意識して食べる
- ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、セレンなどを含む食品を意識する
- 時間が経った揚げ物や酸化した油を控える
- 睡眠時間を確保する
- 激しすぎる運動を控え、休養日をつくる
- ストレスをため込みすぎないようにする
食事では、野菜、果物、魚、大豆製品、ナッツ類、卵、肉類などを偏りなく取り入れることが大切です。
サプリメントを検討する方もいますが、自己判断で多量に摂取するのではなく、必要に応じて医師や専門家に相談しながら取り入れるようにしましょう。
精子はすぐに変わるものではありません
精子は毎日つくられていますが、精子が成熟するまでには一定の時間がかかります。
そのため、生活習慣を整えたからといって、翌日にすぐ精液所見が大きく変わるわけではありません。
妊活中の男性は、少なくとも数か月単位で生活習慣を見直していくことが大切です。
「完璧にしなければ」と考えるとストレスになりますので、まずはできるところから整えていきましょう。
この記事のまとめ
- 精子は酸化ストレスの影響を受けやすいと考えられています
- 暴飲暴食、過度な飲酒、喫煙、睡眠不足、ストレスは精子の質に影響する可能性があります
- 活性酸素はすべて悪いものではありませんが、増えすぎると細胞に負担をかけます
- 過度な運動は酸化ストレスを高めることがあるため、妊活中は適度な運動と休養が大切です
- 抗酸化力を高めるには、食事、睡眠、禁煙、飲酒量、運動量を無理なく整えることが基本です
よくある質問
Q. 筋トレをすると精子に悪いのですか?
筋トレそのものが悪いわけではありません。適度な運動は健康維持に役立ちます。ただし、疲労が抜けないほどの高強度トレーニングや、睡眠不足のまま追い込む運動は、酸化ストレスを高める可能性があります。
Q. 妊活中の男性は運動を控えた方がいいですか?
運動をやめる必要はありません。大切なのは、過度に追い込みすぎないことです。ウォーキング、軽いジョギング、ストレッチ、無理のない筋トレなど、継続しやすい運動を選びましょう。
Q. 飲酒は精子に影響しますか?
過度な飲酒は、ホルモンバランスや精子形成、睡眠の質に影響する可能性があります。妊活中は、飲酒量や頻度を見直し、休肝日をつくることも大切です。
Q. 抗酸化作用のある食べ物を食べれば精子は良くなりますか?
抗酸化作用のある食品は、精子の酸化ストレス対策として役立つ可能性があります。ただし、特定の食品だけで精子が必ず改善するわけではありません。食事全体のバランス、睡眠、禁煙、ストレス対策などをあわせて整えることが大切です。
Q. 男性妊活では何から始めればいいですか?
まずは、禁煙、飲酒量の見直し、睡眠の確保、食生活の改善、適度な運動から始めるのがおすすめです。妊娠を希望している期間が長い場合や精液検査で気になる結果がある場合は、医療機関で相談しましょう。
妊活中の男性の体づくりもご相談ください
妊活というと女性側の体づくりに目が向きやすいですが、妊娠には男性側の精子の状態も深く関わります。
宇都宮鍼灸良導絡院では、東洋医学の視点から、冷え、血流、自律神経、睡眠、ストレス、胃腸の状態などを含めて、妊活中の体づくりをサポートしています。
「精液検査の結果が気になる」「生活習慣を見直したいけれど何から始めればよいかわからない」「夫婦で妊活に取り組みたい」という方は、無理のない範囲で一度ご相談ください。
生活習慣を責めるのではなく、今の状態を確認しながら、できることから一緒に整えていきましょう。
参考文献
- The Impact of Oxidative Stress on Male Reproductive Function
- Implications of lifestyle factors on male reproductive health
- 男性不妊症診療ガイドライン
- 生殖医療 Q&A 2025
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。症状や検査結果、治療方針については、必ず医師・医療機関にご相談ください。効果の実感には個人差があります。
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中脘のツボは胃もたれ・食べ過ぎに使える?妊活中の胃腸セルフケア
外食が続いたときや、つい食べ過ぎてしまったあとに、胃もたれ、消化不良、胃の重だるさを感じることがあります。
また、妊活中の方の中には、胃腸の不調だけでなく、冷え、便秘、むくみ、疲れやすさなどが気になる方も少なくありません。
今回は、胃の不調が気になるときにセルフケアとして使われることがあるツボ「中脘(ちゅうかん)」について、場所や使い方、妊活中・妊娠中に気をつけたいポイントをわかりやすくご紹介します。
中脘とはどんなツボ?
中脘の「中」は真ん中、「脘」は胃を意味するとされ、中脘は胃の中央に関係するツボとして知られています。
東洋医学では、胃腸は食べたものを消化・吸収し、身体に必要なエネルギーをつくる大切な働きと考えられています。
そのため中脘は、胃もたれ、食欲不振、消化不良、胃の重だるさなど、胃腸の働きが弱っているときのセルフケアに使われることがあります。
ただし、ツボ刺激は病気を治すためのものではなく、あくまでも日常の体調管理を助けるセルフケアのひとつです。症状が強い場合や長引く場合は、無理に様子を見ず、医療機関へ相談することが大切です。
中脘の場所
中脘は、みぞおちとおへそを結んだ線のちょうど真ん中あたりにあります。
目安としては、胸骨の下端からおへそまでを結び、その中央にあるツボです。
お腹はデリケートな場所ですので、強く押す必要はありません。手のひらをそっと当てる、やさしく円を描くように触れる、温めるなど、心地よい程度の刺激にとどめましょう。
中脘に期待される働き
中脘は、胃腸の働きを整える目的で使われることが多いツボです。
次のような不調が気になるときに、セルフケアとして取り入れられることがあります。
- 食べ過ぎによる胃もたれ
- 消化不良
- 食欲不振
- 胃の重だるさ
- ストレスによる胃の不快感
- 便秘やガスが溜まる感じ
- お腹の冷え
- 二日酔いによる胃の不快感
ただし、強い胃痛、吐き気が続く、発熱、黒い便、激しい腹痛、急な体重減少などがある場合は、ツボ刺激で様子を見るのではなく、早めに医療機関へ相談してください。
妊活中に胃腸を整えることが大切な理由
妊活中は、卵子や子宮だけでなく、胃腸の状態も大切です。
胃腸の働きが弱ると、食事から摂った栄養を十分に消化・吸収しにくくなり、身体の冷え、疲れやすさ、便秘、むくみなどにつながることがあります。
東洋医学では、胃腸は「気血をつくる土台」と考えられています。気血とは、身体を動かし、温め、栄養を届けるために大切なものです。
妊活中の身体づくりにおいても、胃腸を整えることは大切な養生のひとつと考えられています。
ただし、中脘を刺激すれば妊娠しやすくなる、という意味ではありません。妊活中の体質づくりの一環として、胃腸をいたわるセルフケアとして考えるとよいでしょう。
妊活中に胃もたれが続くときに見直したい生活習慣
胃もたれや消化不良が続くときは、中脘のセルフケアだけでなく、日常生活も一緒に見直してみましょう。
- よく噛んで食べる
- 食べ過ぎた翌日は胃に負担の少ない食事にする
- 冷たい飲み物を摂りすぎない
- 夜遅い食事を控える
- 食後すぐに横にならない
- ストレスや睡眠不足をため込みすぎない
妊活中は「何を食べるか」も大切ですが、食べたものを消化・吸収しやすい状態に整えることも大切です。
胃腸の不調があるときは、栄養を足すことばかりを考えるのではなく、まずは胃腸に負担をかけすぎていないかを見直してみましょう。
中脘と一緒に意識したい胃腸ケアのツボ
胃腸の不調が気になるときは、中脘だけでなく、体質や症状に合わせて他のツボも組み合わせて考えることがあります。
足三里
足三里は、胃腸の働きや疲れやすさのケアでよく使われるツボです。胃もたれ、食欲不振、体力低下が気になる方のセルフケアとして紹介されることがあります。
内関
内関は、吐き気や胃のむかつき、ストレスによる胃の不快感が気になるときに使われることがあります。乗り物酔いやつわりのケアで紹介されることもあります。
関元
関元は、お腹の冷えや下腹部のだるさが気になるときに使われることがあります。妊活中の冷え対策として紹介されることもありますが、妊娠中はお腹への刺激に注意が必要です。
ツボはひとつだけで考えるよりも、胃腸の状態、冷え、自律神経、睡眠、便通などを総合的に見ながら選ぶことが大切です。
当院で中脘を使うことがあるケース
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の方で「胃が重い」「食後に眠くなりやすい」「便秘やむくみがある」「お腹が冷えやすい」「ストレスで胃が不快になりやすい」といったお悩みがある場合、全身の状態を確認しながら中脘周辺や足のツボを組み合わせて施術を行うことがあります。
妊活中は、卵巣や子宮だけを見ればよいわけではありません。胃腸の働き、冷え、自律神経のバランス、睡眠、食事、便通などが身体全体の状態に関係していることがあります。
そのため当院では、良導絡自律神経測定や問診をもとに、その方の体調や周期に合わせた施術を行っています。
中脘だけを刺激すれば妊娠しやすくなるということではありませんが、胃腸の働きや冷えを整えることは、妊活中の身体づくりを支える大切な土台のひとつと考えています。
つわりの時期に中脘を使うときの注意点
中脘は、つわりによる胃のむかつきや不快感があるときに紹介されることもあります。
ただし、妊娠中のお腹への刺激は慎重に行う必要があります。特に妊娠初期は身体が敏感な時期のため、強く押したり、長時間温めたりすることは避けましょう。
妊娠中にお灸やツボ刺激を行う場合は、自己判断で無理に行わず、担当の医師や鍼灸師に相談してから行うと安心です。
中脘にはお灸も使われます
胃が冷えて停滞しやすい時期は、中脘へのお灸が使われることもあります。
大切なのは、熱い刺激を我慢することではなく、ほんのり温かく心地よい程度で行うことです。
お腹がじんわり温まることで、胃のスッキリ感やリラックス感につながることがあります。
ただし、空腹時、食後すぐ、飲酒後、発熱時、体調がすぐれないときは避けましょう。また、皮膚が赤くなりやすい方、妊娠中の方、持病がある方は、専門家に相談してから行ってください。
食べ過ぎた翌日にできる胃腸ケア
食べ過ぎた翌日は、無理に断食をするよりも、胃腸に負担をかけすぎない過ごし方を意識しましょう。
- 朝は白湯や温かい飲み物から始める
- 脂っこいものや甘いものを控えめにする
- 消化のよい食事を選ぶ
- 軽く歩いて胃腸を動かす
- 冷たい飲み物を摂りすぎない
- 早めに寝て自律神経を整える
妊活中は、食べ過ぎたことを過度に後悔する必要はありません。翌日から少し整える意識を持つだけでも、胃腸への負担を減らしやすくなります。
この記事のまとめ
- 中脘は、みぞおちとおへそを結んだ線の真ん中にあるツボです。
- 胃もたれ、食べ過ぎ、消化不良、食欲不振などのセルフケアに使われることがあります。
- 妊活中は、栄養を吸収する土台として胃腸を整えることも大切です。
- お灸をする場合は、熱すぎず、ほんのり温かい程度で行いましょう。
- 妊娠中やつわりの時期は、自己判断で強い刺激をせず、専門家に相談すると安心です。
よくある質問
中脘は食べ過ぎたあとに押してもいいですか?
食べ過ぎによる胃もたれがあるときに、やさしく触れる程度であればセルフケアとして取り入れやすいです。ただし、食後すぐに強く押すのは避けましょう。
中脘を押すと妊娠しやすくなりますか?
中脘を刺激するだけで妊娠しやすくなるわけではありません。妊活中の身体づくりでは、胃腸を整え、栄養を吸収しやすい状態を目指すことが大切です。
つわりのときに中脘のお灸をしても大丈夫ですか?
妊娠中のお腹への刺激は慎重に行う必要があります。自己判断で行わず、担当医や鍼灸師に相談してから行うことをおすすめします。
二日酔いにも中脘は使えますか?
胃のむかつきや重だるさがあるときのセルフケアとして紹介されることがあります。ただし、強い吐き気や脱水、体調不良がある場合は無理をせず休養を優先してください。
中脘のお灸はどのくらい温めればいいですか?
心地よく温かいと感じる程度で十分です。熱さを我慢する必要はありません。赤みやヒリヒリ感が出る場合はすぐに中止してください。
胃腸の不調や冷えが気になる妊活中の方へ
妊活中は、子宮や卵巣だけでなく、胃腸の働きや冷え、自律神経のバランスも大切です。
「食べても胃が重い」「お腹が冷えやすい」「便秘やむくみが気になる」「体質から整えたい」と感じる方は、無理のない範囲で身体の土台を整えていきましょう。
宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の体調や周期に合わせた鍼灸施術を行っています。
ご自身の身体の状態を確認しながら整えたい方は、まずはお気軽にご相談ください
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年末年始の胃腸不調と妊活【鍼灸で整える身体づくり】
年末年始に胃痛・胸焼け・胃もたれが起こりやすい理由
新年を迎え、本来であればゆっくり身体を休めたい時期ですが、年末の忙しさや飲み会、外食、睡眠不足などが重なり、思っている以上に身体が疲れている方は少なくありません。
特に年末年始は、暴飲暴食、不規則な生活、寒さによる冷え、運動不足などが重なりやすく、胃腸に負担がかかりやすい時期です。
そのため、胃痛、胸焼け、胃もたれ、便秘、下痢、食欲不振、身体のだるさといった不調が出やすくなります。
一時的な食べ過ぎや生活リズムの乱れによる不調であれば、食事や睡眠を整えることで落ち着くこともあります。ただし、強い痛みが続く場合、吐き気や発熱、血便、黒い便、急な体重減少などがある場合は、自己判断せず医療機関で相談することも大切です。
東洋医学で考える胃腸の働き
東洋医学では、胃腸の働きは「脾胃」として考えられ、食べたものを消化吸収し、身体に必要な「気」「血」「津液」を生み出す大切な土台とされています。
「気」は身体を動かすエネルギーのようなもの、「血」は全身に栄養を届けるもの、「津液」は身体をうるおす水分のようなものとして考えます。
胃腸の働きが弱ると、食べているのに疲れが取れにくい、身体が重い、冷えやすい、便通が乱れる、気力が出ないといった不調につながることがあります。
つまり、胃腸は単に「食べ物を消化する場所」ではなく、身体全体の元気を支える大切な場所と考えられています。
胃腸の不調と自律神経の関係
胃腸の働きは、自律神経とも深く関係しています。
忙しさやストレスが続くと、交感神経が優位になりやすく、胃腸の動きが乱れやすくなります。その結果、胃が重い、食欲がわかない、便秘や下痢を繰り返すといった症状が出ることがあります。
また、寒さによって身体がこわばると、血流が低下しやすくなり、胃腸の働きにも影響することがあります。
年末年始の胃腸不調は、食べ過ぎだけでなく、疲労、睡眠不足、冷え、ストレス、自律神経の乱れが重なって起こることも多いのです。
妊活中の方にとって胃腸を整えることが大切な理由
妊活中の方にとっても、胃腸の働きを整えることはとても大切です。
妊娠しやすい身体づくりには、卵巣や子宮だけでなく、食事から栄養を吸収し、全身に届ける力も関わっています。
どれだけ栄養に気をつけていても、胃腸が弱っていると、必要な栄養を十分に吸収しにくくなることがあります。
東洋医学では、胃腸の働きが低下すると「血」をつくる力も弱くなり、子宮や卵巣に必要な栄養が届きにくくなると考えます。
もちろん、胃腸の不調だけが妊娠しづらさの原因になるわけではありません。しかし、妊活中に疲れやすい、冷えやすい、食欲が不安定、便通が乱れやすいという方は、身体づくりの一つとして胃腸を整えておくことが大切です。
鍼灸で胃腸と自律神経を整える
鍼灸では、胃腸の働きに関係するツボや、自律神経のバランスに関わる部位へやさしく刺激を行い、身体が本来持っている回復力を引き出すことを目指します。
胃腸の不調がある方には、お腹の張り、冷え、背中のこわばり、足の冷え、首肩の緊張などもあわせて確認しながら施術を行います。
胃痛、胸焼け、胃もたれ、便秘、下痢といった症状がある場合でも、原因は人によって異なります。
食べ過ぎによる胃腸の負担が強い方もいれば、ストレスや冷え、自律神経の乱れが影響している方もいます。そのため、その方の体質や生活背景に合わせて整えていくことが大切です。
年末年始の胃腸不調を整えるセルフケア
胃腸が疲れているときは、無理にたくさん食べるよりも、まずは胃腸に負担をかけすぎない生活を意識しましょう。
- 冷たい飲み物を控え、温かい飲み物を選ぶ
- 脂っこいものや甘いものを続けて食べすぎない
- 夜遅い食事をできるだけ避ける
- よく噛んで、ゆっくり食べる
- お腹や腰まわりを冷やさない
- 睡眠時間を確保し、生活リズムを戻す
- 便秘や下痢が続く場合は無理をせず相談する
妊活中の方は、「栄養を摂らなければ」と思って無理に食べるよりも、まずは消化吸収しやすい状態に整えることも大切です。
胃腸が疲れているときは、おかゆ、具だくさんの味噌汁、温かいスープ、煮物など、胃腸にやさしい食事から戻していくのもよいでしょう。
この記事のまとめ
- 年末年始は暴飲暴食、不規則な生活、寒さ、疲労によって胃腸不調が起こりやすい時期です。
- 胃痛、胸焼け、胃もたれ、便秘、下痢は、胃腸の疲れや自律神経の乱れと関係することがあります。
- 東洋医学では、胃腸は「気」「血」「津液」を生み出す大切な土台と考えます。
- 妊活中は、栄養を摂ることだけでなく、栄養を吸収し全身に届ける力を整えることも大切です。
- 症状が強い場合や長引く場合は、鍼灸だけで判断せず、医療機関での確認も大切です。
よくある質問
年末年始の胃もたれは自然に治りますか?
食べ過ぎや生活リズムの乱れが原因であれば、食事を軽めにし、睡眠を整えることで落ち着くことがあります。ただし、胃痛が強い、吐き気が続く、黒い便が出る、体重が急に減るなどの場合は、医療機関で相談してください。
胃腸の不調は妊活に関係しますか?
胃腸の不調だけで妊娠しづらくなると決めつける必要はありません。ただ、胃腸の働きが弱ると栄養吸収や体力、自律神経のバランスに影響することがあるため、妊活中の身体づくりでは整えておきたい部分です。
便秘や下痢にも鍼灸はよいですか?
鍼灸では、胃腸の働きや自律神経のバランスを整えることを目的に施術を行います。便秘や下痢の背景には、冷え、ストレス、食生活、睡眠不足などが関わることもあるため、体質や生活習慣も含めて確認していきます。
妊活中に胃腸が弱い場合、何から始めるとよいですか?
まずは冷たいものを控える、温かい食事をとる、よく噛む、夜遅い食事を避ける、睡眠を整えることから始めてみましょう。栄養を増やす前に、胃腸が受け止めやすい状態をつくることも大切です。
胃痛があるときに鍼灸を受けても大丈夫ですか?
軽い胃もたれや疲れによる不調であれば施術の相談は可能ですが、強い痛み、発熱、吐き気、血便、黒い便などがある場合は、まず医療機関で確認することをおすすめします。
胃腸の不調が続く方へ
年末年始の疲れや食生活の乱れから、胃痛・胃もたれ・便秘・下痢などの不調が続くと、身体全体の元気も落ちやすくなります。
特に妊活中の方は、卵巣や子宮だけでなく、栄養を吸収し、全身に届ける胃腸の働きを整えることも大切です。
「胃腸が弱い」「疲れが抜けない」「妊活に向けて身体を整えたい」と感じている方は、無理に我慢せず、一度ご相談ください。
宇都宮鍼灸良導絡院では、お一人おひとりの体質や妊活状況に合わせて、胃腸・自律神経・血流のバランスを整える施術を行っています。
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➤ 妊活中の食事で「何を食べてよいのか分からない」と不安になりやすい方におすすめです。食べ物を避けすぎるのではなく、胃腸に負担をかけずに整える考え方が身につきます。
























